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― 回想/シュライク ―
ラーシナは、「ラーシナ」になる前、何だったか、憶え、ない。
だから、空っぽ。
……でも、徐々に、取り戻す、だから。
[一種の記憶喪失状態であること、それが自身最大の目的であることを断続的な口調でスーに伝える。楽観的にも聞こえるスーの言葉 >>3:24 は心地良かった。ポジティブな感情が胸の奥に宿っていくのを感じる。「生きている」とは、こういうことだろうか]
……友達?
[スーにとっては自然に出てきたのだろう単語 >>3:25 を、小さくくり返した。友情。耳慣れぬ、初めて聞く言葉だった。生命科学研究所で自身と同じく造られた人工妖魔の失敗作たちとは、そのような関係だったはずもない。便宜上は兄弟姉妹であったが、それぞれ別けられた培養室で育ち、初めて彼らと顔を合わせたのも、アンノウン・サムシングによって襲撃を受けたあの日が初めてだったのだから]
― 回想/IRPO行きシップ内 ―
……友達。
[IRPOへと向けて発進したシップの中で、その単語の意味を考え続けていた。J・Qの両側からスーと挟み込むようにして抱き合う。これは親愛を示すための行動だ。ならば、親愛を抱き合う関係を、友達と呼ぶのだろうか。中島製作所の技師がメカを、スーがJ・Qを「相棒」と呼ぶように。生ある者にとっての呼び名は、ひとつではないのだと悟った]
ラーシナと、スーと、J・Qは、友達。
……ジャッカルも、そう。
[記憶に刻みつけるように、誰に言うでもなくそう呟いた。記憶を失くしていても、新しい記憶をつくることは可能なのだと、今初めて解った。四人でパーミュの古代シップを探索した日の光景を思い出す]
― ??? ―
[ジャッカルの名を口にし、彼の顔を瞼の裏に描いた瞬間、再び幻視に襲われた。開けた空間で、闘技を競うように打ち合うジャッカルとジャスティスKの姿が見えた。見覚えのないはずのジャスティスKの姿は、どこかJ・Qに似ているようにも感じる。ひとつふたつと技が発せられるたびに、二人の身体が損傷していき、血と機械片が宙を舞っていた。やがて視界はジャッカルのものと同調し、目が眩み、景色が霞んでいく――]
[フィルム映像のように、暗転を挟んで景色が変わった。マジックキングダム。京。オウミ。ナガサメマチ。それぞれのリージョンの風景が断続的に切り替わっていく。いずれも自身は行ったことのないリージョンだった。ただひとつ、ナガサメマチだけには憶えがあった。シュライクから旅立ったあの日、技師の相棒メカから聞かされたリージョンだ。未知のモンスターによって、壊滅させられた辺境のリージョンだ]
……ジャッカル。
[やがて景色は途絶え、闇の中でジャッカルの声 >>10 が聞こえた。彼が救急隊員に示したガラクタは、ラーシナにとって四人を繋ぐきざはしだった。もう一度ジャッカルの名を呼ぶ。しかしもう幻視が現れることはなかった]
― IRPO ―
[初めて訪れるIRPOは、これまで見たことのない高級設備に溢れていた。慌ただしく奥部へと進んでいくJ・Q >>23 をスーとともに追いかけながら、彼女の言葉 >>41 に頷いて立ち止り、本部へと走り去る背中を見送った]
……?
[スーとともに受付に向かう中で、スーと女性がぶつかり、スーが腕を落とす >>44 のが見えた。女性 >>46 はそれに驚く様子を微塵も見せない。見た目はヒューマンに見えるが、モンスターとの関わりが強いのだろうか。暫くの間、二人の会話を傍で佇んで聞いていた。塔とチェーンソーの伝説には聞き憶えがあるはずもなく、ただ感心めいてその話に耳を傾ける]
ラーシナは、ラーシナ。
イリーナ、憶えた。
[スーの自己紹介に併せて、自身も名を名乗る。同じく名乗られたイリーナの名前をくり返し、記憶に刻んだ。「名前」は自身にとって、大事なものになったのだから。イリーナが持つ伝説の武器は、中島製作所にある工具に似ていた。リージョンが違えば、価値も変わるのだろうか。未だリージョンの仕組みを理解しきれていない頭で、そんな取り留めのないことを考え]
─ 闇の迷宮 ─
[空間が暴れている。
どこか知らないところへ流れて行く。
はっきりと何が起こっているかを理解していたわけではないが。ミアはゆらゆら動くその空間、銀翅の君が「悪趣味」と感じたものを、きれいだ、と思った。
世界は壊れても、終わらないのだ。世界の外にも世界があるのだ。それを知ったから。
あたたかい、このケヴィンの腕に抱かれていれば、どこへ行こうと怖くない。
この身に残る「蜂毒」は、これからも後遺症でミアを苦しめるかもしれないが、
ただひとつ、
もう銀翅の君を想って泣くことはない、それだけは確信していた。
……停滞の効果が消えてもまだ離れがたく、
ミアは両の腕をケヴィンの首に回し、しがみついた]
[イリーナが持つ伝説の武器は初めて知るものだったが、「伝説の武器」というその響きに、心に引っかかるものを覚えた。記憶の断片だ。シュライク・済王の古墳に眠ると言われる草薙の剣。――なぜそのことを思い出したのかは、今はまだ解らない。
緩やかな思考に耽る端で、スーが手早くIRPOへの受付を済ませていた。イリーナとの会話を聞いていたらしい職員から、ジャッカルに預けられたというバックパックを手渡される。中身は傷薬と、あのガラクタだった]
ジャッカル、生きている。
……よかった。
[バックパックを握り締め、彼が死に至らなかったことに対し素直に嬉しいという感情が芽生えた。シックネス対策の担当職員は、IRPO本部のラボにいるらしい。そこに行けば、シックネスの動向を知ることもできるだろう。それを目的に、スーに続いてラボへと向かう。*]
箱入り術士 セルリアンは、少しだけぼんやり。 ( B13 )
[ラボにいたシックネス対策の担当者から、噂レベルではあるがと前置きされた上で、シックネスが京、そしてその先のコーヤで見かけたという話を聞かされた。京は幻視で見たリージョンだ。京から分離した山岳のリージョン・コーヤについての知識はない。職員に尋ねると、剣技や体技、心術に長けた住民によって形成されたリージョンだと教わった。それならば、シックネスを打ち倒すことも叶うかもしれない]
ラーシナを、一緒、連れて行け。
[近々調査隊を向かわせる予定だと聞き、同行を求めた。当然、民間人の同行は拒否されるだろうが、片言めいた口調ではあるが珍しく饒舌に説得を粘る。彼らはやがて折れてくれるだろうか?]
……スー。
頼みが、ある。
ラーシナ、感染、させてほしい。
[ふとスーに向き直ると、そう呟いた]
ラーシナが、ラーシナで、なくなっても。
スーたちが、きっと、呼んでくれる。
……ラーシナの、名前、を。
[死にに行くわけではない。記憶を取り戻すためだ。改造された自身が、再び別の何かに変貌を遂げるかもしれないという恐怖は、名前を持ち、友人を持ったことで解消された。ならば、それは「生きる」ためにむしろ必要なものだろう。シックネスの一部を取り込んだスーに、ワクチンの注入を願い出る。*]
どーいう感じで動くかな。
まず復活したとしてもペナルティが欲しいよな。
あんなメチャクチャな蘇生で何もない方がおかしい。
行動制限、エピ後の死亡確定、見た目変化。
この辺のどれかでいーか。
人間: セルリアン(ジョーンズ)
妖魔: (ケヴィン)、(ミア)、メイアル
メカ: (ジャッカル)、ゲン、J・Q
モンスター: ラーシナ、スー、ツバキ、アザミ
未定: シュンバ、フィロ、ヴァレリー
妖魔ボスが絶えそうと思ってたけど、人間ボスも同じくらい寸前でした。ただ、ツバキとシュンバがウートラと戦う理由があるので、そこでもってるかなぁ。
とりあえず私は、ラスのドゥヴァン攻撃を落とさなければ。
ー ???ー
[少し長めの髪を、無造作に整える。
同じデザインのものが幾つも吊るされているハンガーから、帽子を一つ取り、頭に乗せる。
ガンベルトを付け、黒のジャケットを羽織る。
そして古ぼけたケースから長銃身のリボルバー式のピストルを取り出す。
銃身にはシリアルと共に特注をあらわすマーク。
それから、無骨なフォントの文字列]
『Nakajima & Jones Freedom Special』
【ラス・アルゲティ】
─ ドゥヴァン ─
[空から、ラスは地上の人間たちを睥睨していた。
髪が、衣服が風にやわりとなびき、どれひとつをとっても小さなリージョンならまるごと買えそうな程高価な装身具が、音楽のような音を奏でる。
足元には何もない……しかし、その二つ名のような「銀の翅」が大きく空に広がって、彼の体を浮かべているのだった。
気づいた何人かが空を指差しているが、ラスは口元ひとつ動かさない。
銀の翅の王は、ただ玲瓏な瞳を向け]
[……静かに、右手を掲げ、打ちおろした]
[ひら、ひらり……。
その袖から、無数の蝶があふれ出た。
青、緑、黄、赤、紫、金、銀、黒……翅や触角の形は同じだが、色と模様が違う。
万華鏡のような色彩が、ドゥヴァンの空を包む]
[あるなしの風にひらひらと舞いおりてきた無数の蝶を、好奇心の瞳で人々は見詰めた。
モンスターの子供がひとり、無邪気に手を伸ばした。
蝶は、細い黒金細工のような脚で、子供の指先に止まる。
その、瞬間]
『……?』
[不思議そうな表情を浮かべたまま、子供はその場にぱったりと倒れて動かなくなった。
ざわ、ざわ、という困惑の声は、すぐに恐怖の叫びに変わった。
人々は我先にと屋内や地中、そしてシップへと逃げ始めた]
[ラスはそんな見苦しい者どもには目もくれない。
存在もしていないというふうに。
彼が見つめるのは……術を、武器を構えて、空中のこちらを叩き落とそうと立ち向かってくる者たち]
『停滞のル』
効かぬ。
[術士とラスの間に、無数の蝶が割り込んだ。数十匹が停滞して地に落ちて行くが、ラスまでは届かない。術の効果範囲外にいた蝶たちはそのまま術士を呑みこみ、その命を吸いつくした]
[万華鏡の空の中、美と死と恐怖の具現として、ラスはそこにあった]
【リポーター】
ご覧いただけますでしょうか。
こちらが、IRPOのメカが、決死の覚悟で撮ってきた映像です。
幻死蝶に触れても問題なかった種族として、メカ、魔生命系、無機物系、不死族系のモンスターが確認されています。
それ以外の方はどうぞ、ドゥヴァンにお近づきにならないようにお願いします。
現在、ドゥヴァンの印術・秘術の販売や、資質の取得機能は、「オーンブル」の出張所にて行われています。
オーンブルにはすでにルミナスから逃れた陽術の出張所も出されているということもあり、防衛の為に、マジックキングダムの魔術師団と、京の僧兵団も派遣されています。
― マンハッタン・ファーストフード店 ―
[何故か店員がテーブル席まで来ないことに違和感は抱きつつも、
この時はそれより、セルリアン>>30の答えへと意識を傾けて――。
その前に、と前置きされ、ぱちりと瞬いた。]
えっと……糸電話の魔術、だったかしら。
[あの時特に口は挟んでいなかったのだが、聞いてはいた。
魔術という語に、話に聞くキングダムの術を思い出しはしたが
「テレパシー」の術の存在までは聞いたことがなかった。
マイナー、と彼が言っていた>>3:242ことも頷ける。
その術で今、誰かと「繋がって」いることを聞いて、
ツバキは何も言わずに、ひとつ頷いた。
やがて何やら困惑した顔で店員がテーブルに来た時も、
同席者の集中を妨げぬように、小声で注文を。]
………このコーヒーをふたつ、と。
すてぃぐま ふぃっしゅ ばーがー?っていうの、お願い。
[ハンバーガーは、まだいい。
折角二つ頼んだ珈琲だったが、このもう片方を
セルリアンに勧めるのはやめておこうと思った。
今一度店員を――若干面倒そうな顔をした彼女を呼び、
今度は同席者のために、アイスティーを注文した。]
[そんな中、術に集中していたセルリアンの顔色が
仄かに蒼褪めていたことに気付いた。
如何したのと問い掛けて、けれど術が終わるまでは口を噤んで。
漸く、彼が話し始めた内容は――>>31。]
立て続けに、ふたつ? ……
[と、ひとつは直ぐに思い当たった。己の故郷のことだ。
だから、ナガサメマチの名をセルリアンが出した時は
少しだけ目を伏せながらも、驚きはしなかった。
人の集まるクーロンに初めて来た、と言っていた彼なら
ナガサメマチの文化のことを知らずとも不思議はない。
目の前の己こそが、ナガサメマチの人間であることに
気づいていない様子にも、特に何も言いはしなかった。]
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