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オーゥ、トモダチ。トモダーチ。
[相手が手を変形させて握手に応じてくれたことで緊張も解け、朗らかな口調と不釣合いな無表情で(だって表情筋は割りと醗酵している)握手を交わした。
そして、相手が敵対的でないと知るや、否や]
名前と所属?
おいおいー、そういうのは聞く前に自分が名乗るのが礼儀でマナーってもんだよトモダチ?
だがしかしスーさんは寛大なので名乗ってあげよう。
名前はスー。所属は逃亡者。ちょっとハチっぽい妖魔の偉いヒトに追い回されてるんでそこんとこよろしく。
っつかさ。っつかさ。酷くない?
ちょっと飾ってあった花食っただけで『殺してでも奪い返す』だよ?酷くない?
あ。ってか所属って出身地のことだったりする?
いやー、でもなー、知ってるかなー。辺境も辺境のど辺境、どのくらい辺境かってあんまり辺鄙すぎてシップもウン百年前に来るのを諦めたくらいのド辺境でさ。
昔はヒューマンも住んでたんだけど、もう何十年か前には不死族のモンスターしか居なくなってんでやんの。もー、死臭と腐臭で臭くて臭くて。アレだね。もし機会があってもあんなとこ行くもんじゃないね。何?そんなことは聞いてないって?まぁまぁいいじゃないの。
ところでさ、これから行くリージョンってなにか美味しいものでも―――
[相手の淡々とした口調とは対照的に、上機嫌な口調で矢継ぎ早に話しかける。それでもかろうじて、到着するまでの間に相手の名前くらいは聞けただろうか]
−ルミナス−
ついたー。
[やはりどこか奥まった、発着場の中でも往来の少ない寂れた区画についたシップを降りる。はて。そういえば、他の乗客とも合わなかった気がするが。まぁいいか]
洞窟みたいな町並みに、きらきら輝く水晶群。
いやー、神秘的な風景だねぇ。
とか。旅情に浸ってみるのも『生きてる』っぽい。
[そんなことを呟いて]
んーん。これだけ明るかったらちょうどいいかな。
スーさんはちょっと日光浴でもしてくるよ。君はどうするかな?
[なにしろ黒猫に引っかかれた傷がそのままだ。植物を吸収して、その力の一部を宿した身としては、この明るさはなかなかに心地よい。
光をたっぷり浴びて傷でも癒そうかと、そんな予定を口にしながら問うてみる。
互いの行き先にまで干渉するつもりがあるでもないが、同行の誼だ。気にはなる]
…着きましたか。
では人目につかぬうちに降りましょう。無賃乗車故、見つかったら問題です。
[恐らくスーも同様なのだろうと、リージョン空域を脱した直後、シップが止まる前に格納庫の扉をこじ開けて飛び降りた。
スーがどう降りたかは定かではないが、突然のメカの行動に目を丸くしただろうか]
―ルミナス―
[シップには他にも目立った乗客はいたのだろうか。
しかし彼女の同行者はスーだけで、刻まれた正義のプログラムが別行動を許すことはなかった]
私に日光浴の必要はありませんが、着いていきます。
[成程、始めて来たが確かにきらびやかで神秘的な場所だと。
頭部の回路を切り替え、弟にリンクした。応えてくれるのは稀だが、こうしてほぼ一方的にデータを送っている。]
村の設定が変更されました。
−少し前・格納庫の中で−
まじで?助けてくれるの?わーぉ、マジでー?
なんだなんだ、アンタめちゃくちゃいいヒトじゃん。
ヒーロー?正義のヒーローなの?よろしくー。
[にこやかな無表情で同行の申し出をありがたく受け取る]
何?無賃乗車?いいっていいって。お金なら持って…あ。
あぁーあ。
[引き止める間もなく、先に降りて行ってしまうJ・Qを見送る。
とはいえそこに慌てた様子もない。逃亡者生活なんて半ばは無法者の生活だ。いまさら同行者の奇行を咎めることもない。スー自身はチケットを持ってはいたので(そのチケットが通用するシップかどうかは判然としないが)ゆっくりと正規の手順で降りてから、J・Qの姿を探して合流する]
−時間軸・今−
次からは言ってくれりゃ乗車賃くらい払うからさ。
こう見えてお金持ちなんだよスーさんは。
なんせ故郷のリージョン出るときに相続人不明の遺産をたっぷり頂戴してきたからね。
[その行いが正義かどうかはよく分からないが、少なくとも自身はかけらも悪いと思っていないので、正義のメカたるJ・Qにも包み隠さずそう告げる]
そう?いいの?
よーし、じゃぁ、あそこの陽当たりよさそうな建物行こうぜー。
[シップの発着場からも見える、一際巨大な塔のような山のような場所をひとまずの目的地と定めて。なにやら通信でもしているのか、心ここにあらずな様子のJ・Qの様子を窺いながら、のんびりと足を進めることにした。
―――願わくば、しばらくは妖魔にバレませんように]
/*
ネタバレにならなそうな範囲でルミナス調査中。
ふーむ、陽術の資質を得るための光の迷宮と、ルミナスパレス?が主な建物っぽい?
そんで、光の迷宮には、陰術の持ち主とモンスター、メカは入ることができない、と…
…←モンスターとメカのPT
やばい。逆にオイシイ。
モンスターボス候補 アンノウンサムシング はきゅうようをおもいだしたみたい。(またきてね!)
―現在―
『データ送信完了』
[ふと、先に歩く同行者>>148が視界に入る。
リンクしている間はどうしても現実がおろそかになる、単独行動ではないのだから気をつけないといけないな、と認識した]
スーはお金を持っているのですね。
[しかし会話内容はメモリに残っている。
いきさつがどうあれ、彼女は「目視できる正義」を行使するまで。
目の前で困っているのがスーならば、助けるのはスーなのだ。
やはりどこか欠陥していたのだろうか。研究者が仮にこの思考プログラムを見たら嘆くのだろうか]
[逆らうことなく、スーの後を着いていく。
そこには何があるのだろうか、未知の領域故に彼女には知る由がなかった]
/*
うん。トモダチもゲームは未プレイっぽいよね。安心して!スーさんもだよ!
………。
えーっと、ルミナスパレスがどうも検索かけても出てこないっぽいのは、これ、光の迷宮と混同されてるのかなー…?(調査中
メカラスボス候補 ジャスティスK がやってきたよ。
メカラスボス候補 ジャスティスKは、じんろー になれるよういのったよ。
[ドクター黒木の身柄を、IRPOに引き渡し、ジャスティスの任務はひと段落ついた。
戦闘員も含め、死者はゼロ。傷を負わせるのも最小限にしたつもりだが、ドクター黒木だけは再生のモンスター能力を得ていたため、手ひどい怪我を与えざるを得なかった。
やむを得ない結果ではあったが、ジャスティスは心を痛める]
[そして、気にかかることがもう一つある。
ドクター黒木が言った。「真の総統は他にいる……ジェノサイドブラックは不滅だ!」という言葉だ。
これが本当ならば、まだジェノサイドブラックの活動は続くのかもしれない。
悪とは、時に驚くほど粘り強いものだ。どうしてその資質を正義と平和に使おうとしないのか、ジャスティスには理解できない]
[戦闘モードを解除し、日常モードへ移行したことで、処理優先順位が変更され、データ受信記録があることに気付く。
シリーズの先行型である兄弟機……「姉」からだった]
[事後処理をIRPOの職員に任せ、ジャスティスはいそいそとデータを参照する。
「悪」と戦い続けるジャスティスの中には、世界の暗い部分のデータが蓄積されてゆく。もちろん、それは悪と戦う為に重要なデータではあったが、それだけしか知らないというのは、アンバランスなことであると判断できた]
[「姉」の送ってくるデータは、非重要で、非効率で、多くは役に立たないものだ。だが、日常で、平和で、そして切ないほど普通なのだった]
さっきスマフォで村編集しようとしたら、
参加人数→karyo
とかなっていて、私はそっとスマフォを閉じた。
変なことになったら怖いので、PCから操作中です。
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