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時術使い ツバキ はイチゴのホクロもちになったよ。
自由人 フリーダム・ジョーンズ はブドウのホクロもちになったよ。
強さを求める武術家 ジャッカル はパインのホクロもちになったよ。
──今日も、ジャスティスがやってくれました。
……これでジャスティスが摘発した犯罪組織は……に上りました。
素晴らしい戦果ですね。
あ、緊急ニュースが入りました。
リージョン・グ……における殺人事件の関係で、捜査線上に術士ウートラ氏が浮かび上がってきました。
IRPOは、ウートラ氏を指名手配することにしました。
お見かけになられた方は、IRPO本部までご通報下さい。
さて、次はお天気情報です。
……、
どうやらこのなかには、むらびとが1にん、じんろーが1にん、うらないしが1にん、れいのーが1にん、きょーじんが1にん、しゅごが1にん、けっしゃが2にん、ホクロもちが3にん、てんまが2にん、きゅーこんしゃが1にん、やみしゅごが1にん、ちびとが1にん、てるぼーずが1にんいるみたい。
私は、君を正義のメカとして作った。君は、ヒトが殺されるのを見逃せないだろう。
……だが、私がヒトを殺すのを止めるには、私を殺すしかない。
……それが「第1条」の「安全」よりも優先される「第0条」だ。
より多くの人類全体を守る為ならば、少数の殺害は許される。
さあ、君はどうする?
メカ技術者 クレインは、コミットボタンを「ポチっとな!」
本日のランダムイベントは、
5(6)です。
1)シップ運行関係
2)術資質関係
3)特殊モンスター・メカ関係
4)強力武具関係
5)超古代文明関係
6)戦闘関係
本日の吊襲はありません。
村内の時間の経過は、だいたい雰囲気でいいです。
誰かが夜になったと言ったら、夜になる感じで。
リージョン間で時間帯が違っても構いません(世界標準時間はあると思いますので、概念上の「1日の時間」はどこでも同じくらいのようです)
役職COや役職に応じたRPはしてもしなくても構いません。
溶ける役職の方は、溶けたい・溶けたくないアピールしてみてもいいかもしれません。ただし、相手に強制しないように気をつけましょう。
NG、コアタイム等がある方は、メモで申請しておくとスムーズでしょう。
戦闘員 ケヴィンは、妖魔 ミアプラキドゥス をあいしちゃうことにしたよ。
いいえ、どんな場所であっても光るものはあるわ。
たとえばこの剣。
[真紅の刀身の魔剣を見せる。
それを見せながら、楽しげに笑い。]
作ったのは下級の妖魔。
「針の城」にも入れないような……ね。
というわけで、流星雨、モンスター嵐などにお気をつけ下さい。
次です。
辺境リージョン「パーミュ」にて、超古代のシップが発掘されました。
今は生産不可能なコア、隠された武具、古代のプログラム、すでに滅びたモンスターなどが見つかるかもしれないと期待されています。
なお、本日のみクーロンからパーミュへの特別直行便が運航される予定とのことです。
超古代文明に興味のある方は、立ち入りが禁止される前に見物に行ってみてはいかがでしょうか。
では続きまして、スポーツ情報です……。
[空を見上げているシュンバの耳に悲鳴が聞こえる。急いでかけつけてみると連れ込み宿の前で黒い男が別の男をのしている。その近くには綺麗なねえちゃんが一人]
んー?
これはどうみても黒いのが悪者って感じだよな?
[ゆっくりと暢気そうに近づいていく]
なあ、いまから俺正義の味方やっていいか?
[男に掴まれていた腕は、華奢な小手……というより大きなバングルのようにも見える武具をつけていたから、変色まではしていなかった。
でも、なんだか少し手汗で湿ってるような気がして、ミアは眉を寄せた]
あ……そちらの方、ケヴィンさんを止めてください。
この方、わるいひとなんです。
[覗きこんできた男性>>5に声をかけるが]
きゃっ?
[弾かれて胸元に飛んできた精霊石を、慌てて受け止めた]
これから何をって……どういういうことです?
あ、待って下さい。
これ、どうすればいいんですか?
[何が起こっているのか分からなくて、ミアはケヴィンの背中と、床に倒れた男性と、それから後からやってきた男性を見比べる]
その上で、こんな事をした相手を探して何とかしたいと言うのであれば。
あたしはそのときは協力しましょう。
[そう言うと、水晶を取り出してツバキに手渡した。]
あげるわ、それ。
その水晶を持って強く魔力を籠めてくれれば。
多少時間がかかってもあたしがツバキの所に行く。
あ、協力のお代は気にしないで良いよ。
[2人は話さなかった真実。
彼女の目的の為に時術の力は欲しかった。
だがそれでも、すぐに同行するにはまだお互いの目的から遠すぎるのだ。
だから今は、一度分かれたほうが良いだろうと。]
あたしは次はクーロンにでも行こうかな。
2人はどうするの?
―クーロンの寂れたアパートの一室―
[事務所兼、寝床の一つに戻ってきた。ジョーンズはさっそく必要な資料や、通信機を数個と、盗聴器やらなにやら、そして武器などをアタッシュケースに詰め込む]
おっと、あれを忘れちゃダメだ。
[ジョーンズは本棚を横にスライドさせた。すると壁に埋め込まれた金庫が姿を現す。
ダイヤルを数回回し、中から古ぼけた宝石のついたネックレスを取り出す]
今回も頼むよ。
[宝石に唇を付けて、ネックレスを首に提げる。
宝石が鈍い光を放つ]
(ありゃ?どっかで見たなコイツ……どこだったかな)
[黒い男を観察する。]
(物腰から察するに戦闘の訓練を受けた者で間違いないな。だがIRPOの奴らみたいな正規のモンじゃねぇ。得物は……また得物無しかよ。いきなり銃とかはもう勘弁して欲しいねぇ)
さて、そこの黒い悪者クン。
君にはえーと、なんだっけ…権利がある。
[IRPOの下手くそなモノマネをしてるらしいが、まったくサマになってないどころか完全にゴロツキの体である]
選択肢をやろう。
一つ目、頭と胴に永遠のお別れを。
二つ目、真ん中から左右に半分個。
三つめ、肩口から腰にバッサリと。
好きなの選んでいいぜ。
妖魔 ミアプラキドゥスは、半妖 ヴァレリー に向かって下駄を蹴上げることにしたよ。
―時計塔―
[周りに誰も居ない事を確認するとすぐさまIRPOと連絡を取る。]
こちらジャッカル、こちらジャッカル。
[IRPOによると…二…いや、三つの選択が届いた。
1.ウートラ氏の捜査、または逮捕
2.ナガサメマチの失踪事件について
3.ルミナスの捜査依頼?]
フムフム…ご苦労じゃった…。
[とりあえず、...はどれかを引き受け、リージョンを移動した**]
ありゃ?お前さっきあそこで……。
[確かに酒場で物騒な空気で話していた二人組の若い方だと思い出す。並々ならぬその気配は何かデカイ山でも張ってるのかと思っていたのだったが]
んだよ、やることは女の拉致かよ。
[そういって腰のセラミックサーベルを抜く。クーロンの武器屋に並ぶその剣は「軽い・丈夫・よく切れる」が謳い文句のベストセラーだ。つまりどこにでもある普通の剣]
小悪党が……俺のわくわくを返しやがれ。
【ウートラ】
─ クーロンの裏街 ─
[ワイングラスを口元に運ぼうとしていた手が止まった。
視線を向けるのは、旧式の古いテレビだ。
そこには、いかにも陰険そうな老人の顔が不鮮明に映っている]
「よう……」
[少し酔っているのだろう。顔?を赤らめたエントのモンスターが近づいてきた]
つっても。
……知らないから、お前は美しい、とか考えられてんのかもな。無垢すぎる。
[これは独り言で。]
おい、おっさん。
俺はな、選択肢の中から選ぶのがだいっきらいなんだ。
「よう……姉ちゃんよう、俺らと一緒に飲まないかい?」
[ウートラは、テレビを見ていた視線を、モンスターに向けた。
長い黒髪がこぼれて、豊かな胸に乗る]
我と飲みたいのか?
[艶美でハスキーな声が紡ぐのは、少し古風な言葉だ。
モンスターはうんうんとうなづいた]
よかろう……、しかしその代償は少々高いぞ。
[モンスターは、黒髪の美女と枝腕を組んで、でれでれしながら仲間の卓へ戻った]**
おっさ……はい死んだ、今お前死んだよー。
奇遇なことに俺も限られた生き方しかできないってのが嫌いでね。
[選択肢自体は"限られた死に方"だったわけだが]
いいぜ、好きなように決めな。
できるだけ期待に応えてやるぜ。
[なんだか、正義?の男性は、荒事でもってケヴィンを止めようとしているらしい。
抜かれた剣に、ミアはハラハラした。
ケヴィンは悪いひとだが、目の前で怪我をするのはちょっと嫌だった]
[ミアは武器のことは何も分からない。でも、銀翅の君の所で見たものと比べると、なんだかぱっとしない剣だな、なんてことを思いつつ]
……?
はい、そうですけれど……。
何が違うのですか?
[その後の忠告めいた言葉には]
ケヴィンさんは、悪い人なのに、どうしてそんなことを言ってくださるのですか?
[不思議そうに見上げた]
/*
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ .`´ \
そうだ桃ろうとしたら割ってはいろう
そういうキャラでいこう
SOREDA!
― 現在、ナガサメマチ ―
[アザミから通信機と、椿の簪を受け取った後。
再び、白い妖魔――黒騎士たる彼女に、そっと目を向けた。
口を開いたのは、これからの行先のこと>>10。]
アタシは――…、
アタシも、一先ずクーロンに行って、
そこからまた行けそうな場所を、色々当たってみたいの。
[それはあの時彼女から言われたこと>>8への同意。
外に出ていた時間はあまりにも短かったから、
クーロンからどんなリージョンにシップが通じているか、
それさえもまだ把握できていなかったのだ。
そうして世界を巡って知っていくうちに、
凛としたスターのようなアザミにも、
心配されないくらいになれるかもしれない。
――そこまでは流石に、ここでは口にしなかったが。]
ケヴィンは蹴り技中心のスピードタイプだな。
投げ技はあまり得意な方じゃあない。
どつきまわす、くらいは使いそうだけど。
―回想>>4―
これは、ニュースでそれはもう、しつこくやってる事件だぞ。
……ああ、妖魔の城にはテレビなんて無粋なものはないのか。
[上級妖魔がこんなところにいる状況のほうが、よほど珍しいだろうに。
そう思いながら、相手の情報を整理する。]
(針の城の妖魔の君の……だったな)
[力ある妖魔としてはまだ若いが、その名は有名だ。良いも悪いもごちゃ混ぜに噂を聞く。
その中には見過ごしておきたくないような内容のものもあったが、いずれも噂の域を出ない。]
(とにかくここでは、手はだせないな)
―回想終了―
[金髪ねぇちゃんと黒いのとの会話を聞いて「なんか俺が悪者みたいじゃねぇ?」なんて思いながら。飛んできた三角蹴りを半歩だけ体をずらして交す。そのいままフェイントが無ければ着地に合わせて蹴りをお見舞いする。]
気の抜けた蹴りなんか撃ってんじゃねーぞ!!
[怪我のことなんか知らないシュンバは加減をしない、あまるで蹴りはこう撃つんだよ、と言わんばかりに]
/*
役職をRPで表現、は難しいかもなぁ。
メイアルどう動くだろ。
サガフロ知らないからモンスターと妖魔の関係が分からない…!
[ミアは困っていた。
正義の人?とケヴィンが戦い始めるし、案内してくれた男性は床で伸びているし、店員らしき兎耳の人がおろおろしているし、何がなんだかわからない]
[なので、事態を単純化させようとした。
簡単だ。こんな狭いところにたくさんいるから問題なのだ。もっと広いところへ行けばいい。
ミアが胸の前で指を組むと、戦士ならば、回復か攻撃かできっと一度は見た事があるだろう陽光の輝きが、ミアを包んだ。
……陽術]
<フラッシュフラッド!>
[光が質量を持った洪水と化して、ミアを中心に一気に溢れだした]
[ミアは困っていた。
正義の人?とケヴィンが戦い始めるし、案内してくれた男性は床で伸びているし、店員らしき兎耳の人がおろおろしているし、何がなんだかわからない]
[なので、事態を単純化させようとした。
簡単だ。こんな狭いところにたくさんいるから問題なのだ。もっと広いところへ行けばいい。
ミアが胸の前で指を組むと、戦士ならば、回復か攻撃かできっと一度は見た事があるだろう陽光の輝きが、ミアを包んだ。
……陽術]
<フラッシュフラッド!>
[光が質量を持った洪水と化して、ミアを中心に一気に溢れだした。
熱はなく、誰も傷つけない、ただ押し流すだけの光の奔流]
[黒騎士の手元に見えていた紅い剣。
彼女がそれを見せてくれた時>>2に何の感想も零さなかったのは、
色鮮やかさに目を奪われ言葉も出なかった故だったが――。]
それにしても。
お城にも入れないような下級妖魔の作品でも、
アナタみたいな妖魔が気に入るって、意外で――…
………不思議、ね。
[例えばこのリージョンの工芸品が、
外の者の目をも惹きつけるように。
例えば、数多の術の研究を重ね、自分なりに美しい術を作り上げていた、
そんな下級妖魔の姿が、格の高い者の目に留まることがあったら?
一瞬過ってしまった可能性は、けれど直ぐに封じ込めた。
まだそうと決まった訳では無いし、証拠も何もない。]
>>25
ちっ。
[戦闘員の体は、通常の人間よりも強い。
……しかし、それは。
戦い慣れしている敵にとってみれば、ただ大きな力を振り回しているだけに過ぎないのかもしれない。
三角蹴りも外れ、シュンバの蹴りがこちらに来る。
後ろに飛んで威力を減らしつつ、受けた。]
やるじゃねーか、おっさん。
[とっ、と更に後ろに下がっている。
……そして、全くあらぬ方向に飛びつくように転がっていった。]
チッ、捨てたモン使うのはみっともねーけど。
[そこは、先ほどジャッカルと戦っていた場所だった。あの時渡してきた高級傷薬を使う。
術式のかかった薬は、大きく痛みを引かせた。]
[>>28真っ先に転がって行ったのが、床で伸びていた男性と店員だったのは、ちょっとした愛嬌というものだ。
ケヴィンと正義の人はどうだっただろうか……]
[とにかく今は、この妖魔がツバキに危害を加えそうにない>>9ことが分かれば充分。]
……私は一度本部に戻らざるを得ないだろうな。
[内勤は嫌いなのだが、仕方ない。報告すべきことをため込んでいるし、ツバキに便宜を図るためにも直接話を通したほうがいい。]
あとのことは、そこで得られる情報しだいだと考えた**]
― ナガサメマチ ―
[屋敷から一歩外に出ても、鳥の声一つ聞こえない。
裏山を一度振り返って、それから踏み出して――やがて街を歩く。
死んだような静寂の中で、ツバキはひとりごちる。]
何って、言ってたっけ。
白百合の君の近衛兵で、親衛隊で――。
………大丈夫、かしら。
[IRPOと、ファシナトゥールからのふたりに協力を期待したこと。
アザミとかの黒騎士が派手にやりあう様こそ見ることなかったものの。
あの時アザミが彼女に対し向けていた態度を思えば>>174、
どこか不安なものは過っていた。
――その時の何処か乱暴な仕草の理由が、あの時の
自分の眼差しから感じたものを誤魔化したせいだとは、
ツバキは察してはいなかった。**]
[どうやら耐えたらしい男達に、まあ、と声を漏らしてミアは周りを見回す。
とりあえず、2人も減ったしいいことにしよう]
正義の方?
わたし、ケヴィンさんを止めてと言いましたけれど、喧嘩をして欲しかった訳ではありません。
勝負ならもっと優雅で紳士にした方がいいと思います。
たとえば、チェスとか。
[大真面目にそう言って]
ケヴィンさん。
貴方はわたしにちゃんと説明する責任があると思います。
違いますか?
おねぇちゃん、ちょーっと邪魔しないで見ててくれるからな。
すーぐ、この黒くて悪いのやっつけて助けてあげるから……。
…妖魔かお前。
[ミアの綺麗すぎる長い金髪、赤いドレスに包まれた白い肌。いやそのドレスも普通ではない。]
高位の……妖魔だな。
[ボソリとつぶやいた]
[この言い方だと、シュンバもその悪いやつ、に該当されかねない気もするが。
嘘は言ってないのだ。
ただ、そう聞こえかねないと言うだけで。]
[シュンバの空気が変わる。
「妖魔など世界から消し去るべきだ!」
「忌まわしきあの機械人形どももだ!」
「我がもの顔で野を跋扈する怪物どももだ!」
「人でなき者など全て滅ぼしてしまえ!!」
かつてシュンバの全てだった世界-リージョン-ではそれが常識でありルールだった]
(ここでお目にかかるとはね…上位の妖魔…人を優に超えるというその力…その華奢な体に本当にそんな力があるのか?)
[もはや黒い男は眼中にすら収めていなかった。]
[味方だと、手伝ってくれと言われて>>35>>37、ミアは不思議そうにケヴィンを見上げた]
さっきは、人の言うことを信じるなって言って……、
その前は、わたしを騙そうとしていたと言って……、
今度はそんなふうに言いますの?
貴方は変な方ですね、ケヴィンさん。
[そして小さなため息をついて]
でも、ダメですよ。わたしに利用価値なんてありません。
わたし、ファシナトゥールへは戻れないんです。
あの方を……裏切ってしまったから。もう、ダメなんです。
[闇の底を見るような、悲しい顔をした]
そんな。やっつけるだなんて。
[正義の人>>36に、困ったような顔を向けて]
わたし、この方が親切な人をぶっていたから、止めて欲しかっただけなんです。
暴力はよくありません。
そういえば、貴方はなんておっしゃいますの?
わたしはミアプラキドゥスと申します。ミアと呼んで下さい。
[名乗りがまだだった、と気づいて、スカートをもってお辞儀した。
男の様子が変わったことなど、これっぽっちも気づかないまま]
>>42
?!
えらい愛の告白きたー!
しかし、ミアの心はラスさまの物なのです。
解放される為には、死ぬしかないのです。
なので、初回吊り要員ですよー。てるてるー。
[腰に差さるもう一本…名刀・月下美人の柄を握り感触を確かめる。
上級の妖魔なら今までに3体倒してきた。だが、どの個体もその強さは並外れていたし、クセの強さもヒューマンには無いものばかりだった。]
(やるか……?)
[黒い男とマヌケな会話を交わし、バカ丁寧にお辞儀などしてるこの妖魔。どうみても隙だらけで一呼吸の間で地に伏せることができそうだ]
(だが……)
[月下美人の柄から手を離し、セラミックサーベルをしまう]
やめだ!やめ!
お前らなんだよ、仲がいいじゃねーか。
あーあ、俺の勘違いかよ!
たまーに正義ってやつをやるとこれだぜ、やってらんねぇな。
やっぱり、ケヴィンさんは嘘つきなのですね……?
[男の自称に頷いてから]
……?
わたしは綺麗ではありません
姉姫や妹姫に比べても見劣りするばかりで……。
あの、居場所を作るって、どういう……?
[不思議な事を言う人だ、とミアは瞬いた。
ミアの居場所など、銀翅の君の傍以外にあるはずがない。
なぜなら、この身と心の全てはあの方の物なのだから]
あーもー別嬪さんかと思ってかっこつけたってのにとんだマヌケだぜ。
お嬢ちゃんのズレ具合もひでぇが、そこの黒いのも"敵"を目の前にして口説いてんじゃねぇぞ…いつか死ぬぞ若僧。
[やれやれとやっかみ半分で憎まれ口を叩く。]
くそったれが、酒が抜けてきちまったじゃねぇか。
まだお天道様もたけぇし飲みなおしたぜ。
あーあーあーやってられねぇよなー!
[そんな暢気そうにわめきを辺りに散らしながら二人に背を向けて歩き出す]
…シュンバだ、今は賞金稼ぎのシュンバだ、お嬢ちゃん。
(…あんたが"的"じゃないことを祈るぜ)
−回想・ルミナス−
あ、ごめん。えーっと…どうして―――何?
[プランの説明を終えたところでようやく、相棒の質問>>0:228を遮っていたことに気づいて。無表情かつ朗らかに問いかける]
まぁね。スーさんに『どうして』って聞いても返せる言葉はそんなにないのさ。だから相棒が応えなくてもこう答えよう。『スーさんは、「生きてるように」生きたいだけ』なんだよ。分かりづらいかなー。分かりづらいだろうなー。ま、こればっかりはね。うまく説明できるもんじゃないし。
アレだよ。考えるな。感じろ。っていうアレ。難しい?
まぁまぁ、分かんなくたって問題ないさ。
スーさんとJ・Qはトモダチ。相棒。J・Qがスーさんに愛想尽かさない限りはずぅっと、ね。
だからどうか末永くよろしくお願いしたいね。相棒。
[そう告げたとき、スーの口の端は少しばかり持ち上がっていた。無表情なりの、最大限の笑顔の表現]
って言ってもー。ここで変に束縛しないくらいの方が『生きてる』っぽい。
相棒が『こいつダメだー』って思ったんなら、いつでもそう言ってくれたまえよ。
[続けた口調は至って軽やか。それから、提示したプランに対するJQの返事を聞いた]
おっけーぃ。んじゃあIRPO本部だね。
何?なんか思うところがあったりすんの?
いやいや、無理に聞き出したりするほどスーさんは野暮ではないよ。
そんじゃま、よっし、行こっか。
[IRPOに助けを求める理由は至極真っ当に受け取りながら、気になったのはIRPO本部の名を口にするとき少し口ごもったこと。
とはいえ、さして気にした風でもなしに、すでに馴染みとなりつつある、返事も待たない調子で告げて席を立った。向かうはシップ発着場、そして、IRPO本部。
もちろん、相棒に無賃乗車なんて肩身の狭い思いはさせないぞ。きっちり二人分支払って購入したチケットを相棒に渡し、堂々とシップへと乗り込んだ]
え?
仲良くはありませんよ。
ケヴィンさんは自分で悪い人だって言っていました。わたしの味方だとも言って居ましたが、嘘つきなのだそうです。
[ヒューマンは皆、こんなに不思議な事ばかり言うものなのだろうか?
ミアは眉を下げた表情で、正義の人を見た]
[……そのミアの髪が少しだけ淡く光ったのは、自動展開しかけていた妖術「硝子の盾」が、帰還する名残だった。
近接攻撃を受けた時に、硝子の山に腕をつっこんだようなカウンターを返す物騒な妖魔の防御術]
−シップ内−
んー?いいよ。おっけい。まーかせてー。
とか。相棒の頼みに二つ返事で頷いちゃうのが『生きてる』っぽい。
いやいや、うん。だいじょうぶだいじょうぶ。
そのくらいはお安い御用だって。
[ここまで嫌な顔ひとつせずに(と言えるほどに表情が読めるわけでもないけれど)ついてきてくれたJ・Qのお願い>>0:232とあれば否やもない。先刻飲食店での様子も含め、やっぱIRPOと何かしら因縁でもあるのかなぁ、などと勘繰りこそするものの、それを言葉にするわけでもなく]
にしてもさ。IRPOってすごくない?
リージョン丸々本部にするとか。それだけじゃなくて周りのリージョンもいくつか占有してるって話じゃん。すごくない?
どんだけ規模がでっかいんだっていうね。そんなIRPOがあってもそれなりにあれこれ起きるとか、どんだけ世間は世知辛いんだっていうね。怖いわー。世間怖いわー。
とか、実体のない世間に怯えてみるのも『生きてる』っぽくない?そうでもないかな?
[などと。大して意味があるわけでもない話題をあれやこれやと口にしながら、シップの到着を待つ。途中、JQの反応が鈍ったなら、通信中だろうかと口チャックすることもあるかもしれなかった]
−IRPO本部−
ん。んじゃあ行ってくるねー。
[待ち合わせの場所と時間を確認してJQと別れる。そうして乗り込んだIRPOにて]
かくかくしかじか。伝わんない?
いやだからさ。そういう病気があって。昔辺境で流行ったことがあって。
あー、病気っていうかモンスターの仕業って言った方がいいかなぁ…とにかくそれの感染者っぽいのがルミナスに居たんだって。
実害は…っていやいや。実害があってからじゃ遅いからこうしてお願いに来てるわけでね。
実際被害が起こったらやばいなんてもんじゃないってのはさっき言ったじゃん。やばいんだって。超やばい。もう、リージョンが丸ごと壊滅するレベル。だからさ、そういう事件が近頃あったら教えてほし…
…ナガサメマチ?いや、知らないけど。いやだってテレビとか見ないし。
はーん。ふーん。なるほどなるほど。
調査に同行しろって?いや、失踪したあとじゃ行っても意味ないし。感染者の実物見るっていうならまだしも。
まぁ、とにかくさ。感染者の爪と牙には要注意っていう、それだけでも周知してもらいたいわけですよ。あとルミナスの調査ね。
天下のIRPOならそのくらいのコネあるでしょ?
それこそさっき言ってたテレビ使うとかさー。うん。うん。情報?そりゃ知ってるだけの情報は出すけどさ。
相棒と待ち合わせしてんだって。あんまり遅れたくないんだけどなー。
いや、相棒は待ってくれるって言ってたけどね?それでもやっぱさー…
[始終そんな調子で、時折脱線したり無駄話を挟んだり。およそ効率的とは言えないながらも、なんとかかんとか話は進む]
?
……??
[たくさん疑問符は残ったものの、シュンバさん、と繰り返してミアはうなづいた]
助けてくれてありがとうございました。
あの……何か困らせてしまったようで、すみません。
[その背中にかるくお辞儀をした]
−IRPO本部前−
お、終わったー…いやだから話長いって。もー。もう少し融通利かせてもいいと思うんだぜ?
[そんな愚痴を呟いてみるものの、相槌を打ってくれるヒトは傍らになく。そう、待ち合わせた相棒さえも]
………あっるぇ?
え。ちょ。ま。いやいや。見捨てられた?
いやいやそんな。まっさかー。相棒はそんなヤツじゃないってー。
………いやいや。まさか。
[打ち消そうとはしてみたけれども、考えてみればまだ付き合いは短いわけで、大丈夫なんて確信を得られるだけの自信の持ち合わせはないわけで。言っててだんだん不安になってきた]
……相棒?あいぼーう!
[呼びながら探してみたって、別に悪くないよね?]
…ああよかった。見つけた。あいb…
[声をかけようとして。踏みとどまった。これは迂闊に踏み込んだらダメなヤツだ。ガラスの向こうを見つめるJ・Qの背中>>0:266がそう言っている。気がする。くるりと回って回れ右。待ち合わせ場所だった入り口付近に戻ってぼんやりと戻るのを待ってみる]
ん。来た来た。おかえりー。
ああ、いや、今来たとこだよ。って。言ってみたかったんだよねー。
夢を叶えさせてくれてありがとうありがとう!
[やがて待ち合わせ場所に顔を出したJ・Qにはそう告げる。それこそ、謝罪の間さえも与えないくらいの勢いで]
そんでーだよ。
またしても3択になってしまったので落ち着いて聞いてもらえないだろうか。
選択肢その一。ナガサメマチの調査に同行する。いやなんかさ。そのリージョンでそれっぽい事件があったんだって。
選択肢その二。ルミナスの調査に同行する。一応話は聞いてくれたんだけどさ。やっぱ半信半疑みたいで。できれば、情報提供者自身が現場の確認まで付き添ってもらいたいとかなんとか。
んで、選択肢その三。調査はIRPOに任せて「パーミュ」ってリージョンに向かう。なんか超古代遺跡が見つかったとか何とかでさー。まぁ、寄り道っちゃ寄り道だけど。
ここらで戦力強化するのも悪くないかも。
遠回しではあるけど、古代文明の遺産で武装したような、タチ悪い感染者を未然に抑える効果もあるかもしれないし。
[以上三つ。どのルートにも相応のリスクはあるものの。さてそのどれを選択しようかと、相棒に問をかけた**]
【ラス・アルゲティの従者】
─ クーロン ─
[黒猫が両手足を折りたたみ、屋根の上からじっと見つめている。
視線の先には、金の髪に赤いドレスの女妖魔>>45。
しぱ、しぱと尻尾で塀を叩いてから、手足を伸ばした。体を前へ伸ばしてから、次は尻を持ち上げ後ろへ伸ばす。
ついでに長い欠伸をしてから……ひょいと黒猫は闇に溶けるように消えてしまった]
……ケヴィンさんって、本当に変な方。
嘘つきって言ったり、嘘をつかないって言ったり。
本当の貴方はどちらなんです?
[その時、ふっと誰か>>59に見られている気がして、ミアは振り向いた。
……しかし何もいない。
気のせいだったかと思い、ミアは少し眉を下げた]
……誰も追って来ませんね……。
【ラス・アルゲティの従者】
─ IRPOシップ発着場 ─
[今度は黒猫は、待合室の椅子の下にいる。
椅子の作る影の中、猫の目だけが光を放っている。
見つめる先に居るのは、植物系のような不死族系のような、妙な気配のモンスター>>57。
猫は前足をそろりと出し、尻を飛びかかる態勢に入った所で]
[どすん]
[大きな音が落ちてきた。
どうやら、椅子に大きなモンスターが据わったらしい。
飛びかかるタイミングを外された黒猫はシャッと忌々しげな鳴き声をたてて、闇の中に消えて行った]
【ラス・アルゲティの従者】
─ IRPOシップ発着場 ─
[今度は黒猫は、待合室の椅子の下にいる。
椅子の作る影の中、猫の目だけが光を放っている。
見つめる先に居るのは、植物系のような不死族系のような、妙な気配のモンスター>>57。
猫が前足をそろりと出し、尻をあげて飛びかかる態勢に入った所で]
[どすん]
[大きな音が落ちてきた。
どうやら、椅子に大きなモンスターが据わったらしい。
飛びかかるタイミングを外された黒猫はシャッと忌々しげな鳴き声をたてて、闇の中に消えて行った]
[少しだけ遠くを見つめた後]
……ケヴィンさんが本当は正直ものだというのならば、どこかゆっくりと眠れる場所をご存じじゃありませんか?
クーロンから離れても構わないのですけれど……。
アンノウンサムシング「シックネス」】
たべたいの……
いきたいの……
あいしてる……
さあ、
ひとつに なろう?
[このケヴィンのことは、なんだかよく分からないが、ひとつ分かった気がする。
きっとこの人は「いいひと」なのだ]
お食事ですか?
……そういえば、まだですね。
あれっきりでしたから……。
[ミアは小走りで、ケヴィンの後を追った]**
トラベラー J・Qは、リージョン放送 リポーター をうらなっちゃうことにしたよ。
[スーに告げられた3つの選択肢>>57。
はて自分がまた決めていいのだろうかと思ったが、相手のおしゃべりな口は閉ざされ、視線はこちらを待つようにじいっと向けられている。
譲り合い問答をするよりは意見を言ったほうが良策と判断するのに時間はかからない]
古代遺跡、ですか。
援軍も要請できたのであれば、事態解明が進むまで迂闊にルミナスには近寄らないほうがいいかもしれませんね。
スー、パーミュに行きましょう。
[戦力増加、と言われている時点で戦闘が起こりえそうなものだが、そこまでJ・Qは考えていなかった。
あるのはただ、先ほど会ったばかりの弟にものめずらしいデータを送りたいという、一つのわがまま。]
― 回想/クーロン・裏通り ―
[店員に尋ねた道順を頼りに、クーロン裏通りにひっそりと構える闇医者の診療所へとやってくる。眠らぬリージョン・クーロンでは夜半を過ぎても患者の姿は絶えないらしい。秒針が刻む音色の中しばらく待合室で佇んでいたが、闇医者に顔を見られるや否や、話もそこそこに診察台へと上げられ、一通りの「診察」を受け]
……。
[自身がやはり造られた存在であることを幾らかの含みとともに告げられるが、闇医者が放つ台詞は大仰的で理解が追いつかない。一種無感情的な反応に不服げな闇医者を尻目に、技師から渡された紙片を広げ、そこに書かれた文面を読み上げる。シュライクの生命科学研究所と、かつての所員の動向について。真相を知ってか知らずか、闇医者から新しく発見された超古代文明 >>3 を聞かされ]
……古代。
[「生まれて」からどれだけの時間が経過しているかすらも定かではない。しかし何か心に引っかかるものを覚え、パーミュへと向かうことを決意する。シップの運航は明朝だろうか。診療所を出、その辺りで夜を明かそうかと考えたものの、技師とメカから教わった社会の仕組みを思い出し、クーロンの宿へと向かう。**]
― 回想>>28 ―
ふふ、面白い話を教えてあげましょうか。
この剣を作った妖魔は、努力して努力してここまでの剣を作れるようになったの。
この剣を超えるような武具となると、月下美人か。
或いは獅子の異名を持つ方の使っていた剣か……
[そこまで話してから、彼女に教えるのだった。
メイアル達、妖魔のヒューマンとは違う価値観を。]
けれど、努力で手に入れた物を私たちは評価しないわ。
最初から持っている資質。
それによって評価されるのが私たちの基準。
[その意味で言えばツバキは外見も、資質も申し分ないと言えるだろう。
もちろん、口には出さないのだが。]
そうそう、ツバキ。
黒騎士さんだと、たくさん居て分からないでしょう?
メイアルで良いわ。
人によっては“白き明星”と呼ぶ人も居るけれどね。
それでは、私はこれで。
[そう言うと足早に屋敷を去っていき。
シップ発着所へ戻るとクーロンへと向かうように指示を出した。
何か収穫はあったかと聞いてくる下級妖魔達に微笑んで。]
それなりには、ね。
[目を閉じて、ツバキの言っていた資質の事を思い出す。
相伝に近い形で伝えられると聞く時術。
中でも――オーヴァドライヴという術の強さを伝え聞くに是非とも欲しいと思っていた。]
セカイを見て、それから彼女がどう動くのか。
楽しみだわ。
― →クーロン ―
相変わらずね、この街は。
[雑然としている街を見回して笑う。
尤も、妖魔である自分が妖魔のリージョン以外の場所で目立たないのは此処ぐらいだろうが。]
さて、まずは何をどうしましょうかねえ……
[そう言うと人混みに目をやって。
その雰囲気の中で懐かしい感覚に一瞬捉われた。
ここ最近よりももっと前のファシナトゥールで感じたような。]
さてさて、おはよう諸君。
今日もしまっていこう。
悪役をやるか、それともヒーローをやるかだが……。
今は両方の選択枝を取れるようにやっておこう。
無論、正義と悪の二元論だけでは動かんほうがいいな。
でもジョーンズってか、俺自身の性格を考えれば、目的のためにはラスボスすらも利用してやろうと考えるだろうなw
ただそこの清濁の部分に葛藤を感じるかどうかはキャラの味付けに委ねられる。
でもまあ出来れば、かりょさんもriotもしろんさんも全員騙してやりたいね。
っても結局は流れの中でモブっぽく死んじゃうのも有り得るがな。
だがまあまずは目的から決めていこう。
怨恨の筋を考えるならば、妖魔のリージョンの滅亡だな。
そのためにモンスターラスボスと、幻術の最終奥義である、ヨルムンガンドとケツァクウアトルを呼び出す。
いいね、厨二っぽい。
モンスターのラスボスをヨルムンガンド、幻術の奥義をケツァクウアトルに見立ててみるか。
―クーロン・繁華街―
お?
[アタッシュケースを引きずるように歩く道すがら、街頭に設置されたテレビからウートラに指名手配がかかった旨がニュースで告げられた]
ついにウートラの旦那も焼きが回ったのかな?
[ジョーンズはウートラを慎重な狂人と評していた。
人道から外れるようなことを平然とこなしながらも、しかしその狡猾さと慎重さでこれまでの下手を踏むようなことは無かったのだ]
それとも野望の最終段階とかそんなんにでも入ったのかな?
[それならばまあ納得がいく。
ジョーンズは恋人のアルカナタローを懐から取り出し、]
何にせよ、ナガサメマチへの渡航の宛てが一つなくなったのかな?
[ジョーンズはそれでも一応、ウートラへの通信を試みようとする]
―パーミュ・シップ発着場―
[「ウートラ氏の捜査、または逮捕」を暫定で引き受け、その前準備としてパーミュに来た訳だけ…。]
かなり多いのぅ…。ん?
[包帯の人らしい者とそれを追うロボ>>77が…。んっ?よく見るとそのロボ>>77は最近活躍してるジャスティスの一体と思われる。
ただ、自分の記憶が曖昧だから信憑性薄いが…。とりあえずいつものようにIRPOである事を隠していつものように話しかける。]
すまぬがちょっといいかね?ワシは強さを求める武術家、ジャッカルと申し上げる。
ニュースを見てここに来たんじゃが…。
[もし、自分がIRPOである事について聞かれたら「IRPO?IRはアイ(I)コンタクトレ(R)ンズはともかく、POの意味がわからぬ」とトボケつつ否定するだろう。**]
―クーロン・飯屋―
ミートボール入りのパスタと、それからマルゲリータを持ってきてちょうだいな。
[ジョーンズはクーロンのそれなりに美味しいと言われる飯屋で、ウートラからの返信を待っていた]
(ウートラの旦那が使えないとなると、シップ屋のイバラか、ゲート屋のヒトシにでも頼むか。いっそのこと正規のシップで行くか……だが、制限が掛けられていると無駄足だし、履歴もあまり残したくない……)
[考えつつアタッシュケースの中から古ぼけた本を取り出し、ページを捲る。
その本は年月による劣化と、繰り返し読まれることによるダメージですでにボロボロだった。至る所に補修の後がある]
[ジョーンズは食事をしながら、本のページを捲りながら、飯屋に設置されているテレビの音に耳を傾けながら、考えを巡らせる]
(ウートラの旦那がIRPO如きに捕まるってことはないと思うけど、もし仮に捕まったら案外チャンスかもしれないな。旦那が秘匿している術の情報を丸ごと掻っ攫えるかもしれないぞ、そうすれば……、)
[本を捲る手が、挿絵が描かれたページで止まる。そこには翼のついた巨大な蛇の姿が描かれてた]
(最後の幻夢・ヨルムンガンドを生み出せるかもしれない!)
あっはっはっは!
っとと。
[ついつい口からいつもの笑いが漏れ、慌てて口を押さえる]
/*
IRPOである事を隠して
↓
ワシは強さを求める武術家
↓
もし、自分がIRPOである事について聞かれたら
つながらねーよwww
……なんていうか今日は色々ある日だな。
[明日にでもナガサメマチまで行ってみようかとシップの運行を調べにきたのだったが、人混みの中にどうみても異質な者が一人混ざっていた。派手な顔立ちに綺麗な白髪。ついでに物騒な剣-モノ-までぶらさげて。その気配は並ではない。]
(堂々としたもんだ。まるで目立ってる自覚がないのかねぇ。)
[無論、人混みに紛れて目立ちに目立ってるわけではない。が、犬が珍しくないからといってそこに狼が混ざれなばそれは明らかに異質の存在だった]
(妖魔っていうのは自分がどう見られているかってことに無頓着なのかもしれないな)
//本当はプロでやってある程度力関係を確立しておきたかったな。まだ吊襲ない日だし、プロの延長って考えてもいいのかな?
【ウートラ】
―クーロン・飯屋―
[運ばれてきたマルゲリータを、さも当然のように、いつの間にかジョーンズの前に座っていた少年が受け取り、勝手に口に運んだ]
この店は相変わらず不味いな。
[店員の前で平然とそんな事を言う。顔をひきつらせる店員を、手を振って下がらせると、少年は洞穴のように暗い目でジョーンズを見た]
我を呼んだからには、それなりの情報が手に入ったのだろうな?
[ウートラは、ジョーンズを不愉快な男だと思っていた。
殺して幻術が手に入るものならとっくにそうしている。しかし、その確証がなかった。一度は失われた術体系。再び、失われてしまっては元も子もない]
幻獣・迦陵頻伽の召喚方法でも見つかったか?
>>80
シップでしかリージョンを移動する方法がない世界で、ゲートっていう便利な魔法がある時に、きっと「ゲート屋」っていう商売は生まれると思うんだよね。
原作では描かれていないけれど。
サガフロ未経験の人が、(セルリアンの解説があったとしても)魔術ゲートの便利さを見抜き、それを商売にしてるNPCを考え出すっていうのは、これはすごい事だと思う。
―クーロン・飯屋―
[ジョーンズは突然現れた少年に対して、別段驚いた風も見せずに言う]
僕と会うときは美女の格好で来てくれと毎回言っているだろう。
僕には少年を愛でるとか、そう言う趣味は無いんだからさ。
ってか不味いなら勝手に食べないで欲しいな。僕が頼んだんだからさ。
[軽口を叩いて返すが、これの半分は虚勢だ。弱味や油断を見せたなら、ウートラは目の前のマルゲリータを摘むように、簡単にジョーンズの命をも摘み取ってしまうだろう。
だが無論、半分は自信である。この化け物すらも出し抜けると言う自信だ]
[ジョーンズは迦陵頻伽と言う言葉に、ヨルムンガンドと言うほうがカッコいいよと、返ししつつ]
旦那が特にご所望なのは空術使いについてだったかい?
残念ながら、僕の知っていることは大体は旦那が知っていることだと思うね。
だけども……ナガサメマチ、このリージョンに何がしか秘匿された術使いが居るって情報は入ってきている。
もしかしたらこれが空術使いかもしれないし、僕が探している幻術関連の者かもしれない。
で、前からナガサメマチに調査に行こうとしていたんだけど……。
[そこでジョーンズは肩をすくめ、テレビのほうを指し示す。そこにはナガサメマチの失踪事件の続報が流れている]
騒ぎが収まってからにしようかと思ったけど、逆にこれは今調べてみるべきかなと。
秘匿系の術使いがモンスター如きにただやられるとも思わないし、何がしか派手な動きをせざるを得ない状態だと思うし。
[それにもしかしたら、この事件を起こした者が幻獣だなんてのも可能性が0ってわけでもないしね、とこれは心の中で付け加えるだけ]
という訳で、リージョンの移動を楽に出来るようなアイテムか何かを提供して欲しい。
お返しはこれで得た情報と、場合によっては術士の身柄だ。
もし術士の身柄を旦那に渡せなたら、プラスアルファの報酬みたいのは欲しいところだけどね。
[ジョーンズは最後まで幻獣については深く触れずに話した]
(さて、どうなるかな?)
あ、ちなみに葵様は予約時点でわかりましたお^^
そして実は、まだ分かってないのが優水様だったりします。
候補はあるんだけどなー。
―パーミュ・シップ発着場前―
[>>79にて自分に向けてかけられたであろう声に反応して振り返る。ガシャン、と重い機械音をさせて。
この人混みだ、もしかしたら自分ではないかもしれないと思ったが、まっすぐに自分の方へと歩いてくる。
スーは立ち止まった自分に気がついただろうか]
ヒューマン?
[スーは何者に追われていたのだろうか、そういえば自分は聞いていなかったような。
この男はそうなのだろうか、それとも違うのだろうか。
いずれにせよ自分が人間に声をかけられる理由は皆目見当がつかない]
何か御用でしょうか?
[しかしこの人込みの中で無闇な事は出来ない、ひとまず男の質問にそう答えた]
― シップ内/クーロン→パーミュ ―
[クーロンのシップ発着場は非常に混雑していた。報道を聞いた冒険者や考古学者、果ては荒くれ者や裏世界に生きる者たちが溢れているのだろう。長い蛇状の下半身を乗客たちに鬱陶しがられながらシップへと乗り込むと、乗客席の上に所狭しげにとぐろを巻いて腰掛けた。
シップ内では、様々な種族の乗客たちの声が雑音のように、あるいは背景音楽のように止め処なく流れ続けていた。何をするでもなくぼんやりとそれらを聞き流していたが、ふと、近くの席に座った二人の会話が耳に留まる]
……。
[ゆるやかにそちらに視線を向けると、会話の主は一機のメカと、花の香りを漂わせた不死族だった。不死族はメカのことを「相棒」と呼んでいた。中島製作所の技師が、自ら作ったメカをそう呼んでいたように。旅立ってからそれほど多くの時間が経過したはずもないのに、その響きはどこか懐かしかった]
【ウートラ】
─ クーロン・飯屋 ─
我も男をわざわざ喜ばせる趣味はない。
金を持っているなら別だが。
[ウートラは少年の姿でありながら、しかし少年らしくない実に偉そうな仕草で、机に頬杖をついた]
ナガサメマチか。
[そのリージョン名を口にする時も、ウートラは表情ひとつ変えなかった]
そこに秘匿された術使いの話はすでに知っている。
残念ながら、それは空術使いとは関係がない。
[実は全くマークしていなかった新情報だったが、おくびにも出さなかった。
……ただ、それが空術関係者ではないことだけは確信が持てた。
空術については、それこそ死にかけの術使いから、胡散臭いゴシップ雑誌まで調べつくしているのだ。クーロンから乗り継ぎが必要なリージョンだとはいえ、それでも定期運行があるようなリージョンの情報を、見逃すはずはない]
【ウートラ】
……しかし、幻術や、他の術関係の者ではないとは言い切れんな。
ただ、そうだったとして、お前ごときで太刀打ちできるのか?
[目を細め、つまらなそうにウートラは言った]
同じ死にに行くなら、我が先に殺してやるが?
[ふいに、静寂が周囲を包んだ。
店内でありながら、厨房の音も人々の息遣いも聞こえなくなる。
まるで周囲から切り離されたように]
なつ、かしい。
[懐かしい? 無意識に口を吐いて出た単語に心中で自問する。この懐古心は何に対して芽生えたものだろうか。中島製作所でのことをただ思い出しただけではない、何か不明瞭なものを感じる。自身の出生についてか、それともこれから向かうパーミュについてか――。
程なくしてシップがパーミュへと到着したことを告げるアナウンスが船内に響き、乗客たちは我先にと乗降口へ駆け出した。その流れの中に、先ほどの二人の姿も入っているかもしれない]
……!
[半ば衝動的に、二人の背中を追い掛けた。人波が洪水のように流れ出す。見失ったかと思った矢先、視線の向こうで、先ほどのメカが屈強な体躯のヒューマンに呼び止められているのが見えた。様子を窺いながら、そちらへと歩み寄り]
─ クーロン・飯屋 ─
そうか空術とは関係ないのか。
[>>89ウートラの空術使いとは関係がない」と言う言葉を聞いて、ジョーンズはほんの少しだけほくそ笑んだ。
あくまでジョーンズの研究からの推測だが、ヨルムンガンドへ至る道に特に必要なのは幻術と時術だ。
ナガサメマチの秘匿術士がその二つである可能性は非常に高くなった]
(仮に時術使いならば、半分以上の目的を達成したといえるかもしれない)
[そのジョーンズの笑みを静寂が包んだ]
(やれやれ、力を誇示するのが本当に好きな奴だな)
[背筋に冷たい汗を流しつつも、そんなことを思いながら、>>90の言葉に応える。こう言う場面からも逃げるのが、『逃技』の極意の一つだ]
なんで、太刀打ちだのなんだのへと話を飛躍させるのかな?
もしかしたらその術士が僕の頼みを聞いてくれるかもしれないじゃないか?
どんぱちやるだけが戦いなのかい?
違うだろう?
いや、それくらいわかっているだろう、旦那ならさ。
なるほど、術を使っての戦いならば、まあ太刀打ちできないかもしれないが。
騙し、甘言、虚言、思い込み、同情、友情、愛情。
あっはっはっは、使えるものは術だけじゃないんだよ?
これらを使わせれば僕は最強だ。
まあどうしても、僕を今すぐ殺したいって言うならしょうがないかな?
幻術の秘奥とともに僕はこの世から消え去るとしよう。アーメン。
[ジョーンズは胸の前で十字を切った]
どうした?
早くやれよ?
もしかしたらその秘匿術士が、同じ秘匿系の空術使いと繋がっていない。
と言う確証を持っているならば、躊躇しなくていいんじゃないのかな?
[あっはっはっは。おっかねぇwww]
どうした?
早くやれよ?
その秘匿術士が、同じ秘匿系の空術使いと繋がっていない。
とか言う確証を持っているならば、躊躇しなくていいんじゃないのかな?
[あっはっはっは。おっかねぇwww]
【リポーター】
─ パーミュ ─
皆さんこんにちは。
リポーターは、本日発見されたパーミュの超古代シップ前に来ています。
見て下さい! この大勢の人!
政府による立ち入り禁止が、間もなく行われるだろうということもあって、その前に一目見ようと様々な職業の人が押し寄せています。
普段のパーミュは、植物系のモンスターが主に暮らす、穏やかでのんびりしたリージョンです。
シップ発着場の周りは自然を生かした広い草原で、植物系モンスターはすっかり溶け込んでしまいますね。よく「人か植物か分からない」と冗談で言われます。
気軽にそのあたりの花や実を摘んだりしないでくださいね。
シップ発着場から、発掘現場までは直通バスが出ていますので、迷子になる心配はありません!
さあ!
それでは、第一発見者の方に、シップの中の様子を伺ってみましょう。
……ふむふむ。
……なるほど。
……ほほう、そんなことが!
【リポーター】
簡単にご説明します。
シップの中は三層になっておりまして、「入口」と「各層」は気圧扉で仕切られており、[[1d6 ]]で3以上の力で押さないと開かないそうです。
図解しますとこうですね!
外 [入口] 第一層 [気圧扉] 第二層 [気圧扉] 第三層
この気圧扉は、一人だと失敗したらその層までですが、仲間と組んで行った場合、誰か一人でも成功したら突破できるそうです。
(※仲間と組んで居る事が確定情報の場合、仲間の分まで自分が振っても構いません)
【リポーター】
うまく「入口」を開くことが出来たら、第一層めから捜索できます。
第一層めでは、[[1d6 ]]時間捜索すれば、
「123:ガラクタ 4:モンスター能力 5:メカプログラム 6:銃」
が見つかるそうです。
次の「気圧扉」を突破して、第二層めでは、[[1d6 ]]時間捜索すれば、
「12:ガラクタ 3:剣 4:モンスター能力 5:メカプログラム 6:盾」
が見つかるそうです。
最下層となる第三層めでは、[[1d6 ]]時間捜索すれば、
「1:ガラクタ 2:名刀「銀三日月」 3:重鎧「ノイエラグーネ」 4:アクセサリ「封魔の指輪」 5:まだ使用できる小型シップ 6:何かの術の情報(空・幻・命)」
が見つかるそうです。
今現在はまだ、政府に所有権がありませんので、見つけた物勝ち状態です。良い物が見つかるといいですね!
【ウートラ】>>95
「身柄を引き渡す」などとのたまったくせに、「術士が頼みを聞く」などと良く言う。
本当に調子の良い男だな。
[幻術を盾に取られ、ウートラ内心舌打ちする。
美女の姿でも被って、不愉快ではあっても、この男に師事して幻術を体得して置けばよかった……と思うのだが、あんな出会い方をしたのだから、仕方がない]
最近の研究では、死者の脳から記憶を取りだしてコアに移し、メカにする方法もあるそうだな。
自分の知識と命を、いつまでも手札に出来ると思うなよ。
[ふっ、と周囲の音が生き返った。客の咳払い、店員の足音、食器の音などが2人を取り囲む]
【ウートラ】
……クーロンの裏街の、「奏歌」という個人タクシー屋を尋ねてみろ。
我の名を出せば、どのリージョンへも無料で飛ぶだろう。
[そして、ウートラはどこからか取りだしたアルカナタローを1枚、ジョーンズに差し出した]
「吊るされた男」だ。
術力を込めておいたから、お前に秘術が使えなくとも、一度だけ相手を身動き取れなくすることができるだろう。
有効に使うがいい。
【ウートラ】
いざとなれば……この男>>95を殺して、ゾンビモンスターにしてから、幻術をじっくり抽出するという方法もあるしな……。
なに、焦ることはないか……。
―クーロン・裏街―
はあ、今度こそ殺されるかと思った。
[疲労で重い足を引きずりながら、ウートラから教えられた奏歌なるタクシー屋へと向かう]
でも思わぬアイテムもゲット出来たし、幸先は良さそうだ。
[頂戴したカードを弄び、あっはっは、と笑う]**
[ツバキもまたひとりの妖魔と共に暮らしていたから、
そんな基準もある程度察している心算ではあったが――。
格を高く保つ妖魔から直接聞かされた話は、
そんな実感以上に、確かなものとして響いてきた。]
――…やっぱり、そうなのね。
努力じゃなくて生まれ持った資質、かぁ……。
[その語にふっと過るのは術の資質。
けれどここで言われた「資質」と同じかは判らない。
己の容姿まで申し分ないと思われていると思わぬまま、
少し遠い世界の話を聞くように、緩く相槌を打っていた。]
ユウナギ さ ――っ、
[見えたと思ったそのすがたは、木々の奥の闇に消えていった。
まるであたかも――水となって溶けるかのように。]
…………
[今見たものはまぼろしだったのか。それとも――?
結局、今は「気のせい」という思考の方が勝り、
ツバキは再び、シップ発着場へ歩を進めていった。]
そういえば、文章まったり系だとホクロもちは「イチゴ」とか「ブロウ」のホクロなんだよね。
これ、役職COしづらいよねwww ヒャッハー!
文章妖怪系だと「玄武」とか「朱雀」とかで、かっこよかったかも。
/*
そしてナガサメでジョーンズを迎え撃つか、
さくっとクーロンに行ってしまうかで迷い中。
ゲンさん(医者の方)にナガサメに来れるよーってことを
何処かで伝えにいけたらとも思えど……。
ちなみに、ノイラグーネ(Neuelagune)は新潟県。
都道府県をドイツ語にすると無駄にかっこいい
http://matome.naver.jp/odai/21...
― パーミュ・シップ発着場前 ―
[向かい合うメカと屈強な体躯のヒューマンの様子 >>79 >>87 を、会話が聞こえるか聞こえないか程度の距離から見つめていた。何を思って二人の姿を追い掛けたのか、自身にも判らない。声を掛けるべきか躊躇するが、J・Qからの警戒 >>92 をそれとなく察し]
空腹、ちがう。
[ヒューマンに似た上半身の両腕を持ち上げ、敵意がないことを示す。自身を拾った技師と初めて対面したときに彼が取っていたポーズの模倣だった。口から出る言葉は、あまりにも説明不足過ぎるが、自身にとって戦闘はイコール食事であるとの言説。もし警戒が少しでも解かれたのであれば、さらに言葉を続け]
おま……あなたたち、古代のシップ、向かうか。
邪魔、違う、だったら。
連れて行ってほしい、一緒。
……この世界、よくわからない、まだ。
[おまえ、と言いかけて一度口をつぐみ、一息挟んでからその場にいる面々に対し、片言じみた口調で超古代シップへの同行を申し出た]
用?
[ジャスディスらしきメカの質問>>87に対し…]
ワシはただ少し荷物運びの手伝いしようと思って…。それにお主はメカじゃな…。武術家なので少しメカの戦い方に興味ある…。
だから同k…
[説明の途中で音>>92が…]
(な…何かワシ悪い事しちゃったかな?それともばれたかの?)
[さらに蛇型の人>>107も割り込んでくる。空腹では無い事…ポーズをしている事…。
...は頭悪いので何がなんだかさっぱりである。とりあえず、敵ではないと思われる。
同行を頼まれると…]
フムフム…。
ワシは別に構わんが…。そっちの…えっーと……。
[名前聞いてなかったー。メカに向けて…]
また突然ですまぬが名前を聞きたい…。もし答えたくないなら、どう呼んだらいいのかね…?
─ クーロン ─
[だんだん人の居ない方へ連れていったさっきの男性と違って、ケヴィンは人の多い方へ行くようだ。
赤いドレスを優雅にさばきながら、ミアはそれについて行く。
……と。
近くに高貴な妖魔の気配>>76を感じて、視線を巡らせた。
人が多すぎて、良く分からないが、何か知っている気配のような……どこか胸が痛くなるような……?]
─ クーロン ─
[だんだん人の居ない方へ連れていったさっきの男性と違って、ケヴィンは人の多い方へ行くようだ。
赤いドレスを優雅にさばきながら、ミアはそれについて行く。
……と。
どこかに高貴な妖魔の気配>>76を感じて、視線を巡らせた。
人が多すぎて、良く分からないが、何か知っている気配のような……何か胸が痛くなるような……?]
[しばらくの間、白髪の妖魔を眺めていたが、まさかここで仕掛けるわけにも行かず、ナガサメマチ行きのシップに向かう]
(いや…だから…仕掛けるってなんだよ)
お?ちょうど出航か。
明日にしようと思っていたがもう行っちゃおうかね。
[クーロンを出るシップの中ですこし今日のことを思い起こす。酒場にいた謎の爺のこと、ジョーンズのこと、金髪の妖魔と黒い若僧のこと、白髪の妖魔のこと。 妙に殺気立ってる自分を不思議に思いながらもどこかで納得していることを自覚し始めていた。]
−パーミュのシップ発着所−
どしたの相棒ー?
[JQを先導するように。その実はっきりとしたあてがあるわけでもないのに先に立って歩いていたけれど、彼女が立ち止まった>>87ならすぐに気づいて引き返す。
相棒の硬質な足音は、耳に慣れてしまえば人ごみの中でも聞き分けやすいのだ]
ん?誰それ?知り合い?なんか用事とか?
[J・Qが向かいあっていたのはヒューマンらしきひげの男>>79。問いかけては見るものの、相棒がこっちに向けた視線>>87には、どうも同じような問いが含まれている気がする。
チガウチガウ。シラナイシラナイ。と、身振りで示したけれど、さて、伝わったかどうか]
ああほら。名乗ってもらったんならこっちも名乗んなくちゃ。
いやー、ごめんね。おっちゃん。ジャッカルさんだっけ?
こっちは相棒のJ・Q。そんでスーさんの名前はスーというのさ。
よろしくよろしく。
[ひげのおっちゃんの名乗り>>79と問い>>108に、するりと割り込む]
んで、荷物運び?言うほど荷物持ってないよ?
ちょぉーっと怪しいなーとか思っちゃっていい?
いやー、親切だったらごめんねなんだけどね?
ほら、世の中物騒じゃん?用心はしときたいなー。
とか。嘘っぽい名乗りに疑いの目を向けてみるのも『生きてる』っぽい。
[例えば相棒の初対面のときみたいに警戒心丸出しにされたりとか、なにかしら『分かる』理由があって声をかけられたなら、多分すんなり快諾したのだろうけれども。
どうにも聞く限り、ジャッカルの言葉には『とってつけた』感がある。そのことを疑ってますよー。
と、素直な意思表示なのだけど、朗らかな口調と不釣合いな無表情では、相手にどんな心理効果を与えていたものか]
/*
実は朝からずっと居たとかね。
ゲームしてたんだけど。
もさもさ動き出すか。
にしてもヴァレリーどこ行ったんだ。
突然死なしとは言え、と思ってしまうがっつり参加派。
[気配に気を取られ、ケヴィンの事は完全に忘れていたので、声をかけられて>>112びっくりした]
あ……。
[そういえばそうだったと、まだちょっとぼんやりしながら暖かい包みを受け取る。
ナイフとフォークは……と探していたら、食べ方の手本を見せられて、もう一度びっくりした]
これ……を?
[助けを求めるように周りを見てみたが、誰もケヴィンを咎めたりしていないから、そんな食べ方をしてもお行儀悪い訳ではないのだろう。
しばらく手元のほっとどっぐを見て、襲いかかってこないだろうことが理解できたので、小さな唇で、はむ、と齧ってみた。味わって、こくんと飲み込む]
少し味付けが濃いです。
[お世辞の言い方は知らなかったので、ごく素直にそう感想した]
[クーロンは、歩いているだけでもその辺でテレビをつけて見ているやつがいる。
何気なく目を移せば、ウートラのニュースやパーミュのニュースもやっていた。]
(ウートラの方は、まぁ何かやりかねないが。
殺人事件……?
そういえば、あのIRPOの大男が何か言っていたな。もしや、そのことか。)
[内心でそんなことを考えながら。
もし捕まったとすれば、空術の資質を得る者は他に見つけださなければならないな。
と、任務のことを少し考えていた。
あの爺なら、そうそう簡単に捕まる気もしないが。]
[もう一口、二口と齧って……思うのは、銀翅の君のことだった。
ミアは、銀翅の君に歌を所望された時以外は、宮殿の中を好きに歩いていいと言われていた。
宮殿は彼が世界中から買い集め、あるいは力づくで奪って来た、ありとあらゆる美しい物で溢れていた。
あの方は美しい物がお好きなのね、と思うと、さほどでもない自分が悲しく、切なかった]
……。
[ホットドッグの大半を残したまま、ミアは手を止めた]
─ テトラレッサ ─
[テトラレッサの残る名所と言えば、住人達がよく泳ぐ大きな湖くらいで。
そこの案内をしてから、フィロはセルリアンと共にシップ発着場へ向かうことにした]
一旦クーロン戻ってー…って、
クーロン戻るなら『ゲート』で戻った方が安上がりか。
頼んでも良いかな、セルリアン。
[そんな会話をして足を止めた時、通りすがりの旅人の会話が耳に入る]
「パーミュで超古代シップが発掘されたってよ」
「へー、他にもなんかあるんかね」
「ラジオじゃ今じゃお目にかかれない珍しいものが残ってるかもしんねーとか言ってるぜ」
「マジで、見つかったら良い儲けじゃねぇの?」
「クーロンから特別直行便が出るってさ。行くか?」
「どうせ戻るしな、行ってみっか」
……セルリアン、聞いたか?
パーミュでお宝発掘だって!
行こうぜ!!
[フィロの赤い目が輝き、尻尾が楽しげにゆらゆらと揺れる。
どうやらセルリアンもその話に興味を抱いたらしく、総意によりパーミュへ向かうことが決定した]
─ →パーミュ ─
[一旦『ゲート』によりクーロンへと向かい、混み合う特別直行便に乗り込んで一路パーミュへと。
ちゃっかり子供料金で乗り込んでいるのは言うまでも無い]
人多いなー。
はぐれねーようにしねぇと。
[移動時はしっかりと、セルリアンの服の裾を握った]
妖魔って食事するのかな??
と思いつつ、人型してるからたぶんするんじゃないかなあと思うかりょさんです。
まあ、交流のために原作を少々歪めてもいいよね、と率先して変えていく。まる。
で、そっちさんはー?
[相棒が警戒していたらしきこと>>92に、こっちはこっちで気づいちゃいなかったけれど、あちらから申し出>>107があるならそちらにも目が向く]
古代のシップ、向かう向かう。
邪魔じゃないない。
でもなんで?あそこに向かうヒト、いっぱい居るよ?
[なんで自分たちなのかと問いかける。でも、どうも相手は言葉が不自由な様子。これもJ・Q基準で言えば『困ってるヒト』のカテゴリーなんじゃなかろうか。
だったらここらで、相棒の真似をしてみるのも『生きてる』っぽいと、そんな判断]
うん。スーさんは連れて行っても構わないよー。どうだい相棒?
[ひとまず自分の結論を先に出して、問いかける]
あ、でも、食べないでね?
[蛇っぽいヒトに、そう付け加えるのも忘れずに]
腹が減ったら、代わりにおいしいご飯を奢ってあげよう。たまにはモンスター以外のご飯も乙ですよ?
いや、まじでまじで。スーさん嘘つかないヨー。
騙されたと思って。れっつとらい。
ああ、まだおなか減ってない?ならまだいっか。
― ナガサメマチ・シップ発着場 ―
[クーロン行のシップの出航は、一時待って貰うことにした。
――もしかしたら彼が、あの人やアイツが。
新たなシップの来訪に、そんな一縷の期待が過ったから。
けれど其処から降りてきた男は――。
その服装はナガサメマチのものと何処か似ていても、
結局知らない顔だと解ってしまえば、
つい溜息を零してしまっていた。]
何はともあれ。
定期便、ちゃんと復帰したみたい――ね。
[今の時刻ならその筈――と、
旅慣れぬ身は記憶を手繰り寄せる。]
ショウジン料理?
……どうかしましたか?
[丁度、物思いに区切りがついた所で、ケヴィン>>117を見て、ふと首を傾げる。
しかし、なんでもないと言われれば、なんでもないのかと納得して]
いいえ、構いません。わたし、そんなにお腹がすいていないのです。
……これ、どうしましょう。
[残した料理はどうしたものか、と困った顔でホットドッグを見た]
……アナタもニュースで見たと思うけれど。
此処にはもう、住んでいたみんなは居ないの。
如何して――来ようと思ったの。
[知らぬ顔故に、里帰りではないと思う。
そして何処となく、纏う雰囲気に違和がある気がして
ほんの少しだけ、その男に身構えてしまってはいた。
もうひとり、クーロンの裏街からの来訪者が
もしかしたら此処に来るかもしれないなどと
予想することもなく――**]
妖魔 ミアプラキドゥスは、戦闘員 ケヴィン に向かって下駄を蹴上げることにしたよ。
―ナガサメマチ・シップ発着場近く―
……いや、たしかに危険はなさそうだ、とは言ったぞ?
だが、しかしこんな状況の辺境リージョンに来たがる人間がいるなんて変じゃないか?
[発着場に向かう足を止めないまま、通信機に話しかける。
その向こうにいるのは同僚ではなく、一応上司。]
……はあ?
そんなことよりウートラの足取りを追え?
――そんなこととはなんだ。リージョン一つだぞ!
[思わず声が大きくなる。
正式に手配ができる前から、ウートラに目をつけていた上司がついにおおっぴらに調査できるとなってはしゃぐのは分からないでもないが……
次いで聞こえた台詞に、理解の努力は霧消した。]
……そんなにジャスティスのほうが役にたつと思うなら博士に頼んで量産でもなんでもしてもらえ!!!
[手の中で通信機が危うい音をたてる。そのまま接続をきると、降りてくるシップ>>110>>111を八つ当たり気味に睨みつけた。]
ぁ……。
[手の中から消えたホットドッグが、ケヴィン>>128の口の中に消えて行くのを見て、もう何度めか分からないびっくりをして]
……。
[内心を当てられると、みるみる内に表情を陰らせた]
いいえ。
もう少し……もう少しだけ、待ってみます。
お気遣いありがとう。
>>129
ああ、こういう心理描写いいですね。
IRPOとしては、ジャスティスは便利でありながらも、ちょっとどこか嫌な存在でしょうね。
アザミいいなあ。
―回想―
スーさんに…J・Q…なるほどじゃな…。
[包帯の人はスーと名乗る。ロボの名前はJ・Qとの事。荷物運びについて怪しまれた時>>114は…]
いやいや奪わない奪わない。仮に財宝見つけた時、親切に持ち運びの手伝いしようと思って言っただけじゃ。
それでも信用しないならワシの持っている高級傷薬と霊酒を分けようかね?仮に使えなかったらごめんじゃ。
あと、確かに世の中物騒じゃ…。クーロンの繁華街を観光したら暴漢らしき覆面男に襲われたからのう…。
[とにかくスーに何とか説明する。]
―回想完了―
─ パーミュ・シップ発着場 ─
発掘場所までどうやって行くんだー?
[セルリアンの服の裾を掴んだままフィロは辺りを見回す。
ごった返す発着場には様々な姿かたちをした者達で溢れていた。
包帯ぐるぐるの人だったり、ロボだったり、下半身が蛇だったり。
大体はヒューマンだったようだが]
ここに居る奴って情報聞いて来た奴らばっかだよな。
ついてけば辿り着けるかな。
[人の波は大方一方向に向かっている。
目的地が一緒なら、あとを追っていけば問題無いだろう。
先へと言う気持ちが先行して、いつしかセルリアンの服を引っ張るような形でバス乗り場へと向かって行った]
―ナガサメマチ―
相変わらず寂れたリージョンだけど……、今はもう寂れているどころではないなぁ。
[ひょろ長い人相の男が運転するシップから降りて、しばらく町を歩いてみたが、本当に人っ子ひとり居やしない]
よもや術士まで、失踪なんてことになってやしないと思うけども……。
ま、とりあえず調査してみようかな?
【ジャスティスK】
─ マンハッタン ─
[都会のリージョンに降り立つと、シップに乗りに来ていただろう子供たちに取り囲まれた]
『ジャスティス、サインして!』
『握手して!』
『ドラゴンとジャスティスならどっちが強いの?』
[ひとつひとつに丁寧に答えつつ、ほどほどの場面で切りあげる。
テレビが、過剰にジャスティスの活躍を持ちあげるのは、近年増えている犯罪の抑止の為だろう。抑止力になれるのはいいが、活動に支障が出るのは少々困りものだ]
こんにちは。
アグニ汎用弾丸を1ダースお願いします。
それと、新しい盾を見つくろって貰いたいのですが。
[行きつけにしている武器店に行くと、飛行機型メカの店主が愛想の良い声をかけてきた。
ジャスティスが来る店ということで、最近はなかなか羽振りがいいらしい]
【ジャスティスK】
[店主が道具を出してくる間、ジャスティスは視覚でテレビを確認していた。
術士ウートラは、影に隠れてかなり悪どい事をしているという。早急に捕獲しなければ、と優先順位の上に位置づけた。
パーミュの超古代シップの方は、一時期は賑わうだろうが、珍しい物を掘りつくされるか、政府の介入ですぐに収まるだろう。
慌て過ぎて怪我人が出ないかが、心配だが……]
『お待たせ! 徹甲弾をサービスしておくから、使ってくれぃ!
代わりに、うちの店のロゴが入った紙袋を持って、シップに乗っておくれよ』
ありがとうございます。
[ジャスティスは、この店主商売上手だなと、電子知覚の上で苦笑のようなものを弾けさせた]
─ →クレイン研究所へ ─
【ジャスティスK】
[店主が道具を出してくる間、ジャスティスは視覚でテレビを確認していた。
術士ウートラは、影に隠れてかなり悪どい事をしているという。早急に捕獲しなければ、と優先順位の上に位置づけた。
パーミュの超古代シップの方は、一時期は賑わうだろうが、珍しい物を掘りつくされるか、政府の介入ですぐに収まるだろう。
慌て過ぎて怪我人が出ないかが、心配だが……]
『お待たせ! 徹甲弾をサービスしておくから、使ってくれぃ!
代わりに、うちの店のロゴが入った紙袋を持って、シップに乗っておくれよ』
ありがとうございます。
[ジャスティスは、この店主商売上手だなと、電子知覚の上で苦笑のようなものを弾けさせた]
─ シップ→クレイン研究所へ ─
しかし銀翅の君っつったら、あのコレクション趣味で有名なやつだろ?この前もニュースで命術の夢とかいう絵画を落としていたのがやってたな。
[と、ミアと会う少し前のニュースを思い出す。
わけのわからない絵画に何でそこまで払えるのかねぇ、と思った記憶がある。]
ああいう絵画より、ミアが逃げ出してった方がよほど心配になる気がするがね。
ちょいと、ミアは箱入りすぎるしよ。
銀翅の君ってのは、一体どんなやつなんだ?
ごめんくださーいっと。
[ガラガラと音を立てて、戸を開く。
もちろん、人が居ないことは分かっている。ただのちょっとした礼儀である。
ジョーンズは土足で家にあがり、その状態をつぶさに観察した]
(食事の準備がしてある。となると、自発的な失踪ってことではないよな)
[ジョーンズは首から提げているネックレスを外して、ほんの少しだけ争ったらしき後がある場所にネックレスの宝石部分を翳してみた]
………反応なし、か。
[このネックレスは幻術の残滓に反応する。
それが反応しないとなると、この事件に幻術や幻獣は関係しないと言うこと]
(こっちに関しては宛てが外れた。IRPOの管轄だ)
[最初からあまり期待していなかったが、幾分の落胆を覚えた]
えっーと…断られたら、その人に「ワシと行くか、そこの二人と行くかどっち?」と聞こうと思ったが…。
…で、スー…呼び捨てでも良いのかい?嫌ならどう呼べばいいか?
まあともかく、念の為聞くがワシを連れてっても良いかね?
[スーの無表情はあまり気にしていないが、喋り方は少し緊張する]
―超古代シップ前―
[先行したのはスー、ジャッカル、LA-47の誰かだっただろうか、成程大きいし人も多い。]
入り口はここですね。
[しかし普通に入ろうとしても、何故か弾かれてしまう。
不思議に思って、右腕をガシャン、とハイペリオンに戻して、撃つ]
5(6)
まあ。「命術の夢」は本当に素晴らしい作品ですよ。
ケヴィンさんも、一目見ればきっと分かります。
[おそらくケヴィン>>137にとってはあまり興味がない部分に、ミアは食いついた]
大胆に見えて、近づけば驚くほど緻密な色使い、独創的な構図、本当にあの迫力には飲み込まれそうになります。
そして、カウスアウトラリス技法を初めて使用したということで、美術史上で非常に重要な作品でもあります。
[思い出すように、指を組んで、ほう、とため息をついた。
銀翅の君について聞かれると、切なさと苦しさと、そしてどうしようもない思慕の混ざった顔をして]
銀翅の君は……あの方のコレクション以上に、ご本人もとてもお美しくて、お強い方でいらっしゃいます。
普段は物静かで、御冗談などもおっしゃったりして、優しい方ですけれど……、
ひと度何かを手に入れようと決意なさったら、他の事は置いて、どこまでも追いつめてゆかれます。その姿は恐ろしい程にお美しくて……。
あの方の「狩り」は、きっと誰よりも苛烈ですわ。
[そして、自嘲の笑みを浮かべて]
けれど、一度手に入れてしまえば、打って変って興味を失っておしまいになる。
とても冷たくて、酷い方であらせられます。
ん?
ナガサメマチでの捜査を打ち切るのか?
[術士の住処を目指す道すがら、耳につけた通信傍受装置が、そんな言葉を拾った]
(いや、打ち切りではなく、ウートラ捜索のほうに力を注ぐということか)
[ジョーンズはやれやれと嘆息した]
どうにもこれはIRPOの派閥争いのとばっちりみたいだね。
なんか良くないことが起こっているみたいだなぁ。
[ジョーンズはそんなネガティブなことをつぶやきながらも、口を笑みの形にした]
−回想?>>131−
あー、違う違う。そうじゃなくってね。
初対面で理由なく親切にされると疑っちゃうようなそんななにか。
だって初対面だしさー。そうやって傷薬とか霊酒まで出されちゃうと、『そこまでして信用を得たいの?何が狙いなの!?』とか怖くなっちゃうのさ。
うん、そう。なんで疑っちゃうかっておっちゃんの目的が見えない。相棒の技が見たい、が先に来てたらなんとなく分かったんだけど。あーでもなー。怪しすぎて逆に怪しくない気がしてきたー。
とか、疑心暗鬼の末に短絡思考に陥っちゃうのも『生きてる』っぽい。
まぁいっか。今はまだおっちゃんのこと信用できないけど、疑ったって何か分かるわけじゃないし。
一緒に行くのはいいけど殺さないでね?
[真正面から『疑ってます』宣言をしつつ、同行>>139自体はそんな風に承諾。相棒は相棒で、とくに異論もないようだ>>133]
─ナガサメマチ・シップ発着場─
[ナガサメマチ、京やコーヤに似た空気を感じるリージョン。シップから降り立つとそこは懐かしさのようなものを感じさせてくれる]
─ピンポンパンポーン
『お客様に申しあげます、本日のクーロン行き定期便は次の便で最終となっております。 不都合をおかけしますがご了承いただきますようお願い申し上げます。尚、明日の定期便は発着共に運行予定は未定となっております。ご迷惑をおかけしますこと、重ねてご容赦ください』
ピンポンパンポーン─
[不安定なダイヤによる運行がアナウンスされるが、そもそも放送が必要なのかと思うほど閑散としていた]
(帰りの便がねぇなぁ)
[いざとなったら非正規のシップを利用すればいいだけである。元々クーロンでも裏街に住人であるシュンバは正規の定期便を使う習慣はない]
オルロワ氏は、独占欲魔王だったので、差別化が難しいですな。
ラスは、集めるだけ集めてあとはほったらかしな感じで。
ん?
あれは……定期便ですらないな。
[そのシップ>>134は所謂、運び屋などが利用するものに見える。]
………犯人は現場に戻ると言うな。
[心からそんなことを信じているわけではないが。ここにやはり、なにかがあるのだ。と強弁する材料には使えるかもしれない。]
……いやあ、いくら戻る予定でも、怪しいものを見つけてしまったら仕方がないものな?
上司に逆らうのは私だって心が痛むが、うむ。
これもIRPOとしての義務だ。
[獰猛な笑みを浮かべ、シップから降りた人影を追いかけた。]
─ バス移動→超古代シップ発掘場所 ─
[人の波の先には直通バス乗り場。
発掘場所へと向かう者達はそれに乗り込み順次向かっているようだった]
これ乗れば良いみたいだな。
[バスは既に何往復かしているのだろう。
フィロ達は他よりやや遅れて超古代シップのある場所へと辿り着いた]
えーっと、入るためには扉開けなきゃなんないんだっけ。
[シップ内でも何度も放映されていた現地リポート。
内部への侵入方法は既に頭の中に入っていた]
力仕事あんま得意じゃないんだけどなぁ。
[唇を尖らせて言いながら、超古代シップへと近付いて行く]
(……はて、何をしているのだろう)
[追うのが少し遅れたこと、遠目というのもあるが怪しい男>>138が何をしているのか想像もつかない。
家財にもほとんど触っていないようだし、]
火事場?泥棒でもなさそうだが。
[刀に手を添えたまま、首を傾げた。]
−シップ入り口から内部へ−
わぁーお。豪快。さすが相棒は頼りになるね。お邪魔しまーす。
[大火力でこじ開けられた扉>>140を眺めながら、てくてくと相棒の後>>146に続く]
うん、ありがとう。先頭はお任せするよ。
けど、水臭いのはなしだぜ相棒?
手伝えることは手伝うからね。無理はしないこと、なんでもひとりでやろうとしないこと。
おーけー?頼むよ?お願いだからね?
[真っ先に先頭に立った相棒の言動を、そうやって否定はしないまま釘だけ刺しておく。
盾になると言い切ったその言い方は、どうも何処かしら危なっかしい気がしたので。
とはいえそれが聞き入れられるかどうかはまた別の話。
聞き入れられないならそれはそれで構わないのだ。こっちはこっちで勝手に相棒を手伝うだけなのだから」
(……尾けられているみたいだな)
[いつからかは分からないが、背後のほうに見られている気配を感じる。仕事柄と言うか、人生柄でそう言う視線には敏感なほうだと思っていたが、ここまで気づかせなかったとは中々どうして見事な気配の消し方だ]
(心術か何かの使い手だったりするのかな?)
[さてもうそろそろ、術士の家に着く頃だが、選択枝は三つだ]
『1.逃技で撒いてしまえ!』
『2.無視しよう!』
『3.敢えてお話だ!』
(……とりあえずは2にしておくか……、様子見も逃技の一つ也だ)
[ジョーンズはごめんください、と一声かけてから件の屋敷にずかずかと入っていった]
【リポーター】
こちら、パーミュの超古代シップ前です。
すでに数人が中に入り、捜索が始まっているようですね。
【入口は、入るのに、開ける必要はなくなった】ようです。
まだ中の「気圧扉」は残っているようですが。
しかし、めぼしい物から順に持ちだされ、
【1チーム、1探索につき1つ】
くらいしかアイテムが残っていない模様です。
まるで、早い物勝ちですね。
[ケヴィンの感想>>151に、ちょっと何とも言えない顔をして]
わたしは……銀翅の君の恋人ではありません。寵姫ですらもありません。
わたしは、ただのコレクションのひとつですから。
[この話を打ち切るように、シップ発着場の方を見て、ちょっと強引に話を変えた]
どこに行く予定ですか?
─ 超古代シップ前 ─
[やっとこ辿り着いた超古代シップ。
きちっと閉じられていただろう入口は、何か火力の高いものでこじ開けられていた。
その光景に一度呆気に取られる]
……こーゆーのってシップ自体貴重なもんなんじゃないの?
[考古学者が泣きそうな光景に首を傾げつつ]
ま、開ける手間省けたからいっか。
行こうぜセルリアン。
[考えを切り替えて笑いながらセルリアンを見上げ、中へ入ろうと促した。
ここまで来ればセルリアンの服から手を離してもはぐれるということは無いだろう。
余程近くから離れてしまう、と言うことが無い限りは]
−古代シップ第一層−
さってとー、探しますかー。
何があるかなー。っつってもスーさんが使える武器とかないんだけどねー。剣とか振り回したら腕もげるし。銃とか撃ったら腕もげるし。
ああいや、モンスター化した武器だったら食べたらいけるかな?じゃあその線で行こう。出てこい出てこい呪われた武器。
[そんな勝手なことをのたまいながら捜索活動。4(6)時間も捜索したら、何か見つかるだろうか。
心配したより罠が少ないのは、ここまではまだ先客がたくさん居たからだろうか。その分収穫も少なそうではあったけれど]
ワシは悪では無い。武術家じゃ。
[ボケつつもJ・Q>>141の後…今度はスー>>145に…]
そうか…ありがたい!
でもまだ疑ってるのは残念じゃな…。
[と少し落ち込むが…呼び方の事も聞いた。
遊び半分で「スーちゃま」と呼ぼうとしたが、そんなネタ選択肢を選ばず普通に「スー」で呼ぶ事にした。]
さてと、後はお主か…。名前は?
[とまあ、足が蛇の人に自己紹介し…古代シップに入って行った。]
―パーミュシップ発着場→超古代シップ前―
ワシが先行で良いか?
[答えを聞いた後、先行で突入…。J・Q>>140が呟き、入ろうとしたが弾かれる。]
うむむ…どうすればい…
[言いかけた時、銃音が…どうやら最初の難関はJ・Q>>146に突破完了した。]
(齢20前後、落ち着いた物腰からどこかのお嬢様か何かか?足運びから見るに武芸の類はあまり得意そうではないな……ナガサメマチの住人だろうか?生き残り?いや悲報を聞きつけて戻ってきた類か、あまりタフな感じではないしな)
どうしてって……そりゃぁ…観光?
いやぁほらさ、人がいなくなっちゃったって言うからさ、風景とか景色とか独り占めできるかなーなんてねぇ…ハハハ
[軽薄な笑みを浮かべてみるものの、眼前のお嬢さんにさす影の濃さに多少引っかかって]
あれだ……君に巡り合うために?とか?
[キャラじゃねぇなと苦笑いを浮かべ、苦手な重苦しい空気になんと言ったらいいのかわからず、相変わらず軽薄な笑みを張り付かせたまま。]
そう言う風にすれば良かったのか?次はワシがやる。
先頭か…。別にいいが…。盾か…ワシがやろうと思ったのじゃが…。
[J・Qに先頭に任せ、進んでいく。捜索した結果スー>>160が何か見つけたらしいが…]
さてと、そろそろワシも良い所を見せないと行かんかね?
[次の気圧扉を見つけたら2(6)の気合でパンチを発動するだろう。]
[ジョーンズは尾行の視線を、まるで無視するように家捜しする]
(やっぱり人っ子ひとり居ないか、まあここであっさり件の術士が見つかるとは思って居なかったが)
さてと……。
[ジョーンズはネックレスを掲げる。反応は無い。ジョーンズは「あっはっは」と声を漏らした]
(この屋敷の術士は『時術使い』でおそらくは間違いない)
[秘匿系の術士が、空術士でもなく幻術士でもないとしたら十中八九で時術士だ]
あとは、その術士がどんな奴なのかだけど、出来れば写真か何かはないかな?
[ジョーンズは手近なタンスを引いた]
こ、これは……!
[ジョーンズは女物のパンツを見つけた!]テーレッテレー
―超古代シップ内―
[どうやら壊す事は出来なかった。]
バカな!修行不足か?衰えか?
[とまあJ・Qに心配される>>164]
大丈夫じゃ大丈夫じゃ。何年武術を極み続けてるから、このぐらい心配無用じゃ。
それにしても悪い所を見せちゃったかの。
………貴様!!!
[これは見逃せない。
物陰から飛び出し、一気に男に走り寄る。
女物の下着を見つめる背中>>166に全力で切りかかった。
刀身が、光を受けて月のように煌めく。]
こンの、変質者!月影の太刀食らって死ね!!!
斬ったらカタナが汚れそうなのに、斬ってやる私に感謝しろ!!この最低野郎!!!
[頭に血が上った状態での一撃を、よけることはさして難しくないだろう。]
デター
[出てこいとか言っていたらほんとに出てきた呪いの武器。形状は1(6)1:短剣 2:斧 3:剣 4:鏡 5:銃 6:光線銃 のご様子]
え。うそ。マジで?
よっしゃおとなしく食われろー!
[ぶぉんっ!]
無理かー!
[さすがにただで食べさせてはくれないらしい。相棒たちは先に扉に向かってるし。まぁまぁ、ここは]
スーさんもがんばっちゃいますかー。
変っ身っ!
[びしっと腕を伸ばし、片手を腰に。ヒーローっぽいポーズを決める。
そのポーズに呼応したように包帯の隙間からにょろにょろと枝葉が張り出し、やがて伸ばした腕を覆うように大きな蕾をつけた。実際はポーズなんて要らないのだけど、気にしたらいけない]
…少し、離れてください。
[解析を試みるが、さてこのような古代のものに今の技術が通じるだろうか]
識別…エラー。 判別…エラー。
[機械音が規則正しく鳴る、しかし弾き出されるのは該当データがないという結果ばかり。
やはり無駄か、と思いきや一つの特徴だけは算出された]
ジャッカル、この扉からは魔力反応があります。
物理攻撃では恐らく破壊は不可能。そして私も魔力は…
[言いかけてスーがいないこと>>171に気づく。
瞬時に熱源捜索し、後方に引き返した。
開かない扉は共にいるだろうLA-47か、もしくは後から来るであろう誰かが開けるだろう。]
任務で行ったことがあるんだが、結構静かな所でよ。
パーミュでは超古代文明のシップが発見されてな。
ついでにそれを見てみたくってよ。
珍しいモンが何かあるかもしれねぇぜ。
銀翅の君がお気に召すようなものがあるかは分からんけどな。
当ったれー!
[片手の蕾から種を。もう片方の手からは指の骨を撃ちまくる。でも、相手が小さいから当たんない。これは困った。困ったときの]
あいぼーう!
[相棒頼み]
コイツそっちに弾幕で誘導するから、ちょっと一発ぶち込んでくんないかなー!?
[両手の機関銃で弾幕を張って接近を阻みつつ、声をかけた。きっと声は届くはず。なんたって相棒は正義のヒーローなのだ。少なくともスーにとっては]
パーミュ?>>169
そこはどういう所ですか?
[不思議そうに言いながらも、ゆっくり出来るリージョンというお願いで出てきたのだから、きっといい所なのだろうと思う]
超古代の……?
[珍しい物、と言われて、銀翅の君の名前を出されて、少し考え込むような顔をした]
はい。
わたし、そこに行きたいです。
なんとぉ!?
[>>170突然の殺気と斬撃を、床を転がるようにして慌てて回避する。尾行に気づいていなかったら、マジにやられていたかもしれない]
ちょちょ、ちょっと待て!?
いきなりなんなんだあんたは!?
[両手を前に突き出して、とりあえず制止してくれるよう求めた]
よっしゃ!任せたから任せろー!
[相棒が来てくれたのなら、もう安心だ。こっちは手数の多さで相手の動きを邪魔して、身動きを封じてやればいい。
ダガーの動きを先回りするように退路を封じて行って…]
迷わず撃って、相棒!
[トドメは相棒任せだ!]
[>>172離れる様に託され、言われたように離れる。解析らしき行動をし、そして結果が出た。]
なぬ…。魔力反応じゃと…。
[その後ドアに向かって「卑怯者!男ならそんな物使わず戦え!」と怒りたいが…。
>>176スーがJ・Qに救援を求んだ。それに...も後を追いかける!着いた頃には既に>>180J・Qが天井に撃っていた。
その反動で吹っ飛ばされるJ・Qを受け止める。]
大丈夫か?
[様子を聞いてみる。]
[反動で重い体が多少思うように動かないが、気にしてはいられない。
「瓦礫に埋める」、これが彼女が導き出した戦法。]
スー、無事ですか?
[離れて、とは言ってある。瓦礫の向こうにいるであろう――希望的憶測だが、スーに声をかけた]
だ・ま・れ、この下着ドロ。
貴様には裁判も不要だ。私がここで切り捨てて――
[求め>>177を無視して、高圧的に言葉を重ねたところで、ふと、言葉を切る。
…それは、ここの家人にだいぶん迷惑だろう、という気がしたのだ。変態の血で汚れた家に住むとか、自分なら嫌である。]
……言い分があれば聞いてやる。
言ってみろ。
[殺気を纏ったまま、問いかけた。]
>>175
あ、でも何かが見つかるかは分からないからな。
宝探しってのは、そこが面白いんだよ。
[暗い顔ばかりしているので、何か気分転換でもあった方が良いのではないかと考えたのもあったりする。
パーミュは、結構辺境のリージョンだ。
今更になって超古代文明のシップが発見されたのは、その人口の少なさもあるだろう。
とはいえ、ニュースの影響で現地はごった返していることは予想していなかったのだが。]
そうそう、ゆっくり眠れると言えばシップの中も結構快適だったろ?いつまでも乗り続けているわけにもいかないけどな。
それじゃ、ちょっと乗車の券を買ってくる。
[と言って、シップ発着場のチケット売り場へ歩いていった。]
【ジャスティスK】
─ クレイン研究所 ─
[クレイン博士に会うのは久しぶりだった。
自分と姉を組みたて、プログラミングした製作者。若き天才技術者。
語りかけられて>>0:0、ジャスティスは思考回路に、不思議を思う]
その三原則は理解しています。
【ジャスティスK】
第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
……「ロボット」をメカに置き換えれば、現代でも十分通じる考え方だと思います。
4つめ?
第四条があるのですか?
[ジャスティスの質問>>189に、クレインはどこか闇を帯びた笑みを浮かべ、違う、と返した]
4つめは……「第0条」だ。
ロボットは「人類」に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、「人類」に危害を及ぼしてはならない。
[笑って、そう言った]
[J・Q>>185に驚かれ、重いかどうか聞かれると…]
なあに心配無用じゃ、力仕事に自信有り。
[軽く礼を言われ、J・Qがスーの所を見送る。小声で…]
(少し重い…流石はメカじゃな…)
Kよ。
メカを作ることが出来る私には、メカを壊す事も出来るのは、君も認めるね?
ご覧……このプログラムを。
[クレインは、キィと回転椅子を軋ませて、モニタを見せる。
そこに流れるプログラムの文字列は……、ジャスティスシリーズをジャックして、無差別殺人メカへ変えるもの]
このプログラムを強制送信されても、君ならあるいは耐えられるかもしれないね。
でも……Qならどうかな。このプログラムは、リンクを通じて、彼女にも送られるだろう。不良品がこれを受け取ったならば、どうなる?
自らの破損もいとわず、無差別射撃しまくる殺人機械の任務に、彼女の仕様はとても向いていると思わないかね?
まじか!分かった超離れる!
[腐れた足でも動かせばちゃんと動くのだ。相棒の声>>180を受け、機関砲とバルカンの手は止めないままに、後ろへ向かってホップステップ。
相棒のロケットが天井へと吸い込まれていくのを眺めつつ―――]
じゃーんぷ!
うぉわー!!
[ロケットの爆風に煽られ、吹っ飛ばされないまでも自分が跳躍した勢いと合わせてごろごろ転がった]
………結果おーらい!超無事!
[転がった拍子にあっちこっちの関節がぽきぽき外れて全体的に丸く(R18G)なっていたけれど、とりあえず危機は去った。相棒に向かってぐっと親指を立てる。
なにせゾンビだから、関節がぽきぽきになったくらいでは痛くないのだ。
体を起こしながらぽきぽき関節をはめ戻して立ち上がる]
さってとー、さすがに無事ではいられまい。
どっこかなどこかなー?
[ここまでした以上、戦利品はきっちり頂くのだ。瓦礫の山をかきわけかきわけ、短剣を探し出す]
― 超古代シップ内 ―
[入口と第一層気圧扉を抜け、第二層への入り口の前。先行する三人を追いながら、苔むしたシップの内装を見て回る。果たして自身の望むものはここに存在しているだろうか。第二層の扉はどうやら魔力を感知する仕掛けらしい。扉の前に立ち、腕をかざし]
……。
[術の心得は無論なかったが、何かしら吸収した能力があったかもしれない。扉を開くように念じる]
5(6)
宝探しですか。
[ゆっくり眠れればどこでもいいのだけれど、と
思いつつ、彼も何かしたいことがあるのだろうな、とケヴィンを見送る>>187
あら、お金はどうするのかな、とワンテンポ遅れて気付いた。そういえば、さっきのホットドッグもお金が必要だったのじゃないだろうか。
あとで聞いてみようと思いつつ、ひとりたたずんで]
いやいや、何か勘違いしているようだけど、僕はここに住む住人の関係者だ。
君は知らないだろうが、ここに住む人は術の研究をしている者の中でもかなりの重要人物でね。
急に失踪事件が起こったもんで、慌てて安否の確認と、それからこの事件の調査に来たんだよ。
タンスを開けたのは、関係者と言ってもその相手の顔を知らないから、写真でもあればいいなと思って。
ちなみにこのイチゴ柄のパンツからも、ここの住人が女性で歳もそれなりに若いというのが推察できたりなんかするんだよ?
だから泥棒じゃないですよ本当。
[事実と嘘と推察を羅列して、話をでっち上げる]
君はIRPOの人だよね?
ここの住人を知っていたりしないかな?
[と同時に、質問を返して話をそらそうとする。
ついでに、いつもの癖で相手の値踏みはする。
行動から見て直情型で間違いない。正義感も強そうだ。先の斬撃から腕もそれなりに立つようだが、シュンバなどと比べるとと女性のようだが男性のIRPOの制服を着ているのはどういうことだろうか?
とにかく割りと騙し易そうではあるが……]
[覚えのある気配に彼女と確信して。
正面に回りこむようにして、顔を見ると。]
久しぶりね。
まさかこんな所で会うなんて思わなかった。
[一応はファシナトゥール黒騎士団としての顔を見せて。
ミアの顔を見ると少しだけ咎めるような口調になってしまうのは仕方ないことなのだろうか。]
銀翅の君の所に居るとは聞いていたけれど。
それがどうしてこんなリージョンに?
[どうやら扉は開いたらしい。それとほぼ同時に、後方で爆発音が轟いた。瓦礫の崩れる音に僅かに頭を抱え、暫し立ち尽くす。かつて似たような体験をしたような記憶が脳裏を駆け巡った。――程無くして我に返ると、三人のもとへと赴き]
扉、開いた。
……大丈夫か。
[煙の上がる視界を前に、そう呼び掛ける]
……!
[正面に立った白い姿>>197。
白き明星。黒騎士団の白い翼。
ミアが幸せだった時間の中の、大事な登場人物。
驚きは一瞬で笑みに変わった。
ずっと会いたかった。前みたいに話をして、エスコートをして貰って。
けれど]
あ……。
[咎める口調に、冷水を浴びたように現実がのしかかった。
浮かんだ笑みは、すぐに凍って崩れた。
今と言う時間が、銀翅の君に強奪された、あの直後であったなら。
この方に抱きついて、助けに来てくれると信じていたと、そう言って泣けたのに。
今は。
銀翅の君に魅入られて、白百合の君の元に帰ることを諦めた……白百合の君を裏切った今は]
[唇を震わせ、何か答えようとして、でも、言葉が見つからず]
……ごめんなさい……。
[うつむいて、ただ、守るように自分の腕を抱いた]
/*
俺振ったらダイス絶対低いと思うんだ…!
セルリアン今日来れるのかなー。
振っちゃって良いかなー。
扉が開かない可能性を考えると、セルリアンに振らせてあげたいと言うかw
でもログ確認が大変かなぁ、一応アンカは置いてあるけども。
― ナガサメマチ・シップ発着場 ―
[定期便が一時的に復帰したのは、何だかんだで、
捜査中のこのリージョンの警備がおざなりだった所為かもしれない。
明日以降の不定期運航の告知>>147を耳にしながら、
やはり溜息交じりに、ツバキは男>>157>>162に向き合う。
他にも幾人か知らぬ顔の者は発着場に見えていたが、
それぞれの衣装から、かれらの職業などは
ある程度察することができる。けれどこの男は――。]
――――…悪趣味だわ。
[この状況にあって、「観光」と答えて笑う彼に、低く零しながらも]
その台詞、ドラマで口説く時のでしょ。
ごめん。今はちょっと笑う気分にはなれないの。
――空気明るくしてくれようとしてるのは判るけど。
[あまりにも軽薄に見える笑みに、いっそそんな可能性すら考えた。]
[J・Qとスーの話を待っていたら、どうやら足が蛇の人>>198があの扉を開けたらしい。]
なあに、ワシは大丈夫だ。
[...は立ち上がり、足が蛇の人の所に向かう。]
げっとー!
[瓦礫の中から、短剣を無事発見]
むーしゃむーしゃ、しあわせー。
[その短剣を、刃先の方から口へと収めていく。やがてその刀身がすっぽりと口の中に収められて]
ん。こうかな?
[むむっと力を込めると、蕾に覆われていない方の手の平から、じゃこんっと短剣の刀身が突き出した。じゃこんっ。じゃこんっ。出し入れ確認。
どうも短剣を出していると関節が固定されるみたいだから、目潰しとか器用なことはできなくなりそうだけど。
まぁ短剣の方が頼りになるからよしとしよう]
いやー、ごめんねごめんねありがとう。
ほんと助かったありがとうまじで。
[はらはらと蕾を散らせながら歩み寄り、相棒にハグハグする]
だいじょうぶだいじょうぶ超余裕。
ふたりともさーんきゅーぅ。
[手伝いに来てくれたらしいジャッカルのおっちゃんと、心配してきてくれたらしい蛇のヒトにも一拍遅れたながらもお礼を言って合流]
…え。扉、開いたの?マジで?
すげえ。はええ。やるじゃーん!ってか名前聞いてなくない?
スーさんはー…名乗ったよねたしか。
なんて呼ぼう?
/*
写真、は如何しようかな。リージョン設定的には有り得るけれど。
アザミとのやり取りで透ける可能性もあるし、考え中。
……外に知り合いがいるような感じはなかったが……
[小さな声で呟きながら、思いつめた様子のツバキの姿を思い浮かべる。さて、この言い分>>196を信じていいものかと。]
第一、写真を探すのに箪笥を開けてどうする。文机でも探したほうがいいだろう。
[とはいえ、これだけで男を嘘吐きと断定はできまい。ここの住人と関係があるからと言って、文化に精通しているとは限らないのだから。]
それと!パンツの柄まで確認するな。…やはり初太刀で切り捨てるべきだった気がしてくるからな!
[ふっと、そこで
一度構えたカタナを手元に引き寄せ、]
――で、顔どころか、性別も年齢も知らない関係者とはなんだ。
お前は、ここの住人に何をしようとしている。
[にこり、と優しく見えなくもない笑みを浮かべてジョーンズに問いかけた。]
ふふ、ちょっと意地悪だったかしら。
ごめんなさいね。
[近寄ると、優しくハグして。
耳元で心配していたと告げながら。]
さっきのは“黒騎士団”としてのあたしの言葉。
“白き翼のメイアル”としては再開できて嬉しく思っているわ。
[ハグする腕を少し強めて。
助けに行けなくてごめんねと囁いていた。
何故すぐに助けに行かなかったかは、今はまだ言えないと付け加えつつ。]
これは意地悪で言うわけじゃないけれど、本当に驚いたわ。
もしかして、ファシナトゥールに帰るシップでも探していたのかしら?
[もしもそうなら自分のシップもあるのだ。
ミアの内心を知らないメイアルは微笑を浮かべながらミアに問いかける。
ファシナトゥールに戻るのならば自分がエスコートする事も出来るのだと。]
─回想─
師「いいか?この剣筋をよくみておけ」
[そういうと老齢にさしかかろうかという男は刀を走らせる。陽の光を反射し刃が煌めいた瞬間、剣閃は弧を描き目の前の大木を切り刻んでいた]
???「すごいすごい!かっこいい!」
トキサダ「おー、おっちゃん今のかっこいいな!」
???「こら!お師匠様だろ!」
トキサダ「うるせーな!なんだっていいんだよ!そんなことより俺にも刀貸してくれよ!」
師「ハハハハ、刀はまだお前たちには危ないから竹刀をつかって型の練習からだな」
トキサダ「えーそんなのつまんねーよー」
>>207
ですよねー。
いいわー。警察の人っぽいわー。
あと地味にフィロの安定感&モフモフ感もいいね。
バランスいいわーこの村。
─回想─
師「いいかい、何事も基本が大事だ。人間は土台がしっかりしていなければならない」
???「そうだぞ!お師匠様の言うとおりだぞ!」
トキサダ「お前うるせーぞ!ガキのくせに!えーっと、こうだっけな?」
[未だ10になったばかりの少年トキサダが竹刀を走らせる]
トキサダ「んで……確か…こう!」
[たしかに竹刀を握らせたはずだった。しかし少年のふるった軌跡は間違いなくきれいな円弧を描き、確かに先ほど老齢の男が刻んだ斬撃をほぼなぞるように大木に深く傷を刻み付けていた]
トキサダ「できた!できた!結構簡単だぞこれ!おっさん、この技なんていうんだ?」
師「月……月影の太刀だ」
─ 超古代シップ・第一層 ─
セルリアン、こっちこっち!
[罠も何も警戒しない態で超古代シップ内を駆けて、振り返ってセルリアンを手招きする。
探索しつつ移動して、ここまで来るのに約4(6)時間。
通路らしき場所の先には扉のようなものが見えていた]
[うつむいて震えていたら、ふいに暖かさ>>208に包まれた。
白い髪の香りは、懐かしくて、柔らかくて。
気づいたら涙がとめどなく溢れていた。
おずおず、と腕を解いて、その体に回した。振り払われてしまわないかと、怯えながら]
メイアルさま……。
メイアルさまっ……。
[謝罪の声が耳元で聞こえれば、首を振った。何度も。
きっと、白百合の君も、黒騎士団も、何度も呼びかけてくれたのではないかと思う。それに耳をふさぎ、銀翅の君の宮殿の最も奥に閉じこもったのはミア自身なのだ。
謝らなければいけないのは、ミアなのだ]
わたし……、
わたしのようなものが、ファシナトゥールへ……、
戻れる訳がありません……。
白百合の君もきっと、お怒りになられます……。
[帰りたい。
でも、帰れない。
帰りたい]
[会いたい。
会いたい。
……誰に?]
(10年前はこれで女をひっかけてたなんて言えねぇ…)
わりぃ。
大事な人を亡くしたのか?
…いや、そうじゃなくても故郷がこうだったら笑えねぇよな。
[ポリポリと頬をかきバツが悪そうに。だが思う。自分はどうだ?もし"オヤマ"がこうなったときこのお嬢ちゃんのように笑えなくなるのだろうか?悲しく思うのか?どうなんだろうか]
[>>207の詰問を受けて、案外手強いな、と目の前のIRPO隊員の見立てを改める。ジョーンズは居住まいを正し]
申し遅れた。
フリーダム・ジョーンズと言います。
秘匿系の術の研究と調査をしています。
[そう言って、いくつかある名刺のうちの一つを差し出す]
先ほどの質問に対してだけど、秘匿系と言うくらいだから無闇にですから情報を外に出すことは出来ないんだ。
特にこの屋敷の住人の時術使いだ。顔が知られれば、すぐに悪い輩が命を狙うかもしれない。
もっとも僕がその命を狙う輩かも知れない、と君は思うかもしれないけれど。
こればかりは信用してもらうしかないかな。
[自分も悪人かも知れない、と言う言葉を先に出し、疑いを反らす。とあるゲームの応用を使ってみる。これが効かなければ、さてどうしたものか?]
……名前、ない。わからない。
ナカジマ、ラーシナ、呼んだ。
[砕け落ちた瓦礫から立ち上る土煙がようやく落ち着いた頃、大過無い様子の三人の姿が目視できた。スーに名を問われ、一瞬だけ言い淀んでから、そう答えを返す。かつては名があったかどうかも今は判らない。識別番号から付けられた便宜上の呼び名を、とりあえず伝え]
[この屋敷の住人が時術使いかどうかは、まだ8割程度だ。
しかし『ある程度は知っている人だ』と言う証拠を見せる必要がある。
自分の推察をここは信じてみる。
ジョーンズは、交渉決裂した際の策をいくつか頭に思い浮かべ始めた]
─ クレイン研究所 ─
【ジャスティス】
[姉の名を出され>>192、ジャスティスはさっと全身を緊張させた。
無意識のうちに、戦闘モードに切り替わろうとするのを、なんとか押しとどめる。
この人は敵ではない。クレイン博士だ。制作者であり、親なのだ]
……やめて下さい、博士!
どうしてそんな事をする必要があるんです?
[クレインはそれには答えない。
ただ、笑みと共に、キーボードに指を乗せた。
語られる言葉は>>0]
君が守るのは「人」か?
「人類」か?
君の正義は、何を選択するね?
さあ、私の指が、送信ボタンを押すよ。
捕縛なんて甘い事を考えているんじゃないだろうね? 無理だ。生きている限り、私は人類に敵対する。
私は……「悪」だ。
君は「正義」だ。
[ジャスティスは動けないでいる。
高速思考と精密視覚は、クレインの指が動くのをコマ単位で見ている]
……!
[殺人は正義ではない。でも、大量殺人を見逃すのはもっと正義ではない。
第0条、殺人プログラム、姉、正義、いくつもの言葉が、思考回路を迷走して]
んー?
硬いけど。ひんやり気持ちよかったので。
なんにも問題なっしんですが。
[スーは至ってスーなので、口ごもりながらの相棒からの問い>>212に答えるのも堂々としたものだ]
んん?呼ばれてた名前があるならそれが名前なんじゃないの?
おっけい。ナカジマ=ラーシナね。
[蛇のヒト>>219の主語とか述語とかそこらへんを取り違え、ひとつに繋げてそういう名前だと早合点した]
スーさんは知っているのさ。『ナカジマ』っていう名前のヒトが住んでるリージョンではファミリーネームが先に来ると!
ってことでラーシナのことはラーシナって呼ぶよ。よろしくラーシナ。
[あるいはそれは、同じ名前のヒトが住んでいるまったく別のリージョンの常識かもしれないけれど。そうしてあらためてご挨拶。それから]
まぁまぁ、いつまでもここに居てもしょうがないし。
せっかく扉開けてくれたんだし。次行こう次。
よし行こうさぁ行こう。はぐれちゃダメだぞー?
[と、単独行動してやぶ蛇をつつき出した張本人がのたまいながら、歩き出す。
そしたらきっと、相棒がまた先頭に立ってくれるのだろう。今度ははぐれないようにしようと内心で決めながら、次の階層へと踏み込む]
『送信完了』
――また返事は来ないのだろうけれど、それで構わない。
行きましょう、ラーシナ、スー、ジャッカル。
[名を知れば、呼ぶ。
自分はこの自分の周りにあるちっぽけな正義くらいは守らなければ、と決意を新たにして。
当然先頭を歩き出した]
[スー>>204は足が蛇の人に名前を聞く、>>219は名前は無い。だが、代わりの名としてラーシナと名乗る。]
そうか…なるほどじゃ……。ありがとう。
ワシもラーシナと呼ぼうかね?
[再びJ・Q>>228を先頭に次の部屋へ…]
[>>0:298
クーロンと言う街のシップ発着における一種の特殊性を語る男の言葉に耳を傾ける。
「ワカツのように滅んだ」というその言葉には一瞬その目に表現しがたい哀しい色を浮かべただろう。
100年も前に滅び。
住人が減りすぎたが為に、荒れ果てすぎたが故に未だ亡霊の跋扈する地となれ果てた故郷を勿論知っている訳ではない。
両親、縁者達から伝え聞き識っているだけだ。
それでも。
喪われた故郷に対する思いは、この胸に在る。
であれば、今。件のリージョン「ナガサメマチ」という故郷を喪ったものは…どれほど裂かれるような思いで居るのだろうか?
男の言葉を聞きながら、ぐるりぐるりと思考を巡らす。]
だから一先ず、これから他のリージョンに行こう、って
思ってたところなの。
アイツとみんなを探すためにも――。
[シェリアクの贈り物であろう、「ゆうなぎ」銘の椿の簪は
今、御守りのように髪に留めていたけれど。
とあるひとつの“思い出”は、未だ屋敷に残したままだった。]
さて…。
[黒衣の患者が手をひらひらと振る後ろ姿を見送る。
ああ、そういえば。
あの客は、何となく良いお得意様になるような。そんなどこか残念な相をしていたが。
―――いや、それじゃあなく。]
住民が皆、失踪してしまったのであれば。
現地にいっても、営業する相手居ないかもしれないよねぇ。
これは、IRPOに直接売り込みに行った方が良いかな?
[知ってる顔もいるしねー、と。
付け足すように呟いて。
今度こそ、出発の邪魔が入らないようにそそくさと準備をする。
診療所の入り口には「留守にしています」の札。
一応、医療器具を盗られるのはゴメンなので鍵はかけて、観光客のように表通りをきょろきょろと物珍しげに眺めながらシップ発着所へ向かった。]
― またいつかの、ナガサメマチの屋敷 ―
「――…つまり、そういう類のものが幻術と呼ばれます。
昔、転生を繰り返したさる姫御前も用いたと聞きますが、
今は衰退した術。俺も研究はしていますが、未だこの身には」
[ツバキはいちごの皿片手に、シェリアクの講釈に適度に相槌を打つ。
猫面の下級妖魔の口調には、それでも特に不満さは滲まない。]
「御前の時代にも、既に系統は衰えていた程の古い術。
仮に、短命のヒューマンで資質を得ようとする者が居れば
――酔狂、とでも呼ぶべきでしょうかね」
─ 超古代シップ・第一層 ─
─────!!
[追いついたセルリアンと共に奥へと向かおうとしたその時。
ふっと頭上に影が差し、フィロ達を包み込もうと何かが広がった]
あぶねっ!!
[叫びながら、身体ごとセルリアンにぶつかって、共に床へと転がりながら捕縛範囲から外れる。
先程まで立っていた場所には見たことも無い、闇の塊のような存在が宙に浮かんでいた]
なんっ、だ、これ。
見たことねーぞっ!
[セルリアンの傍らで立ち上がり、ふるりと身を震わせる。
直後、フィロの身体は人型から一転、大型犬程の黒い狼の姿へと変貌した]
そんなことよりも、シェリアク。
「どうされましたか?」
この間、レンガ通りに写真館ができたじゃない!
今度ふたりで一緒に撮って貰いにいかない?
「ええと、 ……それは困ります。
カメラというメカは、外のリージョンにもありましたが。
あれで、俺の“術”を看破されたことがあるんです、よ」
……そうね。アンタがヒューマンが多い街に出る時は、
一応、アンタの努力して作り上げた光の術で
すっごい美形のヒューマンに見せかけるのがお約束なんだっけ。
[陰では無く、陽の方で。
何時だったか聞かされたその話をツバキは思い出しながらも]
【ジャスティス】
─ クレイン研究所 ─
[ぽちゃん]
[ジャスティスは、研究所の中を確認した。
モニターにはまだプログラムの文字列が表示されていた。バルカンで蜂の巣にした。
博士の日記を見つけた。火炎放射機で燃やした。
殺人プログラムの試用機メカを見つけた。ばらばらに壊した]
[ぽちゃん]
[あらかた探しまわると、強盗か何かに襲われたように、研究所は荒れていた。
返ってその方が都合がいいかもしれない。
思いついて、ジャスティスは金庫をこじ開けて、その中身も処分した]
[ぽちゃん]
【ジャスティスK】
[最後に、ジャスティスKは自分の仕事を振り返り、満足した。
これでいい。
博士は正しく、自分も正しい。
人類のために、博士は犠牲になったのだ]
[ぽちゃん……]
[男の言葉>>218に一瞬、硬直する。]
『命を狙う――?』
そんなことがあるのか?
[荒事には慣れているが、術に関してさしたる知識はない。そんなことは予想もしていなかった。
……悪人には見えなかったとはいえ、面識もない妖魔まで聞いているところで、あっさりと自分が時術の使い手であることを告げてしまった>>0:166ツバキ。
これは、よくない。彼女が、その危険性を十分に分かっているとはまったく思えない。]
……ッ、
時術の使い手は――ああ、まだこのリージョンにいるといいんだが――とにかくいるのなら、今頃はシップの発着場の筈だ。
行くぞ!!
[相手の素性詮索はいったん頭からすっ飛び。
先導するように家を出て、港へと向かう。彼がついてくるかは、考えもしていないようだ。]
【ジャスティスK】
[日常モードに切り替えた時に、データ受信>>228に気づいて、ジャスティスはピクリとした。
条件反射動力が、思考より先に反応したらしい。
後回しにしようとして……、それは不可能だと気づいた。
博士が「悪」に襲撃された事は、これから通報するのだ。姉の耳にも入るだろう。いつまでも触れないでいる事は出来ない]
[ジャスティスは、己の感情をブロックしてからリンクを開いた。
古代のシップ。見た事のない短剣モンスター。姉の活躍。楽しそうな「感情」。
その時のジャスティスの感情を、ヒューマンならば「嫉妬」と呼んだだろう]
『姉さん、落ち着いて聞いて欲しい。
博士が、殺された』
[感情が一切混じらない、そんな文字データを、時間差で送った。
姉がこれに気づくのは、遅ければ遅い方が、いい]**
………。
[...の目と口が大きく開き、言葉にならない程の衝撃そうな顔が7(10)秒ほどした…]
ついてないのう…。せめて換金ぐらいになれば…。
[折角なので持って皆に見せようとした。]
でもそんなの関係ないわ!
だいたいアンタが化け猫――妖魔だって
もうみんな、気づいてるんじゃないの?
「―――はいはい、判りましたよ。
其処までツバキ様がご所望ならば」
[そうして撮って貰ったモノクロームの写真。
ふたり並んで撮ったその四角いシートには、
残念なことに、彼が妖魔であることを示すように
「ネコミミと尻尾」が確りと映ってしまった。
そんな写真を撮ったのはたった半年前のこと。
今もなお、ツバキの部屋の机の引き出しの中に
大切に仕舞い込まれたまま――。]
― むかしのこと、ここまで ―
/*
何故だか不思議と発言タイミングがジャスティスさんのシリアスパートの後に挟まります。
なにこの落差。ちょっと心地いい。
ああ、分かった!
[隊員の後をすぐに追いかける。そして心の中でほくそ笑む]
(>>206あの時のわずか見えた表情から、もしかしたらと思ったがやはり時術使いのことを知っていたか。しかもここの術士が時術使いであることも証明された)
あっはっはっは、いい流れが来ているな。
でもそんなの関係ないわ!
化け猫――妖魔の写真が取れておじさんがびっくりしても
その時はアタシがだーいじょうぶって言えば、大丈夫よ!
「―――はいはい、判りましたよ。
其処までツバキ様がご所望ならば」
[そうして撮って貰ったモノクロームの写真。
ふたり並んで撮ったその四角いシートには、
残念なことに、彼が妖魔であることを示すように
「ネコミミと尻尾」が確りと映ってしまった。
そんな写真を撮ったのはたった半年前のこと。
今もなお、ツバキの部屋の机の引き出しの中に
大切に仕舞い込まれたまま――。]
― むかしのこと、ここまで ―
―ナガサメマチ・シップ発着場―
ツバキー!
いないかー!?
[田舎の、こじんまりとした発着場に叫びながら飛び込み、きょろきょろと内部を見回した。]
―ナガサメマチ・シップ発着場―
[隊員に2秒ほど遅れて、ジョーンズも寂れた発着場に到着した]
(ツバキって言うのか。どの娘だろ?)
何でも、構わない。
[口調の所為で誤解が生じたようであるが、その誤解を解くつもりもなく、スーとジャッカルにそれぞれ頷いて呼び名を肯定した。そうして後に続き、封印が解かれた次の階層へと進む]
― 超古代シップ・第二層 ―
[階層を奥へ進むごとに文明の残り香が垣間見える。何か記憶の引き金になるものはないかと内部を眺めるが、さして心に留まるものはなく。宝を捜索していたジャッカルが手に掲げたものを見遣り]
シュライクで、売る、いい。
……きっと。
[物の種類も価値は判らなかったが、機械の破片らしいことだけは判った]
ん?おっちゃんなんか見つけたの?
見せて見せて。ほほう。これはこれは。
かっこよくない?使い道はわかんないけど。
[ジャッカルから相棒が受け取って見つめたガラクタを覗き込む>>247。
たった今までシップの内装に心躍らせていた補正か、使い道が分からないガラクタであってもそんな感想を漏らした]
まぁまぁ。凹むことないってー。
ほら、まだ奥があるっぽいし。きっとすごくいいものがあるに決まってるし。なんせ奥だし。
[先刻『疑う』宣言したことなどすっかり忘れた様子でジャッカルを励ましながら。さらに奥まった区画を指差す]
あー、でもなー…もうこの中入ってから結構時間経つし。
休まなくて大丈夫?主におっちゃんとラーシナ。
[そろそろ中に入って5時間だ。相棒はメカの体だし、スーはスーで不死族の体は疲労や睡眠に強いのだけども。
ヒューマンであるジャッカルや獣系っぽいラーシナはそろそろ疲れててもおかしくないかもしれない。休息とか食事の必要はないかとか、なんなら一度外に出て休んでこようかなどと、問いかける]
[会いたい>>216のは。
思い浮かんだその姿は、
……銀翅の君]
だめっ!
[ミアは、とっさにメイアルを両手で突いていた。突き飛ばしたつもりで、しかし、武芸には全く縁のないミアだから、逆に自分が無様に尻もちをつく。
そこから、メイアルを涙目で見上げて]
わたし、行けません……行きません!
[もつれる足で立ち上がると、ドレスの汚れも払わずに駆けだした。
やみくもに走る目が、偶然、ケヴィン>>250を見つける]
ケヴィンさん!
連れてって、ここじゃないところに!
あの方の手の届かないところに!
[会いたい>>216のは。
思い浮かんだその姿は、
……銀翅の君]
だめっ!
[ミアは、とっさにメイアルを両手で突いていた。突き飛ばしたつもりで、しかし、武芸には全く縁のないミアだから、逆に自分が無様に尻もちをつく。
そこから、メイアルを涙目で見上げて]
わたし、ファシナトゥールへは行けません……行きません!
[もつれる足で立ち上がると、ドレスの汚れも払わずに駆けだした。
やみくもに走る目が、偶然、ケヴィン>>250を見つける]
ケヴィンさん!
連れてって、ここじゃないところに!
あの方の手の届かないところに!
[と、そこへ通信が入る。
未知のモンスターと呼ばれている例のやつのことは知っているな?興味深い情報が入った。やつら、メカにも効くらしい。対ジャスティスKの兵器として使えるということだ。
そこでだ。
ルミナスに感染者が出た、と言う情報が入った。IRPOより先に現地調査に向かってくれ。]
おっと、指令か。
……さて、どうするかな。
[ミアに信頼出来る仲間がいるなら、任せた方が良いのではないか。
わざわざ危険な目に巻き込む理由も無い。]
― ナガサメマチ・シップ発着場 ―
[その男>>246がツバキに見て取ったものは、おそらく二つとも正しいだろう。
幼さの未だ拭えないまま、為さねば、という意思を抱く女は
確と見据えてくる男の眼差しの強さに、その問いに、
ツバキはふっと意固地になって、軽く睨み返した。]
オウミとクーロンくらいなら、行ったことがあるわ。
[初めの問いには、自信を持ってそう告げる。
逆に言えば、それ以外の場所の経験はないということだが。
けれど、次に重ねられた問いには。]
――――…ない、わ。
[辛うじて視線を逸らすことなく、けれどぽつりと答えた。
自ら稼いだことも、凶悪なものや悪意との遭遇も、
全て、ない――と。
黒騎士級の強力な妖魔ならさっき出会ったが、
ツバキは彼女のことを「凶悪」とは思ってはいなかった。]
【アンノウンサムシング「シックネス」】
[そわり、
そわり]
[光のリージョンであるはずのルミナスを、見えない影が覆い始める]
[ふらり、
ふらり]
[うつろな目をした人がひとり、ふたりと増えて]
いきたいの……
たべたいの……
ひとつに、なろう?
[ツバキが言い終るか終らないかの間にツバキの長い髪が一本だけはらりと空を舞う。シュンバは剣を振りぬいた体勢のまま眼光するどくツバキを見据える。剣技『無拍子』ジョーンズに放った素手のそれではない。戦いの心得がないものならば何が起きたのか、いつ剣を抜いたのかもわからないだろう。]
俺がその気なら…今のであんたは死んでたぜ。
怖い"ってことを知ってるか?
このナガサメマチがそうだったように、突然意味もなく命が刈り取られることがある。
外の世界じゃ当たり前のことだ。
[イラついていた。その甘さも、使命感も、そしてこの程度の問いに声のトーンを落としたことにも。]
もう一回聞く、できると思うか?
[シュンバは彼女の出方を確かめていた。]
いいの……!
これでいいの……!
[ぽろぽろこぼれる涙もぬぐわず、絡まるスカートに躓きそうになりながら、ミアは見苦しく逃げた。
上級妖魔として、後で振り返ったら羞恥の余りに死んでしまいそうな姿で]
かえれない、から……。
─ 超古代シップ・第一層 ─
ぐるる……
[獣型となったフィロは、態勢を低くして目の前に浮かぶ闇色の塊を睨みつける。
闇色の塊はでこぼこと形を変えながら、こちらへと襲い掛かる機会を窺っているようだった]
セルリアン、サポート頼む。
逃がしてくれそーにねぇし、先行くにはぶっ倒すしかないしな!
[マジックキングダム出身のセルリアンのこと、こういう時は魔術を使うのだろうと思い込み、フィロは一人で前に出るつもりで言い放つ。
言うや否や四肢で床を蹴り、爪と牙を以て闇色の塊へと襲い掛かった]
[闇色の塊は自由に形を変えて、腕のようなものを生やすとフィロ目掛けて殴りかかってくる。
それに対し右前足の爪を振り被れば、相打ちの如く互いを弾いて。
連撃のつもりで揮った左前足の爪は闇色の塊本体を掠める程度で終わった]
くっそ!
[大したダメージも与えられぬまま、両前足を床へと戻し、再び飛びかかろうとした矢先。
ここしばらくで見慣れたローブが視界の中へと入り、手に握られた剣が二度、闇色の塊を斬りつけた]
……!!
[紅い瞳だけでそちらを見れば、剣を握ったセルリアンの姿が目に入る。
術ではなく剣を使っていることに驚きはしたものの、今はそれを問う時間は無く。
斬撃で動きを怯ませた闇色の塊に対し、フィロは大口を開けて喰らいついた]
がうっ!!
[闇色の塊に牙を食い込ませ、首を外へと振って引き千切ろうとする。
不定形なそれは容易に千切れはしなかったが、更に反動で反対側に振り回した時。
壁へと打ち付けた衝撃が止めとなったか、パンッ!と闇色の塊が弾け飛んだ]
オォ────ン!
[周囲に散る闇色の粒。
遠吠えを一つ響かせると、粒は渦を巻いてフィロの口許へと集まってくる。
凝縮したそれに喰らいつき飲み込むと、尻尾がゆらりと僅かに形状を変えた]
………お?
[変化に気付いてぶんぶんと尻尾を振ってみる。
いつもより揺らめきの多いその形は、大きく振ると長く遠くまで伸びていきそうだった]
おー。
初めて吸収したけど、結構便利かも。
[黒い尻尾は形はそのままに、闇色の塊へと変わっていた。
長く伸ばして打撃したり、一時的に捕縛するなんてことも出来るかもしれない]
(…やるじゃないか)
[半ば予期していたとはいえ突然切り付けられたというのに、そこから気丈な態度をみせたツバキに素直に称賛を送っていた]
そうか。
あんたならできるよ。
まずは、そうだな、酒の飲み方を覚えるところから始めようか。
[軽薄でも意地の悪いものでもない、普通のただ普通の笑みを浮かべていた]
ーIRPO行・シップ「キグナスβ」内ー
ふふ。俺にもあんな頃あったよねぇ。
[元々、IRPOの建物はその一部を一般解放している。
故に以前より観光スポットとして人気のある場所ではあったのだが。
ジャスティスKが活躍するようになってからは「彼」目当ての観光客が増えた様な気がする。それも、子供連れが。
キャンセルで格安で入手できたシップの旅券(チケット)。
その、シップ「キグナスβ」は等級としては上の下。
一般向けの旅客シップの中では一等広いラウンジの中でお茶をすすりながら。
模造紙や、工作用紙で作られたお面や手甲を纏い、「ジャスティスKごっこ」に夢中になる子供たちの姿を見て微笑む。]
あの頃はヒーローごっこだったけど。
丸めた紙筒じゃ物足りなくて、木刀持ち出したのがばれて親父さんに本気でぶん殴られたっけ。
[懐かしい記憶に目を細める。
―――まだ、「ジャスティスK」の乱心は、誰も知らぬところ]
【ラス・アルゲティ】
─ コルネフォーロス ─
[世界の姿を映す、貴重な魔法の鏡。
それで、ミアの様子を見ながら、ラスは声を立てて笑った]
それでいいよ。
けして、白百合などには返さない。
お前はもう、僕のものなのだからね。
[少し前、白百合の君の直属騎士とミアが抱きあっていた時には、今にも八つ裂きにしそうな様子だったのが、一変していまは上機嫌だ]
ただのカナリヤだと思っていたが……、
いい暇つぶしになってくれるじゃないか。
ミィ?
[J・Q>>247の言葉に「ああ、そうじゃな…」しか言えず、ラーシナ>>251からアドバイスを受ける。]
(シュライク…確か大昔に英雄らしき者がいたらしいのじゃな…。一度復活した噂も聞いておるが…。
今度シュライクに行ったら売りに行こうかね…。)
[そして、スー>>252からも励まされる。]
まあ、こんな事ぐらいで凹む様なワシじゃない。
まだまだこれからじゃよ!
[とまあ...は胸を叩く。その後、中に入って大分時間経っていた…。状態について聞かされると…。]
なあに、ワシはまだ大丈夫じゃな。ただお主らの方が心配じゃな…。
[どうやらまた質問をする…]
(この隊員はアザミって言うのか)
[女性隊員の名前を確認しつつ、ツバキの前に立つ。そして淀みない敬語で言う]
貴方が時術使いのツバキさんか。
はじめまして、秘匿系の術を調査研究、保護を行う団体に所属してるフリーダム・ジョーンズです。
貴方を身柄を保護しに来ました。
早速でなんですが、クーロンまでご同行願います。
お連れの方もって、こんなところで何してるんですかお前?
[シュンバの顔を認め、ついつい敬語が崩れる]
>>265
「皆のヒーロー」ってイメージでジャスティスを作ったので、こういう描写は嬉しいなあ(じたばたごろごろ
(――乱暴だな)
[初対面で切り付けた自分を棚に上げ、剣を振るった男>>257にやや表情を硬くする。
ツバキを斬るつもりの動きではないのは見て取れたので、それがどちらかと言えば好意からの行動だと推測はできたが]
ツバキ!
[今はそれよりも優先することがあった、と思いだし
先ほど別れたばかりの女性に向き直る。]
えっと、
[関係のない人間もいる場で、詳しい話はし辛い。]
あなたの、あの力のことだが……
[ちら、と背後のジョーンズのほうに視線を流し、]
あまり人に言わないほうがよいようだ。
[IRPOの制服を認め、眉をしかめながら]
初対面のお役人様にお前呼ばわりされるいわれはございませんが、たしかに見知った顔でございますよ。
てぇかお前…保護を行う団体ってなんだ?お前に貰った名刺にはそんなこと書いてねぇぞ
[もらった名刺には"自由人 兼 探偵"と書かれている]
うおい!
めったな事を言うな!
[ジョーンズは顔をシュンバに近づけて、シュンバにだけ聞こえるよう小さな声で言う]
とりあえず僕の話に合わせてくれよ。
悪いようには絶対しないし、あれだ……それなりの報酬も払う。
と言うかこの人と知り合いだったんだな。
まあそれについても後で話そう。
んー?スーさんは大丈夫ですよ?
相棒も大丈夫だよね?
[ジャッカルに逆に心配されて>>267。ジャッカルが自分をヒューマンと思ってるなんて気がつきゃしなかったものだから、平然とした様子で相槌を打つと共に、相棒にも確認を取る。
先刻の戦闘でちょっとしたハプニングはあったけど、あれからしばらく時間は経ったことだし、今になって問題が出ることもないんじゃないかな、と。そんな推測も込みであまり心配はしていなかった。
さて、ラーシナの返事はどうだったろうか]
…まぁ、せっかくここまで来たんだし。あと一個だけ扉超えたら休むなり帰るなりどうするか決めよっか。
ってことで。次、行ってみよー。
[奥へ進むごとに区画の広さ自体は狭まっているのか、次の扉自体は割りとすんなり見つかった]
(妖魔のことは、良く分からんが。あの白髪の妖魔を見る限り、信用は出来そうに思えたな。
ミアは、まだまだ子供っぽい所があるというか……。妖魔の中としても、恐らく年少なんじゃないかと思う。
帰れない、と言うのも。少し、他の妖魔から事情を聴いておくのはアリかもしれないな。と考えていた。
ちなみに、ドクター黒木もケヴィンの行動は把握している。
が、この行動を邪魔しない意図は、ファシナトゥールの針の城へ行く為に利用するつもりなのだろう、と見ているからだった。]
[>>272アザミに対して「ああ」と頷き]
彼は僕が雇った用心棒だ。
目付きは悪いが腕は立つ男だよ。
[取り繕うように慌てて言う]
………
[ツバキの顔を見る…別嬪。アザミの顔を見る…男装だけど別嬪。ジョーンズの顔をみる…なんかムカつく。]
そうだそうだった。
探偵ってよりもスリだったよな本業は!
なんだ?人がいないって聞いて空き巣にクラスチェンジでもしたのか?
[芝居がかった大げさな身振りと周りの警官にも聞こえるような大声で]
ミアの純情な所は可愛いと思うんだが、意外とラサが嫉妬してるんだよな。
「自分の物でなくなる方が」きっと敵になるのだろうけど。
正直俺は、死ぬ予感しかしない(
[ちなみに、ドクター黒木もケヴィンの行動は把握している。が、この行動を邪魔しない意図は、ファシナトゥールの針の城へ行く為に利用するつもりなのだろう、と見ているからだった。
ケヴィンとしては、そんなことは今は考えていなかったのだが。]
あー。なーるほーどねー。
[そこに立ちはだかっていたのは、いよいよ重要な区画へと踏み込もうとしていることを示すかのように、巨大で、堅固で]
リドル?いや、パズルかな。
[奇怪に組み合わせられた凹凸で形成されていた]
よーっし、スーさんの(腐って)灰色の頭脳のさえ、見せて差し上げましょうじゃないですか。
どれどれー?
[入り口では力で阻まれ、次の扉では魔力で阻まれた。ならこれは、さしづめ知力で阻まれているといったところだろう。ついでに言えば、『シップ』であるこの遺跡の中で、わざわざこんなめんどくさい封印が施されているってことは、つまりそれだけ良いものがこの中にあるってことなのだ。たぶんきっとめいびー。
物理的な力が通じないことは二番目の扉で分かっていたことだし。ここは素直に知力で挑もうと扉に取り付いた。4(6)]
[再度シュンバに顔を近づけて言う]
勘弁してくださいよ、剣術馬鹿。
本当もう頼みますから師匠。
[懐からかなりの額のクレジットを出して、シュンバに握らせようとする。
あの時何故、コンバットパイソンに弾を込めておかなかったのやらなどと後悔する。
このままだと、またぞろ逃技を繰り出す羽目になりそうだ]
……ん、それは、まあ、失礼した。
「お前」はそこの男、「たち」の部分があなただと思って我慢してくれ。
[不快そうなシュンバ>>273に真顔でそう言っておく。
事情に納得はしても、パンツを観察する男に敬語は使いたくないし。]
って、書いてないだと?さっき私がもらった名刺>>218には、たしかに、
………………。
[続けられたシュンバの暴露?>>279に眉が吊りあがった。]
戦闘員 ケヴィンは、コミットボタンを「ポチっとな!」
─ パーミュ行きシップ内 ─
[>>269ケヴィンの声に、何を言われてるか、はっきりと理解しないままこくんとうなづく。
何も思うようにならず、色んな人を苦しませて、それでも、そんな自分をやめられないのが、悲しかった。
一拍置いてから、「何か拭く物」なら持ってる、と言いかけたが、その時にはケヴィンの後ろ姿は消えていた。
更に少ししてから、泣き顔を見ない為に去ってくれたのではないかと気づいた。
ヒューマンの癖に、どうしてこんなに優しくしてくれるのだろう]
─ 超古代シップ・第一層 ─
[変化やら何やらに関してセルリアンから問いかけはあったかどうか。
尻尾の変化についてはモンスター特有の能力であるため、説明は要らなかったかもしれない]
俺さ、普段は人型だけど、それじゃ戦えないんだよね。
だから戦う時はこっちの姿になんの。
[人型へと戻りつつ、聞かれなくてもそんな風に説明をして。
セルリアンを見上げて、フィロはにぱりと笑った。
闇色の塊と変化した尻尾は、人型だといつも通りの状態になるらしい。
いくら振っても闇の揺らめきは見えなかった]
セルリアン、剣使えたんだな。
てっきり術使うもんだと思ってたよ。
[何とはなしに言った言葉はセルリアンにどう捉えられるだろう。
フィロとしては感嘆を込めたものだったのだが、果たして]
またあんなの出て来なきゃ良いなぁ。
……あ、扉あるぜ!
[何度も襲われてしまうと身体が持たない。
既に4時間探索しているし、疲労も出てくる頃だった。
しかし扉が見えてくると疲れた様子も見せず、フィロはそちらへと駆け出す]
と、まあ冗談はこの程度にしておいて。
それで?
お前の目的はなんだ?
俺は別にこのお嬢ちゃんもこのおっかないIRPO様にも立てる義理はねぇけど、それはお前にも言えるんだぜ?
[じゃあなんでクレジットを受け取ったかというと、それは貰えるからという理由からだった]
[どうやらスー>>275は大丈夫そうだ…。せっかく来たので最後まで付き合う事にした。
最後の扉と思われる所に着いた。最後のパズルをスー>>282が回答して行く。勿論、...にはさっぱりだ。
そして…開いた。*]
これがこうで、こう、こんななって…そんで、ここがこんな…こう…こう、だー!
[すぱたたたたーん!と、勢いよく押したり引いたり滑らせたり。その手つきはあまりに迷いがなさ過ぎてまるで適当に動かしているかのよう]
……っと。見せかけて。ぽちっとな。
[一通り動かし終わって一息つくと、足元の床を開いて出てきたボタンを押し込んだ。扉が、開く]
要するにアレだね。
いかにもなパズルで目を引いておきながら、そのパズルには何の意味もなくって実はぜんぜん関係ない場所に開閉ボタンが隠してあるっていう。
性格わっるー。
[そんなわけで、実際パズルを動かしたのは適当だった。ただ、あまりに勢いよくパズルを動かしたものだから、設計者の意に反して開閉ボタンを隠した床を踏んだとき、イレギュラーな感触を与えてしまったのだろう。足に生の肉が残ってて良かった。骨になって感覚消えてたら分からなかったかもしれなかった]
まぁまぁ、とにかく。
ごかーいちょーう。
ーIRPO本部・シップ発着場ー
[両親たちと手を繋いだり、足にじゃれ付いたり。
子供たちの声は憧れのジャスティスKに会える期待に弾んでいる。
結局の所、警邏組織と威張ってみても。
それは各リージョンの、ひいてはそこに住む人たちの支持や、協力があってこその組織である。
本部の見学者への解放区域の存在は「その為」であり、
ジャスティスによる、デモンストレーションも「その為」のもの。
所謂、「人気取り」というヤツである。]
でも、ジャスティスはメカ故の愚直さが良いよねぇ。
器用なのに不器用な、そこを思わず応援しちゃうんだよな。
[―――ホントに子供たちは無邪気で可愛いなぁ。
燥ぐ子供たちと、その親の列がのろのろと進むのを見やる。
確か、ジャスティスKは本部に居る時は、大体決まった時間に、解放区域まで出てくるんだっけ?確か今日は居るんじゃ無かったかな?
荷物の受け取りや何やらで混雑したロビーの、出口の人の群れを傍目に時計を確認する。]
ありがとうございます。
[ケヴィンから、「何か拭く物」を受け取った。
それは2(3)だった(1木綿の花柄のハンカチ 2シルクの刺繍ハンカチ 3幸せの黄色いハンカチーフ)
涙を拭う動作と一緒に、スターライトヒールを唱えて、赤くなった目元を自分で治療する]
……つかれました。
外の世界には、色んなことがあるのですね。
[>>288を受けて、さすがに言葉に詰まる。シュンバに対しては即興で考えた嘘など早々通用しないだろうし、仮に通用したとしてもアザミに対して矛盾が生じる。ならばもう正直に言う他は無い。
とりあえずジョーンズはシュンバに対してだけ聞こえるように]
そこに居るツバキさんの保護、と言うか秘匿系の術士の保護だ。これは本当だよ。僕は彼女を保護しなければならない。保護しなければ目的を達成できないからね。
その目的は……この場での説明はさすがに難し過ぎる。
でも時間が出来たらちゃんと話す。
とにかく旦那がこのツバキさんとどのレベルの知り合いかはしらないけれど、絶対悪いようにはしない。
[さほど眠りを必要としないはずだったが、なんだか今はとても眠くて。
ミアは知らない内にこっくりしていた事に気づいて、数度瞬くが、すぐにまたこっくりとしてしまう。
ついには、ケヴィンの肩に頭を持たせかけて寝息を立て始めてしまった]
>>296
この人の「絶対」は当てにしちゃいけないとおもうの。
そして、発言してない人がww
確かに突然死なし設定だけど……。
人数多いし、全員が喉全開で喋ったら大変なことになるけどっw
それでも、表に出てほしいなー……。
−超古代シップ・第三層−
…ほめてくれてもいいのよ?
とか。勝ち誇ってみるのも『生きてる』っぽい。
なんて。まぁまぁそれはさておき。
開いちゃったし。意外と広いし。
探してみるのはいったん後回しにして休んどいた方がいいんじゃないかとスーさん思うわけだけど。
どうかな?
休むんだったらスーさんと相棒が手分けして見張っとくことにすればいいと思うし。相棒もそれでいいよね?
[24時間働ける組のふたりが警戒すれば大丈夫。と。相棒に確認する。それで、実際に休憩するかどうかはともかくとして。なんにせよ、ここで一息ついてもバチは当たらないんじゃなかろうか**]
[>>294ツバキの反応を、どうにか良い方向に持って行こうと苦慮する]
この男は冗談が好きなんですよ。
冗談が服を着て歩いているような奴でしてね。
あっはっはっはっは。
さて、もう専用のシップも用意していますからどうぞこちらへ。
>>295
[シップが離陸していく。その衝撃に少し船も揺れだしたようだ。それでも中を歩いていられる程度には安定しているが。]
そうだな。
ま、良い経験になるだろ?
クーロンは特にミアには向いてない所だと思ったが……。
リージョンが変われば、文化も何もかも違う。
常識も変わるし、そこに生きてるやつも全然違うってな。俺からすれば、ミアが居た世界ってのも良く分からないぜ。
どんなところだったんだ?
[そうして部屋に着きつつ、そう訪ねてみる。
実は一部屋しかとってなかったが、ケヴィンは廊下で外でも見ていようと思っていた。
その分、部屋は良いのにしておいたのである。]
…貸しだからな。
[やれやれといった風で]
ま、今のは冗談だから真に受けんでくれや。
改めて自己紹介といこうか。
俺はシュンバ。
クーロンの裏街で賞金稼ぎやら用心棒やら傭兵紛いやらやってる。
ま、荒事全般なんでもござれさ。
ちなみに俺様クーロン最強。
俺を雇えば敵なしってわけだ。
[ジョーンズを顎で指して]
で、こいつとは裏街で出会ったってわけ。
まあ、クーロンの裏街ってとこは真っ当じゃない輩のが圧倒的に多いからな。
肩書きなんてものはいくつも持ってたりするのが当たり前ってわけだよ
っていうか保護団体なんて胡散臭いもん名乗ってみろ。
それこそ誰も口をきかねぇよ。
ボクはドロボウですって言ってるほうがまだ信用できるぜ。
[そんな世界もあるんだよお嬢ちゃん。と、ちょっと馬鹿にした感じでツバキにジョーンズを紹介する]
─ 超古代シップ・第一層扉前 ─
見た目普通の扉っぽいけど、開くかな。
[開けようと試みるが、どう開けるのかはさっぱり分からない。
押せば良いのか、それとも横に引っ張れば良いのか。
はたまた他の方法があるのか。
取っ手が無いため、引くのではないことは間違いなかった]
とりあえずやってみっか。
[考えても仕方ないため、とにかくやってみることに。
フィロは扉に手を当てると、奥へと押すように力を込めた。
5(6)]
[探偵ってよりもスリだった、なんて声が聞こえさえしなければ。
アザミがジョーンズに向けていた視線の色を察した今でも、
まだ、まだ、本気で、ジョーンズの自称した肩書を
信じる余地は大きく残されていたのかもしれない。]
〜〜〜〜〜〜〜〜っ!
[ツバキはジョーンズ>>299から一歩、二歩と離れた。
冗談が好き、という言葉をはっきり否定する材料は
何処にも無かったのだけれど――。]
保護とかいってシップに連れ込んで、
お財布取ったりとか変なことする気ね、アナタ!
[もしこれが彼にとって心外な言葉だったとしても、
気に掛けてなんていられない。]
なんか怪訝そうなツラしてるけど、心配ならアンタもついていけばいいじゃねぇか。
女だてらに男の制服きて何のつもりかしらねぇけど、腰にさげてる刀は飾りじゃねぇんだろ?
天下のIRPO様が一緒ならこんな野郎がどうこうしようっていってもどうってことねぇよな。
[あからさまな挑発をアザミに向ける。裏街を根城にするシュンバにとってIRPOは不倶戴天とまでは言わないものの、決して和やかに接するような相手ではなかった]
あ?俺?
そうだな。…雇うっていうなら"それなり"の報酬ってもんを用意してもらうぜ。
[もし助力を頼まれれば断りはしない。ただその"仕事"に見合った"報酬"をきっちりと頂くだくつもりだった]
>>295
[シップが離陸していく。その衝撃に船も揺れだしたようだ。それでも中を歩いていられる程度には安定しているが。]
そうだな。ま、良い経験になるだろ?リージョンが変われば、文化も何もかも違う。常識も変わるし、そこに生きてるやつも全然違うってな。
俺からすれば、ミアが居た世界ってのも良く分からないぜ。どんなところだったんだ?
[なんて、聞く頃には。気が付けば、ミアは眠っていた。>>297]
あ。……悪い、寝てたか。
[ふっ、と笑って寝顔を見る。可愛いな、と思う。あどけない、無垢な妖魔。
見ていて少しどきりとしてしまう。
最初は騙そうとしていたが、今はそんな気は起きなかった。あまりにも純粋で。純真な、その姿に魅かれて。
起こさないように黙って、動かないでおく。]
(あー……。うん、まぁ。)
[俺に時術が使えたらな、とか。
くだらないことを考えた。]
【ジャスティスK】
─ クライン研究所 ─
[ジャスティスKが通報すると、普段は辺鄙な研究所は、一気にIRPO隊員でいっぱいになった。
ジャスティスKは隊員へ、滑らかに説明をする。
装備品の補充を追え、ボディの定期チェックの為に訪れたこと。
到着した時には、すでにこの様子であったこと。
犯人捜査の為に、いくつか動かしてしまったことなどを]
[誰も疑わない。
当たり前だ。ジャスティスKは正義なのだ]
[ジャスティスKは正義だ。ジャスティスは原則に基づいて正しく行動した。その原則は、クライン博士が教えてくれたものだった。クライン博士は正義の為に死んだ。
クライン博士は間違っていない。彼に作られた自分も、姉も間違っていない]
(ま、別にどっちでもいいけどな。どちらにしろ…退屈はしなさそうだ。)
[助力を頼まれただろうか。それともここで別れただろうか。行く道を共にしてもいいし、このリージョンに残って探索するもいい。シュンバにとって大事なのは今に留まらないことだった。]
【ジャスティス】
[思考回路内の時計システムで、小さな合図音が鳴った。
そういえば、今日はIRPO解放区でデモンストレーションをする日>>293だったと思いだす]
[ジャスティスKが現れなければ、子供たちはがっかりするだろう。
そのことは辛かったが、しかし、何か博士の悪を証明する証拠が出て来た時にそれを修正するため、彼はここに居なければならないのだった。
ただの事件ならば、ジャスティスは約束を優先しただろう。しかし、「人類」全体のためならば、時に「人」を犠牲にしなければならないのだ]
【ジャスティスK】
[思考回路内の時計システムで、小さな合図音が鳴った。
そういえば、今日はIRPO解放区でデモンストレーションをする日>>293だったと思いだす]
[ジャスティスKが現れなければ、子供たちはがっかりするだろう。
そのことは辛かったが、しかし、何か博士の悪を証明する証拠が出て来た時にそれを修正するため、彼はここに居なければならないのだった。
ただの事件ならば、ジャスティスKは約束を優先しただろう。しかし、「人類」全体のためならば、時に「人」を犠牲にしなければならないのだ]
─ 超古代シップ・第一層扉前 ─
ふんっ! ん〜〜〜〜〜〜!!
[扉に添えた両手に力を込めると、ゆっくりではあるが扉は奥へと押し込まれていく。
どうやら特に仕掛けも無い、普通の扉だったようだ。
観音開きの扉は左右に押し開かれ、人が通るには十分なスペースが開かれた]
………ふはっ、やった、開いた開いた。
行こうぜセルリアン。
[僅かに額に汗を浮かべながら、セルリアンを見上げて笑いかける。
先程の吸収で少しばかり身体能力も上がっていたのだろう、当初考えていたよりは楽に扉を開くことが出来た]
[>>304ツバキの反応を受けて、苦い顔をする。シュンバのおかげで話がこじれた。しかもツバキはツバキでかなりずれている。やり難いことこの上なし。秘匿され続けていたとは言え、とんだ世間知らずだ]
この男の冗談ですってそんなことしませんよツバキさん。
だいたい、貴方を相手にそんな変なことしようとしたら返り討ちにあうのが関の山じゃないですか。
変なことはしないし、財布も取らないですって。
(まあパンツは盗りましたけども……)
[ジョーンズはポケットに入れた布の感触を確認した。別に盗ろうと思って盗ったわけではなく、何となくもってきてしまっただけなのだが]
[未開の第三層には古代文明の跡が色濃く残っていた。いずれやってくる他の探索者たちによって暴かれ蹂躙されるだろうその景色を、眼に刻む。記憶の切れ端はどこに残っているか判らない。
光に閉ざされた古代シップの深層では時間の感覚が不明瞭だ。意識を伴ったのがいつであるかも定かではない自身にとっては尚のことだった。不死族とメカ、そして鍛えられた肉体の持ち主と、疲弊には程遠い面子ではあったが、休憩を持ちかけられればそれを拒む理由もなく]
……わかった。待機。
[第三層の扉を抜けてすぐ、開けた広間状の空間に腰を据え、言われるがまま休憩を取ることにした。5(6)時間後、探索を再開した四人は、古代シップの深層から 3(6) >>98 を発見することになる。**]
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