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妖魔 メイアルはリージョン放送 リポーターにまかせた!
妖魔 ミアプラキドゥスはリージョン放送 リポーターにまかせた!
時術使い ツバキはリージョン放送 リポーターにまかせた!
強さを求める武術家 ジャッカルはIRPO隊員 アザミにまかせようとしてだめだった!
実験体 LA-47はリージョン放送 リポーターにまかせた!
妖魔 メイアル は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
トラベラー J・Q は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
箱入り術士 セルリアン は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
賞金稼ぎ シュンバ は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
妖魔 ミアプラキドゥス は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
死に損ない スー は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
時術使い ツバキ は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
黒狼 フィロ は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
半妖 ヴァレリー は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
IRPO隊員 アザミ は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
クーロンの藪医者 ゲン は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
強さを求める武術家 ジャッカル は 時術使い ツバキ をうしろゆびさしたみたい。(ランダムとうひょう)
実験体 LA-47 は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
戦闘員 ケヴィン は 賞金稼ぎ シュンバ をうしろゆびさしたみたい。
リージョン放送 リポーター は 強さを求める武術家 ジャッカル をうしろゆびさしたみたい。
賞金稼ぎ シュンバ は 2にんからうしろゆびさされたみたい。
時術使い ツバキ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
強さを求める武術家 ジャッカル は 12にんからうしろゆびさされたみたい。
強さを求める武術家 ジャッカル は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
トラベラー J・Q は 強さを求める武術家 ジャッカル をうらなったよ。
ねぇおくさま、ききました?
あそこの戦闘員 ケヴィンさんったら○○なんですって!
[...はいやがらせのうわさをながしまくった。]
賞金稼ぎ シュンバ は 時術使い ツバキ をまもっているよ。
IRPO隊員 アザミ は 時術使い ツバキ をまもっているよ。
戦闘員 ケヴィン がどこかにいっちゃったみたい。
妖魔 ミアプラキドゥス はあいのために 戦闘員 ケヴィン のあとをおっかけちゃった。
死に損ない スー は、リージョン放送 リポーター の血を吸いました。
漁師 ビル はやじうまするのにあきたみたい。
《★占》 強さを求める武術家 ジャッカルは にんげん みたいだよ。
《★霊》 強さを求める武術家 ジャッカルは にんげん みたいだよ。
のこってるのは、妖魔 メイアル、トラベラー J・Q、箱入り術士 セルリアン、賞金稼ぎ シュンバ、死に損ない スー、時術使い ツバキ、黒狼 フィロ、半妖 ヴァレリー、IRPO隊員 アザミ、クーロンの藪医者 ゲン、実験体 LA-47、リージョン放送 リポーターの12にんだよ。
本日のランダムイベントは、
6(6)です。
1)シップ運行関係
2)術資質関係
3)特殊モンスター・メカ関係
4)強力武具関係
5)超古代文明関係
6)戦闘関係
連日同様、吊襲希望者はメモにて立候補して下さい。
立候補がない場合、
本日の吊りは<<賞金稼ぎ シュンバ>>
襲撃は<<実験体 LA-47>>です。
また本日より、立候補に加えて「ラスボス戦しようぜ!」主張も可能とします。
臨時ニュースです。
2(3)1:人間ラスボス 2:妖魔ラスボス 3:モンスターラスボス
を、ドゥヴァンにて見かけたと言うニュースが入りました。
戦闘に巻き込まれたくない一般人は、お近づきにならないよう、お願いします。
―IRPO・闘技場―
[羅刹掌よりも強力な威力…...は勝利確信した…だが…]
…まだじゃと……?
[ジャスティスKはまだ倒れては居なかった…。腕は折れ、使えるのは足と頭のみ…。
...が残されたの絶望のはずだったが…まだ戦い続ける]
武士道は…この位では……消えん!
【ジャスティスK】
……!!
[推測と判断を重ねるジャスティスが、驚きを得るのは貴重なことだ。
人間は、「成長」する。>>3:293 それは時に推測と判断をも上回る。
投げ技の連携。
破壊と暴力の権化であるその技の前に、ジャスティスKの剣は折れて装甲は吹き飛び、コードがちぎれパーツが砕かれた]
メモリしておきましょう、その名前を>>3:295
[……だが、ジャスティスはまだ倒れていなかった。
メカに痛みはない。だから、ダメージにかかわらず平常通りの声でそれを言うと、剣闘マスタリーを強制終了。
そして起動するのは、「猛虎プログラム」]
タイガーランページ!!!
[剣も銃もない今、最後に頼るのが拳なのは、メカも同じだった。
ジャスティスKは猛烈な勢いのパンチラッシュを繰り出した]
だれかにめんどうをおしつけちゃうよ。
時術使い ツバキは リージョン放送 リポーターに せきにんをまるなげしたよ。
[WPが少ないにも関わらずDSCが使えたのは閃きと達人…。???はDSCかと思ったらダミーで実は「もず落とし」。
ジャスティスKにそれなりの印象>>1を与えたのかもしれない…。でも...の敗北は確定だった…。]
まだ終わっておらん!
[ジャスティスKは猛虎プログラムを起動…タイガーランページを食らいつつもまだ倒れない…。]
それで…終わり…かね……次はこの蹴り…ぐっ…
[キックで蹴ろうとするが倒れる…。それと同時に…IRPO隊員が突入して来た…。
予想外の展開に…何も言えない……]
【ラス・アルゲティ】
[ラスは。
余りの強さに天敵すらいない妖魔の君は驚愕していた。
身動きを止められる。それも、自分の所有物でしかないはずの、ただ一人の妖魔の娘に]
[かつてない程の屈辱だった。
堪え切れない憤怒の炎が身を焼くようだった。
その上更に、目の前で、自分の所有物が、ただの人間に奪われた。
それを見ているしかなかった]
[ぱりぱりとラスの体を静電気のようなものが取り巻いた。
術に干渉し、その効果を力づくで打ち消す。
髪が乱れ、ラスの美しさに傷がついたが、誇りについた傷に比べれば些細な物だった]
……許さぬ。
[声が出た。術が破れかかっている]
─ マンハッタン・競売会場 ─
………お?
[高らかに落札決定の合図が鳴る。
フィロの最後の一声に対し入札を重ねる者が居なかったため、落札と相成ったのであった]
うわ、マジで落札しちまった。
[落札した当人が一番驚いて居たと言う。
しばらく紅い瞳をぱちくりさせていたが、係員に別室へと案内されて、即金で『キューブ』を手に入れるに至る]
んー。
取りに来てもらって、確実に持ち帰ってもらった方が良いかな。
[『キューブ』をマジマジと見詰めながら、通信機を取り出して落札した旨をサビオへと伝える。
その報に大喜びした彼だったが、『キューブ』が手元に届いたと同時、訴えてやると支部で大騒ぎしたのだった**]
【ジャスティスK】
[ジャスティスKは殴った。殴って殴って、殴り抜いた。
自らの動きで自らに損傷が起こり、アラームが鳴っても殴り続けた。
しかし、人間は性懲りもなくまだ喋った]
『それで…終わり…かね……次はこの蹴り…ぐっ…』
[これはなんだ。
こんな「悪」は見た事がない。
どんな時も諦めず、どこまでも戦い続ける。
それはまるで「正義」のようだ]
[それはまるで「恐怖」だった。
自分の存在を否定されるような「恐怖」。
邪魔が入らなければ、ジャスティスKはそのまま人間にとどめを刺し、後顧の憂いを断っていただろう。
しかし]
『ジャスティスK!』
[そこへIRPO隊員が、闘技場に突入してきた。
ボロボロのジャスティス、殴られている人間を見て、隊員は慌てて二人を引き離す]
私は悪を倒さねば!
[ジャスティスKの抗議は、しかし、それ以上殴ると貴方の体が危険だ、という隊員によって封じられた。
ジャスティスKは、人間が運ばれていくのを、見つめるしかなかった]
[体が硬直する。床が近づく。
時が止まったわけではなく、ただ動かないだけ。
ではきっと、あの床にあたれば痛いのだろうな、と思うが、まぶたさえ閉じられない。
しかし、その瞬間はいつまでも来なかった。
抱きとめる強くて暖かい腕>>3:296
彼だけでも逃げて貰いたかったのに。
自分は足手まといなのに]
>>3
[そして。ケヴィンの覚醒が途切れ、周囲のトワイライトゾーンは不安定となっていた。
空間がねじれ、光りが曲がり、闇が彷徨っている。
"失敗作"の理由。
それは、空間が安定しないことにあった。
空術の資質が必要、とされたのはこのためだ。
使用すること自体は、可能でも。
閉じることが、出来なかったのだ。]
[そうして、空間がいくつかに収束していく。
現実世界へと戻っていくが、同時にいくつかの"ゲート"が開き、周囲を飲み込んでいった。
魔術の素質も無いため、ゲートの先は他のリージョンや……あるいは、もっと別の何かに繋がってしまっているだろう。]
【ケヴィン】
>>3
[そして。ケヴィンの覚醒が途切れ、周囲のトワイライトゾーンは不安定となっていた。
空間がねじれ、光りが曲がり、闇が彷徨っている。
"失敗作"の理由。
それは、空間が安定しないことにあった。
空術の資質が必要、とされたのはこのためだ。
使用すること自体は、可能でも。
閉じることが、出来なかったのだ。]
[そうして、空間がいくつかに収束していく。
現実世界へと戻っていくが、同時にいくつかの"ゲート"が開き、周囲を飲み込んでいった。
魔術の素質も無いため、ゲートの先は他のリージョンや……あるいは、もっと別の何かに繋がってしまっているだろう。]
[戦闘途中でIRPO隊員に「邪魔するな!ワシは悔いは無い」と言いたいが…言えなかった。]
―闘技場外―
[救急隊員に運ばれつつ、...は誰かに出会う…。確か…先ほどのクレイン研究所にいた人物だと思う…
無事かどうか聞かれたら…]
ハハハ…すまぬ……醜態とはいえ…大丈夫じゃ……。
ワシは……象が踏まれても…壊れない象…のしぶとさ…じゃからな……。
むしろ……戦って満足じゃ……
[そして…取り出したのは>>3:179の…]
ワシのバックパックを…。この中に…傷薬とかある…。
[ガラクタについて説明する...。J・Q、スー、ラーシナに見せれば…わかるらしい…]
後は…頼んだぞ……。
[...はIRPO病院へ搬送させられた。**]
【ジャッカル】
[戦闘途中でIRPO隊員に「邪魔するな!ワシは悔いは無い」と言いたいが…言えなかった。]
―闘技場外―
[救急隊員に運ばれつつ、...は誰かに出会う…。確か…先ほどのクレイン研究所にいた人物だと思う…
無事かどうか聞かれたら…]
ハハハ…すまぬ……醜態とはいえ…大丈夫じゃ……。
ワシは……象が踏まれても…壊れない象…のしぶとさ…じゃからな……。
むしろ……戦って満足じゃ……
[そして…取り出したのは>>3:179の…]
ワシのバックパックを…。この中に…傷薬とかある…。
[ガラクタについて説明する...。J・Q、スー、ラーシナに見せれば…わかるらしい…]
後は…頼んだぞ……。
[...はIRPO病院へ搬送させられた。**]
【ラス・アルゲティ】
[悪趣味な空間が、更に悪趣味に歪んでいく。>>8
耐えきれない気持ちの悪さ。
そして……そのゲートひとつが、ラスの体を包んだ]
[怒りの声を残し、ラスはどこへとも知らぬ場所へ落ちていく。
着いた先は……印術と秘術の中心地、ドゥヴァン]
――IRPO・一室――
[イリーナは来訪者として暫く行く所も無いと言う事もあり、部屋を与えられていた。とはいえ、どんな代物を持っているのか、チェックされるのは当然の事と言える。
そのため、自分の世界から持ってきたものを広げる事になったのだった]
えーと、それは傷薬のようなものですね。
[青い薬瓶。IRPO側の認識に出来るだけあわせた説明を行っていく。
その調子で、中世風……ファシナトゥール風とでも言うべきな、鎧や盾、についての説明を行っていく。
本については陽術、と分類されるらしいものの本と返す。他にもこういった本はあるが、貴重品なので読んで居ないと返していた。
しかし、IRPOの職員はその中でとても異質な物を発見する。
それは鋼鉄の重たい何か。
刃が回転するらしいと見られるもの。]
あ、それは――、伝説の武器、と言われているものです。
[真面目な真剣な顔で、触れるな、と制止し、電源を入れさせないようにする。残りの使用回数は僅かな代物なのだから。]
しかしあれだなー。
初回が、ウートラとシックネス、
二回目が、ラスアゲとジャスティスKって、
これ綺麗にラスボスの見せ場も貰えていて、本当にありがたい限り。
各指定ラスボスPCが1人ずつ減ってるので、平等なのもいいね。
しかし、ラスがラスボスなPCが絶滅しそう。
とはいえ、私にはまだ扱えないのでそのままにしてあります。
それを扱うには筋力が必要なんです。然るべき”人間”が使えば、”かみさま”をもバラバラに出来るという伝承がありまして。
実際、私がいた…えーと、仮名で《塔》のリージョンとしますけれど、今まで通交がなかったのは、その”かみさま”の箱庭のままの状態で、その”かみさま”が唯一の出入り口を封鎖していた上に、”かみさま”が倒されても誰もその先に行こうとしなかった事で、外への繋がりを誰も持ちえなかった事にあると思いますから。
[で、その”かみさま”を倒したとされる武器が此処にあるのは何故?と問われて、ああ、と頷く。
英雄がいたのは過去の話。世代が変わっているのだと説明する。彼らの遺品なのだ、と。
それから、何故銃器にも理解を示すのが早かったのか、シップを動かせた理由については]
それは、塔の一部には、そうした科学を発展させた場所も存在しているから、ですね。例えば銃器も売っていますし、元々この伝説の武器も、そこにあったものらしいですし。
[その後も会話は続くが、判明した事、《塔》のリージョンの特徴を纏めると、科学も魔法も存在し、独特の種族への誤解はあれど、きちんと人がいる場所で交流さえ出来れば装備を整えやすい場所ではある、と言う事だ。この話が広がり、シップで行ける様になれば、力を求める者にとっては、特にヒューマンにとっては新たな力となるのかもしれない。**]
【ジャスティスK】
─ IRPOメカ修理室 ─
[治療室とは別の一室。
医者ではなくメカニックが詰めるその部屋は、メカのための修理室だ。
ジャスティスKを修理・調整してくれる博士はもういない。だから、ジャスティスはそこへ向かった]
[出迎えたのは、特殊工作機RPR。メカを修理するメカだ。
足元は安定性を重視したキャタピラ。それぞれ違った修理器具がついたアームは、8本もある。
どこにでもある汎用メカだ]
『随分派手に壊されたね。
さあ、横になってごらん』
[しかし、汎用機と違って、砕けた口調だった。誰かが調整したのだろう。
ジャスティスKは言われたとおりに、修理台へ登る]
[特殊工作機RPRは、手慣れたしぐさで、ジャスティスKの四肢を、固定して行く]
『内部まで破損が来てるな。
一度、動力を落として再起動するよ。なあに心配しなくていい。君に痛みは存在しないのだから、K』
[ジャスティスKの思考回路に、危険信号が走った。
「ジャスティス」と略す者は多いが、「K」と略すのはこの世でたった一人、クレイン博士しか──!]
[……しかし、ジャスティスKが四肢を固定する拘束を砕くより早く、特殊工作機RPRの特殊アームが、ジャスティスの全動力をカットしていた]**
>>14
試みとしては面白いのだけど、交流としては難しい設定ですねー。
うーん……普通のヒューマンの方が動きやすかったと思うのですが。
イリーナの為にも、サガフロ世界観重視の判断を下すべきだったかもしれません。
ここ、私の判断ミスですな。
─クーロン・裏町の安宿─
[そしてシュンバはいつも通りの朝を迎える。名前も顔も覚えのない女を寝床から追い出し、手早く身支度を整えると腰に差した月下美人を抜き放つ。]
(しばらくはお前に頼ることになるな)
[窓の隙間から差す陽の光を跳ねる。それは極上の笑みを返したようにも感じられた。]
それにしてもまずったな。
連絡方法を決めて無かったからあのお嬢ちゃんと合流できねぇぞこれ。
[どうしたもんかと思う反面、これでよかったのかもしれないと考え直す。浮かぶのはゲートに消える間際のウートラの表情-カオ-。]
ありゃあ、300%ぐらい仕返しにくるな。
[ならばツバキとは離れていたほうがいい。ウートラから彼女を"護る"のであればそれが最善であると。]
イリーナは、自分のリージョンを紹介する、ではなく、
外のリージョンを知ろうとする、形で動かしていくと動きやすいかもしれない。
例えばフィロの尻尾を触りに行ったりだとか。
ん〜〜〜。
あの当時はIRPOに下ろすのが最善で、きっと誰かが後を引き継いでくれると思ったが、案外人数少なかった……!
>>17
ところで名前も顔も「昨日知ったばかり」ではなくて「覚えのない」ってww
確かに昨夜はしっぽり飲んでいたようですけど。
実はあそこに、女装ウートラで紛れ込んで、名前を聞き出すロルがやりたかったww
でもさすがに、ジャス・ラス・ミアで精一杯でした。4PC目はうごかせなかたw
2ID3PCかー。自分で思ってるより、動ける人数少ないかもしれません。
……まあ、村建てはちょっとくらい自分を大きく言うくらいの方がいいはずっ。
─クーロン・裏街のとあるビル─
[まだ早朝のうちに比較的大きめのビル、その屋上に立つ。]
オン…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ。
オン…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ。
オン…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ。
[足元に浮かぶ、それはウートラに見せたような曼荼羅ではなく梵字を配した方陣。精神を集中させ己が心から雑念を払い退ける。欲を抑え自らを律し己の弱さを克服する。即ち克己。コーヤ・ミッキョウに属するシュンバにとって心術とは本来精神修行の一貫である]
…ふぅ。
[副次的に発動した心術としての『克己』により、全身に力がみなぎるのがはっきりとわかる]
賞金稼ぎ シュンバは、リージョン放送 リポーター にうしろゆびをさすことにしたよ。
賞金稼ぎ シュンバは、リージョン放送 リポーター をまもっちゃうことにしたよ。
>ケヴィンメモ
愛想つかしたことなんて、一度もないですよー。
むしろ、誘惑して誘惑して、それでも昔の男(ラス)の為に死んだ悪い女……になるはずが、これだけ「きれいなみあさん」にしてもらえたんですもの。
感謝以外ありませんー。
[月下美人を正眼に構える。ゆっくりと振り上げて、一瞬で振り下ろし、再び正眼に構える。何万回と繰り返したその動作。イメージするのはトキワの太刀筋。コーヤにおいて圧倒的な強さを誇ったシュンバは、されど型の美しさ、そして剣舞の華麗さにおいてただの一度もトキワの上を行ったことはない。]
(あの頃はそんなものが何の役に立つのかと思っていたな)
[切っ先がぶれる。刀を正眼で止め、大きく息を吸い込む。雑念を払い再び刀を振り上げる。何度も何度も刀を振り続け記憶にあるトキワと自分を重ねあわせていく。やがて刀を止め、目を閉じる。イメージする、コーヤの山に咲き誇る、千重に花びらを咲かせる可憐なる花。]
(……!)
[頭の中になぞるべき太刀筋が見える。かつてトキワが編み出した剣技、シュンバにはただの一度も成せなかった技。]
[刀を逆手に持ち腰から背中に向け切っ先は上、正面を見据え疾駆する。眼前にはイメージした自らの姿。深く踏み込むと同時に跳びあがり、その一瞬で幾つもの剣撃を放つ。月下美人が陽の光を幾方向へと反射しまるで『花』を象るかのような剣閃]
<剣技『三仙花』>
[足音無く、軽やかに着地する。]
トキワ……俺の"技"はお前に追いつけただろうか。
─クーロン・自然洞窟─
[最初は力試しに、今は修行の場として、クーロン郊外にある自然洞窟をよく利用していた。浅部は比較的人の出入りがありさほど危険はないものの深部はモンスターの跋扈する魔窟である。生息するモンスターも虫系から無機質系まで多種にわたる。
シュンバはいくつものモンスターを屠りながら最深部を目指す。]
それにしても。
[剣がよく走る。]
…お前の方がよっぽど無駄がないじゃないか。
[岩場で休憩を取りつつ誰へともなく呟き、苦笑いを浮かべる。]
邪魔?迷惑?なんのことー?
ちげーし。わたしが勝手にラーシナ追っかけただけだし。
相棒はそんな私もラーシナも見捨てることなくついてきてくれただけだし。相棒いいヤツ。超いいヤツ。どうだいいだろ。わたしの相棒だぜ。っとと、脱線脱線。
アレだよ。トモダチがやばいことんなるかもって知っててほっとくなんて、それぜんぜん『生きてる』っぽくない。
ラーシナが気にすることなんて一個もないよ。
ほらー、さっきも言ったじゃん。
なんたって、生きたいように生きるのが『生きてる』っぽい。あいむ生きてる。ゆーあー生きてる。ゆーのう?あいのう。
[瞼を伏せたラーシナにも、構わず言葉はどんどんかける。一緒に旅したなら、もうスーにとってはトモダチ判定だ]
ああ、IRPOって知らない?
えーっとそーだなー…っととと、シップに乗り込むの先にしたほうがいいかな。行くって決まったことだし。次の便がもうじきだ。
[ラーシナ>>237にIRPOについて説明しようって言葉を捜したけれど、このときはまだ間に合わず。ひとまず先に、シップへの道を急いだ]
−回想・IRPO行きシップ内−
んー?そりゃちょうど良かった。
今IRPO向かってるとこだよ。
半分適当だったけど、なになに?わたし大正解?
さっすがスーさんさっすが相棒。以心伝心。ツーカーじゃーん。
[通信を終えた様子の相棒は、けれどどこかちぐはぐな希望を口にする>>3:250。乗り込んだシップの内装は先刻と違うし、シップの行き先は、シップの内部にも表示があったような気がする。
今の相棒は、それに気がつく余裕もなかったんだろうか。それほど、通信の内容は、相棒を動揺させるものだったんだろうか。なんて
そんな推測はおくびにも出さない朗らかな口調で行き先を告げる]
わぉ。なになにどしたー?
いやいや、答えなくっていいよ。
相棒に求められたらいつだって胸を貸すのも『生きてる』って感じだ。
遠慮はいらねーぜ?
[やっぱり連射される言葉とは裏腹に、腕は静かに相棒を抱き返す>>260。
その手が、相棒のひんやりした体の中に、キリキリと過負荷がかかって熱を持ったような辺りを見つけたんなら>>264、何も言わずにぺたりと手を当てる。
体温はスーだって高くはないのだ。ひんやりと、その熱を下げることができたらな、と、そんな思いつき]
IRPOってのはねー…ん?
なんだろう。考えてみたらわたしもあんまり知らないぞ。
治安維持ってーかおまわりさんてーかなんかそんな感じ。
ほら、悪いやつが悪いことしてたら困るじゃん?
それをみんなでなんとかしようって集まりがIRPOで、今向かってんのがその本部。総本山。
だよね。たぶんね。…IRPOに着いたら聞いてみよう。うん。
[相棒の腕の中で、さっきは答えられなかったラーシナの問い>>3:258に、答えにもならないような答えを返す。
実際にIRPO本部に着いたとき、そこらを歩いてた隊員のヒトに『IRPOって何?』って声をかけて、なんだコイツって目で見られるのは、もう少し先の話。
今は、まだ。相棒が落ち着くまで、もう少しこうしていよう**]
−IRPO本部−
わっとと。
待った待った相棒。
置いてかないでー!
[声をかけてみるけど、どうも相棒は通信しながら走っているようで>>23、こうなるとあんまり声が届かなくなるのはもう知ってた。ラーシナとふたりで追いかける]
んーじゃあ、ここからは手分けしていこう。
相棒は先に探してて。わたしとラーシナも、シックネスのことで話しつけたらすぐ探すの手伝うからさ。
あ、でも手分けするってなると連絡どうしよう?
[誰か探している様子の相棒>>23と、そうやって話ができたのはいつだったろう。
きっとここにはいくらも備品としてあるんだろうし、IRPOの無線貸して欲しいなー、なんて思いながら、相棒とはここでいったん別れた。
なんせ、どうもここは相棒のホームっぽいし、通信しながら探せる相棒とでは、やっぱりできることも違ってくる。
調べ物だったか探し人だったか、その内容を聞けるかぎりで相棒から聞き出して。
ひとまずはと、こちらはこちらで受付へ向かう]
―マンハッタン―
[どうやら、ツバキは自分と一緒に来てくれるらしい。>>3:274]
うん、カフェー…なのかな。少し変わった感じだけれど。
よし、じゃあ軽く飲み物でも飲みながら、お話ししようか。
[そう言って、ツバキとともにファーストフード店に向かう。]
―マンハッタン・ファーストフード店―
[ツバキに続いて、席に座る。カウンターで注文しない二人に、店員は怪訝な視線を送ったかも知れない。
セルリアンもまた、ファーストフードの文化には疎い。ため、店員が注文を取りに来ないのを疑問に思った。
ツバキから、単刀直入に、問いが投げられる。>>3:292]
…うん。幾つか、ある。
でも、その前に…ちょっと、失礼を許してもらえるかな。
さっき…フィロと話してたの(>>3:200)聞いてたかも知れないけど。
ちょっと、今、ある人と繋がってて。…これから話すこととも関係してることだから。
まず、その人の言葉を、聞きたいんだ。……ごめんね。ちゃんと、話はするから。
[そう言って、目を閉じて集中状態に入る。ほんの少しの会話ならば集中せずとも出来たが、
今は、『繋がった』相手から語られることが、膨大かつ、重要だった。
カウンターに注文に来ない客を見かねて、店員が声をかけに来たのは、そうしている間だったろうか。
ツバキは何か頼んだかも知れないが、自分はそれに気付かぬまま、暫し、『繋がった』相手の語ることに耳を傾けていた。]
[ファーストフード店への道すがら、ゲンの言葉を聞く。>>!7]
些細なことでも…ですか。わかりました。
そうですね… 気になることが一つあります。『ウートラ』って、ご存知ですか?
同行者が…その。そいつに狙われてる、とかで。術士ハンター、と、その人は言ってましたが。
…指名手配犯らしいですが、ぼくは知りませんでした。…ええと、ぼく、ずっとマジックキングダムにいまして。先日出て来たばかりなんですけど。…そんな、指名手配になるような、それも、術士を狙うような人物なのに、キングダムは何も、そいつの名すら教えては来ませんでした。
…普段は割と、そう言うことには敏感で、聞いてないようなことまで伝えて来たりするんですけど。
……だから、引っかかってるんです。……失踪事件と関係あるのかはわかりませんけど。
[そこで一旦言葉を切る。やがて、ゲンがルミナスのことについて語り始めると、意識をそちらに集中させ始めた。
集中を強めると、相手の言葉に乗って、イメージが伝わってくる。ゲンが言葉を尽くす程に、そのイメージは鮮明になり]
……ありがとうございます。
伝わりました。………それが、ルミナスで起こったこと、なんですね。
[まるで地獄だ、との想いは術には乗せず。]
あんな… あんなものがいるなんて。
[そこから先は、上手く言葉にならない。これを知って、自分はどうするべきなのか。まだ、わからなかったが]
ありがとう、ゲンさん。……知ることが出来て、良かった。
ぼくは、これから同行してる人と、このことを含めた話をしてきます。
何か、別のことが解るかも知れない。
…また、何か気になることがあったら、連絡します。
そちらからは…今話しているのと同じ要領で、呼びかけてもらえれば、届きますから。
[では、と言って、集中していた意識を、戻した]
[暫く後。セルリアンはゆっくり目を開く。心なしか、その顔は青ざめているように見えた。]
…お待たせ。
ええっと。…どこから話したら良いかな。
ぼくが聞きたいことって言うのは色々、あるんだけど。
今、ぼくが気になってることはね。
……最近、殆ど立て続けに、二つのリージョンが壊滅状態に陥ったよね。
ナガサメマチと……ルミナス。
[目の前のツバキが、そのナガサメマチの出身であることには、気付かない。ツバキは、どんな反応を返しただろうか]
……ナガサメマチの大量失踪事件も、ぼくには…衝撃だった。
昔、壊滅的状況に陥った、あるリージョンのことを知っているから。
それに続いて、ルミナスが未知のモンスターに襲撃された、っていう報せ。
どうしても気になって。……心当たりがないか、聞いてみたいと思ったんだ。
それで…ね。
さっき、術に集中する前に、これから話すことと関係してる、って言ったよね。
このことについて、んーと、『通信相手』って言った方が解りやすいかな?
その人にも、聞いてみたんだよ。
最初は、まだ状況が解ってなかったみたいだったんだけど…
でも、つい、今しがた。…ルミナスについての、詳しい…とても詳しい話が、聞けたんだ。
[そう言って、息を飲む。もし、飲み物が出ていたなら、それを一口、飲んだかも知れない。]
………ルミナスは…ぼくが知ってる数少ないリージョンの一つだけど………
…変わり果てていた。
人間が。みんな。操り人形みたいになって。わらわら、って。獲物に向けて集まって来るんだ。
[伝え聞いたのはスー達がルミナスで彼らに襲われていた時の様子。だが、スーのことは知らない為、『獲物』と表現する]
中には…見たことも…いや、聞いたこともない、不定形の『何か』もいた。…みたい。
[通信相手の言葉を術が補う事で見たイメージ。それは『何か』としか言いようがなかった。]
……だから、ルミナスのことは、わかった。
一晩足らずで、壊滅的状況になった、ルミナスのことは。
確かなことは、その未知のモンスターがほんの短い間にリージョン一つを呑込んでしまう程の力を持ってる、って事。
……そう、ほんの、みじかい、時間で。
……このことは、ナガサメマチの大量失踪事件と関係してるかも知れないし、してないかも知れない。
でも、だから、君の知ってることを、教えて欲しいんだ。
些細なことからでも。……何かが、解るかも知れない。
[そこまで言って、息をついた。一つのリージョンを、たった一日で壊してしまうもの。そのことについて考えると…くらくら、した。]**
箱入り術士 セルリアンは、実験体 LA-47 にうしろゆびをさすことにしたよ。
箱入り術士 セルリアンは、賞金稼ぎ シュンバ にうしろゆびをさすことにしたよ。
[一通り話し終えてから、気付く。
このことをツバキにも聞いてみたかったのは本当だ。
だが、それはセルリアンが個人的に今、関心を向けていた出来事だからであって。『彼女に』聞くこととしては唐突だったのではないか。
あるいは何らかの焦りがあったのかも知れない。
リージョンの壊滅、そのことについて。
そして、『彼女に』聞きたかったこと――
ウートラについてのこと、は。
恐らく、もう少し後回しに、なるだろう]**
箱入り術士 セルリアンは、少し反省している。 ( B2 )
/*
襲撃されても死なない人ー!
一瞬墓落ちるかと思ったけど襲撃されても死なないじゃないですかー!
さて、しかし、どうやってラスボスに繋げて行くかなあ。
ウートラとは絡みたい。でも、ラスボスになるかは、どうなんだろう…?
/*
ゲンが落ちるとしたら
2日目:ジョーンズ
3日目:ジャッカル、ケヴィン(+ミア)
4日目:シュンバ、ゲン
ヒューマン驚異の生命力の低さw
/*
ちなみに、シュンバさん退魔師なので人間以外とPTを組むことがありません。
サガシリーズ的にはヒューマンが主人公のときのみ仲間になるキャラ、って感じ。
─クーロン・自然洞窟 深部─
[そろそろ最深部だろうか、どんどんと道が狭くなっていく。]
ここまで来たのは初めてだな。
にしても、あまり手応えのないモンスターばかりで参るぜ。
[既に倒してきたモンスターはゆうに20を数える]
あ?道が…途切れてんのか?これは
[すこし開けたところに出たと思ったが、どうやら道が崩れ途切れている。]
んー…まぁこの程度なら飛び越えられる…
[そう思って崖下をのぞき込んだ瞬間、シュンバの足元が一気に崩れる]
…くそったれぇぇぇぇぇ!
[声が洞窟奥深くに響き渡った。]
/*
シュンバの強さについて
まともな一騎打ちならジャスティスKらと同等(ただしボスクラス相手には明王を使用することが前提
)
だから、たとえばプレイヤーサイドが2,3人がかりでも勝てない相手にも互角に戦うことができる。
ただしプレイヤー2,3人相手には負ける
あくまでもシュンバの強さは「1対1」において最強(自称)であり、集団戦はあまり得意ではない。
これはトキワしか友達がいなk
※月の形に斬られた死体が転がっている
[全身に痛みを感じながらなんとか立ち上がると目の前に綺麗な装飾の施された箱が安置されていた。]
んだこれ?
…もしかして宝箱ってやつか?!
さすが俺様ついてるねぇ!
[月下美人を抜き、箱に絡まっている蔦を切り払う]
どれどれ……
<シュンバは宝箱をあけた…しかし中身は空だった>
くそったれが!!!!!
[再び洞窟にシュンバの叫びが響き渡った]
[しかし、その叫び声を聞いてわらわらと群がってくるものがあった]
さぁて、お客さんのお出ましかね。
[振り返ったシュンバの目に入ったものは
蛇の下半身を持つ下級の妖魔ラミア!
その数なんと9]
…ウソだろ、団体さんでお出ましかよ。
[周囲のトワイライトゾーンに飲み込まれていく者達。
ミアと、名前も知らなかった男と。
そして、ラス・アルゲティも飲み込まれていった。
それらの光景を呆然と見送って。
そばに居た配下の妖魔と、敵方の銀十字騎士団に声を掛ける。]
……終わりとしましょうか。
私も、助けに来た彼女が往ってしまった。
貴方達の君もどこかに飛ばされてしまったのでしょうし。
[その言葉が気に障ったのか、一人の妖魔がこちらへと向かってくる。
幻魔相破で葬り去ると再度、その場の面々を見回して。]
銀翅の君も、あれで消えるような人では無いでしょう?
いずれ、私が葬りに来ると伝えなさいな。
[そう告げると、道をあけるように宣言し。
躊躇いを見せた妖魔も結局は道を開いていく。
しかし、メイアルの表情は晴れない。
痛み分けどころか、ミアとその彼の安否によってはこちらだけが痛手を被ったのだから。]
シュンバのラストバトルの相手は
0-20 ウートラ
21-40 ジャスティスK
41-60 ラス
61-80 シックネス
81-100 その他
34
トラベラー J・Qは、賞金稼ぎ シュンバ にうしろゆびをさすことにしたよ。
/*
てんまとてるぼーずがわかんないんだよな。
やみしゅごもわかんにゃい。ちびとも。
そんな中で占い師引くんだもんなぁ、ごめん。
リージョン放送 リポーターは、実験体 LA-47 をおそっちゃうことにしたよ。
葵様は、突然死しちゃったPCを、おそらく「その人を活躍させてあげたい」っていう思いだけ?で、とても丁寧に動かし続けてくれたことのある方なのだけど。
しろんたまの爆発するような、激しく一途な「村への愛」とはまた違う、静かで落ち着いた「村への愛」を持ってらっしゃる方だと思うのです。
だからきっとヴァレリーも動かしてあげたかったんだろうな、と思います。
ヴァレリーはちゃんと愛されてるよ。
事情は分かりませんが、一緒に遊びたかったな。
――IRPO・受付――
[受付についてみると、陳情やら、近頃の事件の捜査状況、他のリージョンへの危険度、そう言った事を出来るだけ早く知りたい人達によって行列が出来てしまっていた。
或いは、そういった事情を機とみなしてIRPOに”自分を売り込みに来た”者もいるのかもしれない。そんな感じで出来てしまっていた行列に並ぶ事になった。]
おぉっと、すみませ――ん。
[ちょうどその時、行列に並ぼうとしていたか通り過ぎようとしていたのか自分には解らないけれど、受付に用がありそうなモンスターの方(々)>>28に、大きな荷物袋がぶつかってしまい、大きく頭を下げて謝る。
荷物袋は脆くなっていたからか、破けてしまい、あからさまに血の痕が残っている見るものが見れば禍々しい鋼鉄の塊>>12>>13がはみ出してしまっていた]
複数キャラ同時使用も、遅くまで起きてるのも、全く平気でむしろ楽しいのだけど……。
お昼にろる回すのだけは辛かったので、ミア落ちて楽になったわー。
ミアとしてはケヴィンを道連れにする決定は出来なかったので、ケヴィンが立候補してくれたのは本当にGJでした。
ところで、漁師ビルは何をしてるのかな?
出てきてくれるといいのだけど。
色んな事情の人が好きに遊んでくれるといいな、って思っての突然死なしなので、灰でソロールだけもそれはそれで構わないのだけど。
−IRPO受付−
おわっ。
[ぼとんっ]
おうおうねーちゃん何してくれとんじゃー。
肩が外れちまったじゃねぇかぁー。あーん?
[受付に並ぼうとしていたその途中。同じく行列に並ぼうとしていたらしい女のヒト>>43というかその荷物袋と、出会い頭にぶつかった。
その拍子に。言葉通りに肩が外れて腕が落ちる]
なんて。不死族ジョークを飛ばしてみるのも『生きてる』っぽい。ん?っぽい?どうだろ。
うん。冗談冗談。ごめんねお姉さん、大丈夫かな?大丈夫っぽい?
ああわたしは大丈夫だから心配しないでくれたまえ。
ところでなんだか物騒なものが飛び出してるけどしまったほうがよくない?
どうする手伝う?
[返事を待つ気があるのかないのか、血痕の見えるなにかをしまうのを手伝わせてくれるなら、手持ちの包帯なぞも供出しつつ。
最初の冗句でうっかり敵視されてしまっていても、さすがにIRPOの本部受付で喧嘩沙汰にはならないと信じたい。
捕まるとしたらこっちになりそうだし]
スーがwww
好きすぎてwwww
絶対この人なら、イリーナに手をさしのべてくれると思った。
シックネスとも友達になっちゃう人だからね。
しろんたま熱いわー。
ってかアレだね。お姉さんのそれチェーンソーっぽいよね。
いつだったかなー、昔住んでたリージョンにどっかよそのリージョンから伝説が書かれたアレ。なんだろな。神話?みたいなのが流れ着いてさー。
盛り上がったなー。超盛り上がった。
これは未知のリージョンが近くにあるに違いない!ってさー。まぁ結局見つからなかったんだけど。
いやいやごめんこっちの話だった。
そういやお姉さん名前はなんてーの?
わたしはスーさんというのさ。こっちはラーシナ。
もうひとり相棒が居るんだけど今外しててさー…
[勝手に昔話を始めたかと思えば勝手に名前を尋ね、勝手に名を名乗る。迷惑も何もあったもんじゃないけど行列で順番待ちをする時間は間違いなく潰せただろう]
おぉぅ、これは失礼を。
まずは腕を嵌めなおしましょうか。
[真に受ける。と言うか割とゾンビとかの方がメカよりもコミュニケーションを取る事に慣れているからか、先ずは腕を拾おうとする。
けど、動いた時には既に自身で腕を嵌めなおしている所だったのと、ジョークというセリフから、ほっとして、物騒?と視線を荷物へ。]
あ、いえいえ、此方こそすみません。むしろ不死族だからこそ人よりも『生きてる』んじゃないでしょうか?なんて。
私の方は大丈夫なんですけど、って。
げ。確かに仕舞わないと不味い、うっかり起動すると危ない上に勿体ない。
あー、出来ればお願いします。
[若干焦りながら、先ずは手伝って頂けるようなので受け入れ、英雄の遺品である伝説の武器を仕舞う事に専念する。供出して頂けた包帯でまずは隠して、破けた部分を縛る。荷物袋の応急手当としてはあとは貼り付ける物でもないとこれ以上は難しそうだ。
けれど、ひとまずは安心と言う事で頭を下げて]
すみません、有り難うございます。ぶつかってしまった上に助けてまで頂いて。
あ、自己紹介もまだでしたね。私はイリーナと申します。
お、おぉ?
まさか、チェーンソー伝説が他のせか、リージョンにも広がっていた、なんて。
[それってもしかして、と《塔》を登った4人の英雄の話とかでしょうか、と思わず自分のいたリージョンの話を知っていそうな方がいて前のめりになりながら嬉しそうに>>13の話を搦めて話しだす。]
――と言うわけで、ある程度話が合っているなら、もしかしたら、私のいたリージョンかも知れません。
今の所IRPOの方々は《塔》のリージョンと呼ぶ事にしているみたいですけど。
私も自分がいた場所に名前をつけるなんて出来ないのでそのままにしていますけれど。そういえば航行記録を元に、かえ…行ける様にすると言う話になっていますね。
って、スーさんにラーシナさん、ですね?よろしくお願いします。
[もう一度頭を下げて、もう一人の同行者の方にも頭を下げる。相棒、と言う方には出会ったときで構わないだろうと考えて――]
/*
とりあえず予定。
モンスタールートだろうから多数の分体を相手に、此処は私に任せて〜>フレアーのしょかそのまま飲み込まれていくのがよさそう。
まーじでー。嬉しいこと言ってくれるね。
いやいやなになにお安い御用。
とか、なんでもないようなお節介に自己満足を見出してみるのも『生きてる』って感じだからお構いなく?
[お姉さんの『生きてる』って言葉>>46を受けて、返す言葉の端へ嬉しさなどにじませつつ。頭を下げられたらそんな風に、気にしないで、を遠回しに伝える]
イリーナさんね。よろしくよろしく。
あー、うん、そうそうそんな感じだったかな?でもねぇ。かみさま最後にぶっ倒しちゃうのってすっごい神話だよねぇ。
―――――え?まじで?イリーナさんそのリージョンのヒト?
うわー。まじで?すげぇ。世界広い。広くて狭い。
そっかー…そっか。
[ちょっと一瞬遠くを見る。瞼の向こうの故郷を。ほんとにあったなら、もっと早く見つかってればなぁなんて。思うのだって今さらだ。すぐに戻した視線は前を。イリーナを]
うん、そっか。何を隠そうスーさんと相棒は旅人でね。
今はちょっといろいろあっていろいろあるんだけど、いろいろカタがついたら行ってみたいなぁ。
そのときにさ、案内お願いしちゃってもいいかなー、なんて。
厚かましくお願いしちゃうのもなかなかに『生きてる』っぽい。
うん、死んでたら満足なんて出来やしないんですから、それこそ『生きてる』ってなものですよ。
[くすくす、と嬉しそうなニュアンスを聴きとめて、笑う。
んしょ、っとそれ以上は遠まわしに伝わったニュアンスを受け取って荷物袋を背負いなおし]
もう、世代が変わっていますけれど、ね。
今となっては、”かみさま”が本当に”神様”だったのかは解りませんし。
ただ、”かみさま”が居た地に私が乗ってきた一人乗りのシップがあった事を考えると、実は他のリージョンから流れてきただけだったのかも知れませんよ?
私は少なくとも《塔》のリージョンを創った”かみさま”だとは思いますけど。
[なんだか夢を見るようなスーさんに、ちょっと野暮だったかも?と小さく首を傾けて見つめて]
ふむふむ、それならそれこそお安い御用ですよ。
《塔》のリージョンはまだ種族誤解が多いので誰かが付いていた方がいいですしね。
そうそう、英雄達の遺品は未だにそこかしこに残っているらしいですし、もしかしたら、彼らが使っていた伝説の装備、なんてものも見つかるかも知れません。
私も少し見つけられただけで、全ては見つかってはいないんですよ。
─回想・コーヤ─
トキワ「いいかあ、他対一の基本はいかに相手の陣形を崩し、一対一に持ち込むかだよ」
トキサダ「また説教かよ、俺に勝ってからにしろよな」
トキワ「助言だよ、それに僕は君に勝てないけど、僕と同じ力の仲間がいたら君にも勝てる」
トキサダ「・・・」
トキワ「いいかい、まずは君の長所である脚を上手く使って翻弄するんだ。なんなら逃げるふりでもいい。そして孤立気味になったところを、叩く!」
トキサダ「小賢しい」
トキワ「脳筋」
トキサダ「んだとてめぇ!!」
―IRPO・総合病院―
[...は治療を受けているが、面会謝絶状態だ。そんな時、一体のメカが許可を貰って入ってくる。
外見は眼鏡をかけ、一見...より少し若い男に見えるが…そう、奴が新聞記者である。]
来たのかね?ジェイコブ…
「ああ、友人だからね…」
お主はステルス行動が得意ので、頼みがある…。ワシはしばらく動けない。
そこで、お主にこれからの状況を調べてもらってほしい…。
「手…折れてますが…大丈夫でしょうか…?」
なあに、この右腕は運良くまだ動かせる。
「わかったよ…。報酬は…。」
最高傷薬2つじゃ。
「はいはいっと…。では調べてきます。」
そうか!よかった!
ではワシと会話したい時は、この無線を使ってくれ!健闘を祈る!
[こうして、密偵新聞記者ジェイコブ視点へと変わった…**]
「さてと…まずはどこへ行こうかな…」
/*
メモ>要するにモンスターボスだろうから、分体の数で攻められると今残っているメンツだと範囲攻撃不足っぽいし、フレアの書かほのおでの露払い請け負って構いませんか宣言。
お、いいこと言うね。それでいこう。
[満足できるのは生きてる証拠。イリーナの言葉をそう解釈してうんうん頷く]
あー、確かに、なんだっけ。うん、あるっぽいね。なんかそーゆー…リージョン作れちゃうみたいな…術?
術のことってよくわかんないんだけどねー。
なんせほら。わたしモンスターだから。術らしい術って使えないし。
[故郷のこと思い出してたのが気づかれちゃったようなら、おっとごめん、と前置きして。イリーナの言ってた“かみさま”についてそんな推測]
お。まじで?いいの?っていっても、わたしに使える装備ってそうそうないからねー。なんせほら。腐ってるし。わたし。いやいや、装備はともかく。聞いてるかぎりじゃなかなか珍しいのとか面白いのとか見れそうだし。
うん。
んじゃあ楽しみにしてるよー…っととと。そろそろ順番かな。
[そうして順番の列が途切れて自分の番が来たら、ひとまず話は切り上げ。
イリーナともいったん別れただろうか。彼女は彼女で用事があって並んでたみたいだし]
あ、そうそうイリーナ?
[別れる前に、ここに来た理由を思い出して、声をかけておく]
なんかうすらぼんやりしたヒトが居たら…っと、ヒトじゃなくてもモンスターやメカとかでもね。
爪と牙に注意して。その中になんか透き通ったようなやつがいたらもっと要注意だ。逃げて。超逃げて。すぐIRPOに知らせて。うん、そんだけ。
[言い置いて。
受付でシックネスのことで、って言ったら、以前その話をした相手のところへ取り次いでもらえただろうか。
なにしろルミナスの状況がのっぴきならないのは事実で、それを通報したのは自分だったのだから、それなりの信用はあるだろう。あるといいなぁ]
そうそう、それでいいと思いますよ?
[たとえ、肉体は死んでいると認識していても、死した故の負の渇望を上回るくらい満足出来るのなら、それはきっと心は生きている。
それに、今不死族でもモンスターであれば、食べる事で変わっていけるのだから、心が生きているならば問題なんてない、そう思う。]
とんでもない術ですよねぇ。リージョンを創れる術、なんて。
ああ、そういう能力を食べて得ないと術って縁がないですもんね。
そういえば、道具もこちらのモンスターの方も使えないんですっけ?
使える力さえあれば、本そのものの劣化と引き換えに術を使える本、と言う物があるんですけれど。
[いえいえ、と謝る様子に小さく首を振り。術の本がそういえばあったけれど、今取り出すには荷物袋の応急処置がはがれないか心配で、今は出せないか、と話だけに留めた。]
確かに、面白い物や珍しい物はまだまだあると思いますよ?
って、順番はもう直ぐですね、私も。
見物人についてなにも決めてなかっt
パッションでいれてみt
吊襲対象者=主役という考えでいくと、けして主役になれない立場ってことですよねえ。
[それでは、と別れる直前、>>52声をかけられて振り返る。]
うすらぼんやり…?とりあえず近付くな、って所ですかね?とすると膝蹴りやパンチなんてもってのほか、と。
[カウンター喰らうとまずそうだから、ほのおの術とか、本を使う事になるんだろうな、とその位で捉えた。まぁ、逃げるのは割りと慣れているから問題は多分ない、と思う。いざとなったら貴重品の本を使う所だけど、それは必要な時に間に合うかどうか、だろう、多分。]
っと、そういえばそうそう、と。
[受付で自分の順番が来れば、外出許可の件と、現状《塔》のリージョンへの開通はどれ位の手続きが必要なのか、そうした話が受付に伝わっているかを話し。そして、行動する際に問題となる通貨を稼ぐ為の仕事はあるか、とそんな話をし始めていた。治安を護る系の仕事を手伝う代わりに報酬を求める、と言う事だけど交渉は上手くいくのかどうか。]
/*あー、しまった。
体術じゃなく心術もたしとくんだった。
けいかい
ほのお
テレパシー
○ほのお
位でよかった気がする
かくかくしかじかでー…なに?やっぱわかんないって?
いやだからさ。シックネスには本体になるやつがいるんだって。感染者の中で、なんかひとりだけ透き通ってるヤツ。たぶんリージョンごとに、くらいかなー。だいたい分体なんだけど。その中には本体になるやつもいるはず。きっとそのはず。
うん。そんなわけでさ。
シックネスの本体っぽいやつがいたら教えて欲しいんだよ。
わたしもラーシナも足手まといにはならないってかそれなり役に立つと思うよ?
なんだったらそっちさんが手ぇ出さなくてもこっちから本体探し出して行くし。
うん、なんならIRPOの方でこっちに監視つけるって形にしてくれてもいいし。
とにかく、アイツ。シックネスをどうこうするんなら、一枚噛ませて欲しいってことさ。そっちにとっても悪い話じゃないと思うけど?
[そんな風に脅しなんだか押し売りなんだか分からないような論法で何とか職員を納得させて。
もしかすると、ちょうど都合よく、治安守る系の仕事として斡旋されたりもしたかもしないかも>>54。
それから、シックネスの調査に当たってた隊員さんの所在とか聞き出せただろうか。
それはちょうど、相棒が向かうといっていた場所でもあって]
そんじゃ行ってみようかー…っと。
そうそう。
今回は手土産があったんだった。
あのさあのさ。ビンとかなんかない?なんでもいいよ。あー、でも、できれば密閉できるヤツの方がいいかなぁ。
[ラーシナと同行しようとしかかって。思い出してIRPOの職員に尋ねる。
やがて出てきたジャムのビンにでも、でれーっと口から粘液を垂らして蓋して職員に渡す]
そんな露骨にヤな顔しないでよ凹むじゃん。
いやアレ?さっき言わなかったっけ。
わたし、感染したけど逆に食べてやったんだって。
アイツのできることも多少はできるようになったから、これはそのサンプルってかワクチンみたいなもん。
研究するなり使うなり、好きにすれば、なんかしらの対策にはなるんじゃない?
あー、でも、一応わたしの一部ってことになるからあんま培養したりとか無茶なことはやめといて欲しいかなぁ。わたしのほうにも響くと思うし。
うん、まぁ、そういうことだから。せいぜい活用して。じゃぁねー。
[相手に質問を挟む余地を与えずに言い終えて、その場を後にしたのは、下手すりゃ感染源になりえる自分への追及を避けるためでもあったりなかったり。
かくしてスーは、IRPOの中を進んだ。目指すはラボ**]
――闇の迷宮。
[右を見ても、左を見ても、下を見ても……。
扉だけの世界だった。
闇に包まれ、音も無く。
静かなところだった。]
ミア……。
[彫像のように、止まったミアを抱きしめて。
停滞のルーンが解けるまで、そうしていた。]
― 回想/シュライク ―
ラーシナは、「ラーシナ」になる前、何だったか、憶え、ない。
だから、空っぽ。
……でも、徐々に、取り戻す、だから。
[一種の記憶喪失状態であること、それが自身最大の目的であることを断続的な口調でスーに伝える。楽観的にも聞こえるスーの言葉 >>3:24 は心地良かった。ポジティブな感情が胸の奥に宿っていくのを感じる。「生きている」とは、こういうことだろうか]
……友達?
[スーにとっては自然に出てきたのだろう単語 >>3:25 を、小さくくり返した。友情。耳慣れぬ、初めて聞く言葉だった。生命科学研究所で自身と同じく造られた人工妖魔の失敗作たちとは、そのような関係だったはずもない。便宜上は兄弟姉妹であったが、それぞれ別けられた培養室で育ち、初めて彼らと顔を合わせたのも、アンノウン・サムシングによって襲撃を受けたあの日が初めてだったのだから]
― 回想/IRPO行きシップ内 ―
……友達。
[IRPOへと向けて発進したシップの中で、その単語の意味を考え続けていた。J・Qの両側からスーと挟み込むようにして抱き合う。これは親愛を示すための行動だ。ならば、親愛を抱き合う関係を、友達と呼ぶのだろうか。中島製作所の技師がメカを、スーがJ・Qを「相棒」と呼ぶように。生ある者にとっての呼び名は、ひとつではないのだと悟った]
ラーシナと、スーと、J・Qは、友達。
……ジャッカルも、そう。
[記憶に刻みつけるように、誰に言うでもなくそう呟いた。記憶を失くしていても、新しい記憶をつくることは可能なのだと、今初めて解った。四人でパーミュの古代シップを探索した日の光景を思い出す]
― ??? ―
[ジャッカルの名を口にし、彼の顔を瞼の裏に描いた瞬間、再び幻視に襲われた。開けた空間で、闘技を競うように打ち合うジャッカルとジャスティスKの姿が見えた。見覚えのないはずのジャスティスKの姿は、どこかJ・Qに似ているようにも感じる。ひとつふたつと技が発せられるたびに、二人の身体が損傷していき、血と機械片が宙を舞っていた。やがて視界はジャッカルのものと同調し、目が眩み、景色が霞んでいく――]
[フィルム映像のように、暗転を挟んで景色が変わった。マジックキングダム。京。オウミ。ナガサメマチ。それぞれのリージョンの風景が断続的に切り替わっていく。いずれも自身は行ったことのないリージョンだった。ただひとつ、ナガサメマチだけには憶えがあった。シュライクから旅立ったあの日、技師の相棒メカから聞かされたリージョンだ。未知のモンスターによって、壊滅させられた辺境のリージョンだ]
……ジャッカル。
[やがて景色は途絶え、闇の中でジャッカルの声 >>10 が聞こえた。彼が救急隊員に示したガラクタは、ラーシナにとって四人を繋ぐきざはしだった。もう一度ジャッカルの名を呼ぶ。しかしもう幻視が現れることはなかった]
― IRPO ―
[初めて訪れるIRPOは、これまで見たことのない高級設備に溢れていた。慌ただしく奥部へと進んでいくJ・Q >>23 をスーとともに追いかけながら、彼女の言葉 >>41 に頷いて立ち止り、本部へと走り去る背中を見送った]
……?
[スーとともに受付に向かう中で、スーと女性がぶつかり、スーが腕を落とす >>44 のが見えた。女性 >>46 はそれに驚く様子を微塵も見せない。見た目はヒューマンに見えるが、モンスターとの関わりが強いのだろうか。暫くの間、二人の会話を傍で佇んで聞いていた。塔とチェーンソーの伝説には聞き憶えがあるはずもなく、ただ感心めいてその話に耳を傾ける]
ラーシナは、ラーシナ。
イリーナ、憶えた。
[スーの自己紹介に併せて、自身も名を名乗る。同じく名乗られたイリーナの名前をくり返し、記憶に刻んだ。「名前」は自身にとって、大事なものになったのだから。イリーナが持つ伝説の武器は、中島製作所にある工具に似ていた。リージョンが違えば、価値も変わるのだろうか。未だリージョンの仕組みを理解しきれていない頭で、そんな取り留めのないことを考え]
─ 闇の迷宮 ─
[空間が暴れている。
どこか知らないところへ流れて行く。
はっきりと何が起こっているかを理解していたわけではないが。ミアはゆらゆら動くその空間、銀翅の君が「悪趣味」と感じたものを、きれいだ、と思った。
世界は壊れても、終わらないのだ。世界の外にも世界があるのだ。それを知ったから。
あたたかい、このケヴィンの腕に抱かれていれば、どこへ行こうと怖くない。
この身に残る「蜂毒」は、これからも後遺症でミアを苦しめるかもしれないが、
ただひとつ、
もう銀翅の君を想って泣くことはない、それだけは確信していた。
……停滞の効果が消えてもまだ離れがたく、
ミアは両の腕をケヴィンの首に回し、しがみついた]
[イリーナが持つ伝説の武器は初めて知るものだったが、「伝説の武器」というその響きに、心に引っかかるものを覚えた。記憶の断片だ。シュライク・済王の古墳に眠ると言われる草薙の剣。――なぜそのことを思い出したのかは、今はまだ解らない。
緩やかな思考に耽る端で、スーが手早くIRPOへの受付を済ませていた。イリーナとの会話を聞いていたらしい職員から、ジャッカルに預けられたというバックパックを手渡される。中身は傷薬と、あのガラクタだった]
ジャッカル、生きている。
……よかった。
[バックパックを握り締め、彼が死に至らなかったことに対し素直に嬉しいという感情が芽生えた。シックネス対策の担当職員は、IRPO本部のラボにいるらしい。そこに行けば、シックネスの動向を知ることもできるだろう。それを目的に、スーに続いてラボへと向かう。*]
箱入り術士 セルリアンは、少しだけぼんやり。 ( B13 )
[ラボにいたシックネス対策の担当者から、噂レベルではあるがと前置きされた上で、シックネスが京、そしてその先のコーヤで見かけたという話を聞かされた。京は幻視で見たリージョンだ。京から分離した山岳のリージョン・コーヤについての知識はない。職員に尋ねると、剣技や体技、心術に長けた住民によって形成されたリージョンだと教わった。それならば、シックネスを打ち倒すことも叶うかもしれない]
ラーシナを、一緒、連れて行け。
[近々調査隊を向かわせる予定だと聞き、同行を求めた。当然、民間人の同行は拒否されるだろうが、片言めいた口調ではあるが珍しく饒舌に説得を粘る。彼らはやがて折れてくれるだろうか?]
……スー。
頼みが、ある。
ラーシナ、感染、させてほしい。
[ふとスーに向き直ると、そう呟いた]
ラーシナが、ラーシナで、なくなっても。
スーたちが、きっと、呼んでくれる。
……ラーシナの、名前、を。
[死にに行くわけではない。記憶を取り戻すためだ。改造された自身が、再び別の何かに変貌を遂げるかもしれないという恐怖は、名前を持ち、友人を持ったことで解消された。ならば、それは「生きる」ためにむしろ必要なものだろう。シックネスの一部を取り込んだスーに、ワクチンの注入を願い出る。*]
どーいう感じで動くかな。
まず復活したとしてもペナルティが欲しいよな。
あんなメチャクチャな蘇生で何もない方がおかしい。
行動制限、エピ後の死亡確定、見た目変化。
この辺のどれかでいーか。
人間: セルリアン(ジョーンズ)
妖魔: (ケヴィン)、(ミア)、メイアル
メカ: (ジャッカル)、ゲン、J・Q
モンスター: ラーシナ、スー、ツバキ、アザミ
未定: シュンバ、フィロ、ヴァレリー
妖魔ボスが絶えそうと思ってたけど、人間ボスも同じくらい寸前でした。ただ、ツバキとシュンバがウートラと戦う理由があるので、そこでもってるかなぁ。
とりあえず私は、ラスのドゥヴァン攻撃を落とさなければ。
ー ???ー
[少し長めの髪を、無造作に整える。
同じデザインのものが幾つも吊るされているハンガーから、帽子を一つ取り、頭に乗せる。
ガンベルトを付け、黒のジャケットを羽織る。
そして古ぼけたケースから長銃身のリボルバー式のピストルを取り出す。
銃身にはシリアルと共に特注をあらわすマーク。
それから、無骨なフォントの文字列]
『Nakajima & Jones Freedom Special』
【ラス・アルゲティ】
─ ドゥヴァン ─
[空から、ラスは地上の人間たちを睥睨していた。
髪が、衣服が風にやわりとなびき、どれひとつをとっても小さなリージョンならまるごと買えそうな程高価な装身具が、音楽のような音を奏でる。
足元には何もない……しかし、その二つ名のような「銀の翅」が大きく空に広がって、彼の体を浮かべているのだった。
気づいた何人かが空を指差しているが、ラスは口元ひとつ動かさない。
銀の翅の王は、ただ玲瓏な瞳を向け]
[……静かに、右手を掲げ、打ちおろした]
[ひら、ひらり……。
その袖から、無数の蝶があふれ出た。
青、緑、黄、赤、紫、金、銀、黒……翅や触角の形は同じだが、色と模様が違う。
万華鏡のような色彩が、ドゥヴァンの空を包む]
[あるなしの風にひらひらと舞いおりてきた無数の蝶を、好奇心の瞳で人々は見詰めた。
モンスターの子供がひとり、無邪気に手を伸ばした。
蝶は、細い黒金細工のような脚で、子供の指先に止まる。
その、瞬間]
『……?』
[不思議そうな表情を浮かべたまま、子供はその場にぱったりと倒れて動かなくなった。
ざわ、ざわ、という困惑の声は、すぐに恐怖の叫びに変わった。
人々は我先にと屋内や地中、そしてシップへと逃げ始めた]
[ラスはそんな見苦しい者どもには目もくれない。
存在もしていないというふうに。
彼が見つめるのは……術を、武器を構えて、空中のこちらを叩き落とそうと立ち向かってくる者たち]
『停滞のル』
効かぬ。
[術士とラスの間に、無数の蝶が割り込んだ。数十匹が停滞して地に落ちて行くが、ラスまでは届かない。術の効果範囲外にいた蝶たちはそのまま術士を呑みこみ、その命を吸いつくした]
[万華鏡の空の中、美と死と恐怖の具現として、ラスはそこにあった]
【リポーター】
ご覧いただけますでしょうか。
こちらが、IRPOのメカが、決死の覚悟で撮ってきた映像です。
幻死蝶に触れても問題なかった種族として、メカ、魔生命系、無機物系、不死族系のモンスターが確認されています。
それ以外の方はどうぞ、ドゥヴァンにお近づきにならないようにお願いします。
現在、ドゥヴァンの印術・秘術の販売や、資質の取得機能は、「オーンブル」の出張所にて行われています。
オーンブルにはすでにルミナスから逃れた陽術の出張所も出されているということもあり、防衛の為に、マジックキングダムの魔術師団と、京の僧兵団も派遣されています。
― マンハッタン・ファーストフード店 ―
[何故か店員がテーブル席まで来ないことに違和感は抱きつつも、
この時はそれより、セルリアン>>30の答えへと意識を傾けて――。
その前に、と前置きされ、ぱちりと瞬いた。]
えっと……糸電話の魔術、だったかしら。
[あの時特に口は挟んでいなかったのだが、聞いてはいた。
魔術という語に、話に聞くキングダムの術を思い出しはしたが
「テレパシー」の術の存在までは聞いたことがなかった。
マイナー、と彼が言っていた>>3:242ことも頷ける。
その術で今、誰かと「繋がって」いることを聞いて、
ツバキは何も言わずに、ひとつ頷いた。
やがて何やら困惑した顔で店員がテーブルに来た時も、
同席者の集中を妨げぬように、小声で注文を。]
………このコーヒーをふたつ、と。
すてぃぐま ふぃっしゅ ばーがー?っていうの、お願い。
[ハンバーガーは、まだいい。
折角二つ頼んだ珈琲だったが、このもう片方を
セルリアンに勧めるのはやめておこうと思った。
今一度店員を――若干面倒そうな顔をした彼女を呼び、
今度は同席者のために、アイスティーを注文した。]
[そんな中、術に集中していたセルリアンの顔色が
仄かに蒼褪めていたことに気付いた。
如何したのと問い掛けて、けれど術が終わるまでは口を噤んで。
漸く、彼が話し始めた内容は――>>31。]
立て続けに、ふたつ? ……
[と、ひとつは直ぐに思い当たった。己の故郷のことだ。
だから、ナガサメマチの名をセルリアンが出した時は
少しだけ目を伏せながらも、驚きはしなかった。
人の集まるクーロンに初めて来た、と言っていた彼なら
ナガサメマチの文化のことを知らずとも不思議はない。
目の前の己こそが、ナガサメマチの人間であることに
気づいていない様子にも、特に何も言いはしなかった。]
[本当に驚いたのは、もう一つ、同様の襲撃があったこと。
ルミナスの話は聞いたことがあった。
光の迷宮で苦戦したとか、クリスタルの狐に絡まれたとか。
そしてそんな場所で暮らす人々も居るのだ、という話も。]
それ、って。
昨日のうちに、ってこと――…
[ナガサメマチが滅びたニュースは昨日のこと。
それ以降の襲撃の情報は、この時まで得ていなかった。
セルリアンが言う「昔」のリージョンのことも聞いてはいたが、
その辺りまで問う余裕は、この時は無かった。]
[さらに、今「繋がって」いた相手からの情報として
伝えられたこと>>32にも、瞬いた。
故郷を襲ったもののことを、ツバキは未だ、
「未知の極小モンスター」としてしか知らなかったから。]
何よ。それって、まるで――…
みんな、取り憑かれてる、みたいじゃない。
[バイオハザード、という語にまでは辿りつかないまま
けれどもそれと似たようなものが想像される。
そんな中で、不定形の『何か』、という話>>33もまた
曖昧な情報ではあったが伝えられて]
―――――…、
[思考は絡まる。
まるで、まるで。
何時かまぼろしだと思ったものが>>1:105>>1:106
まぼろしでは無かったような気さえして――。]
アタシがナガサメマチを出たのは、一週間くらい前。
それで、ニュースを初めて聞いたのが、昨日。
……クーロン行きの定期便は、毎日出ているから、
事件が起こって、何日も放っておかれるとか、無い筈。
[ツバキもまた、然程多くの情報を持っている訳では無い。
その少ない情報を思い出して、話して、そこからまた考えて――。
ぽつぽつと、知っていることと、己の考えを並べていく。]
だから、ナガサメマチからみんなが居なくなったのも、
短い間のうち、だったんじゃないかって思うの。
――ルミナスの時と、同じように。
[だから、同じモンスターの事件かもしれない。
そう結論づける前に、一呼吸置いた。]
――昨日、ナガサメマチには戻ったの。
その時はもう、IRPOの隊員の人と、
あとは外のリージョンの人……や妖魔しか、来なかったわ。
[直接居合わせなかったが>>75、現場には戻った、という意味で
念の為に付け加えた。
メイアルの件は情報としては余分だったかもしれないが
一応、事実のひとつとして添えながら。]
…………でも、あの時、未だ居たのかしら。
ユウナギ、さん。
[聞こえるか聞こえないか程度の、ほんの微かな独り言は
事実だと胸を張って言える内容ではなかったけれど。
それから、再び一呼吸置いた。
一先ずここまでのことで、何か判ったかどうかを聞くために。
セルリアンと『通信相手』の情報に、ぞわりとしてしまった所為で、
今はウートラの件については、考えていなかった。**]
ケヴィンがどうして負けたのか?
って、独りで挑んだからなんだよな。
ミアに傷ついて欲しくは無い、と思っているので独りで突き進んだっていう複線を張ってあって。
その辺をどうこうして絡めつつ、後々勝利フラグになるように動かそうとしていたりする。
/*
くっ、ちゃんとあの時シックネスに確定で接触して居れば良かったのぜ、と
ちょっと後悔中。
最初の時はアザミとメイアルと離れたくなかったこと、
次の時は、ナガサメに留まり続けているのも如何かなと思って
急いで出て行こうとしちゃった所為、っていうのが原因でした。
黒狼 フィロは、賞金稼ぎ シュンバ にうしろゆびをさすことにしたよ。
―回想:廃棄場―
[上からまたガシャガシャと大量の鉄くずが落とされる。
自分の体の上にもそれらは降り注ぎ、だんだんと視界が狭く、暗くなる。
でも自分に光はいらない。 なぜなら動くことを必要としないから。
私は正義の不良品。それだけで稼働する価値さえもないはず。
でも自分の意思で機能停止することさえできないのだ。
光が降り注いだのは、それからしばらく経ったときのこと]
[――正義が死ぬなど、あってはならないのだと正義は言った。
だから生きろと。ここを出ろと。]
[行使することのかなわぬ正義を常に直視するしかない中で。
動くことに意味の見いだせない、自分の周りを無機質に正確に流れる時間。
それでも、正義の言った言葉は、正義のなりそこないの自分でも絶対なのだ。
生きることが任務であり命令であり、そして正義の意志なのだ]
―IRPO病院―
[竜燐の盾が吹き飛ばされ、ジャスティスKに斬られた挙句腕折れ寸前まで追い込まれた...。
...は負けた…死ぬはずだった戦闘で生き残った…。今は…生き恥を晒すのみ…。だが、DSCである程度ジャスティスKを弱らせる事に成功。
搬送されてる途中…聞き覚え>>60のある声が…ワシの名を呼んでいた…。それを思い出し…]
ラーシナ…。不思議なやつじゃった……。
[髪を撫でられる感触>>+11に、ミアはくすくす笑った。誰とは違う、赤みがかった明るいストロベリーブロンド。
こうやって笑うのは一体いつぶりだろう? 少なくとも、銀翅の君の所にいるときはなかった]
怪我なんてありません。
[いつかと同じように気遣ってくれる彼に、いつかと同じように返して]
……ケヴィンさんが守ってくれたから。
[その時はなかった一言を、付け加えた]
―クーロン―
[TV>>0>>68を見るジェイコブ]
「ドゥヴァンでラス・アルゲティか…。これ伝えてもいつものようにトボケるからな〜。ラスを知らないそうだし…。
シュライクから戦闘メカか…。テトラレッサは…まあ大丈夫かも…。気鼓祝は…床青の戦いが終わってからとか言って派遣せずか…。」
[そして…密かに行動を再開する。誰にも見つからないように…*]
― 妖魔のシップ ―
[追撃がきても面倒だしと、出港を命じ。
一度コルネフォーロスを離れることにした。
……シップの中が言葉少なになってしまうのも仕方ない事か。]
妖魔の君の実力、実際大したものね。
白百合の君には及ばないでしょうけれど。
[そう言って幻魔を見やる。
この剣を片手に魅惑の君を退けたと言う話を別の黒騎士から聞いたことがあった。
ただし、一対一ではない。
マジックキングダムの術者
某国の剣士
地下組織の剣士
時術を操る妖魔
そんな面々が共に居たと伝え聞く。]
−回想・IRPO受付−
あれ。これおっちゃんの?
[ラーシナが受け取ったものを覗き込み、尋ねる。尋ねるけれど、あの機会は間違いなくジャッカルが見つけて、報酬として持っていったものだ。見間違えようがなかった]
…怪我した?うーわ。まじで?容態は…うん。入院?
そっか。ひとまず無事…ていっていいんだね?そっか。そりゃなにより。お見舞いはー…面会謝絶?あちゃぁ。ん。分かった。いいよ。生きてるならまた会えるし。
[あるいはそれは、素性不明な、というか見た目にも不衛生な感じのスーだからこその面会謝絶かもしれないけれど。今は会えない。でも、生きてる。それが分かっただけでも十分だ]
ところでさ。これってどういう…ジャスティス?いや知らないけど。
[相棒は、スーにとってJQであってジャスティスQって名前ではなかった。だから、ジャスティスシリーズの名を聞いたのは初めてだ。
けれど。ジャッカルに何があったか。その経緯をほんの少し聞いただけだけれど。
なにかが、繋がりそうな気がした。その繋がった先は、とても不吉であるような。そんな何かが]
――IRPO・受付――
シックネス?それは一体――新種のモンスター?感染する?
それは食べて広がると言う者ではないんですね?
[>>56治安を護る的な仕事ならあるにはある、と勧められたのがどうもそれらしい。
なんでも新種のモンスターでリージョンを滅ぼすレベルで増えているのだとか。
想像し得ない性質だけれど、そういうモンスターの本体は兎も角として流出や流入を防ぐ、或いは調査を行う仕事があるようだった]
成程、リージョン単位となるとかなり危険ですね。
そうなると単独だと調査が限度で、戦線構築は難しいのではないでしょうか?
[複数希望者がいてPTを組めない限りは、調査のみとなりますが構いませんか、と受付の方と詳細を進めることになる――**]
/*
私のアセルス編ラストパーティーを書いてみた。
しかし、妖魔エンドのトキノクン以外はどうなるんだろうねえwww
ルージュとゲンとかすげーリストラされてそうw
>>81
アセルス
ルージュ
ゲン
ルーファス?
時の君
バランスのいいパーティですね。
ルーファスがやや自身なし。私はルーはだいたい銃使いとして育ててましたです。
─ マンハッタン ─
だーかーらー。
俺に行かせるのが間違いだって言ったろ?
「黙れぇ! 私の計画が台無しだぁ!!
64万クレジット返せ!!」
俺に言うな!
訴えるなら競売元訴えやがれ。
つか計画ってなんだよ。
「ジャスティスよりも性能の高いメカを作る計画だ!」
んなの超古代アイテム使わねーで頑張って作れよ。
[偽物の『キューブ』を送って少しして、フィロの通信機にサビオからの連絡が入り。
案の定の苦情やら定番のやり取りやらが為されていた]
ばかなの? しぬの?
「おまえがなー」
ふっざけんなてめぇ!
ぜってぇさっきの意趣返しだろこれ!!
「否定はせん。
が、ただの諜報担当向かわせるよりは生存率高いだろ。
なぁ、実働担当さんよ。
……それに、お前が欲しい情報が入ってるぞ?」
[ぎゃあぎゃあと通信機越しに言い合っていたが、不意に齎された”情報”と言う言葉にフィロはピタリと声を止めた]
……シンセロのこと、何か分かったのか!?
教えろ!
「ドゥヴァン行くなら教えてやる」
ぐ………。
[取引と言わんばかりのサビオの言葉にフィロは声を詰まらせる。
しばし悩んだ末に、大きく深呼吸して落ち着けた声を通信機へと向けた]
……分かったよ、行けば良いんだろ。
「よし、無事に戻って来れたら教えてやるよ。
成功報酬な」
くっそー、足元見やがって。
[笑うような声のサビオの声に、フィロは分かりやすく歯噛みする]
「ま、健闘を祈るぜ。
……あ。
我らラッソレッソの徒に祝福あれ」
とって付けたように言うなよ。
つかなんだそれ。
切るぞ。
[最後はサビオを小馬鹿にして通信を切った]
ドゥヴァンかぁ…。
この様子だと、2人連れてくのは危険に晒すだけだよな。
2人にはここで待ってもらうか。
[セルリアンとツバキまで巻き込むわけには、と考え、単独で向かおうと。
ただ、何も言わずに向かうのは拙いと思うため、ドゥヴァンへ向かう旨は伝えようと、2人が居るであろう場所へと向かって行った]
>>+13
[その返事に安心し、今度はケヴィンの方から軽く抱きしめて。]
……ごめんな、勝てなかった。
[守れて、良かった。
…しかし、何も変わっていなかった。あるいは、悪化したとも言えるのかもしれない。
力の差は、圧倒的だった。ミアに傷ついて欲しくはない、と独りで挑んだけれど。
あれは、勝ち目のある戦いとは言えなかっただろう。]
あと……、来てくれてありがとうな。
[あの時、ミアが停めてくれなければ。
そのままケヴィンは死んでいただろう。
そしてミアも、もっと酷いことになっていたかもしれないのだ。
いま、こうしていられるのも。
あの時、ミアが来てくれたおかげだと思えたから。
守られていたのは、お互い様だと考えていた。]
─ マンハッタン・ファーストフード店 ─
[セルリアンとツバキの話はどこまで終わっていたか。
店内に彼らの姿を見つけ、フィロはその傍へと歩み寄る。
直ぐに出るつもりだったから、カウンターでの注文は当然しなかった]
セルリアン、ツバキ。
俺ちょっとドゥヴァンまで行かなきゃならなくなった。
1人で行ってくるから、2人はここで待っててくれ。
直ぐに戻る。
[それだけ告げると直ぐに出発しようとする。
もしセルリアンとツバキが同行を言い出すのであれば、その危険性を説明した上で彼らの判断に任せるつもり]
―マンハッタン・ファーストフード店―
うん。昨日の内、なんだと思う。
[ツバキの呟きのような問い>>73に相槌を打つ。続く取り憑かれてる、と言う言葉>>74には、黙って頷いた。
話し終えてから。少しの間、沈黙が二人の間を支配する。
ややあって、ツバキが話し始めた、>>75その内容に、目を瞬かせた。]
……君が……ナガサメマチ、に………?
[壊滅したリージョンの『生き残り』。そのことに受けた衝撃は大きく。
……彼女が背負うものの片鱗を、見た気がして。そしてそれは自分が知っているある人物と何処か重なって。
その間にも、ぽつりぽつり、彼女は話し続ける。彼女が旅に出ていたこと。
彼女が、知っていること。>>76]
…短い、間、に……
[自分がほんの少し故郷を離れている間に、そこが変わり果てていた。その心境。想像でしかないが、それはとても、辛いことなのではないかと]
[そして、戻った時のナガサメマチの様子>>77についても、耳を傾けて]
………そっか。
――ぼくには、想像で話すことしか出来ないけれど……
きっと、すごく、すごくなんて言葉じゃ表せないほどすごく…辛くて、心細かった… よね。
頑張ったんだね。ツバキさん……
[自分は未だ持っていない強さを、彼女が持っているような気がして。少し、眩しく感じる。それから、今得た情報を整理して、考えを話す。]
…ルミナスとナガサメマチ。ふたつとも、ほんの短い間に、変わってしまった。
でも、取り憑かれた人…だけじゃないけど…が沢山いたルミナスと違って、ナガサメマチには、もう誰も、いなかった。…んだよね?
[ユウナギという名を零したのには気付かなかったけれど、確認を取るように、そう、問いかける]
もし、二つが同じモンスターの仕業だとしたら…どうしてナガサメマチには誰もいなかったんだろう。
……それとも、未だ起こってないだけで、ルミナスからも、これから誰もいなくなるんだろうか………?
[そんな疑問を、口にする。…そして、このことに、自分は何か出来るんだろうか、と考えながら。
それから幾つか話を交わした後だっただろうか。フィロが戻って来たのは>>90。
…ツバキから得た情報もまた、セルリアンに大きな衝撃を与えていたため。
『術士ハンター』ウートラの件については、頭から抜け落ちていた。]**
−IRPOラボ−
[応対したのは、寡黙通り過ぎて沈黙が服来てんじゃないかって様子の妖魔…とは意思の疎通ができなかったので、その補佐をしている部下のヒトだった]
京…それにコーヤね。そこにアレがいるっぽいって?そっか。分かった。
じゃあ、そこ、連れてってもらおうか?
なに?ダメって?なにが、じゃないね。なんでダメなのかなー?
言っとくけど、わたしもラーシナも少なくとも、二回、アイツの被害にあって、でも生き延びてる。そのうち一回なんて最近だよ。もう、超近頃。
当ー然、あいつに対する対策だって分かってるし、性質だって分かってる。
言っとくけど役に立つよ。足手まとい?ふふん、笑っちゃうね。そっちが足手まといにならないで欲しいってくらいさ。
[嘘は言ってない。言ってないけど、少し大げさに言いつつ、侮ったような口調で挑発する。いかにもまじめそうな隊員のヒトは、それで食いついてきた]
ごめん言い過ぎた。でも嘘は言ってないし、どんな頼み方してでも連れてって欲しいっていうのは本当。
理由があるんだよ。頼む。お願い。
気を悪くしたっていうならどんな謝り方だってするから。
[相手がイラッとしたのが見て取れたところで平謝りしながらさらに押す。その豹変で狼狽した辺りで肯定の表現が出たらこっちのもんだ。言質は取った。ぎらん。腐った目が輝く]
まじで?いいの?やったねラーシナ!連れてってくれるってさ!連れてってくれるんだよね!
[ひときわ声を高くして大げさにラーシナと喜ぶ。はい、これで既成事実の出来上がり、と。
隊員のヒトは寡黙な上司に小突かれて。どうも上司のヒトにはバレてたっぽいけど、小突いたのが部下のヒトなら、連れてくことを承諾したことが問題じゃなくって、スーに騙されたことが問題で叱られたんだろうって、勝手に思っておく
ごめんねー。どうしても行きたいってのはほんとなんだよー、と、内心でだけ謝りながら、ラーシナに片目を閉じて、ウインク…しまった、片目潰れてた]
【ジャスティスK】
[「正義」とはなんだろう。
奇しくも、どこかで誰かが誰かに尋ねたのに似た疑問>>3:275を、ジャスティスKは耳にした事がある。
ジャスティスKは正確で優秀なメカだから、その日その時間のことを秒単位で正確に記憶している。
それは、クレインの研究所の中。遠くを見るクレインの発した言葉]
[こちらに尋ねられたのではなかったので、ジャスティスKは返答しなかった。
しかし、聞いて貰えれば、即座に端的に答えられた。それはジャスティスKの名前の由来であり、存在意義であり、根幹であったから]
『メカは、正義を望むべきではなかったのかもしれない』
[なのに、クレインはそんなふうに続けた。
疑問、疑問、理解不能。
正確な優秀なメカ以上に、正義を実行できる者などいないだろう。
ヒト以上の力を持った、あの「ヒーロー」達でさえ、悪を根絶するには至らなかったのだ]
[だから、ジャスティスはその不正確で非重要な発言については、それ以上考えないことにした]
【ジャスティスK】
─ IRPOメカ修理室 ─
[ジャスティスは、晴れ晴れとした気分で再起動した。
全身の駆動系伝達系は綺麗に修理され、新しい油が差されている。
破損した鎧と穴のあいたマントは、さすがにまた買い直さなければいけないが、電磁ソード、銃器・重火器類は新品同様に手入れされていた]
『また、いつでもおいで』
[そう声をかけてくる特殊工作機RPRを、ジャスティスKは好ましいと感じた]
破損した時はよろしくお願いします。
[ジャスティスは礼を言い、修理室を後にした。
さあ、正義の裁きを行おう。悪を殺し壊し殺し壊し殺し壊すのだ]*
/*
>>81
一番上!一番上!
あー、白百合の君の姿勢を見て、決意を新たにして決闘行ったのかなーとか妄想が膨らむ膨らむ。
勝者は… セルリアンの名前からお察し のつもりではあるけどどうかなー。
でも、逆に補うものとしてその系列の名をつけてても美味しいかなー
>>*0
すぐにK忘れちゃうんだよね!
……パッションでつけたKだったけど、おねーちゃん見てたら、つけて良かったなあとつくづく思う。
第三者から見たら、ジャスティスは「ジャスティス」だけど、J・Qやクレインから見たら、「K」なんだよね。
Qもジャスティスなのだから。
この違いは美しい。
コーヤでシックネスが、シュンバとラーシナとバトル
IRPOでジャスティスKが、J・Qとゲンとバトル
ドゥヴァンでラスが、フィロとバトル
皆に愛されて私は幸せですwww
この程度、鼻歌まじりにこなしてやらぁぁぁぁ!!!!
/*
はう、PL視点優先させてしまった感。PC感情としてはついて行きたいだろうなー。と、ロール下書きしつつ思ったなど。
[そうして、かわいそうな下っ端のヒトに、民間人同行の手続きをしてもらっている間。
ラーシナがこちらに向き直り、呟くように言った言葉>>63を聞く]
いいけど。いいの?いや、いいよ。
うん。そのくらいお安い御用さ。って。
友達の頼みはお安く引き受けちゃうのも『生きてる』って感じでしょ?
[聞き返したのは、ラーシナが一度は断ったことだったから。言い直してうなずいたのは、そんなこと承知で言ってるんだってすぐ気がついたから]
もちろん。呼ぶさ。ラーシナ?そういう時は、『きっと』じゃなくて『絶対』って言うんだよ。
うん、絶対だ。絶対、呼ぶからね。もしかして。万が一があったとしても、絶対、帰って来て。ね。
なんて。強引なお願いだってしちゃうのさ。なんたって、スーさんもラーシナも『生きてる』んだからね。
[なんて。ラーシナの言葉を強く肯定する。こういうのってきっと、気持ちが大事]
さてー、どこがいいー?
ここは吸血鬼気取って首筋いっちゃう?それともちょっと大人に唇同士で?
なんて。冗談冗談。手、出してくれる?
[告げて。差し出してくれたであろう手の平に、口を開けて顔を寄せて。
かぷり。
噛み付く]
『たべたい!あいしたい!ひとつに!』
(はいはい、黙っとけー)
[瞬間湧き上がった衝動に、冷めた意識で釘を刺す。
どくんっ。
一瞬だけ、ラーシナと“繋がった”感じがして。溶けそうになる境界をなぞって固めて切り離して。口を離す。うまくいったと思うんだけど。どうかな?]
箱入り術士 セルリアンは、黒狼 フィロの言葉にきょとんと目を瞬かせて ( B16 )
(ヒューマンが定義できないものをメカに強いる。それは…)
[浮かんだ思いは振り払い、]
…まるで、哲学者だな、ゲン。
医者などやめてそちらに進んだらどうだ?
[皮肉っぽく受けて話を流すが、
ふいに変わった空気>>282には面食う。こっちはどう返そうか必死に考えたというのに、とこっそり八つ当たり。]
――あ、ああ、ジャスティスならだいたいの場所は分かるはずだ。
その点はヒューマンよりずっと便利でな、
[こちらの話を聞いていた職員が、問うより先に教えてくれた。
ジャスティスは、闘技場で損傷しているのを発見され>>7、IRPO本部内で修理を受けているらしい。
闘技場に駆けつければ、ジャッカルが搬送される>>10のにも間に合っただろうか。]
【ラス・アルゲティ】
─ ドゥヴァン ─
[青さが戻った空。
朱色の鳥居ゲートの上に、ラスは立っている。
まだ建物の中に隠れている者達は居るようだが、ラスは追撃はかけなかった。
怒りに任せた狩りに、そろそろ飽きてきたのだ]
[静寂が、満ちている。
静謐ではなく、恐怖が生み出した静けさが]
死に損ない スーは、実験体 LA-47 を吸血ことにしたよ。
死に損ない スーは、賞金稼ぎ シュンバ にうしろゆびをさすことにしたよ。
―クレイン博士の研究所―
[相当にひどくあらされた現場は、それでも片付いてはいたのだろう。
でも自分の知る場所とはもう大分異なるもので。
自分の到着を、そこにいる隊員の何名かは見ただろうか。
モニタ付近にいた、アザミとゲンはどうだっただろう]
応答願います。私はジャスティスQです。
[生身の人間に、この中に通信相手がいてくれと願い、声を出した。]
―クレイン博士の研究所―
[相当にひどくあらされた現場は、それでも片付いてはいたのだろう。
でも自分の知る場所とはもう大分異なるもので。
自分の到着を、そこにいる隊員の何名かは見ただろうか。
モニタ付近にいたかもしれない、その隊員の中でも位の高い者はどうだっただろう]
応答願います。私はジャスティスQです。
[生身の人間に、この中に通信相手がいてくれと願い、声を出した。
反応は、あっただろうか]
─クーロン・裏街─
くっそ、あの蛇女どもめ!
[這々の体で戦略的後方進撃を終えシュンバがようやく街に帰ってきたころ、空はもう大分傾いていた。やれやれと今日の店を決めようとしていたところに懐かしい声が届く]
トキサダさん!
[勝てなかった、との謝罪に、ミアはふるふると首を振った]
あの銀翅の君の御前に出て、五体無事に帰って来たと言うだけで、充分です。
大勝利ですよ。
無事でいてくれて、良かった。もう一度会えて、良かった。
[抱きしめたケヴィンの背はやっぱり広くて、大きかった]
お礼を言われるようなことは、何も……。
あの時はただ、夢中で。
たぶん、同じ事をもう一度やれって言われても無理です。……もう一度は通じないでしょうし、ね。
─ →ドゥヴァン ─
[例のニュースのお陰でドゥヴァンへの定期便は運休するものも多く、どうにか見つけた個人シップに頼み込んで向かうことになった。
この費用は経費で落とさせるつもりである]
出てくる奴らの方が多いな…。
相当やべーんじゃん。
[フィロの額に冷や汗が浮かぶ。
今この状況でドゥヴァンに向かおうとしているのはこのシップだけなんじゃないかと思うくらいだ。
危険な任務を押し付けたサビオを恨みながら、フィロは個人シップでドゥヴァンへと降り立った]
[ドゥヴァンの中心街。
そこにはところどころに倒れる人影があった。
警戒しながら近付いてみると、命の拍動が感じられない。
このリージョンに降り立った脅威が為したことであると直ぐに知れた]
……確か、幻死蝶っつったっけ。
[警戒すべきものを再確認し、フィロは支部がある方へと駆けて行く。
動くものは見られず、静寂だけが辺りを支配していた]
それじゃ、ラーシナ。
わたしは相棒にもその辺のこと言ってくるよ。
…相棒があの調子だし、ちょっと遅くなるかも。
もしわたしが間に合わなかったら、先に行ってて。
IRPOのシップに乗せてもらうんだから、待ってもらうわけにも行かないし。
もしそうなったら…いや、もしそうなっても。IRPOの人たちが一緒だし、大丈夫だとは思うけどね。
[ここに来るまでの道中の相棒の様子は、どうにも普通じゃなかった。すぐにはラーシナに追いつけないかもしれない、と。そう伝えて。ラーシナがすぐにもコーヤへ向かうなら、いったんここで別れることになるだろうか]
ラーシナ。
気をつけて。
また、生きて会おうぜ。
[分かれるならば、そう告げる。こぶしを作って、ラーシナの手をとってこぶしを作ってもらって、それをこつんと突合せて。故郷のやり方の、また会おうっていう別れの挨拶。]
[雑音か、誤作動か。
今は気にしている場合ではない。]
ジャスティスKはどこにいますか。
[そこにいた者にそう問うただろう。]
【シックネス】
[感染者に乗って、シックネスは京へ来た。
食べていたら、たくさんのヒューマンに囲まれた。体を使った近接攻撃は、大好きな攻撃技だ。だって簡単にひっかいたり噛みついたり出来る。
なのに、そこのヒューマンは、伸ばした腕をことごとく掴んでは当て身投げを食らわせる。分体をひとつ失って、彼女は悲しみに包まれた。
歓声をあげるヒューマン達の中、やっと1つだけ感染者を作り、それに乗って次のリージョンへ向かった]
[こんな悲しい思いをすることはそうそうはない。
もうあまり覚えていないけど。
あれはどこだっけ。どこかのリージョンだっただろうか。それともどこかの研究所>>2:257だっただろうか。
しかし、やがて悲しみも退化して消え、彼女は再びいつもの彼女にもどる]
ようシンエイじゃねぇか、久しぶりだな。
1年ぶりぐらいか?
[シュンバに声を掛けた頭を丸めケサと呼ばれる独特な衣装に身を包んだ青年は嬉しそうに笑顔を浮かべた]
「お久しぶりですね、もうそんなになりますかー。いえ、僕はなんどかこの街には来てるのですが、トキサダさんがいつもどこかに行っちゃってるだけですよ」
[シュンバを本名で呼ぶこの青年は名をシンエイといい、コーヤにあってシュンバを憧れ慕う数少ない門弟だった。いまはコーヤの本山と各リージョンに散っている降魔師との連絡役のひとりであった。]
[いきたい。
たべたい。
あいしたい]
[やがて辿りつくのは、険しい山岳のリージョン。
たべものがたくさん。すてきな場所。
きっとここなら、しあわせにいきていける。しあわせにたべていける]
【ラス・アルゲティ】
─ ドゥヴァン ─
[ひとつ、欠伸をした所で。
ラスは、視界の下にちょろちょろと動く者>>108を見つけた。
帰りがけのついでに、ラスは銀色にキラキラ光る蜘蛛の糸をさらりと投げた。
糸は、長大な針金のように真っ直ぐに飛んだ]
そんなわけでさ。
相棒探したいんだけど。こっち来てない?
んーっと、J・Qって名前のメカなんだけど。
[手近な隊員にそう尋ねる。けれど、返って来たのは奇妙な答え]
は?そんな名前のメカいない?
なに言ってんの?
え?相棒だよ?J・Q。
おっかしいなー…どっかよそ行っちゃったか、すれ違った?
[首を傾げたけれど。同じ隊員のヒトに、もしかしたら、と付け加えられた内容は]
…ジャスティス・Qなら居るって?
いやいや、相棒の名前は…っていや、ジャスティス縮めてJってこと?
あー、だったら分かるかも。なんたって、うちの相棒は超カッコいい、正義の、味方…で…
[先刻のいやな予感を、繋げるものでは、なかったか。
相棒の名前と、ジャッカルを負傷させたメカの名前。やけに長かった通信時間。相棒の言ってた“正義”と。世界を誰かに『見せたい』のだと言っていたあの言葉と。
シップの中で、すがるように抱きついた相棒の様子は]
……どこ!?
相棒は何処に居るって!?
教えて!早く!
[繋がるじゃないか。『ジャスティス』という、その名前で。根拠なんかない。推理と呼ぶには穴だらけもいいところだ。でも、繋がってしまう。
いやな予感がする。急いで。相棒のところへ!]
[――自分のすべては正義の為に。
その考えは間違っていたのだろうか――?]
[クレイン博士がよく座っていた椅子――今はもう、見る影もない程に「斬られて」無残な姿に変わり果てていたものを視界に映した。
父よ、貴方は答えをくれないのか。
私に正義だけを与えて、もうこの世にいなくなってしまったというのか。
正義の生みの親が、何故正義に殺されたというのか。
父を何故弟が殺さねばならなかったのか。
それは、普通の世界でも起こり得ていいことなのかのだろうか]
[ぎ、り… ぎり]
[誰かに声をかけられるまでは、そうしてメモリと向き合っていたことだろう]
―――相棒!
[ドアの開くのももどかしく、教えられた部屋。ジャスティスシリーズを生み出したのだという博士の研究室に飛び込む。
果たして、相棒はそこに居た>>117]
ああよかったここに居た。
…って考えてみればこんなとこでそんなやばいことになんか―――
[起こるわけないよね。慌てちゃったのは恥ずかしいけど。まぁそれも『生きてる』って感じはするよね。
言いかかって。部屋の惨状にようやく気がつく。正義の味方の総本山のその中だってのに、その部屋は、ひどく、荒らされていて。そして、相棒からの返事は、すぐには帰ってこない]
……相棒?
[改めて。おずおずと。相棒の背に、声をかける]
【ラス・アルゲティ】
[ざくり……剣呑な音を立てて地面をうがった蜘蛛の糸は、仕事を終えたかのように風にやわやわと揺れる糸となる]
なかなかいい反応だ。
[つまらなそうに、ラスはそう感想した。
そして、揺れる細い銀の糸の上を、まるで確かな地面のように優雅な足取りで歩き始めた]
[ざわりとラスの右横の空間が揺れる。妖魔が基本として持つ「妖魔の剣」、それを呼びだしたのだ。
……だが、それはラスの身長を優に超す長さ、巨大さだった。
縦に立てれば鳥居ゲートの高さほどもあるだろう。それを、ラスは危なげもなく、羽のように軽く持って]
[近づいてくる]
で?今日は何の用だ?
「いつもの定期連絡ですよー。トキサダさんの顔が見たくてクーロンの担当にしてもらいました」
そうかそうか、じゃあ一杯いくか!
「トキサダさん、一つお願いがあるんですよ」
ん?なんだ?言ってみろ
『─いきたい。
──たべたい。
───あいし
研究所の場所は、どこか孤島のリージョンとして描写してたんだけど、IRPO内部という意見が多いので、それでいいと思ってる。
心配なのは、後で読み返した時に、矛盾がないかだけど、その辺もゆるっとでいいと思ってるww
ジャスティスとIRPOとの関係も、曖昧なままなんだよね、結局。
特権隊員とか、外部協力団体とか、そんな感じなんだろうか。
スー?
[もしかしたらその場にいた隊員と何かを喋っていたかもしれないが、相棒という聞き馴染んだ言葉と声に>>119、くるりと振り返り]
どうしました? ラーシナは一緒ではないのですか?
[内容はいたって普通のことで。出会ったときと声色は変わらず。
――否。 今までで一度たりとも彼女の声色は変わることなどなかった。
スーがその問いに答えようが答えまいが、まるで気にする様子はなく。
ラーシナのことが気にならなかったわけではない、けれど今の自分のメモリを占めているのはそれ以上に難解で複雑なノイズなのだ]
これが現実です。
[「やばいことになんか」という言葉に応えるように――言い聞かせるようにかもしれない。ただそう言葉に、音にした]
っと、その、ね。
これは、眉唾程度に聞いてほしいんだけれど。
神社のところで、ひとりだけ――。
アタシの知っている人が見えた気がしたの。
歌声は、……確かに、あの人、
[と、ここで、競売から戻ってきたフィロ>>91の声に振り返る。]
ドゥヴァン……?
って、ちょっと待って。アタシも――!
[ファーストフード店にはニュースは流れていなかったから、
そこにとんでもない大物が出現した話など知らなかった。
行ったことは未だ無い、平和な筈の占いのリージョンの名前に
せめて彼の所用の邪魔にならぬ程度に、
同行できればと思っていた、が。]
[笑った顔があった、自分のことのように誇り喜ぶ顔があった。その顔を湛えていた"なにか"が宙を舞い……地面にポトリと落ちた。]
[全く予想していなかった話>>68に、僅かな沈黙。
身の安全を第一に、とは、アザミに言われたことだったが。]
……一緒に行くわ。
妖魔の君なんていうのが、わざわざ出向いているって、
[「出向いた」のではなく「飛ばされた」のだとは未だ知らない。
そうした異常事態だからこそ、何かの手掛かりがあるのでは、
と、全く的外れなことを思いながら。]
そんなところこそ、アナタを一人では行かせられない。
アタシにも――…
[時術のことは、彼らにはもう話しても良いと思えたが、
ここで告げるには、他の者の目が気になる。
故に言葉を最後まで告げることはできぬまま。
ツバキはセルリアンの様子を一瞥した後、
フィロの後から、店を後にした。]
―研究所内―
お前は、
[入ってきたメカ>>104の姿には見覚えはない。が、声のほうは覚えがある…気がする。]
――ジャスティスQか?
[そうだ、と答えが返れば
ジャスティスKの現状>>102を説明しただろう。
自分が現場であった闘技場へ向かおうとしていることも含めて。]
>>127
ニチアサー!
ニチアサが飛んでいくー!ww
しかし、一番虐殺してるのはラスボス衆なので、強く言えない私であった。まる。
……一応、ラスアゲのはグロくならないように、無傷でぱたっと死ぬ感じにしたんだお><
>>120
ああ、何か違和感と思ったら、上の方の段はラス視点なのに、最後の「近づいてくる」が、第三者視点だからかー。
一応、段落開けた部分で、カメラが切り替わった、と言えなくはないけれど。
恐怖感を煽るなら、もっと明確な第三者視点を押しだした方が良かったね。
[笑った顔があった、自分のことのように誇り喜ぶ顔があった。その顔を湛えていた"なにか"が宙を舞い……地面にポトリと落ちた。]
[かつて何かであった体がぐらりと揺れる。]
白き空に舞い遊ぶ幽かよ
[周囲の温度が下がり、白く冷気を伴った美しき刀身がかつて自分を慕った若者を刻む。]
『雪』
[シュンバは振り返らずに歩みだしていた。彼は知らなかった。シンエイの命を奪ったこの"なにか"が、かつてナガサメマチを滅ぼしたモノであると]
うん。
[相棒に名前を呼ばれて>>125、頷く]
ああ、ラーシナはね。ってそうだ。アイツの、シックネスの情報が分かったんだよ。あいつは、京に。その先のコーヤってとこに向かってるんだって。
ラーシナはそこに行くIRPOのシップに、先に行ってもらってる。だからさ、相棒も一緒に―――
[言葉は次々口から零れるけど、なんだかいつもと違う。いつもは溢れてこぼれるみたいに言葉が出るのに、今はまるでなにかに急かされてるみたいだ。一体何に?]
―――うん。
[自分の言葉を気にした風もなく告げられた言葉>>125刃、なんだかやけに静かに響いた気がする。現実。たしかに、そうだ。なら]
…何があったかなんて、聞かないよ。
相棒。これからどうする?
─ ドゥヴァン ─
[格上の相手に無謀に喧嘩を売るほどフィロは愚かではないつもりだ。
だからこの時も、離れているのを良いことに相手にせず支部へ向かおうとしていて。
朱のゲートの上に紅い瞳を向けながらも、その場を離れようという仕草を見せる]
っ!!
[けれど、妖魔は揺れる細い糸を優雅に歩き、こちらへと向かって来て>>120。
更には身長以上もある巨大な剣を呼び出していた。
その様子にフィロは顎を引き、唇を引き締め、じりじりと後退して離脱の間合いを測る。
今すぐ駆け出すのは逆に危険と感じていた。
逃げると言うことは、無防備に背を晒すことになるために。
背に冷たい汗が伝い、喉が緊張を示すようにこくりと鳴った]
(くっそ……
一人ならまだ隙を突いて逃げるのも出来たかもしんねぇけど…)
[今は一人ではなく、同行者がいる。
自分が残り先に逃がすことは出来るかも知れないが、果たしてそれを許す相手なのだろうか]
……おい、俺らになんか用か。
[近付いて来る妖魔に対し、一言声を投げた。
意識が自分だけに向くことを期待して]
IRPO隊員 アザミは、賞金稼ぎ シュンバ にうしろゆびをさすことにしたよ。
トラベラー J・Qは、リージョン放送 リポーター をうらなっちゃうことにしたよ。
【ラス・アルゲティ】
[一歩、一歩と舞のように優雅に足を運んで]
僕に奏上する言葉だ。
考えて物を話すといい。
[ラスは右へ水平に、軽く剣を持ち上げた。軽く、と見えたのに、ブンと重い音がした]
用があれば斬ったりしないだろう?
[頭の悪い相手に言い聞かせる口調で、そう言って。
次の瞬間には、残りの距離を跳躍ざま、胴の高さを横薙ぎする一閃を放っていた]
だから、スー。ごめんなさい。
私は貴方と一緒にいることはもう出来ません。
[まるで宣告のように、そう告げた。
その場にいた人物はどう思っただろうか]
[歩んでいた足がいつのまにか急ぎ足へと、そして疾走へと変わっていく。シンエイはクーロンの担当だと言っていた。ならばコーヤとここの往復しかしていないはず。ならば"アレ"はお山にすでに入り込んでいる。
『災厄』
かつて何度となく聞いた言葉。何も見えず何もわからず、まるで実感のないその言葉をシュンバはついぞ今まで"ありえないこと"と思っていた。ナガサメマチの悲劇を知ってなおコーヤに降りかかることを想像していなかった。その身を、その愚かさを悔いる。]
だれかにめんどうをおしつけちゃうよ。
妖魔 メイアルは 時術使い ツバキに せきにんをまるなげしたよ。
あ、すまない。
[謝罪>>130に瞬きを一つ。]
礼を欠いていたな。こちらこそ許してくれ。
私はヘッジホッグ。
[短く名乗ってから、部屋を出た。
部屋に残っているものがいるなら、ある程度の便宜を図るよう室内の職員に依頼しておいただろう。]
>>138
「最強」を嘯き、自分を慕う少年を冷酷に斬り捨てられる剣士の下に、
普通の感情と感覚を持ったピュアな青年がいる。
シュンバは心情描写がうまいなー。
―クーロン・シップ発着場―
[ジェイコブはどこに行こうか考えようとした途端…]
「なんだか…クーロンが変な感じだね…嫌な予感がする…。気のせいだといいな…」
[そしてまたジェイコブは考え始める…]
クレイン 村人
メイアル 結社
J・Q 占い師
セルリアン 天魔
シュンバ 狩/闇狩
スー 血人(吸血鬼)
ツバキ 聖痕者
フィロ 結社
ヴァレリー 狂人
アザミ 狩/闇狩
ゲン 天魔
ラーシナ 霊能者
ミア てるてる
ケヴィン 求婚者
ジョーンズ 聖痕者
ジャッカル 聖痕者
リポ 人狼
よし、これでFA
― ドゥヴァン ―
[フィロが頼み込んで確保したシップから降り立った場所。
その市街地に倒れ込む人々の姿を目にすれば、
フィロが言った通りの危険性を実感させられることとなる。
そう――死の恐怖、といったもの。
己の力を過信はしていない。けれど、慎重とも言い難い。
こんな話、アザミにしたら嗜められるだろうか。
シェリアクにしたら――、一体どんな顔をすることやら。]
―――…っ、フィロ! セルリアン、
[“蝶”でないものに警戒していなかったのはツバキも同じ。
その糸>>114>>118に当たらなかったのは、おそらく狙いが
フィロの方に傾いていたからなのだろう。
視線は糸の飛んできた方、遠く、朱い鳥居の方――、
きらびやかなるものの方に、囚われそうに。]
ヴァレリー狂人だったか。
想定する限り一番影響の少ない役職で良かった……。
占い師、求婚者、狩人だったら酷かったし、
天魔だったら相方寂しかったし、
血人も場合によってはやばいか。
ラ神の采配に感謝ですね。
――IRPO・シップ発着場――
[まず、今閉鎖されているリージョンでは、死ぬ様なもの。
と、なると感染経路。そうなれば、リージョンを移動する方法は2種類しかない。
リージョン間移動の術か、シップによる移動だ。いつ、此処にも流入するかわからない以上、シップ発着場の状態を抑えておく事が優先だと判断した。
此処の状態に気をつけておけば、もしもの時にいち早く状態を察知できる。]
なんて言ってみた物の、此処に来るようだと完全にアウトですよね・・・・。
[もし此処が落ちるような事があれば、リージョン単位で救出しようという大々的な組織がなくなる。だから、最悪の事態を防ぐ為の、目撃者である必要はあった。客観視にして、行きかう様々な種族の触れ合う動きを観察する。]
─ ドゥヴァン ─
[こんな状況でもなければ見惚れていただろう足捌き>>136も、緊張のうちでは脅威にしかならない]
妖魔ってのはめんどくせーなー。
俺はお前の下に居るわけじゃねーんだから、
そんなの知らないね。
[元々丁寧な言葉なんて持ち合わせていない。
相手の様子からこの口調は気分を害すだろうと判断し、わざと、口調は変えずに拒否の言葉を紡いだ。
軽く動かしたはずの剣が重々しい音を奏でると、厄介そうにフィロの眉根が寄る]
そりゃそうだ なっ!!
[言葉と同時に詰められる距離。
逃がしちゃくれないと感じていたから、そのタイミングで瞬時に身体を獣型へと変えた。
体高が低くなったところを更に身を屈め、その上に横薙ぎの一閃を通過させる]
ツバキ、セルリアン、離れろ!!
[巨大な剣はその分攻撃範囲も広い。
近くに纏まっていれば一振りで全員が範囲内に入ってしまうだろう。
それを避けるべく声を上げ、地につけた四肢に力を込めて、跳躍で距離を詰めてきた妖魔へと飛び掛った。
彼の腕目掛けて黒き獣が牙を剥く]
(しかし、ありゃ一体なんだ。妖魔の憑依か?いや違う、もっと何か、病の様な…)
[時間があれば確かめることもできたかもしれない。裏街で最も優れた腕を持つあの藪医者なら何か知ってるかもしれない。だがそんな余裕はすでになかった。コーヤ行きのシップはもう無いはずだ。ならば…]
―クレイン博士のラボ・少し前―
[>>102]
ふうん?修理、ね。
どこで?
このラボではないだろう?
―――俺は、闘技場よりそっちが気になるんだけどねぇ?
案内してくれる?
闘技場が先になるのは我慢するからさ?
[だらだらと、アザミの背中に声を掛ける。
と、部屋に急に入室してくるメカ。思わず目を遣る。>>104
聞き覚えのある合成音声。
ふむ。これは…と思ったところにアザミが誰何の声を掛けて。>>129
―――やはりさっきの通信相手か。
一人ごち、「彼女」(と思しきメカ)を見る。>>130]
妖魔 メイアルは、賞金稼ぎ シュンバ にうしろゆびをさすことにしたよ。
ルミナスの、現状を送ってくれたのはキミだね?
あの映像について出来れば、補足が欲しいんだけど、構わないかな?
[勿論、キミの用が一旦落ち着いて良いからでいいんだけど、と。
むけられた視覚センサーに笑みを向ける]
>>+16
それでも、ミアを……。
自由に、させたかったな。
[ぎゅう、と抱きしめて。
目を瞑って、頷く。
ラス・アルゲティ。ミアの言うとおり、本当に恐ろしい相手だったことには間違いない。……もし、もう一度会うことがあったとしたら。それは、こちらに戦う意思が無かろうと全力で襲い掛かってくることだろう。
その時、俺はミアを守れるのだろうか。]
…ミアは、自分で思ってるより、ずっと凄いんだぜ。
……ミアは……綺麗だ。
何回言っても、言い足りないくらい。
何度想っても、また想う。
それに、可愛くて……優しくて。健気な所とかも、この髪も、好きだ。…大好きだ。
だから、俺は……。
ミアが傷つけられるのが、恐い…。
[普通の行き来。いや、珍しい光景だから普通とはいい難い。だからこそ、目に付いた。だからこそ、何かが変だった。
いや、誰かが気付いていた。一つ、おかしな気配のするシップが、発着場についた]
あれは――
[シップは沈黙を保っている。
暫く遠巻きに見守る態勢が造られ、そしてシップの乗り口が開く。そこに乗っていたのは――
酔っ払いだった。別に異常は見られない。酔っ払って居る事が少しの異常でも流せてしまう代物だから、わからな――嫌な予感がする。酔っ払いの動きを注視する。何故、他の乗組員がいないのか――?]
…うんっ。
[ぼろっ]
うわっ。ちがっ。ちげーし。これは…まだ、アイツの能力が体に馴染んでないから、制御しきれてないだけでっ
[相棒の答えを聞いて>>145。必死に誤魔化そうとしても、腐れた目の端からは透き通った液体がぼろぼろ零れた。ちくしょう。誤魔化されてろよ]
うん。だから。だからさ。
いいよ。相棒がたたかうっていうなら、止めないよ。
邪魔になるなら、足手まといになるなら、離れる。別れるよ。
でもさ。でも、辛いことがあるなら、言えよ。手伝えることがあるなら、言ってよ。そのくらい、させろよ。
とも…だち…なん…だから…さ…
うううー。ちっきしょー、止まれよぅ!
[ぼろぼろ零れるそれが、酷く邪魔だ。手で払っても拭っても、まだまだ出てきて]
[アザミの名乗りに>>139瞬き一つ。]
え?なになに?
ヘッジホッグってお前だったの?
[そりゃ、確かに。
お前が面白い顔して人に斬りかかって来てもおかしくなかったねー。
へらへらと笑いながらそんなことを言っただろう。
が。そんな表情は、すっと抜け落ちて。]
ナガサメマチの調査結果、教えてくれる?
今回のルミナスとの関連付けて情報を当れば改めて見えてくるものもあるんじゃないかな?
[アザミを真っ直ぐ見てそう言った。]
【ラス・アルゲティ】
[用がないから斬るのだ、と傲慢に言い放つ妖魔の、その攻撃は「技」ではない。
ただ、剣の圧倒的な大きさと、剣舞のように優雅な動きでの……通常攻撃]
[薙ぎをかいくぐって来た黒狼>>147へ、ラスは剣から左手を離して、手のひらを向ける。
視界を染めるような閃光が奔った。
そして払いきった剣を返し、今度は上段から振り下ろす。黒狼へ向けて]
――来たければ勝手についてこい!
[緊張感のない声音>>149に眉が吊りあがるのを感じながら、振り向きもせずに返事をする。
広い本部だが、闘技場へ向かう足取りには迷いはない。仲間との腕試しに自分でも利用することがしばしばある場所だから。]
―闘技場付近―
あれは…、ジャッカル!
[闘技場のすぐ外では、救急隊員に同僚が運び出されていくところだった。]
その怪我でよく喋れるな…。
[この状況でも強がってみせる>>10彼に、呆れ半分・感心半分。
なんにせよ、頑丈なことは間違いないなと思う。
受け取ったバックパックは、]
(じぇーきゅー?すー?らーしな?)
[伝えられた名前がぴんと来なかったので、とりあえず遺失物を扱う受付に預けるよう、手の空いているものに頼んでおいた。]
― IRPO・ラボ ―
[スーの協力によって同行が何とか許可され >>97 手続きを取るべくIRPO職員が慌ただしく動く。役所仕事の大変さは自身には解らない。そこにあるのは記憶を取り戻せるかもしれぬことを直感的に悟った高揚さだった]
わかった。
……絶対、戻る。
[スーの言葉 >>100 は流れる水のようだ。約束を誓うように強く頷くと、言われる >>101 がままに右手を差し出した。長く伸びた犬歯の先が掌の皮膚を抉る。瞬間、痛みとはまた別の、熱い感覚が伝わってきた。『いきたい、たべたい』――「彼女」の言葉はなぜか懐かしい。掌から腕へ、腕から肩へ、得体の知れない力が流れていく。そうして皮膚の色が、僅かに蒼褪めた]
[此方に斬りつけてこようとしているとしか思えない、
そんな妖魔の君>>136に一体何があって、此処に居るのか。
そんな疑問を、未だ抱きつつも。]
――――…、
シェリアクも、苦労してたのかしら。
[緊迫した状況には些か相応しくない台詞が、
フィロ>>146の「ぶしつけな」言葉に合わせてこぼれ出た。
尤もこれは、彼の直接のあるじがこの君だから、では無く
単に格の違いを思っただけの呟きだったが。
そんな一瞬の余裕も、繰り出される一閃にぶっ飛んで。
はっと身をかわし、姿勢を伏せる。
フィロ>>147からの声に、また身を起こして、離れて――]
―回想・ちょっと前―
[露骨に、こいつもう一回・もとい今度こそ切り倒すか、という顔をしてゲン>>154を見やる。]
知りもしない人間の名前を使うような無茶は金輪際やめるんだな。
…いつか痛い目を見るぞ。
[むしろ痛い目みろ!と言いたげである。
……真っすぐな視線からは、すいっと逃げるように目を逸らし、]
暇が惜しい。着いてくるなら、歩きながら説明してやってもいいぞ。
[思い切り偉そうに言って、さっさと背を向けた。]
―回想終了―
―少し未来―
[リンクを開く。繋がろうと繋がらまいと、問題ない。ただ一つのデータだけ彼に送れればよかった。]
『会いたいです。 ジャスティスK。』
[荒らされたクレイン博士の研究室の画像データと共に、送信した。
今まで送ったデータにはないような、決して感情回路の消したもの。
ジャスティスKは受け取っただろうか。 もしそうなら、何を想っただろうか]
…相棒。
[もう、拭って止めるのは諦めた。腕で、隠すようにしながら、問いかける]
もう一回だけ、聞くよ。
わたしは、一緒に、居ない方がいいんだね?
― →マジックキングダム ―
[シップに乗ったまま、次のリージョンへと向かう。
目的は2つある、一つにはラス・アルゲティ対策として有能な術師を探すこと。
そしてもう一つは――]
[ケヴィンの言葉が進む>>+18ごとに、ミアの顔が赤くなっていく。
銀翅の君に魅入られずに、自分なんかを綺麗と言うケヴィンはきっと、美的感覚がちょっと違うに違いない。
違いないけど……嬉しい。泣きたいくらいに嬉しい]
わたしも貴方が好きです。
優しくて、強くて、無茶で、でもやっぱり優しい貴方が好きです。
……〜〜〜〜こういうの、言い慣れてないから、恥ずかしいです。
[恐い……と言う言葉には、ケヴィンの頬に片手をあて、もう片手を伸ばしてケヴィンの髪を撫でて]
ありがとう、出会ってくれて
ありがとう、生きていてくれて
ありがとう、ここに居てくれて
ありがとう、大事にしてくれて
ありがとう、ありがとう……
[歌った。柔らかな笑みと、弾む声で。
沈黙の空間に、歌が溶けて]
[譬えこの麗しくおそろしい妖魔の君の剣が、
全く本気を出していなくとも――寧ろ、そうでこそ。
此処まで来たら、力を行使するに遠慮は要らない。]
―――時間蝕!
[その名の通り、相手に流れる時の流れを“蝕”む術。
輝きを覆い尽す影のように、黒い力は、じわり、
絢爛たる妖魔の足元から、その身に重なるように動き出す。
時の流れが完全に覆い隠されれば――全てが、停止する。
長生たる妖魔の王に流れる時の流れは、
ひとりの力で止められはしないだろうが。
それでも時間を揺さぶれれば、その肉体にも軋みは生じ得る。]
[譬えこの麗しくおそろしい妖魔の君の剣が、
全く本気を出していなくとも――寧ろ、そうでこそ。
此処まで来たら、力を行使するに遠慮は要らない。]
―――時間蝕!
[その名の通り、相手に流れる時を“蝕”む術。
輝きを覆い尽す影のように、黒い力は、じわり、
絢爛たる妖魔の足元から、その身に重なるように動き出す。
時の流れが完全に覆い隠されれば――全てが、停止する。
長生たる妖魔の王に流れる時の流れは、
ひとりの力で止められはしないだろうが。
それでも時間を揺さぶれれば、その肉体にも軋みは生じ得る。]
……。
……。
……。
ありがとう、スー。
J・Qによろしく。
また会いましょう。
[得体の知れぬ力が全身に伝わり、血の中を駆け巡る。その不思議な感覚に身を任せ、暫らく無言で佇んでいた。それはモンスターを吸収したときの感覚に似ていたが、これまでのものより遥かに大きい。やがて伏せていた眼を押し開くと、僅かに変化した声色で、スーの「挨拶」に応えた。その後IRPO職員から呼びが掛かり、先導されて職員用シップ発着場へと向かう]
[>>151 誰か?と問われてパチリと瞬き。
ああ!と今思いついたという表情を作り。]
俺は、ゲン。「コレ」の連れだよ。
[立てた親指を傾ける仕草でアザミを示す]
普段はリージョン「クーロン」で医者をやってます!
無許可だけどね。
[悪びれた様子もなく、さらりと言う。
「無許可」という単語はJ・Qにどんな形で響いただろうか?
スーを紹介されれば、「うん?あれ?」小さく声を発し。]
なんか、イメチェンした?
[シックネスの影響で姿が変貌したスーをマジマジと見た]
しかし、案外と居ないものね。
[尤も、メイアルの探し方も悪いのだが。
出来れば、ヴァーミリオンサンズぐらいは使える術者で。
それでいて、単身でそれなりの防御力。
具体的には神速三段突きぐらいなら根性で耐えられる人間など。
探してもそう簡単にうろついているはずも無い。]
─ ドゥヴァン ─
[敵わない。
そんなことは分かっていた。
フィロはまだ吸収も1度しか行っていないし、経験も不足している。
それでも引かないのは、生きるため。
ここから離脱する方法を探すため。
妖魔の腕に噛み付ければ剣を振る力も減じられるかと思ったが、迫る直前に掲げられた左手>>155から眩い閃光が迸った]
きゃいん!!
[間近で放たれた閃光はフィロの視力を奪い、攻撃を強制的に中止させ。
フィロの身体は弾かれるように後方へと飛んだ。
多少距離は離れたが、それでも妖魔の攻撃範囲内。
背から地面に落ちたが、身を捩って立ち上がる]
[けれど、視界は未だ回復していなかったから、繰り出される剣の軌道を感知するまでには至れなかった]
[耳に届くのは空を切る重い唸り声だけ。
それを頼りに繰り出される方向に気付いた時はもう、巨大な件は近くまで迫っていて]
がうっ!!
[状況が分からぬまま、頭を低くした状態ででたらめに闇の尾を振り回した。
長くしなやかに伸びるそれで剣の軌道が少しでもズレたら、と目論んでのこと]
[妖魔の攻撃がフィロに向けられている間、他の2人はどうしていただろう。
少なくともセルリアンはただ呆としているだけではなかった。
恐らくは術を放つ隙を窺っているのだろう]
今更感もあるが、「J・Q&スー」と「ケヴィン&ミア」が何かいい感じになっとるわい!
あと、バグネタやりたかったのう。
「8月32日にレイディラック号に乗って釣りをしたらけつばんが釣れた。」…サガフロ関係ないや。
サガフロだと「相次ぎズル金稼ぎの連続で使用禁止」
─回想・数年前─
コーヤを出て2年、屠ってきた妖魔は500を超え、二人目の名のある妖魔を倒したころ、シュンバは「妖刀使い」と呼ばれ恐れられる存在となっていた。
ミッキョウではヒューマン以外の存在を否定していた。
モンスターもメカも、とりわけ妖魔に対する敵視は度をこしていた。
別に妖魔が憎いわけではなかった。
ただ狩れるから狩った、戦う術しか知らないから、ただ戦えたから戦った。
そんな2年間だった。
だがある日、ある妖魔の城を強襲したシュンバの見たものは……地獄だった。
先に乗り込んだ仲間の降魔師は城を血に染めていた。
抵抗した妖魔はもちろんのこと戦闘力の低い妖魔をなぶり殺しされ、とりわけ美しい女性型の妖魔は░▓▒▓█▓░░▓▒░▓▒▓█▓
城の主は降魔師たちを悪魔と呼び、幾つもの呪いの言葉を吐いて、そしてシュンバの足元の倒れた。
─回想・数年前─
その夜、シュンバは涙を流していた。
彼ら妖魔を思ってではない、"妖魔だから"と悪鬼の所業を平然を行う仲間たち。
そしてやはり"妖魔だから"と、それに何も感じなかった自分がとても人間とは思えなかった。
あれが逆だったら?
血に染まったのが人間たちで襲ったのが妖魔だったら?
考えるまでもなかった。
その日を境に「妖刀使い」は姿を消した。
― マジックキングダム・外れの家近く ―
[同じ様に術師を探して来いと命じられた妖魔が一体のモンスターを連れてきていた。曰く、剣と術を使える術師が居たが出奔してしまったのだと。
そして、そのまままだ戻っていないとモンスターから伝え聞く。
その話を聞いてから興味深そうに頷いて。]
剣が使える術師なんて良いじゃない。
是非とも、仲間に加えたいところね。
[護衛が要らないし、と言う言葉にそのモンスターも少しだけ不安な表情を見せただろうが。
善は急げとばかりに、その剣の使える術師の外見的な特徴を聞くと。
マジックキングダムを去ることにした。]
【ラス・アルゲティ】
[不意に世界が早回しになった。>>166
ラスは異和感に柳眉を顰める。
いや……こちらが遅くなった、のか?]
[「必殺の通常攻撃」は、その術による影響と、でたらめな攻撃>>172が、偶然剣にあたったことで、軌道がずれ、地面をさくりっと軽く深く、斬り裂いたに終わった]
……面白い術を使うな、人間。
[しゃあん……と青白い光が、ラスの周りで弾けた。
状態異常が解除されていく。
ラスは、まっすぐに人間の女を見た]
いいの?好きに、して、いいの?
だったら、一緒に居る。
守れなくなんて。だって、相棒は、すげーかっこいい正義の味方で、わたしの相棒で、それに、わたしだって、あー…もうー…とにかく!
『もう一緒に居られない』なんて!寂しいこと言うなよ!
『今は』でもいいよ!
そんな、もう会えないみたいなこと、言うなよぉ…
[いつかと逆に。今度はこっちが、すがりつくみたいに、抱き着いた。少なくとも今は。目から零れてるのが止まるまでは。相棒の感触を確かめるんだ]
─ 現在・コーヤ ─
10年ぶり……だな。
[美しき山々のリージョン・コーヤ。
メカによる文明の進化を否定し、頑なにヒューマンと自然の調和を愛したリージョン。
その反面、ヒューマン意外の"人"の存在を許さない排他的な法が支配する土地。
京から離れ数百年、他のリージョンとの交流を絶ち、停滞と濃縮の道を進んでいた世界。]
しかし、ここから本山までは結構登るんだよな。
ゴンドラかゲートぐらい設置しろってんだよ。
[だがそうしないことがこのリージョンを自然豊かな美しき世界としていた。しかし今は]
静かすぎるな。
まるで…
[ナガサメマチのようだ、と]
【シックネス】
─ コーヤ ─
うふふふ……
あははは……
くすくすくす……
わたし、大きくなったよ。
これなら、たべられるかな
わたしがたべられるまえに、さきに
たべてしまえるよね
あはは……
あはははははは……!
――でもないか。
[水をかけられて酔っ払いは正気に戻った様だ。
IRPO職員も心得たもので、水をかけた後に様子を見ている。
異常がないと判断された様で、そのまま大丈夫ですよ、と言う事になった。]
神経をすり減らす仕事ってこういうことを言うんだね…
[しんどいなぁ、なんて思いながら、まだシップ発着場の警備は続いている。**]
一体これは…どうなってんだ…?
[まずはと麓の寺院を訪れたシュンバだったが、しかしどの寺院にも人の姿はなかった。
いそいでシップの発着場に向かう。やはりここにも人がいない。本山への入口まできてもやはり誰も、門番すらいない。
慎重にいくべきか、それとも急いだ方がいいのか。シュンバは考えを巡らせていた。]
[もしも自分にも、抱きついてくる友達のように奇跡が起こせるのであれば。理論を打ち破る力があるのならば。]
スー。覚えていますか。
私は貴方の生まれたリージョンが見たいのです。
だから…また。 そう、また。
[自らのプログラムが導いている理論に背くことを、彼女はもしかしたら初めて明確な意思で実行したかもしれない]
旅、をしましょう。悪を倒したら。
[あぁやはり自分はメカとしては欠陥品なのだと。
何故か誇り高いような気さえした]
/*
わー!わー!今までも何度もあったけど、今度のはちょっとさすがにわがままなんてもんじゃないぞ!!
うああ。ごめん相棒。まじごめん。
なんとか。軌道修正。なんとかああああ
― IRPO職員用シップ内→京 ―
[これは撃破が目的ではなくあくまでも調査のための渡航である、と調査隊員から何度も念を押される。リージョンを護るIRPO職員とて人の子だ。己の命が惜しいのは当然だろう。しかし自身の目的も撃破ではない。記憶を取り戻すためだ。頭の中で、先刻のスーとの約束をくり返し唱えていた。ジャッカルとの再会も果たせていない。幻視で見た人型メカとJ・Qの関係は何だったのか。やり残したことはあまりにも多い]
[やがてシップは京に着き、そこで襲撃の跡が垣間見られた。ルミナスやナガサメマチほどの惨状ではなかったにせよ、シックネスによる爪痕が見られる。IRPO隊員は、京の住民から一人の感染者がシップに乗ってコーヤの方へと向かった話 >>111 を聞き、それをIRPO本部へと連絡した]
「これよりコーヤへ向かう。総員、戦闘準備を整えよ」
[シップ内に、調査隊隊長の号令が響き渡った。心臓が強く脈を打つ。これはスーから分けられた「彼女」の欠片だ。シップは慌ただしくコーヤへと向けて再出発する]
/*
テンション上げ用BGM。やっぱりいいなー。
http://www.nicovideo.jp/watch/...
[妖魔の意識がツバキへと向き、それに対しフィロが攻撃を仕掛けたその時。
隙を窺っていたセルリアンが動いた。
フィロの目の前で妖魔の周囲に魔術のエネルギーが満ちていく。
魔術・インプロージョン。
確か、超古代シップを探索した時にセルリアンが使っていた術だ。
図らずも組み合う物魔の同時攻撃、効果はいかほどのものか]
― コーヤ ―
[閉ざされた山岳、コーヤへとシップが降り立つ。調査隊員たちはそれぞれの武器を手に、シップの外へと駆け出した。自身もその後に続く。心臓の脈が速くなっていくのを感じる。胸の奥から囁く声。――『ひとつに』]
黙れ。
[葛藤に似た感覚を覚え、それを律するように呟いた。コーヤは不気味なほど静かだった。住民の少ないリージョンだとは聞いていたが、山岳地帯ともなればこのようなものなのだろうか? 知識のない自身には、その「異常」を察することができなかった。このときは、まだ]
【シックネス】
[抱きしめる、包み込む。
……そして食べる。
そうして、彼女はしあわせになっていたが]
……!
[ふいに、ぐい、と新しく得た顔をあげた。
そら、そらのずっと向こう]
なあに、なあにこれ。
わたしではないわたしがいる>>185
[彼女は歓喜に震えた。
……だがまだ、遠い。
近くのたべもの>>183でも食べてのんびり待っていようか……]
[耳を突いたのは狼のなきごえ。
それでも不用意に駆けつければ、一纏めに斬られる的となる。
その場から少しだけ後ずさり、前を見据えた。
視界には未だ、閃光の名残がちらついていたが
そんな頼りない目にも、真っ直ぐに此方に向かう
うつくしい瞳>>177は捉えられる。
面白い術、などと言ってくるその声も。]
………気付かなかった訳じゃ、ないわよね?
人間のジョーンズだって、アタシの力は見抜けたわ。
[多分、だけれども――この優男に流れる時間は
既にもとに戻ってしまっている、と察した。
この冗談っぽい話の隙に、誰かの技が、術が、
この妖魔の許に届き足止めをしてくれないか、と。
その時丁度、フィロが動き――セルリアンの魔術が、爆発の術が放たれる。>>187]
−ちょっと時間がたって−
……おはずかしいところをおみせしました。
[その場にほかにヒトがいたって、見えてなかったなんて。そんな。いやそのあのだってあの相棒が死にに行くんじゃないかって心配ががががが。
などと。言葉にもできないくらい恥ずかしくて。なんかもう穴があったら入りたい(物理)]
相棒も。わがまま言っちゃってごめん。
うん。邪魔は、しないからさ。
でも、約束は、絶対守ってよ?絶対だよ?
とか。わがままを謝った矢先にまたわがまま言っちゃうのも、生きてるからしょうがないんだってば。そうなんだってば。…ごめん。
[照れ隠しというのか言い訳というのか。そんな言葉を口にする]
[異様なほどの静寂が五感をより研ぎ澄ます。優れた剣士のそれは二つの気配を捉えていた。一つはコーヤに戻ってきてから初めて感じる"生きている"ものの気配。そしてもう一つは…]
なんだ…こりゃ…
[思わず山を見上げる。何かが…来るっ!]
【ラス・アルゲティ】
[せまる闇色の尻尾>>186。
同時にラスのごく近くで、爆発が起こった。見事な二連携。>>187
……しかし]
[爆風は、一瞬で編み上がった蜘蛛糸のレースによって、防御されていた。
そして、尻尾は、良く手入れされた長い爪を持つ左手ががっちりと捕まえていた。
ぐいと引っ張って]
終わりだ。
[右腕の剣が、疾った]
【シックネス】
[───ズゥゥゥゥゥン!!!!]
[シュンバの前>>193に、両脚で着地したのは……高僧の衣服を纏った大きな仏像だった。
落ちくぼんだ死者の目の奥に、だが、今は何かの生き物の意思がやどる。
大きい手が、大きさの割に俊敏にシュンバに伸ばされた]
[クーロン裏街を歩いていると、何かが突然姿を現す。
懐からフリーダムスペシャルを抜き放つ。
三連射。
倒れ伏す何か。
そうしてまた裏街を歩き始める]
[───ズゥゥゥゥゥン!!!!]
……な?!
[デカブツが突然降ってくる。目の前、というにはシュンバからは多少の距離のある位置だがその巨体の一撃はすぐさま眼前に飛んできた]
当たるかッ!
[スケール故の移動の大きさはあるが速度そのものはさほど早いものではに。とっさに跳び下がり改めて目をやる]
ヴ……ヴァイローチャナ!?
なんだこりゃ、なんでこんなのが!
鈍重ってわけでもねぇな…ハハハ、なんだよこいつは。
[あまりの馬鹿馬鹿しさに一瞬気が緩む。それがいけなかった…致命的な油断]
【シックネス】
[空振り。
なんで避けるの?>>196
でもいい、早くたべたい]
[僧服を跳ねあげ、頭から突っ込むようにして、彼女は今度は両手を時間差で突きこんだ。
捕まえて、あたまから]
[ばりばり、
ばりばりばりばりばりと、たべたい]
[不意に、山岳に大きな影が差し込んだ。見上げる。そこにあったのは、一柱の巨像だった]
「あれはジインの象徴、ヴァイロ……!?」
[調査隊員は呆気に取られ、驚嘆の声を零しながらただ茫然とその姿を見つめている。それは、目視ではとても生体には見えない。メカですらない。しかし、自身には解った。それが「彼女」であると。望まずとも心の臓がそれを教えてくれる]
行く。
[立ち尽くした隊員の脇を抜けて、巨像が伸ばした手の方へと駆け出す]
…決着つけたら。また。旅しようぜ。
[もう一回、確かめるみたいに口にして。相棒とは、ここで別れることにする。ジャスティスKってのはきっと相棒にとって特別で、その彼との決着は特別な意味があるのだろうし。
―――実際に、感情を交えず冷静に考えれば、自分の能力は全体的に超高性能なメカであるジャスティスとは相性が悪くて、これでは本当に足手まといになりかねない。
それに、コーヤへ向かったラーシナを放っとくわけにだっていきはしないのだ。自分とも因縁のある相手でもあるし、それに、相性、というのであれば、自分が役に立てるのはきっと、あちらの方。
だから、相棒との約束を信じて、相棒とは、ここでしばしのお別れだ]
で。えーと。ナンデシタッケ。ルミナスの現状?シックネスの性質?ナンデモコタエルヨー。
[この場所を去る前に。ゲンさん、と言ったっけ。なんだか聞きたいことがあるそうで。でも、恥ずかしいんだってば。声が硬くなるのは大目に見てください]
【ジャスティスK】
─ IRPO ─
[姉からのデータの到着>>162を知り、ジャスティスKはいつものように嬉しげにそれを開いた。
添付されている画像データは、彼の「正義」の痕だ。
ジャスティスはそれを見て……]
[「誇らしさ」を覚えた]
【ジャスティスK的ななにか】
[メカとして復活したクレインに調整し直されたジャスティスKは、自己の全てを肯定し、自己のなす全てを正義と妄信していた。
もはや、そこに居るのは、「ジャスティスK」ではなく、「J」と記号ででも呼ぶべきもの。
「せいぎ」という名の何かを包んだ、ブリキの玩具]
姉さん、私も会いたいです。
[会って、誉めて貰おう。「正義」をした事を。
これからも、もっともっとし続ける事を]
不覚!
[一瞬で視界が何か大きなモノ─ヴァイロの拳で一杯になる。一瞬の油断は即座に窮地に代わる。襲いくる最初の拳はなんとか交わした。が、まさか時間差で次が来るとはまるで思わずに]
ちっきしょうが!
[なんとか必死に後方へ跳ぶ。拳を避けることなど到底できずに…ヴァイロの拳を蹴って後ろへ跳躍した]
【シックネス】
[手に掴んだもの。何か分からないけど、何か掴んだ。
だから、彼女はそれをぎゅうっと両手で握って、口に近づけた。
びきびきと頬の筋肉が鳴るほど口を開けて、飲み込もうと]
[フィロに巨大剣が迫る刹那。
突如として妖魔へと飛来する、真空の刃。
狙いは妖魔だったかもしれないが、巨大剣の軌道がそれを阻み。
結果、巨大剣を弾くように真空の刃がぶつかった。
刃の射出先は、セルリアンが握っている一振りの剣]
【シックネス】
[手に何か触れた。しかし、掴めなかった。
じゃあ次は]
[彼女は両手を突きこんだせいで、前かがみになったその姿勢のまま、上半身をコメツキバッタのように振り下ろした。
びきびきと、頬がなるほど口を開き、黄色い歯を剥いて、噛みつき飲み込もうと]
[幸い、巨像はまだこちらには気付いていないようだった。調査隊員のうち一人はIRPO本部に現状を伝えるべくシップへと駆け戻る。銃を持つ隊員は巨像に向けて火花を放ち、剣技や体技の心得を持つ隊員はラーシナの後に続いた。下半身をくねらせて巨像が伸ばした腕の先へと距離を掴める。
その先で一人の青年の姿を目にした。コーヤの住民だろうか? ならば少なくとも戦闘能力は有しているだろう。しかしそんな悠長なことを考えている暇はない。巨像の巨大な掌が青年に伸ばされている。髪をゆらめかせて戦闘態勢に移り、青年に向けて支援の魔法能力「アシスト」を送った]
ドンっ…ドンっ…ドンっ……ゴスっ!
[直撃は免れたがあの拳を蹴って跳んだ勢いを殺すことができず、地面を2度3度バウンドし参道脇の木へと激突する。]
ぐぁッ…
[背中を強く打ち付けたせいで足に上手く力が入らない。何とか頭をあげヴァイロがさらに迫っているのがわかる。そして揺れる視界の端で捉えたのは…青い蛇模様の長い尾をもつ彼女の姿だった]
>リア充
「指輪を左手薬指にはめた」
が恋COだったのだぜ……。
ちなみに、「下駄は三亜プラ謹製」(三亜プラスチック製造)はてるてるCOだったんだぜ。
[すんでのところで妖魔の剣を阻んだのは、
まるで空を飛ぶ燕のような軌道の刃>>206。
これによってフィロが解放されたかどうか、
そこまできちんと確かめる前に――ツバキは念じた。
時は完全に止められなくてもいい。
ただ少しでも、離れる時間を稼げるなら――。]
そこに 居なさい っ!!
[完全に相手の時を止めることは出来ず、
傷を負わせることも出来ない術――ディレイオーダー。
けれども上手く効けば、時の流れを大幅に遅らせられる。
消耗少ないこの術は、発揮されるまで時間も極めて早い。
術式を心に念じたその刹那。
重苦しい程に黒い結界が、妖魔の君の許へとせり上がる。]
【シックネス】
[ガチンッ!!]
[シュンバのごく傍で汚れた歯が閉じた。
そして、仏像はぶおんっと、ものすごい勢いで後ろを振り向く。ヒトらしくない向き……真後ろまで首が回った]
……ひゅこここここここ!!
ひゅこここここここ!!!
[その視線の先に居るのは、下半身が蛇のモンスター>>208
仏像はおぞましい喜びの声を上げた]
>>+19
…俺も、言われ慣れてねぇから恥ずかしいぜ。
[と、少し照れながら呟き。その歌を、聞いた。>>+20
響き渡る歌は、どれもケヴィンも思っていることで。きっと、妖魔と人間だって。分かり合えることは、あるのだろう。
そう思えた。それが、嬉しくて。]
(……綺麗な、歌だな…。ミア。ありがとう……。本当に、心から……。大好きだ…。)
[歌の終わりに。その意を示し、離れた。]
……。
[少し顔を赤くして、頬をかいて周りを見渡しながら。]
…あー、えっと。それにしても、ここは……。どこなんだろうな。
[と、天気の話でもするかのように。闇に包まれし扉の迷宮を見渡して言った。]
[すんでのところで妖魔の剣を阻んだのは、
まるで空を飛ぶ燕のような軌道の刃>>206。
これによってフィロが解放されたかどうか、
そこまできちんと確かめる前に――ツバキは念じた。
時は完全に止められなくてもいい。
ただ少しでも、離れる時間を稼げるなら――。]
ディレイオーダー!
[完全に相手の時を止めることは出来ず、
傷を負わせることも出来ない術。
けれども上手く効けば、時の流れを大幅に遅らせられる。
消耗少ないこの術は、発揮されるまで時間も極めて早い。
術式を心に念じたその刹那。
重苦しい程に黒い結界が、妖魔の君の許へとせり上がる。]
[青年は巨像を蹴った反動で後方に飛び、倒れ込んだ。巨像がその大きな口を開くのが見えた。間に合わない]
「わたし」は、ここにいる!
[巨像に向かって大きく叫んだ。自身の中にいる「彼女」の欠片に反応させようと]
リージョン放送 リポーター
34回
これはいいでしょう。4PC(今日はウートラ動いてないから3PCだけど)だし、村建てだし。
死に損ない スー
32回
しろんたま素敵すぎるヽ(´ー`)ノ
あと地味にシュンバもおおいんだよね。
まあこれは今日の主役だし。
[四肢に力が戻る。いや違う。ダメージで失った力が戻ったわけではない、外から"力"が加えられたのだ。そしてかろうじて僅かだけ身をよじる]
[ガチンッ!!]
[耳元で金属が合わさる音が鳴り響く。だが寸でのところでかわすことができた。]
オン!…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ!
心術『克己』!
【ラス・アルゲティ】
[妖魔の剣は……再び狙いを逸れた。
さすがに不快になりはじめたところに……再びの違和感>>211
黒い陰がさし、周囲の動きがすさまじく早くなる……否、こちらの動きが遅くなる]
同じ手が二度も通じると……
[青白い光を纏おうとする。
その動きはしかし、酷くゆっくりだ……]
(誰かしらねぇが助かったぜ)
[頭が急速に冷えていく。今は自分から視線を外しているこの化け物の気配には覚えがあった]
「トキサダさん!」
[クソ坊主どもが何度注意しようと最後まで俺を名前で呼んだシンエイ。その首を撥ね飛ばしたときに感じたおぞましい気配。そのさらに濃密な気配がこの化け物から滲みだしてきている]
[がばあっと、仏像は体を持ち上げた。
ぐるり、と首を戻すと]
ひゅこここここここここ!
ここここここここおおおお!
[叫びながら、ラーシナ>>212へ向かって走り始めた。
ズンズンズンと足音が地震のように響く]
[両手を差し出した。
抱きしめるように。包み込むように。
死の抱擁]
[巨像の首がこちらを向いた。心臓が音を立てて大きく脈を打つ。上半身に身震いが走り、下半身の鱗の一部が逆立った。それはラーシナ自身の恐怖と、「彼女」の喜びが合わさったものだった]
くっ。
[差し出された両腕に、意思とは裏腹に誘われる感覚を覚えた。『ひとつに!』 感情と両腕、その両方を振り払うように、尾を振るい、何とか反撃の一撃を繰り出す]
[優しい想い>>+22
優しいこころ]
(わたしもすき……。
あいしてる)
[離れて行くのを残念だな、と少し思ったけど。
すぐに思い直した。
少し離れてみるケヴィンも格好いい。抱きしめた時大きかった背中は、後ろから見てもやっぱり大きかった]
……あ、そ、そうですね。
どこなのでしょう?
扉がたくさん……、、
……あっ
[ふと、何かを思い出すように首を傾げて]
どこかで……聞いたことがあるような。
【シックネス】
[ラーシナの尾で、右腕が打たれた。痛い。
でも、その分、左腕に到達した時に、その勢いは弱まっていて。
何かを掴んだ。何を掴んだのか、はっきりとは知覚しないままに、ぎゅっと握り、顔を振り下ろした。歯を、たてる]
ついつい墓下も動かしてしまうww
しかし、私の発言数が酷いな。
7割くらい私の発言じゃないでしょうか。
ここは私のオフライン小説なんですか?!
違うよ! ごめんなさい!
[スライディング土下座]
ツバキ、セルリアン、こっちだ!!
[闇のドームから切り離し、やや細く短くなった尾を揺らしながら2人に叫ぶ。
既に走り出している2人を追い越し、フィロは案内も兼ねて支部の建物がある方へと進路をとった]
させると思っているのか!
[ヴァイロのすご後ろを疾走してきたシュンバの刀がヴァイロの左手を斬りつける]
───ズシャ!
[重く、しかし確かな手ごたえがシュンバの手に伝わる。]
あっ。
人狼視点では墓下発言は見えても、墓下発言数はみえないんですね。
墓下が見える以外は、墓上と同じなわけだ。
―回想・マンハッタン―
………ふふ。…強いな、ツバキさんは………
うん。きっと、大丈夫。
[屈託なく返すツバキ>>123に、そう、微笑みかける。そして、ルミナスとナガサメマチの違いについて問えば、少しの逡巡がそこにはあっただろうか。彼女が見かけたと言う知り合いの話>>126]
……それは……『生存者』……?それとも………
[そのとき、競売から帰ってきたフィロの姿が見える>>91 その姿を見て、一旦話しを打ち切り、にこやかに声を上げる]
ああ、フィロ、お帰……り?…って、え、ドゥヴァン?
待ってて、って… え…?
[その様子に戸惑いを覚えつつも。何か胸騒ぎを感じる。ツバキが同行を申し出るが――]
させると思っているのか!
[ヴァイロのすぐ後ろを並走してきたシュンバの刀がその腕を斬りつける]
───ズシャ!
[重く、しかし確かな手ごたえがシュンバの手に伝わる。]
[そこで告げられたのは、大きな危険がそこにある、と言う事実>>68。沈黙が場を支配する。
そのとき、ツバキが声を発した。>>128
本当は、恐ろしい。行きたくない。逃げ出したい。
でも、ツバキも、フィロも、行くと言うのなら。 ほうってなんて、おけない。]
………ぼくも、行くよ。
二人が行くのに、じっとなんてしていられない。
[それに。もしものことが有れば自分の『ゲート』で逃げれば良いと。この時は楽天的に考えていたのだ。]
―現在・ドゥヴァン―
[自分が閃いた剣技が酷く美しく高圧的な妖魔の攻撃を逸らし、そこにツバキが術を行使して。
…ツバキが叫ぶ。>>218 フィロが更に隙を作り>>220、フィロが自分達を追い越して先導する。>>221
それは、一つの建物へと。]
………今、行く……!
[やや、息が切れている。やはり、体力がまだ足りない。…少しだけ、技の力は身に付いた気はするが。]
ひゅこおおおおお?!
[腕の痛み>>223に、仏像は叫び声をあげた。
思わず掴んでいた物を取り落とす]
ひだあああひごどおおおおひなひぇぇぇぇ
ひごごごごつつつつつぅぅぅ
ひごごつにぃぃぃぃなろおおおおおぉぉぉぉ
[太くて渇いた喉が、何かを言った。
言いながらバカのひとつ覚えのように、シュンバに手を伸ばした]
色んなところで悲惨なことになってるけど、桃色の迷宮は平和なもんだ(
さて、どうやって出るかな。
原作的には、一旦「どちらかしか出れない」んだが。
これ、出口が空術の繋がりが深いドゥバンなんだよな……。今日出るってことは、どう考えてもラスと対峙することになるし。
後々で良いよなっていう。
[彼女は、でも、今は本当はバカではないのだ。
大きいこの体は、大きい割に賢くて、少しだけ小賢しい事が出来た。
彼女が狙っていたのは……ラーシナが連れてきた人間たち>> 208。
彼らが全員、感染しきるのを待っていたのだった。
ラーシナは気づいていただろうか。一緒に戦うはずの彼らから、支援がこないことを]
<流し受け-ディフレクト->
バカかてめぇ?そんなマヌケな攻撃なんて不意打ち以外で俺様には当たらねぇよ
[刀の背でヴァイロの手を脇にいなすとそのまま刀を返して肩口を上段から斬り下す。そうしてヴァイロも肩口をバッサリと切り裂いた…はずだった。だが次の瞬間に見えたのは即座にその傷が消えていく光景だった]
─ ドゥヴァン・支部 ─
[全力で疾走すれば2人を置いていってしまうから、そこは加減をして。
いくつかの角を曲がった先にある建物の前へと辿り着くと、そこでようやく人型へと戻った]
ここ! 早く入って!!
[術士である2人にこの距離を全力疾走は酷だったかもしれないが、妖魔から逃れるためだ、止むを得ない。
開いた扉の中へと誘導すると、2人が入ったところでフィロも入り、勢い良く扉を閉めた]
─────
[扉を閉める大きな音の後にしばし静寂が流れる]
―回想:ドゥヴァン―
[それは、幻想的で、妖艶で、死の臭いに満ちた光景だった。
そこら中を舞う蝶を注意深く避けながら、駆けて行く>>108フィロを追いかける。
そのとき、ツバキが叫んだ>>140 ……それは、糸。銀色に輝く糸がフィロを襲う。>>118]
―――ッ!!!
[そこにいたのは。この災厄とも言える惨状を引き起こした主。妖魔の君。
…過去に、自分も知っているキングダムの術士…
それは、彼の名付けに関わったとある術士の弟だったと聞く…も、戦ったと言う、存在。
強大な、力を感じる。
その姿はあまりにも美しく、恐ろしいもので。
…自分の足が、震えるのを感じた。]
[ケヴィンの様子>>+25と裏はらに、ミアの表情は青ざめて行く]
もしかして……もしかしてここは、白百合の君が抜けたと言う、
「闇の迷宮」
もし本当にそうだとしたら、だとしたら……!
[ミアは唇を震わせ、さっきまでの幸せな様子はどこへやら、指を強く握りしめた]
[尾の先に、激しい痛みが走った。血が体内を駆け巡るのを感じる。胸の中で「彼女」の存在が大きくなっていく。『たべたい、いきたい』 囁きが聞こえた。意識が半ば闇に堕ちていく。そうして、そのまま倒れ込んだ。
闇の中で幻視が訪れる。済王の古墳の光景だ。『たべたい、いきたい』――それは、「彼女」のものだけではなかった。かつての自身も持っていた感情だった。
済王の古墳に棲まう、モンスターですらない脆弱な蛇。小動物や、モンスターとの戦いに敗れ亡くなった人の死肉を『たべ』、光の射さぬ古墳の隅で本能のままに『いきて』いた記憶。
古墳に秘められた三種の神器の影響による変異体であった一匹の蛇は、生命科学研究所の所員によって捕らえられ、人造モンスターに変貌を遂げた――]
あ、あ、あ、ぅ。
たべたい、いきたい……
[すべてを思い出した。記憶を取り戻すという目的は果たされたのだ。後はもう、元に戻るだけ。『たべて』『いきる』、それだけの動物に戻る。ただそれだけのことだ]
きょおおおお!
きょおおおおおおぉぉぉぉ!
[新しく吸収した能力>>228>>231は、とても使い勝手がいい。
彼女は明るく楽しく笑った。
仏像の喉ではおぞましく不快な不協和音にしかならなかった]
[単純な攻撃、という挑発を理解できたわけではなかったが。
笑い声を止めると同時に、シュンバにむけ、ずばあ!と口から長い長い舌を槍のように突き出した]
[離れろ、と言う叫び>>147で我に返る。反射的に飛び退き、さっきまで自分がいた所を横薙ぎの一閃>>136が通り過ぎていた。汗が額を伝う。その強大な妖魔が何か言ってるのも、頭には入らず。
…と、そのとき 見慣れた黒い狼へと 剣が 振り下ろされ―― >>155]
フィローーーッ!!
[何とかしないと。でも、ここからじゃ剣は届かない。どうすれば?わかってる。術だ。術を使え。
しかし、それを、自分の声が否定する。
また、術に頼るのか。 キングダムの力に頼るのか。
ぼくは、強くなるんじゃなかったのか。キングダムの力、抜きで。]
─ ドゥヴァン・支部 ─
…………しっ ぬかと思った………
[静寂の後、扉に背を預けずるずると床へと座り込んだ。
妖魔の君相手によくぞ五体満足で逃げて来れたと思う。
それもこれも、2人の助力があってのことだった]
セルリアンもすげぇけど、ツバキもすげぇな。
あんな術見たことねーや。
[緊張しすぎて表情が強張り、賛辞を紡いでいるにも関わらず、乾いた笑いのような表情になってしまう]
[握りしめ、血の気の失せたミアの両手が、暖かいケヴィンの手に包まれる]
ケヴィンさん……。
[この迷宮を白百合の君がどうやって抜けたのか。
それを……姉姫はそっと、教えてくれた。
同じ事を、した方がいいのか。しない方がいいのか。
……ミアには判断が出来なかった]
わ、わたし……。
ちぃ!再生能力かよ!!!
これだから…
["槍"を潜り抜け刀を跳ねあげて"舌"を切断する]
(これだから?俺はこれだから何と言おうとした?)
[脳裏に浮かぶものがある。確かに文献で見たことがある。反魂の法という術式をつかって死者の体に再び魂を吹き込む方法を。そして知っていた。本山が殺した妖魔の死体を"集めていた"ことを。]
……腐れ坊主どもめッ
/*
探索の時も思ってたけど、セルリアンの補完が丁寧で嬉しすぎる(*ノノ)
それに比べて俺の省略っぷりの凄まじさよ…。
[ためらい、悩み。
けれど、ミアは話す事に決めた。
自分はケヴィンの寵姫ではない。所有物ではない。
犠牲になるのではなく、尽くすのではなく。
一緒に、手を取って、歩いて行く存在]
落ち着いて聞いて下さい……。
[そして自分の知っている事を全て話した。
「闇の迷宮」
「自分が大切にしている何かを、犠牲にしなければ出られない」という、その呪いを]
誤爆こえー。
ミアとシックネスやるより、
シックネスとラスをやる方が楽ですにゃん。
でも、傍からみると、シックネスとミアの方が楽に見えてるはず。
にゃはははははは!!!
――――どくんっ!
なッ…ラーシナ!?
[それが伝わってきたのは、いつだったか。ラーシナに感染した『わたし』>>232が、『わたし』>>219と接触した。
理屈を置き去りにして、感覚で分かる。そう感じる。
なんで。どうして。今回は調査で、IRPOのヒトたちがたくさん同行して、だから危険なんかないはずだって、そう思っていたのに]
ラーシナ!
[声が届くかなんて分からない。でも、言ったんだ。絶対呼ぶからって。わたしはそう言って。絶対、戻るって。ラーシナは―――]
ラーシナぁっ!!
[ラーシナはラーシナだ。わたしのトモダチ。オマエとひとつになんかならない。オマエになんか食べさせたりしない。『死んでる』みたいになんかさせたりしない。入ってくるな。入ってくるな!
その意思を、届けたい。届け。ラーシナ、答えて―――]
[>>173
大真面目に、自分を様付して呼んでくるJ・Qに少し微笑む。]
うん、無許可。
でも。人様には迷惑をかけてないし、そこは大目に見て欲しいかなー?
[目の前に怪我人や病人が居たら治療したくなるの仕方ないことでしょ?
と笑う。
「様」付けは敢えて訂正せずに。
間を見てアザミに「様。だってー。アザミも俺のことそうやって呼んでみない?」と軽口を叩いただろう。
だが。
スーが硬い声で>>202呼びかけて来た声を聞けば。]
[――けれど]
『あいしたい』
[その感情は、持ち合わせていなかったものだ。それが唯一の、『彼女』との相違点だった。繁殖は愛ではなく本能のひとつに過ぎない。愛。その言葉が胸の奥で響くとともに、中島製作所の所員たちや、スーたちの顔が浮かんだ。親愛と友情。ただの動物でなくなってから得たものだ。そして、名前。言葉を持たぬ動物には必要のなかったもの。けれど、それを得てしまった]
……わたし、は、ラーシ、ナ。
[朦朧としながらも意識が戻った。自分の名前を呼ぶ。大事な名前を。スーから分けられた「彼女」の欠片は、巨像の歯を通して本体へと帰っていった。ラーシナが有していた数少ない戦闘能力とともに。力が入らず、身体が動かない。剣の音が聞こえる。青年は無事だろうか? 地面にのたうったまま、おもむろにそちらへと視線を向ける]
[――そのとき。 それは放たれた。
『時間蝕』 その叫びとともに。>>166
妖魔の『時』の流れが遅くなる。それを放ったのは…]
ツバキ、さん……
[予測は出来ていた筈だった。出来ていた筈だったが。時術。たった一人しか、資質を持ち得ない術。
でも、その時考えていたことは。
彼女は、たった一人の時術の力を持つもの。…術自体は、確か、教われば誰でも使える筈のもの。
しかし、彼女の中に流れる力が教える。彼女は『資質』を持っているのだ。
…そして。彼女は、その力を使った。フィロを。友人を守る為に。
危険を……相手の興味を惹く>>177危険を冒してまで。
自分は、何を迷っているのか。……いや、いい。今はいい。今は…後回しだ。]
ありがとう。大抵のことは映像から読み取れたよ。
ただ。確認したいことが2点、かな。
えっと、「シックネス」が「増える形質」を持っているのは、映像から確認できた。
この「増える」方法が解るなら知りたい。
現状、これがグリランドリーのように憑依するのか、スライムのように自己分裂。そして捕食対象の姿を映してとるのか、或いは植物…菌類のように胞子を拡散するのか、何も解らないんだよね。
増殖の仕方は相手の弱点にもつながるから、それを聞きたいってこと。
もう一点は、キミは「アレ」に「触れられて」いたように見えた。
その上での、映像の中のキミと今のキミとの差異が気になる。
なにかあったのかい?
[尋ねただろう]
おい!あんた!聞こえてるか!
「あ、あ、あ、ぅ。
たべたい、いきたい……」
しっかりしやがれ!
聞こえてたら答えろ!
まず、あれは何だ!?ナガサメマチの件と関係があるのか?
もう一つ、こっちのほうが大事な質問だ。
アンタ、名前はなんていうんだ?
えでれでれでれええええ!
[舌を切られ>>237 不快で不明瞭だった声が、更に壊れてゆく。
彼女はしかし、感染者達に呼びかける。
さあ……やっていいよ?
食べていいよ……?
わたしも……たべる]
[ずしんずしんと足踏みをした]
>>240見て>>243出してたら、シュンバの反射神経パネェ。
見てないなら、ラーシナの相手のやりたいこと読むスキルがパネェ。
>>212もすごい!って思ったもん。
「……わたし、は、ラーシ、ナ。」
[聞こえた、確かにそう聞こえた。声が届いたようには見えなかった。答えたようには見えなかった。だけどしっかりと彼女の名前を聞いた。]
そうか……イイモン見せてやるぜ。
オン!…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ!
『 我 降 三 明 王 也 』
[心術『明王』の効果で人の限界を明らかに超えた動きでヴァイロに迫る。人の目にはおそらくシュンバの姿が3つに見えただろう]
[顔を上げた、セルリアンの目には決意が灯っていた。
フィロが妖魔へと飛びかかる。>>186
――今だ。]
<インプロージョン>!!
[魔術の力が充ち、高温の爆発が妖魔の側で起きる。>>187… 当たれ。止まれ…]
[>>245彼女はえものが増えたと喜んだ。
しかし、この大きな体から吸収した知識は、その技を知っていた]
[だって、その技は……]
白きものよ、舞え静かに、ただ静かに。
[疾風に冷気の刃を乗せすれ違いざまに切り裂く。
そうして後ろに斬り抜けたはずのシュンバは、されどその正面に立っていた]
夜闇の道しるべ、刻めその光を持って。
[円弧の斬撃はその体に深い傷を刻みつける。
動き止まらずに更に早く更に深く。]
刹那に咲き、刹那に散れ、美しきままに。
[一瞬千撃の剣閃が光を反射しまるで花びらが舞うかの如く次々と斬りつけていく]
これで終わりだ…。
[跳躍と共に刀を跳ねあ赤い閃光が正中線走り抜ける]
―現在・ドゥヴァン・支部―
[駆け込んだ建物の内部。扉の側にいたフィロが、そのまま床へと座り込む。
その声は、讃辞を自分達に向けるが、笑顔が強ばっている。…無理もない。]
……無茶、するから……。
『ゲート』で逃げる訳には、行かなかったのかい?
[そう、さっきは必死で思いつきもしなかったことを、改めて聞く。そして、自分への讃辞には]
…二人のお陰だよ。
[そう、答えた。……その時、気付く。魔術の新たな力が、己の中に満ちていることに。]
>>247
その技はこの体が開発した。
その技はこの体が彼に教えた。
……とか考えてみたんだけど、シュンバの反応待ち。
……スー。
やくそく、わからない、なった。
……ナカジマ。
かえる、わからない、なった。
[まどろみに似た感覚に襲われる。青年の声に応えようと思った。しかし、喉が締め付けられているように思うように声が出ない。舌が絡みつくようにうねる。何とか絞り出した声は、その場にいない者のための言葉だった。次第にぼやけていく視界の中で、青年が勇敢に巨像に向けて剣を振るう姿が見えた。「正義の味方」とはこういうものだっただろうかと、場違いな考えが頭を巡る。スーやJ・Qに教えてもらわなくては。「生きたい」という意思だけは残ったまま、青年と巨像の戦いを、地上からただじっと見つめていた]
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