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[にこにこにこと。男は笑っている。
―――どう思う、お医者さん?
という。
男の問いには困った顔だけ返して、彼を見送る。]
縫合糸は、傷が塞がり次第抜け落ちるようになってなってるから。
糸、無理に引っ張らないように、ね。
[去っていく、背中にそう声を掛けた。
背が路地の先に消えるかどうか、といったところで扉を閉める。]
― 少し前 ―
ワカツ――アタシも、聞いたことはあるわ。
今はもう無いリージョンだって。
でも……本当に此処と似てるのね。
みんな、桜も蛍もその時の季節に大切にしていたもの――。
[剣の師がそこの縁者で、という言葉もアザミ>>248から聞いたが、
ナガサメマチでは剣豪はそれ程多く見られなかったから、
そこにまで「似ている」という感想を抱くことは無かった。]
そっか、アナタのお師匠さんって、
……………。
[どこからか歌声が聞こえてきた気がしたのはそんな時で。
アザミ、という花がどんな花なのか語る間もなく、
ツバキは一度口を閉ざして、振り反っていたのだった。]
― それから、今へと ―
[診察室までゆっくりとした足取りを向けながら]
ナガサメマチかぁ。知らない場所ではないけれどさ…。
[診察室に戻りながら、一人ごちる。
自分の起源であるワカツと似た文化を持っていたリージョンの筈だ。
ただ…]
所謂、辺境だったよね、あそこ。
シップ、あったっけ。
[呟いた]
―酒場―
[相変わらずのざわめきで情報収集を始める…]
ニア何か情報は?
「リージョン「気鼓祝」の「床青」にて気鼓祝史上最大の戦争が行われようとしています。」
ニア景気はどう?
「ボチボチです」
[酒を控えめに飲みつつ情報収集を続けて行く。今度は大酒飲み>>244と麦茶飲み>>245の二人に声を掛ける*]
何か変わった事はあるかね?
[『姉さん』、の言葉を受け取った瞬間、弟の乗ったシップが動き出した。
もうそんなに時間が経っていたのだろうか]
『…また、送ります。貴方の守る世界を。貴方が守る世界で私は生きていきます。
貴方はそれを私に教えてくれたのだから。
ご武運を。ジャスティスK』
[遠くなり、リージョンへと姿を消したシップの方角をしばらくの間見つめていた。
待ち合わせの時間をとうに過ぎていることに気がつくのは、もう少し経った後のこと]
あー、もう。
[くしゃりと髪をかきあげる。
…戦える力はある>>165。それは真実なのだろう。
術が得意とは言えない自分には、彼女の言葉に嘘がないとまでは判断できないが、嘘にしては話が大きすぎる。
実在すら、大抵の人間は信じていない、伝説の術。
それが時術だ。]
それは、あんな力があれば戦えるだろうし…
[あのときの違和感>>102。背筋が冷えるような圧力を思い出す。]
その旨添えて、所長にでも上申すればあなたを臨時隊員にすることは難しくない。
だけど、
それが本当にあなたの望みなのか?
あなたの望みを叶えるのには、もっと他に方法があるように思う。
>>266
?!
待合室の外と内くらいのイメージだったけど、私シップ内だったのか!
何か美しい情景ですね。
『ありがとうございます。
待っています』
[シップの振動で揺れる視界に、画像修正をかけて、最後まで「姉」の姿を見つめ]
『貴女もまた、私が守るべき世界の一員です』
[混沌の向こうへと、シップ発着場は小さくなって行った**]
村の設定が変更されました。
メカラスボス候補 ジャスティスK はきゅうようをおもいだしたみたい。(またきてね!)
[>>236
顎に手を当てて。考え事をしている、その背中にドアのノック音。]
今日は、お客さんの多い日だねー。
まぁ、そういうのホントは有り難いんだけど…。
なんで、人が出かけようと思ったタイミングで千客万来しちゃうかな。
[珍しく速足で扉に向かい、やはり珍しく威勢良く扉を開く。
扉は外開きだったから、ケヴィンの位置によっては扉が彼を直撃したかもしれない]
リージョン放送 リポーター がやってきたよ。
リージョン放送 リポーターは、じんろー になれるよういのったよ。
「第一から第六まで、カメラ配置OKでーす」
[イカ型のモンスターが、複数の手で持ったカメラをいじり]
「照明さん、向きもう少しこっちで!」
[小型の下級妖魔が、光るステッキを振り回す]
「ガムテ! ガムテどこー?」
[眼鏡の少女が走り]
「リポさん、原稿それちがう、こっちこっち!」
[飛行型メカが、飛びまわる]
[リージョン・スター・チャンネルのリポートスタッフたちだ]
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