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[尾の先に、激しい痛みが走った。血が体内を駆け巡るのを感じる。胸の中で「彼女」の存在が大きくなっていく。『たべたい、いきたい』 囁きが聞こえた。意識が半ば闇に堕ちていく。そうして、そのまま倒れ込んだ。
闇の中で幻視が訪れる。済王の古墳の光景だ。『たべたい、いきたい』――それは、「彼女」のものだけではなかった。かつての自身も持っていた感情だった。
済王の古墳に棲まう、モンスターですらない脆弱な蛇。小動物や、モンスターとの戦いに敗れ亡くなった人の死肉を『たべ』、光の射さぬ古墳の隅で本能のままに『いきて』いた記憶。
古墳に秘められた三種の神器の影響による変異体であった一匹の蛇は、生命科学研究所の所員によって捕らえられ、人造モンスターに変貌を遂げた――]
あ、あ、あ、ぅ。
たべたい、いきたい……
[すべてを思い出した。記憶を取り戻すという目的は果たされたのだ。後はもう、元に戻るだけ。『たべて』『いきる』、それだけの動物に戻る。ただそれだけのことだ]
きょおおおお!
きょおおおおおおぉぉぉぉ!
[新しく吸収した能力>>228>>231は、とても使い勝手がいい。
彼女は明るく楽しく笑った。
仏像の喉ではおぞましく不快な不協和音にしかならなかった]
[単純な攻撃、という挑発を理解できたわけではなかったが。
笑い声を止めると同時に、シュンバにむけ、ずばあ!と口から長い長い舌を槍のように突き出した]
[離れろ、と言う叫び>>147で我に返る。反射的に飛び退き、さっきまで自分がいた所を横薙ぎの一閃>>136が通り過ぎていた。汗が額を伝う。その強大な妖魔が何か言ってるのも、頭には入らず。
…と、そのとき 見慣れた黒い狼へと 剣が 振り下ろされ―― >>155]
フィローーーッ!!
[何とかしないと。でも、ここからじゃ剣は届かない。どうすれば?わかってる。術だ。術を使え。
しかし、それを、自分の声が否定する。
また、術に頼るのか。 キングダムの力に頼るのか。
ぼくは、強くなるんじゃなかったのか。キングダムの力、抜きで。]
─ ドゥヴァン・支部 ─
…………しっ ぬかと思った………
[静寂の後、扉に背を預けずるずると床へと座り込んだ。
妖魔の君相手によくぞ五体満足で逃げて来れたと思う。
それもこれも、2人の助力があってのことだった]
セルリアンもすげぇけど、ツバキもすげぇな。
あんな術見たことねーや。
[緊張しすぎて表情が強張り、賛辞を紡いでいるにも関わらず、乾いた笑いのような表情になってしまう]
ちぃ!再生能力かよ!!!
これだから…
["槍"を潜り抜け刀を跳ねあげて"舌"を切断する]
(これだから?俺はこれだから何と言おうとした?)
[脳裏に浮かぶものがある。確かに文献で見たことがある。反魂の法という術式をつかって死者の体に再び魂を吹き込む方法を。そして知っていた。本山が殺した妖魔の死体を"集めていた"ことを。]
……腐れ坊主どもめッ
――――どくんっ!
なッ…ラーシナ!?
[それが伝わってきたのは、いつだったか。ラーシナに感染した『わたし』>>232が、『わたし』>>219と接触した。
理屈を置き去りにして、感覚で分かる。そう感じる。
なんで。どうして。今回は調査で、IRPOのヒトたちがたくさん同行して、だから危険なんかないはずだって、そう思っていたのに]
ラーシナ!
[声が届くかなんて分からない。でも、言ったんだ。絶対呼ぶからって。わたしはそう言って。絶対、戻るって。ラーシナは―――]
ラーシナぁっ!!
[ラーシナはラーシナだ。わたしのトモダチ。オマエとひとつになんかならない。オマエになんか食べさせたりしない。『死んでる』みたいになんかさせたりしない。入ってくるな。入ってくるな!
その意思を、届けたい。届け。ラーシナ、答えて―――]
[>>173
大真面目に、自分を様付して呼んでくるJ・Qに少し微笑む。]
うん、無許可。
でも。人様には迷惑をかけてないし、そこは大目に見て欲しいかなー?
[目の前に怪我人や病人が居たら治療したくなるの仕方ないことでしょ?
と笑う。
「様」付けは敢えて訂正せずに。
間を見てアザミに「様。だってー。アザミも俺のことそうやって呼んでみない?」と軽口を叩いただろう。
だが。
スーが硬い声で>>202呼びかけて来た声を聞けば。]
[――けれど]
『あいしたい』
[その感情は、持ち合わせていなかったものだ。それが唯一の、『彼女』との相違点だった。繁殖は愛ではなく本能のひとつに過ぎない。愛。その言葉が胸の奥で響くとともに、中島製作所の所員たちや、スーたちの顔が浮かんだ。親愛と友情。ただの動物でなくなってから得たものだ。そして、名前。言葉を持たぬ動物には必要のなかったもの。けれど、それを得てしまった]
……わたし、は、ラーシ、ナ。
[朦朧としながらも意識が戻った。自分の名前を呼ぶ。大事な名前を。スーから分けられた「彼女」の欠片は、巨像の歯を通して本体へと帰っていった。ラーシナが有していた数少ない戦闘能力とともに。力が入らず、身体が動かない。剣の音が聞こえる。青年は無事だろうか? 地面にのたうったまま、おもむろにそちらへと視線を向ける]
[――そのとき。 それは放たれた。
『時間蝕』 その叫びとともに。>>166
妖魔の『時』の流れが遅くなる。それを放ったのは…]
ツバキ、さん……
[予測は出来ていた筈だった。出来ていた筈だったが。時術。たった一人しか、資質を持ち得ない術。
でも、その時考えていたことは。
彼女は、たった一人の時術の力を持つもの。…術自体は、確か、教われば誰でも使える筈のもの。
しかし、彼女の中に流れる力が教える。彼女は『資質』を持っているのだ。
…そして。彼女は、その力を使った。フィロを。友人を守る為に。
危険を……相手の興味を惹く>>177危険を冒してまで。
自分は、何を迷っているのか。……いや、いい。今はいい。今は…後回しだ。]
ありがとう。大抵のことは映像から読み取れたよ。
ただ。確認したいことが2点、かな。
えっと、「シックネス」が「増える形質」を持っているのは、映像から確認できた。
この「増える」方法が解るなら知りたい。
現状、これがグリランドリーのように憑依するのか、スライムのように自己分裂。そして捕食対象の姿を映してとるのか、或いは植物…菌類のように胞子を拡散するのか、何も解らないんだよね。
増殖の仕方は相手の弱点にもつながるから、それを聞きたいってこと。
もう一点は、キミは「アレ」に「触れられて」いたように見えた。
その上での、映像の中のキミと今のキミとの差異が気になる。
なにかあったのかい?
[尋ねただろう]
おい!あんた!聞こえてるか!
「あ、あ、あ、ぅ。
たべたい、いきたい……」
しっかりしやがれ!
聞こえてたら答えろ!
まず、あれは何だ!?ナガサメマチの件と関係があるのか?
もう一つ、こっちのほうが大事な質問だ。
アンタ、名前はなんていうんだ?
えでれでれでれええええ!
[舌を切られ>>237 不快で不明瞭だった声が、更に壊れてゆく。
彼女はしかし、感染者達に呼びかける。
さあ……やっていいよ?
食べていいよ……?
わたしも……たべる]
[ずしんずしんと足踏みをした]
「……わたし、は、ラーシ、ナ。」
[聞こえた、確かにそう聞こえた。声が届いたようには見えなかった。答えたようには見えなかった。だけどしっかりと彼女の名前を聞いた。]
そうか……イイモン見せてやるぜ。
オン!…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ!
『 我 降 三 明 王 也 』
[心術『明王』の効果で人の限界を明らかに超えた動きでヴァイロに迫る。人の目にはおそらくシュンバの姿が3つに見えただろう]
[顔を上げた、セルリアンの目には決意が灯っていた。
フィロが妖魔へと飛びかかる。>>186
――今だ。]
<インプロージョン>!!
[魔術の力が充ち、高温の爆発が妖魔の側で起きる。>>187… 当たれ。止まれ…]
[>>245彼女はえものが増えたと喜んだ。
しかし、この大きな体から吸収した知識は、その技を知っていた]
[だって、その技は……]
白きものよ、舞え静かに、ただ静かに。
[疾風に冷気の刃を乗せすれ違いざまに切り裂く。
そうして後ろに斬り抜けたはずのシュンバは、されどその正面に立っていた]
夜闇の道しるべ、刻めその光を持って。
[円弧の斬撃はその体に深い傷を刻みつける。
動き止まらずに更に早く更に深く。]
刹那に咲き、刹那に散れ、美しきままに。
[一瞬千撃の剣閃が光を反射しまるで花びらが舞うかの如く次々と斬りつけていく]
これで終わりだ…。
[跳躍と共に刀を跳ねあ赤い閃光が正中線走り抜ける]
―現在・ドゥヴァン・支部―
[駆け込んだ建物の内部。扉の側にいたフィロが、そのまま床へと座り込む。
その声は、讃辞を自分達に向けるが、笑顔が強ばっている。…無理もない。]
……無茶、するから……。
『ゲート』で逃げる訳には、行かなかったのかい?
[そう、さっきは必死で思いつきもしなかったことを、改めて聞く。そして、自分への讃辞には]
…二人のお陰だよ。
[そう、答えた。……その時、気付く。魔術の新たな力が、己の中に満ちていることに。]
……スー。
やくそく、わからない、なった。
……ナカジマ。
かえる、わからない、なった。
[まどろみに似た感覚に襲われる。青年の声に応えようと思った。しかし、喉が締め付けられているように思うように声が出ない。舌が絡みつくようにうねる。何とか絞り出した声は、その場にいない者のための言葉だった。次第にぼやけていく視界の中で、青年が勇敢に巨像に向けて剣を振るう姿が見えた。「正義の味方」とはこういうものだっただろうかと、場違いな考えが頭を巡る。スーやJ・Qに教えてもらわなくては。「生きたい」という意思だけは残ったまま、青年と巨像の戦いを、地上からただじっと見つめていた]
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