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─東の時計塔前─
なぁ、お嬢ちゃん。できると思うか?
いや、人生訓の話じゃなくてよ。
あいつ、ジョーンズが言ってた過去をやり直すって。
あんたの時術だったか?それで世界まるごとやり直しって。
そんな都合のいいことが起こせるもんかねえ。
[遠く西の方を見て]
…あいつも、そんなことは無理だってわかってるんじゃないかって。
俺はそう思うんだ。
>ジョーンズメモ
>勝った! 第三部完!!!
あかんwwwwもうジョーンズの死亡フラグが立ち過ぎて、他の建物が建てられないよwwwwwwww
[
ごぉん ごぉん―――…
ごぉん ごぉん ―――…
夜のクーロンに22時を告げる鐘の音。
鳴り止むべき最後の一つが奏で終わった後――、
再び、同じ数の音色を繰り返し響かせる。]
ミア。……ミア。
[他のことを考えていても。
どこかで、ミアのことを考えていた。
あの化け物が、どこかでミアに襲い掛からないように。
ミアは、寂しがってないだろうか。
ミアは、独りになってはいないか。
ミアは、……。
俺は、ミアに惚れちまったんだな、と。
ようやく、ケヴィンは吹っ切れたらしい。]
【シックネス】
[彼女は追う>>256。
疲れは知らない。追う。
この体が壊れても構わない。所詮分体だ。追う。
余りの勢いに、枝葉が抜け落ちる。火も一緒に転げ落ちて行く。追う。
追う]
[>>259時と幻の奔流が治まり、残ったのは静寂だけ]
勝った……のか……。
[あまりのあっけなさに、少し呆然とするが、だが喜びがすぐに訪れた]
あっはっはっはっはっは!
ざまーみろ!!
僕の勝ちだ!!
さんざん偉そうなことを言っていたくせに、てんで弱いじゃないか!!
[ひとしきり、叫んだ後、おかしいと気づく。
改竄が……起きない?]
─ 回想・超古代シップ・第一層 ─
[サポート頼む、との黒狼…フィロの言葉>>1:260に首肯く。
どこで出るか。剣技は…使えるのは、ひとつ。黒狼が闇色の塊に飛びかかって行くのが見える。
その爪がほんの少しだけ闇色の塊を掠めるのを見て、手に、じっとりと汗が滲む。
…いかなきゃ。ぼくは。術の力に頼らずに………]
<剣技・切り返し>―――――
[剣を通して、腕に手応えが伝わってくる。いち、に。…こうやって、動いてる何かを斬るのは初めてだった。
ぞわり、と、冷たいものが首を走る。これが何かを斬ると言うこと。
その感触が手に残っているその間に。黒い狼は闇色の塊に喰らいつき… それに、止めを刺した。]
【ウートラ】
[音の発生源は、時計塔の中腹。ジョーンズを見下ろす場所]
遂に「ヨルムンガンド」を呼びだすことに成功したか。
口だけの不遜な男だと思っていたが、違ったようだな。見事であった。
誰かの手助けがあったようだが。
ふむ……そうか、時術資質者。
ここからなら良く見えたぞ、地脈を使ったからくり。あちらの時計塔にいるのだな。
【ウートラ】
……どうした?
ああ、驚くほどの事でもない。
「シャドウサーバント」……陰術奥義だ。良く似た身代わりだっただろう、ん?
―クレイン博士ラボ―
貴様かああああああ!!!!
[扉を蹴破る勢いで飛び込み、もちろんその時には刀は抜き放っている。
その飛び込んだ勢いのまま放つのは,
目に見えぬほどの速さの突き。刀身がぱりぱりと雷を纏って、]
食らえ!稲妻突き!
[何やら怪しげな行為>>193に勤しむ男へとまっすぐに打ち込んだ。]
まじかよラーシナ超いいヤツじゃん!
あーりがとーう!
[不意に体が軽くなるのを感じた。術みたいだけど少し違う、モンスターが使う能力だ。つまり、ラーシナが使ってくれたってことだ]
これならラーシナは大丈夫かなー。
だけど君は大丈夫じゃないよねー。
ここは何とか一工夫。足止めなど、できませんか なー。
[走りながら考える。こっちも割りと疲れとは無縁の存在だ。足の速さじゃちょっと負けるけど、ラーシナの援護があるし、逃げるのにはそこそこ慣れてる。大の苦手だった妖魔に、ほんのちょっと感謝した。
それはともかく足止めだ。
自分がシップに乗り込んで、シップが発着場を出るまでの間だけでも追撃を振り切れる程度には、この化けもんを足止めしておきたい]
[スーの後を追い、加勢すべきだと思っていた。しかし、彼(彼女)は恐らくそれを望んでいないだろうことを、短い間ではあったが同行したこの数日を通して理解してもいた。スーとシックネス、を交互に見遣りながら、やがてその視線をシップ発着場にいるだろうJ・Qへと向け]
……J・Q。
スーは、なぜ、
「生きている」、こだわる?
[ふと、状況に不釣り合いな疑問を、小さく口にした]
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