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[舩坂の言葉に少し眉を跳ね上げるも魔力は近い。
近づいてきた焦燥に、男が返す言葉もまた短かった]
…布陣?下らんな。
尻の青い小倅相手に何の布陣がいる。
[チ、と鍔のすぐそばで刃成りの音がする。
男の獲物は刀ではないが、相手の出方を見るにはちょうどよい。
白鷹は幻想のままに眼下を見下ろして]
……うん。「また」、きっとだ。
[掴んでいた肩が、
実体をなくしたように薄れていった。
そのまま、失せてしまうまで、少年はそのままの体勢で佇む]
[横にいるヴォルフは自分とは違った。
流石は英霊という表情だった。
すでに自分のすべき事を理解していたのだから]
わかった、わかったよ!!
僕も全てを尽くす、だからもう少しだけ頑張ってくれる?
[何ができるかなんてわからない。
それでも何かをする決意を込めて返事をした]
ならば小倅らしく、遮二無二いどむのみ。我が父の武功に恥じぬ槍働き、とくとご覧じよ。
[強い風が一吹きし、武者の仮住まいの衣装を木の葉のごとくはぎ取っていく。代わりに彼を包むのは漆黒の甲冑。彼の数々の逸話からは意外なほど外連味のない、つるりとした黒塗りの鎧。それはただひたすらに地味であった。が、]
……この姿も、長久手以来よのう。
[彼はその鎧の上から、あざやかな白絹を羽織っていた。二度と帰れぬと覚悟し、死に装束として身にまとった純白の衣。白き衣のはためく様は黒の甲冑のため余りに目立ち、いやでも目にした者たちを惹き付ける。
そして一拍ののち、彼は告げる]
宝具――紅脚絆之鬼武蔵。
……ま、年上から見たら尻の青い小倅よね……。
死んだ時期も違うし。
むーさんは若いうちになくなってるから。
[ランサーの宝具を考えれば、こちらに来ることはないだろうけど、それでも何かあれば対処出来るようにしておいた方が良い。
攻撃は大したこと出来ないけど。守るための力はある]
[彼の下半身から、山の憤怒のごとく血が噴き出した。前も、後ろも、みるみるうちに赤く染まっていく。鎧も脚絆も赤に色づき、それと共に彼の周囲が覇気で揺らめき始めた]
これが我が手の内の全て。いざ、参る。
[その眼光が、敵将を仰ぎ見た]
[宝具:紅脚絆之鬼武蔵(くれないきゃはんのおにむさし)
発動すると同時に、下半身が鮮血の如き紅に染め上がる。
発動中、己の敏捷と筋力を上昇させ続け、代わりに耐久を減少させ続ける。
その特性上絶大なる攻撃面での強化が望める反面、デメリットも大きい自己強化宝具となる。
この宝具は一定以上のダメージを受ける、もしくは戦闘行為が終了されると自動解除される。
高遠城攻めにおいて、余りに苛烈ないくさ振りからその下半身を敵兵の返り血で染め抜いてしまい、主君信忠から手負いかと驚かれた殺戮の鬼。この血染めの鎧こそ、鬼武蔵の神髄なり]
[目の前で変わってゆく姿。
くろからしろ、そしてあか]
───鬼武蔵。なるほど。
[微か唇を持ち上げる。
呼気を整える。
薬を納めた印籠はない。
供給も、最早間に合うまい]
相手に、不足はないな。
[足は音もなく中空を蹴る。神鷹の羽ばたきが強く響く。
アーチャーに配されたらしからぬ先手は一の太刀。
何の遠慮もない、同を薙ぎ払うための一振り。
白き鷹の強い啼き声は大気に満ち、貫く矢に相応しく]
[そのランサーの身体が、赤く染まっていく。
同時に、パスを通して魔力が流れていく]
……!
[大丈夫だ、問題はない。
さらに宝具を放っても、魔力は尽きない。
一度使われたから、大体はわかる。
立ったまま、ランサーと、そしてその向こうのアーチャーを見る]
思いの外、血気盛んであるな!
[一気に間合いを詰めて来るのを見、彼も前に踏み込みつつ槍の胴で刀をはじきにかかる。槍はまず刃物の前に棒きれにてと、彼は思っている。まず振り回して叩くのが使い道と、その力を存分に込めて振る。かなうならばはじき飛ばしてしまえとばかりに。
そしてそらより来る、生ける鏑矢には「心の臓に当たらねばよいとばかりに、身体をくねらせるのみ]
思いのほか?
───ああ、そうか。
お前には、そう映るのか。
[喉が震えて零れる音一つ。
弾かれることなどもとより覚悟の上なのか、
払われるよりも先に刀の柄より手を解けば
支えと軌道を失ったものは弾こうとする力を必要としないほどに
あっさりと弾かれると同時にそのものへとまとわるように落ちた。
振り回されるように動いた槍の柄を逆手に掴もうと手は伸びる。
つかめればそのまま勢いで引き倒すと同時に
甲冑を着込むに置いて唯一守ることの難しい場所
───その面へと拳を叩き込むつもりで]
これが、俺の戦手のありかたよ。
甚だ下策ゆえ、褒められたことなど一つもないがな。
[すわ組み討ちかと相手の意図を察するに、振った得物を引くのは無理と即断し、ならば引かず押せとばかりに体当たりを目論む。
しかし、なんとも意外なやり様か。とふと頭の隅に、人より聞きたる噂が浮かぶ]
三方原では大層荒々しき振る舞いをなされたとか。御身の本性はそちらであるか。
[にい、と笑って身体ごと突っ込む。折り重なれば、白鷹は如何にするか。わからぬが、ただ本能のままに攻め寄せる]
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