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─ テトラレッサ ─
[テトラレッサの残る名所と言えば、住人達がよく泳ぐ大きな湖くらいで。
そこの案内をしてから、フィロはセルリアンと共にシップ発着場へ向かうことにした]
一旦クーロン戻ってー…って、
クーロン戻るなら『ゲート』で戻った方が安上がりか。
頼んでも良いかな、セルリアン。
[そんな会話をして足を止めた時、通りすがりの旅人の会話が耳に入る]
「パーミュで超古代シップが発掘されたってよ」
「へー、他にもなんかあるんかね」
「ラジオじゃ今じゃお目にかかれない珍しいものが残ってるかもしんねーとか言ってるぜ」
「マジで、見つかったら良い儲けじゃねぇの?」
「クーロンから特別直行便が出るってさ。行くか?」
「どうせ戻るしな、行ってみっか」
……セルリアン、聞いたか?
パーミュでお宝発掘だって!
行こうぜ!!
[フィロの赤い目が輝き、尻尾が楽しげにゆらゆらと揺れる。
どうやらセルリアンもその話に興味を抱いたらしく、総意によりパーミュへ向かうことが決定した]
─ →パーミュ ─
[一旦『ゲート』によりクーロンへと向かい、混み合う特別直行便に乗り込んで一路パーミュへと。
ちゃっかり子供料金で乗り込んでいるのは言うまでも無い]
人多いなー。
はぐれねーようにしねぇと。
[移動時はしっかりと、セルリアンの服の裾を握った]
妖魔って食事するのかな??
と思いつつ、人型してるからたぶんするんじゃないかなあと思うかりょさんです。
まあ、交流のために原作を少々歪めてもいいよね、と率先して変えていく。まる。
で、そっちさんはー?
[相棒が警戒していたらしきこと>>92に、こっちはこっちで気づいちゃいなかったけれど、あちらから申し出>>107があるならそちらにも目が向く]
古代のシップ、向かう向かう。
邪魔じゃないない。
でもなんで?あそこに向かうヒト、いっぱい居るよ?
[なんで自分たちなのかと問いかける。でも、どうも相手は言葉が不自由な様子。これもJ・Q基準で言えば『困ってるヒト』のカテゴリーなんじゃなかろうか。
だったらここらで、相棒の真似をしてみるのも『生きてる』っぽいと、そんな判断]
うん。スーさんは連れて行っても構わないよー。どうだい相棒?
[ひとまず自分の結論を先に出して、問いかける]
あ、でも、食べないでね?
[蛇っぽいヒトに、そう付け加えるのも忘れずに]
腹が減ったら、代わりにおいしいご飯を奢ってあげよう。たまにはモンスター以外のご飯も乙ですよ?
いや、まじでまじで。スーさん嘘つかないヨー。
騙されたと思って。れっつとらい。
ああ、まだおなか減ってない?ならまだいっか。
― ナガサメマチ・シップ発着場 ―
[クーロン行のシップの出航は、一時待って貰うことにした。
――もしかしたら彼が、あの人やアイツが。
新たなシップの来訪に、そんな一縷の期待が過ったから。
けれど其処から降りてきた男は――。
その服装はナガサメマチのものと何処か似ていても、
結局知らない顔だと解ってしまえば、
つい溜息を零してしまっていた。]
何はともあれ。
定期便、ちゃんと復帰したみたい――ね。
[今の時刻ならその筈――と、
旅慣れぬ身は記憶を手繰り寄せる。]
ショウジン料理?
……どうかしましたか?
[丁度、物思いに区切りがついた所で、ケヴィン>>117を見て、ふと首を傾げる。
しかし、なんでもないと言われれば、なんでもないのかと納得して]
いいえ、構いません。わたし、そんなにお腹がすいていないのです。
……これ、どうしましょう。
[残した料理はどうしたものか、と困った顔でホットドッグを見た]
……アナタもニュースで見たと思うけれど。
此処にはもう、住んでいたみんなは居ないの。
如何して――来ようと思ったの。
[知らぬ顔故に、里帰りではないと思う。
そして何処となく、纏う雰囲気に違和がある気がして
ほんの少しだけ、その男に身構えてしまってはいた。
もうひとり、クーロンの裏街からの来訪者が
もしかしたら此処に来るかもしれないなどと
予想することもなく――**]
妖魔 ミアプラキドゥスは、戦闘員 ケヴィン に向かって下駄を蹴上げることにしたよ。
―ナガサメマチ・シップ発着場近く―
……いや、たしかに危険はなさそうだ、とは言ったぞ?
だが、しかしこんな状況の辺境リージョンに来たがる人間がいるなんて変じゃないか?
[発着場に向かう足を止めないまま、通信機に話しかける。
その向こうにいるのは同僚ではなく、一応上司。]
……はあ?
そんなことよりウートラの足取りを追え?
――そんなこととはなんだ。リージョン一つだぞ!
[思わず声が大きくなる。
正式に手配ができる前から、ウートラに目をつけていた上司がついにおおっぴらに調査できるとなってはしゃぐのは分からないでもないが……
次いで聞こえた台詞に、理解の努力は霧消した。]
……そんなにジャスティスのほうが役にたつと思うなら博士に頼んで量産でもなんでもしてもらえ!!!
[手の中で通信機が危うい音をたてる。そのまま接続をきると、降りてくるシップ>>110>>111を八つ当たり気味に睨みつけた。]
ぁ……。
[手の中から消えたホットドッグが、ケヴィン>>128の口の中に消えて行くのを見て、もう何度めか分からないびっくりをして]
……。
[内心を当てられると、みるみる内に表情を陰らせた]
いいえ。
もう少し……もう少しだけ、待ってみます。
お気遣いありがとう。
>>129
ああ、こういう心理描写いいですね。
IRPOとしては、ジャスティスは便利でありながらも、ちょっとどこか嫌な存在でしょうね。
アザミいいなあ。
―回想―
スーさんに…J・Q…なるほどじゃな…。
[包帯の人はスーと名乗る。ロボの名前はJ・Qとの事。荷物運びについて怪しまれた時>>114は…]
いやいや奪わない奪わない。仮に財宝見つけた時、親切に持ち運びの手伝いしようと思って言っただけじゃ。
それでも信用しないならワシの持っている高級傷薬と霊酒を分けようかね?仮に使えなかったらごめんじゃ。
あと、確かに世の中物騒じゃ…。クーロンの繁華街を観光したら暴漢らしき覆面男に襲われたからのう…。
[とにかくスーに何とか説明する。]
―回想完了―
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