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― IRPO・医務室 ―
……ラー、シ、ナ。
[瞼を伏せたままの状態で、そう呟いた。幻視の世界で闇が光へと変化していく。寝台の傍らに寄り添う何者かが、その言葉に反応して大きな声を発した。「ラーシナ!」 ――これは、名前だ。自分に与えられた、自分だけの、大切な名前。わたしはラーシナ。なぜこんな大事なことを忘れてしまっていたのだろう。瞼を開く。幻視の世界が撹拌され、揺らぎ、やがて現実世界へと繋がった]
[自分はどうなったのか、ここはどこなのか、を認識する前に、傍らにいた人物に抱きすくめられた。ナカジマだった。ナカジマはその体勢のまま口早に、経緯を説明する。ただ茫然とその言葉を聞いていた。記憶がうまくリンクしない。意識は覚醒しているのに、どこかあやふやだった。ナカジマは「医者を呼んでくる、野暮用があるから片が付いたらまた来る」と言い残して慌ただしく医務室を去っていた。その瞳が潤んでいたことに気付く余裕は、まだなかった]
分かってる。知ってるよ。アイツの犠牲者は、今に始まったことじゃない。そりゃあもう昔っから居るってね。知ってるさ。
[なんせ、自分もその一員だから。なんて。言わない。だって、言ったからどうだってんだ。だから、『君たちの気持ちはよく分かる。だからそこを曲げて協力して欲しい』って?
まさか。
そんなの、無理やり食べてひとつにして、死んでるみたいにしちゃうアイツと一緒だ。ぜんぜん生きてるっぽくない。
ヒトの辛さなんて分かってあげられない。できるとするなら、相棒や、ラーシナにしたみたいに、分からないまんまでも支えようって手を伸ばすか―――]
だから、フィロがどうしたいってのも、ツバキがどうしたいってのも、止めないよ。
わたしがやるのは、アイツの本体を見つけ出して、その精神に繋げること。
そっから先は、それぞれの思ったように。
[言い切る前に、答えは出てた>>53]
―――いいね。目的は別。でも、途中までのやり方は一緒だ。だからせいぜい、利用し合おうぜ。お互いさ。
[できるとするなら。こうやって、お互いの辛さなんて知らないフリで、並んで立つくらいだ]
うんうん。こういうのもなかなかに『生きてる』って感じだね。
嫌いじゃないよ。
[それから、話題は《月》に移る。フィロの指摘>>54>>55はなかなかに的確だ。
そこを、セルリアン>>63とイリーナ>>66>>67が、それぞれにフォローしてくれる]
うん、ふたりともありがと。
いや、わたしも思いつきで言ってたからさ。そういう風にいろいろ言ってもらえるのってありがたい。
そうだなー…あとは。
まぁ、月ってのは呼び方の問題で。アイツが隠れてるとしたら、きっとそういうリージョンで。
わたしだったら、たぶん感覚的に察知できる、ってのと、そこへ行く足は何とかできる、っていう、そのくらいかな。わたしから言えることは。
[…言えるとするなら。実は、わたし自身、あんまり信用してないのだ。自分のこの、腐れた灰色の脳みそを。
ただ、そこにアレだけのひらめきがあったってことは。それはもしかしたら、自分の中に残った、アイツのひとかけらが、なにかを思い出したのかもしれないっていう、そんな程度]
んー…どうだろ。
[イリーナの仮説>>68と、それに続くセルリアン>>69とフィロ>>70の疑問]
わたしもあんま理屈で分かってるわけじゃないかんねー。
ほら、自分の手に、今血が通ってますよーって考えながら、心臓動かさないじゃん?
[一応、そんな風に前置きしつつ]
…でも、まぁ、アイツに、ひとつの意識があるのは間違いない。感染したとき聞こえた声は、ひとつだった。ばかでっかかったけど。
[感覚を辿りながら、推測を加える]
もしかして分離できたとして、感染者や分体が勝手に動くってセンは薄いんじゃないかなぁ。
アイツは、とにかく『わたしとひとつにしよう』ってヤツだから。
取り込まれた時点で『アイツの一部』なんだよ。
手首から先が千切れたら、フツーは勝手に動かないじゃん?
わたしみたいなのは別として。
…戻るんなら、いいんだけどね。
―電子世界:J・Q―
…緊急事態。目標ロスト。
[人間的にいえば「やってしまった」と頭を抱えていたようなものだろうか。
全弾発射>>+28により暗いプログラムは文字通り消し飛んでしまった。
これではこのプログラムの源――恐らくは父だろうとJ・Qは推測していた――に到達することができない]
…?
[ふと、己の内部にわずかだがデータが、否、想いが流れ込む>>47
自分を守らんとする、強く、大きく、優しい想いにただ震えるばかりで]
――大丈夫、私は ここにいますよ。
[届くかはわからないが、安心してくれるようにと、はっきりと言葉にした。
あぁ、早く戻らないとあの子は心配してしまうだろうか。
泣き虫でやんちゃな友達はまたぐずぐずと泣くのだろうか。]
[今言おうとしてるのは、あんまり想像したくない事態ではある。けど]
…なにしろ、アイツが感染するってことは、異物が混ざるってことだから。
たぶん、接続が切れたら、異物が体の中に残ったまんま、ほったらかしだよ。
感染が進んでるほどやばいんじゃないかな。
[と。ここまでが、『仮に接続を斬ることができるとしたら』の話]
物理的、距離的な話かー…それこそ、どうだろね。
わたしが相棒と弟くんに感染したときの感じからして、直接接触の必要がないってのは間違いないけど。
リージョンごとに区切るのはありかも。
分体が置かれるのって、リージョンごとだし。
多少影響を弱めることができるんじゃないかって、程度には効果があるかも。ってとこかな。
完全にってのは難しいと思う。リージョン挟んでも、ある程度は繋がってたから。
[IRPOに居ながら、コーヤのラーシナのことが、ほんの少し、ほんの一瞬だけど、伝わってきた。と、これら全部、仮定の話ではあるんだけど…]
あー、わたしのほうに来るんだったら物理的にひっぱたくの諦めて。
さっきもちらっと言ったけど、分体ってそのリージョンで一番つえーヤツなんだよ。
その本体んとこ向かおうってんだからさ。
たぶん、からだとしては世界一強いやつがそこに居る。
[言ってて怖くなってきた]
ふへへ。でもさ。説得って言ったから話し合いみたいなの想像してんのかもしれないけど。
覚悟しときなよ。いや、フィロだったら安心しなよ、とか楽しみにしときな、かな?
[なんせ、シックネスをぶっ倒す、叩く。そう言い切っちゃうやつだ。でも、フィロがそういうやつだからこそ、連れて行くのも安心できる]
わたしが言う説得ってのはさ。
結局んとこつまり、精神同士のドツき合いだよ。
[つまり、そういうことだった。その結果、殴り倒すか、分からせるか。フィロと自分の違いは、そのくらいだ]
−時間軸戻って−
シュライクの中島製作所ってとこにさ。
シップを預けてあんのさ。
うん。フィロがマンハッタン行くってことなら、シップ受け取ってから迎えに行くよ。
連絡はー…
[…なんかしら言いくるめて、IRPOから通信機借りればいいかな]
うん、そんな感じで。
― 生命科学研究所 ―
[目の前のモンスターを妖魔の剣に取り込む。
その力を感じながら次なる敵を探して歩く。
その合間に、落ちていた銃火器を拾い上げた。
彼女自身は銃火器を使う心算は無いが。
もしもイリーナが再びオウミに来るのであれば渡して使えばいいだろうと。
そして彼女はさらに奥へと歩んでいく。
闇の中に人の残留思念を感じ取りながら。
その果てに、何があるのか――]
これは……?
[大型の試験管に浮かぶ薔薇。
それを興味深そうに見上げる。
元の主が居なくなった今となっても、薔薇は妖魔の力を求めているのだろうか。
メイアルの妖力に反応した見据え。
こちらへと蔦が伸びてくるがそれは幻魔で横薙ぎにしてしまって。]
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