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杯殿、まあ、今のところ妾の頭は大丈夫そうではあるが…
円形脱毛症の1〜2個はあるかもしれんのぅ。<はぁ…
ソレよりも、杯殿のタオルの下が気になって仕方ないのじゃ。ちょちょっと外してくれるかのぅ?<wktk
[扉の向こうから声が聞こえた。以前聞いた時と大して変わらない声色だ]
……ちょっと聞きたい事があってきたの。
[ランサーへ開けて欲しい、と言う意味をこめて見上げた]
[御門の声が聞こえたところで、勢いよく扉を開き、いま正に蹴りかからんといった風をみせる]
おお、なんだ、開いたではないか。随分と固くて言う事を聞かぬので、少々言い聞かせてやろうと思うておったわ。
あやうく、勢いあまって掃除屋どのを蹴飛ばしてしまうところだったわ。
[まるで悪びれもせず、からからと笑う]
聞きたいことですか。
私に答えられることでしたら、どうぞ。
[扉が開けば、椅子に腰をかける]
しかしながら、私はこう見えても聖杯戦争の管理人です。
一部の方だけに肩入れするような事は出来ませんので、
その事だけはご了承をお願いします。
ま、まあちょっと落ち着いてや!
[前のめりになる舩坂を手で制した。効果があったかはさておき。]
確かに教会に○ンバーで特攻かまして尋問したい気もするけど、ひとまず私んちにあった召喚陣のことやな。床に痕跡が無かったってことは、この建物が建てられるずっと前にあったってことになるんやけど……。
願望機と陰陽術の召喚陣と兵器と半葉さんと安部御門。
一列で並べられることやとしたら、安部御門は私にすっとぼけたってことになる。あいつ「願望機のことなんか知らん」て素振りやったからな。まともに話すとは思えへん。
それに、私らは願望機のルールに縛られてるようなもんや。今のとこは。やったら、安部御門が私らを強制的に排除する方法持ってても驚かへ……。
[そこまで言って、杯一杯のことを思い出す。
気配の探知に自信のある自分にも、繋がりある目の前の英雄にも、妖術に心得のある張良をも出し抜いて殺害された、ラーメン屋の店主。]
…………まあどっちにしろ。
舩坂さんには一発殴る権利あるやろうけど。
今行けば、最悪殴る前に食われる可能性かてある。
それは嫌やろ?
おっとっと。
すいませんね、その扉はどうも調子が悪くて。
[眼前に迫る勢いには涼しい顔をして、
少しだけずれた帽子を被りなおす]
聞きたいこと、ですか。
ええ、私に答えられることでしたら。
[2人をみながら、緩やかに椅子に腰をかける]
しかしながら、私はこう見えても聖杯戦争の管理人です。
一部の方だけに肩入れするような事は出来ませんので、
その事だけはご了承をお願いします。
安部 御門は、アーチャー を能力(襲う)の対象に選びました。
安部 御門は、玉繭 紬 を投票先に選びました。
[扉が勢いよく開かれるのを見ながら、額に手を当てる]
もっとしずかに開けて欲しいところだけど。
聞きたい事があってきたの。
ああ、ええ、新しい情報を欲しいって言うのじゃ無いわ。ちょっとした確認?
ここに、制杯軒の店主はいる?
脱落したマスターを保護する役目もあるでしょ?
今日は閉まってたし、いなかったし、昨日戦ったみたいだから。
[令呪を失っていれば、ここにいても反応はないと思う。
ただ、店主さんは令呪を使う意識は余りないと思うから、全部使い切る、のは余りない気がするけど]
それと……昨日残り5組だって聞いたの。
それって、参加者以外でわかるもの?
[呼子の笛がなくとも、指の笛でそれは現れる。
眩き白の神鷹。
東照大権現と奉られし男の傍らにある猛禽。
それは、鷹狩を生涯通してこのんだ男に相応しい
まさに格好の狩の得物]
待たせたな龍城。
───"いたずら"の、時間だ。
[左の拳の上、羽ばたきは力強く大きく。
投げるのではなく、拳を振るその加速で
鷹に勢いをつけてやるように。
すうっと滑らかな動きで舞い上がった白は宙を高く上がり、
昨日表立って仕掛けることが出来なかった魔術師へと
英霊がいるにも関わらずそちらへと狙いを定めて急襲を仕掛ける]
・・・・・・
[そのニュアンスから、杯の殺害犯がその男であるというのが伝わってきたが、今は多くは語らなかった]
つまり、その怪しげな男性が我らをはるかに凌ぐ、という事でありますか。
誂まずは勇士の名折れ。しかし勝算無き戦は唯の愚策。
で、いかにして策を練る。
[先ほどのキャスターとの戦いを思い出す。
敵はその男だけではない、他の聖杯戦争参加者も立ちはだかるだろう。
キャスター戦は苦戦を強いられた。バーサーカーとして召喚された舩坂の欠点が多く露見した]
/*
ちなみに毎日服装を書いておりますがスカートは履かせない(動いてパンツ見えない)のを心がけてます
普段は多分スカート履く子です
制杯軒のマスター、ああ。
あのラーメン屋の大将ですか?
いえ、こちらにはお見えになってはおりませんが……。
私は脱落したマスターを保護する役割はありますが、
それはあくまで相手が求めてきた場合という条件が付きます。
此処にお見えになっていないということは、
手傷を負わされ、どこかに隠れているか。
戦略的に身を隠しているのか。
それとも―――。
[そこから先は、あえて口にはしない]
しかしどのような状況にせよ……、
私が知る事の出来る範囲外での出来事のようです。
申し訳ありませんが、今のオレには貴方の問いに対して
満足の行く答えは返せそうにありません。
[帽子を深く被りなおし、目を綴じる]
そして、もう一つに関してですが……
恐らくは否、という答えになります。
少なくとも管理者である私には、
召喚された事は感知できても
その後の経過を見て取る事は出来ませんので。
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