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[ツバキの答え>>35を聞けば、微笑して。]
……ぼくも、そのつもりだった。
じゃあ、喰らわせてやろうか。キツイのを一発。
[そう言って、陰術を展開する。その陰は、二人の気配を隠す。
ハイドビハインドの応用。さっき試していたのはこれだ。
心術で気配を断つものがあるという。それと似たことが陰術でできないか、と。
発生させた陰に自らを隠す。ほんの一瞬でいい。欺くことができれば。]
【ジャスティスK】
敵の数と目的は?
[スーに言われて、研究室を守っていたジャスティスKは、彼の戻りを見て確認した。
……確認せど、実際は動けても、戦闘は出来る状況ではない。数字に換算すると、HP50というところだろう。
それでも、悪と戦うのが存在理由で。戦えと言われたら、疑問すら差しはさまず行動するのが、戦闘用メカで]
[なのに、この相手は「守れ」と言うのだ]>>25
宜しく任されました。
特に姉さんの事を。
[それから胸の内の、姉のデータのカケラと少し話をして]
「いってらっしゃい。おかえりと言う為に待ってるから」
と言うのが生きてるっぽい、です。
相棒と友達と見つけた自慢のシップだぜー。
どうだいすごかろう。
とか。自慢したいことは自慢しちゃうのだってきっと生きてるっぽい。
[だから自重なんてしないのだ。うん、するときゃするけど。今はしないのだ。乗り込むフィロ>>36と、イリーナに、シップの説明もざっとするだろうか]
来るとき…シュライク出るときもなかなかだったけどさ。混沌の中で嵐に出くわしたら結構かなりずいぶんと激しく揺れるから。
シートベルトはしっかりお閉めください?
忘れ物はない?ちゃんと座席に掴まった?
エチケット袋の確認はおーけー?
そんじゃ。
しゅっぱつ!
[矢継ぎ早の確認の後で。シップを出発させる。
『推力』のそれそのものに乗ったようなシップは、静かに確かにあっという間に加速して。目指す先は、ナガサメマチ。奥まったところの裏手の神社。その最奥へ]
「はぱ」って、何かこう力の抜ける音だな。
あれか、これがロハスってやつか(違
「ぱぱ」だと破裂音連続で印象に残るんだが。
[手にしたブラックイーグルの感触を、
背負った鞄の中の書の感触を、確かめて。
頭の中で、必要な技を、術を、整理して――。]
強烈な不意打ち、ね――オーケー。
[セルリアン>>37が微笑と共に告げたことに、小さく頷いた。
やがて彼の術が掛かれば、ふたりしてその気配は無くなる。
スーがこつんと拳を合わせていた人型メカの調子は、
メカに詳しくない目で見ても、万全なようには見えなかった、が。
気配隠したまま、その方>>39を再び一瞥する。
術士を庇いに行けば、より傷を喰らう可能性は高いだろう。
彼は「姉」と言われた者のことを護ってくれればいい、と
その言葉はこえに出して伝えられぬまま、思う。]
[そこにいたメカには術をかけなかったのは。今編み出したばかりの術では二人を隠すのが精一杯、というのもあったけれど。
……ぱっと研究室を見た時、そこに誰か残っていれば。相手の虚を突けるのではないかという狙いもあった。
姿を隠す前に、悪戯っぽく、人差し指を立てて。そのメカに、示して。]
ここにいた二人は逃げた、って言ってくれると、嬉しいな。
[そう、告げた]**
見つけたとかマジか。
……あっ、そーいやスー、超古代シップに居たな!
[ようやく思い出して、自慢するスー>>40を指差して声を上げる。
そこで見つけたのだろうと言うことは予測出来た。
あそこで見つけたものだとしたら、その性能の高さにも納得出来る]
嵐に巻き込まれて漂流とか勘弁な。
エチケット袋は要らねー、シートベルトおっけー。
回復道具調達してねーけど、精神対戦なら要らねーかな。
よし、俺はいつでも良いぜ!
[矢継ぎ早の確認にも粗方返して、出発の合図と共にシップは静かに動き出した。
今までに乗ったことの無いような乗り心地。
加速は滑らかでこれと言った振動もあまり感じられない。
嵐に捕まることも無く、シップは順調にナガサメマチへと向かって行った]
[スーの言葉>>42にはにっこりと…でも少し不敵さも混じった、表情で。]
正義の総本山、か。………ふふ。
それなら、安心だ。
[ぼくは自分が正義かどうかなんてまだわからないけど。それでも、]
もちろん、やることやるさ。生きてるんだからね。……生きるんだからね。
[そして。スーの背中を、見送った]**
【ジャスティスK】
[本当は、姉の言葉は、大まかな意味としか聞こえず、かなり推測で補った言葉だったが。
それでも、スーのその反応>>43を見れば、大筋では間違っていなかったのではないか、と思って]
後の事は気にせず。
あなたの戦いをして下さい。
[見送った。
そしてセルリアンのハンドサイン>>44を確認して、こちらは親指を上へ立てたハンドサインを返す]
了解しました。
先程の、ウートラが来たというヘッジホッグ様の通信>>7:200で、ゲン様とジャスティスQの相棒は部屋を飛び出し、ツバキ様とセルリアン様は逃げた。
私は、事後処理の為にここに残った。
理屈は通ると思われます。
早く死ぬとがっかりな村と、楽しい村があるのだけど、この村は思いっきり後者だと思うんだけどなあ。
案外立候補が上がらなかったね。
最終日組みは墓下読むのが大変だぞお。
あー、どっかで見かけたような気がしてたけど、そういやあの時すれ違ってた?そっかそっか。フィロもいたんだ。
でも悪いね。早い者勝ちってことでひとつ。
わたしひとりのだったらいいよー、いつでも貸しちゃうよーとか言うとこだけど、これ、友達みんなのだかんね。
…なんとなく、友達みんなも、いいよー、貸しちゃうよー、って言ってくれそうな気がしないでもない。
[ほんとはもっと前にクーロンでニアミスってたことには気づかない。
なんて。これから行くとこは大変なとこだってのに、混沌の中を進むシップを動かしながら、フィロ>>45と交わす言葉はまるっきり雑談だ。
びびるのなんて、その時んなってからでいい。どうせその時になったらびびるんだから]
視界は良好、旅路は順調、ナガサメマチはもうすぐそこ。
ん。よっしゃ。リージョンに突入するよ、掴まった?
[確認する間にも、混沌を抜けたシップはナガサメマチへと突入していく]
−ナガサメマチ−
[ざぶんっと、混沌からリージョンへ入る一瞬だけ、まるで水の中に潜るような感触。きっと推進システムが切り替わったんだろう。なんて。小難しいことは知らないけれど]
これがあっちであの建物がそれで、神社はあっちー…かな。
[IRPOを出る前。ちょっとだけ聞いたツバキの言葉を頼りにシップを進める]
わぁおー。建物上から眺めるってこんな感じなんだ。
すっげ。これ。すっげ。
[シュライクやマンハッタンでは、目的地へ向かうのが最優先で、地上のよう好きにしてる余裕はなかったけれど。
こうやって目的地探すついでにでも、眺めた地上はすごい眺めだ。
うん。でも。やっぱり個人的には、自分の足で、あの中歩くのが好きかな、なんて。もう相棒と旅するときのことを考えていた頭に、ぴこーんっとシップのコントロールパネルが発した、通知音]
えーと…『重力震:微弱』…っと。すげ。ほんとにあったんだ。
よーし、向かうよー。
[声をかけつつ、パネルが示した座標へシップを進めて]
−ナガサメマチ・神社裏手−
…まじかよ。うーわー。まーじかよーう。
[パネルが示した座標、その目前。そこへと至る『道』を眺めて、声が漏れる]
ふたりとも。信じてくれる?
[約束はいっぱいだ。ここでしくじるつもりなんてないけど。なにアレやばい。
うっそうと茂った森は上空からの接近を許さず、一箇所開いた入り口から、真っ赤な装飾めいた門がずらり。
神社の裏手のそのまた奥に、向かう千本鳥居のその向こう。
ワープゲートを開ける座標は、そこにあった]
ふへっ。ふへへへへ。
[笑ったみたいな声が出るのは、やばいときが一番多い。
行けるかどうかとかじゃない。行くしかないんだ。行くんだ、絶対。
失敗しない。しくじらない。この期に及んで謀反を起こしてくれるなよ?わたしの両手]
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