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人の夢……か。
[随分と、色んな相手に会って来た。
ファシナトゥールには妖魔と、妖魔に惹かれて辿り着いたヒューマンしか居なかった。
それに比べると、ファシナトゥールを一度出てからの日々は新鮮だった様に思うのだった。]
―ちょっと前―
[ゲンの事を問えば、彼の特徴を告げる答えが返ってくる。>>81
実際に彼から言葉では聞いていない。姿も見ていない。しかし、繋いだ『きずな』を手繰れば、不思議と、同一人物だという確信が持てて]
そう、そのゲンさん。
どこか飄々としてて、でも、不思議と頼りになる、ゲンさん。
あ、連れて行ってもらえるのか。じゃあ…お願いしようかな。
宜しくね、スー。
[セルリアンとフィロ>>69>>70の話も最もだ。リージョン喰らいと言えるレベルな以上、封鎖では心もとない。
物理的に繋がっているのなら、すでに発見報告があってもおかしくは無い
確かに、そうだ。で、それに対応したスーの回答も考えると、だ。]
物理的と言うよりは、概念的に繋がっていると考えた方が良さそうな感じ、ですかね。距離と言う概念があるから、リージョン間での繋がりが弱まっているだけで。
そうなると、確かに色々厳しいですか、ね。
[んでは、私の意見はこれ位、と下がる。それから、以前スーから受け取っていたクレジットやら、ガラクタを返しておこう。]
んじゃ、スー、とりあえずこれは今から色々やるんでしょ?やりたい事、やるべき事。だから、一端、返す。シュライクに行くっていうんなら自分で渡したほうがいいだろうし、ね。
[さて、後考えるのは、自分がどうしたいか、だ。私は――]
そういえば、明日コミットする場合、延長してからコミしたら爆発的にエピ伸びる気がする……。
だが、そんなにいらないような気もするんだけどなー。
正直、普通に今日リポ吊りでも行けるような気がするんだけど。
[ケヴィン>>+48の質問に対し…]
勿論、この肉体じゃよ。
別のジャスティスを受け止めた時、「この重さなら勝てるかも」と思ったから挑んだのじゃ。
そこで100年前の当時には無かった技を披露した。それが「もず落とし」。空気投げから発展したワシの技じゃ。
近々、京で流行るじゃろう。じゃがお主のあの技を超えられなかったけどな。
あと、「ヘッドバッド」。腕や足が使えなかったら頭を使え!そんな技じゃな。
[地味に京の未来を予知する形で説明する。]
−IRPO・生体研前−
ん。それじゃあ、いったん別れる前にいっとこうか。
離れてる間、何処であいつに出くわすか分かったもんじゃなし。
[本体のところへ行くと決めたフィロ>>56に、告げる]
さーて、そんじゃ何処がいい?
好きなとこに予防接種してあげるよ。
最初ちくっとするけど。痛いのは最初だけだからさ。
何処にするかは、選ばせてあげよう。
[告げて。フィロの返答を待って、そこへ噛み付く]
『―――。―――。―――』
(ん。慣れてきたってこと、かな…)
[ラーシナに噛み付いたとき、暴れるようだった衝動が、今は聞き慣れたみたいにおとなしい。それだけ馴染んだってことなんだろうか。
これなら、副作用もたぶん、それなりに抑えられるはず…そう思いながら、体液を注入し終えて。口を離した]
[ああ、そうか。私の答えなんて決まっていた。いや、”私達”か。
目の前にいるのは姿は違えど、場面は違えど、やっぱり、英雄達だ。
ならさ、ゾクチョウ――やる事は決まってる、そうだろう?
「私達は」『俺達は』
「『英雄を、無事に、決戦の場まで、連れてってやるのが役目《ケジメ》ってもんだろうがよ!』」]
――――行くよ、私も。本体の方へ。
[だって、本体なんだ。
ならさ。どれだけの分体が、端末がいると思ってるんだ?
ひとりで寂しいならさ、形だけでもたくさんいるんだろうさ。
送り届けてやるのが、私達のやるべき事だ。]
気付かせるってもなぁ…。
意思の疎通が出来るとは思えねーんだが。
[フィロは最初から説得を諦めているのだが、スーはそうじゃない。
元々潰そうと思っていた相手を助けようというのだ。
直ぐにはそちらに考えが向かわない]
まぁでも、そこに行くまでは同じだからな。
[利用し合おうと言うスーにゆるく口端を持ち上げた]
[スーの牙がフィロの腕に緩やかに突き刺さる。
吸われるのではなく、注入される感覚。
どんな反応が起きるのかと緊張していたが、思ったほど衝撃等は無かった。
ただ、何かがぐるぐると身体の中へと巡っていく感覚が微かにある]
……終わり?
…うん、特にこれと言って違和感はねーかな。
[煩い感じはしない。
身体的な変化も、瞳がより色濃い紅に変わったくらいか]
んじゃちょっと行って来るな。
[そう皆に告げて、フィロはマンハッタンを目指すべくシップ発着場へと。
他にも向かう者が居るなら、共に移動することになるだろう]
ん。んじゃありがたく。
[イリーナからクレジットとガラクタを受け取ったのは、いつだったか>>87]
じゃあ、わたしもこれ。返しとくよ。
ありがと。助かった。
[告げて、チェーンソーを返す。現実に使ったのは、一回だけだけど。それがなかったらどうなっていたことか]
そう言うってことは、イリーナも、やりたいこととやるべきことがあると見たね。
だったら、これはイリーナが持っといた方がいいんじゃない?
[その予想は、たぶん外れてないんじゃなかろうか]
わたしの方はだいじょうぶさ。
なんたって、かみ殺しの武器は、ここにある。
[とんとん。自分の胸を叩いて示す。これから向かうのは、精神同士のしばき合いだ。胸の中に、そのイメージがちゃんとあればそれでいい。
それは、わたしにとっては、かみ殺しじゃなくて相棒を助ける役に立ったっていう、そっちの方がずっとずっと誇らしいけど。
イリーナには、そっちの方が、通りやすいと思うから]
…とか。ちょっとかっこつけすぎた自分を黒歴史扱いして恥ずかしくなるのも『生きてる』っぽい。
ああ、でもねイリーナ。
一個訂正。
わたしは、やるべきだから、行くんじゃないよ。
[それは、イリーナに、託し、託されるちょっと前に、決めたこと]
わたしはね。生きてる。だから、生きてるっぽいことしに行くのさ。
[例えばそれは、やばいことになりそうな相棒のそばについてることだったり、相棒と一緒に旅する世界を、守りに行くことだったり、可哀想なアイツをなんかしてやることだったり。
だってそれって、『生きてる』っぽいじゃないか]
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