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な!?
[驚いたのは男が手にした銃にではない。『無拍子』にカウンターを合わせにきたことにシュンバは大きく動揺した。それもそのはず、ここ数年においてこの技に対しカウンターはおろか防いで見せた者すら皆無であった。]
(やってくれるねぇ!)
[だがシュンバは既にトップスピードに乗っている。無理をして軌道をかえることも不可能ではないが…]
それじゃ面白くないってもんだろうさ!
[撃たれたらそれはそのとき。より速く前へ、直線に跳ぶ弾丸の的を極小の点へと変える。同時に狙うは銃を持つ腕。すれ違いざまに手刀を振りぬくと数歩離れた位置で振り返る]
戦闘員 ケヴィン がやってきたよ。
戦闘員 ケヴィンは、きょーじん になれるよういのったよ。
――クーロン裏路地・診療所
……空いてるかい。
[こん、こんとノックをする。
任務は失敗……だが、どうも何もせずに帰ったらしい。一応、また来た際には迎撃するようにと黒木からメールとクレジットが送られてきた。]
(早ッ!? 相打ちッ? 無手ッ? 否、負けッ!? 無手ッ??)
[思考が駆け巡る中で、ジョーンズはトリガーを引いた。
ガチンと硬い音を立てて、ハンマーが下ろさせる。
しかし、弾は発射されなかった]
ぐあったぁ!!
[それから頓狂な声を上げながら、銃を取り落とし、右手を押さえながら膝を付く]
[そして男を振り返り、そして苦い顔で言う]
参った、負けだ、降参だ。
この化け物め。
本当もう僕が悪かった。許してくれ。
[そして男を振り返り、苦い顔で言う]
参った、負けだ、降参だ。
この化け物め。
本当もう僕が悪かった。許してくれ。
[純粋なバトルではあまりにも分が悪すぎると認識できた。
もし男の手にそれなりのリーチのある得物が握られていたなら、ジョーンズの手が銃を抜くよりも前にジョーンズの首が胴体とさよならしていたことだろう]
(しかし……。
何故見逃した?IRPOの隊員じゃなかったのか。
ちくしょう。…強くなりてぇ。
これじゃ何の為に……。
……何の、為に?
俺は……何の為に……。)
[頭を押さえて、診療所の扉の前でうずくまっている。]
―IRPO本部前―
[スーを見送った後、20分後に(多少遅くなっても待つのは平気だと告げて)この辺で待ち合わせすることにして本部に背を向けた。
名は知っていても、この町のことを知っているわけではない。少し散策しようかと。
もしかしたら、会えるかもしれないというわずかの期待を持って]**
よしよし、潔いじゃないか。
[打ち込んだ手刀をぶらんぶらんさせ首をコキコキ鳴らしながら。]
(苦い顔しやがって…勝つ気満々だったのかよ
…にしても、逃げに徹していたなら余裕で逃げ切れただろうに)
さて、勝ったのは俺だ。
負けたのはお前。
わかってるな?
[苦い顔をしている男をじっと見て]
……お前のおごりで飲みに行くぞ
[ニヤっと笑みを浮かべた]
[>>241男の底意地の悪そうな笑みを受けて、肩をすくめる]
命がとられないならなんでもするよ。
ああ、でもその前にあのならず者を片付けちゃわないとな。
ちょっとでいいから手伝ってくれよ。
[屋上に、先ほど逃げてくる時に、ちょっかいをかけたこの辺一帯のならず者どもが姿を現していた。
本当は、このならず者どもにこの男の相手をさせて足止めしようと考えていたのだが……]
(まあそれは言わないでおこう)
ついでにちょっぴりカンパしてもらわないとなぁ。
[ジョーンズは銃を拾って、ならず者どものほうへと歩いていった。
30分後には、ジョーンズと男は、どこかで酒を酌み交わしているだろう]
姉さんは私に会いたくないのですか?(じー
とか言ってみたいww
(笑)←が判断難しいな。
PCは会いたい、PLはどっちでも、っていう感じかな?
― クーロン・表通り ―
[猥雑な街並は喧騒に満ち、新鮮な刺激に溢れていた。それらひとつひとつを眼に刻みながら感嘆に浸っていたが、このリージョンへとやってきた目的を思い出し、雑然と並ぶ露店の店員におもむろに声をかけ]
さがしている、医者。
どこ、行けばいい?
[骸骨の店員はこちらの姿をしげしげと見つめた後、裏通りへ続く道を指差した。血の気の荒い連中もいるから気を付けな、との忠告を付け足して。指先の向こうでは、遠くなるほどに明かりが弱まり、おぼろげな闇をたたえている]
……あり、がとう。
[技師に教わった礼の言葉を店員へと告げてから、ゆっくりと裏通りを目指して進んでいく]
─酒場─
おーし!かんぱーい!
そういやあんた名前なんつーんだっけ?
ジョーンズ?しけた名前だなー!
俺?あれさっき言わなかったっけか?
まあいいや、俺はシュンバ。
クーロン最強の剣士シュンバ様だぜ!
[ワッハッハッハと大声で笑うとどんどんと酒を流し込んでいく]
お前も飲め飲め!
―クーロン・酒場―
かんぱーい!
グビグビグビ!
麦茶だこれ!
おっとちゃんと名乗ってなかったか。
フリーダム・ジョーンズだ。副業が探偵と考古学者と冒険家で、本職は自由人だ。
[酒場の喧騒に負けないように、大声でやり取りする]
─ IRPO本部 ─
[「ジェノサイドブラック」という名前は伝えたものの、ひとまず、ドクター黒木の逮捕を持って「ダーク」の壊滅を公式見解とすると、職員は請け負った。
悪は必ず滅びるのだということを、宣伝する必要があるそうだ。
そのあたりの組織の事情は、ジャスティスの管轄ではないので、彼らに任せた。ジャスティスは「正義の味方」だ。つまりIRPOの味方ではあるが、IRPO隊員そのものではないのだ]
[かすかな駆動音を残しながら、ジャスティスは本部ビルを抜け、シップ発着場を目指す。
今回の戦いで、盾をダメにしてしまったので、クレイン博士の元に戻る前に、装備を整えようと判断し……]
!
[視覚に捕らえた姿>>232を、ピックアップ、拡大、判別。
9割以上の一致を確認。
ジャスティスは、兄弟機の間の特別なリンクを開いた]
『お久しぶりです』
―回想―
…此処の人間では、もちろんない。
[質問>>113の答えを告げながら、少しだけ申し訳ない気持ちになった。そうだ、と言ってやれたらどんなにいいか。
……ある日突然、知り合いすべてがいなくなるのはどんな気持ちだろう。]
古い話だが、ワカツというリージョンを知っているか?
私も行ったことはないのが――ここに似た雰囲気のところだったようだ。
春に桜、夏に蛍……風変わりな衣装に纏った人が住んでいた、という。
私の剣の師がそこの縁者でな。
この名前もその方がつけてくれた。
どうやら花の名前らし、
[ふいに泳いだ女の視線を追う。
……何かが聞こえた気がしたが、それが何であるかを判別することはできなかった。]
―回想終了―
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