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――――舩、
[最期の言葉に、思わず伸ばした手が、空を切る。
何も掴まない。何も掴めない。
始めから虚空であったかのように、掻いて消えた。]
…………、
[通りかかった通行人が、迷惑そうな顔を向けている。
騒がしいほどの雑踏の音が、耳に戻ってきた。]
………………
…………………………行かんといてよ、……あほ。
[届くべきではない言葉。
彼に聞こえないように、彼を不安にさせないように、ビルの間から差し込む光が照らし出す頃になって、ようやく口にした。]
―――― おやすみ、舩坂。
また明日、な。
[何も掴んでいない手を握り締めたたまま、紅い着物の女は、再び歩き出す。地面を転がるキャスターの音は、直に雑踏へ紛れて消えた。
―― 秋も近い陽の輝く、夕暮れの出来事。**]
男は大事な人を護れれば自分はどうなっても構わないという美学があるが、女は大事な人が無事に帰ってきてさえくれればそれだけでいい、って近所のおばちゃんが言ってた。
[切腹する舩坂を見守った。
本編で見せてもらえんかったやつや!]
― ??? ―
[気づいた時は、知らない場所だった
気づいた時は、知らない自分だった
記憶を失った少女は。
それでも再び得た生を、平凡に過ごしていく]
―――ええ、わかったでごぜーます。
すぐいきやがりますので、待っててくだせー。
[同居人にそう告げて、空を見上げる]
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