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[舩坂はその看板であったものに触れる。
刹那、その看板は仄かに魔力を帯びていく。
舩坂は、その魔術による水攻めの最中、看板の上に乗り、足場を確保した]
南部があれば苦労せぬものを!
[当時の舩坂は拳銃だけではなく自動小銃も扱っていた。
しかし現在の舩坂はそれらを所持していない。
関の孫六も所持はしているが、厳密に言えば”彼の宝具”とは言えず、関の孫六自体の斬れ味は通常の出来の良い日本刀程度である。
しかしこの関の孫六を宝具のように扱っているのは、一重に彼の技量であり、その技量は彼が獲得した”特殊格闘術勲章”として具現化している。
つまり、彼が手にしたものを英霊に対して有効な武器として扱うことが出来るのは、この勲章の形をした宝具の効能であった]
[木の上でじっと二人の戦いを眺めている。
時折、魔力に当てられたエーテルが風となって、頬をくすぐった。]
さっきのは遁甲の術式……でもないんか。少なくとも剣舞の英雄さんに見せた魔術とは規模が違う。
[片や、看板をぶったぎる舩坂。]
浮力はある……てことは完全に水そのものか。どっちにしてもリョーさんのあれは持久戦や。決め手がないんか或いは……。
[セイバーがきっぱりと言い放つ(>>273)のを聞き]
たかがそれだけのこと、つまらぬこと、まるでそのように言うておるが。その「たかがそれだけ」が出来ぬ。だから眩しいと言うておる。
個々において善として産まれる者はいくらでもいよう。しかし、そんな者たちも身内や「ともがら」が絡むと、その善の光がかすれてゆく。自分のみの事なら己を殺すだけでよい。しかし、他人の事情が絡めばそう易々とはいかぬ。
己の決断が親しき者の都合をつぶす。それが例え横道の類であったとして、なお踏みにじれるものは、希有よ。
「人のため」とは、げに魔性の言葉よの。
[変わらず、彼は目を閉じたまま笑みをこぼす。だがその笑みのかたちは、先ほどのものとは違っていた]
嘘を、つきたくない……か。
[ずいぶんと純粋な英霊だ。
さっきの提案にしてもそう。あの少女に対する態度も]
うん。そうね、騙し討ちなんてさせないから、安心して。
腹立つような英霊が相手なら、騙し討ち上等とも思うけど、あなたに騙し討ちするのは気が引けるわ。
正々堂々と戦った方が、気持ちが良いもの。
[足場は確保出来たとしても、接近が出来るわけではない。
遠く離れた張良に対し、手を出す手段を考えるが]
ええい、ままよ。
[鞘から剣を抜き、板の下の地面に突き刺す。
手応えはないが、短距離だけで構わないその移動の力を得る。
そして舩坂は。
ゴミ箱に近づき、それを鷲掴みにした]
そういえば「人のため」のキーワードに絡めたのは、幽霊さんの一件もそういう感じのあれこれなのかなーとか思ったからなんですが、よくよく考えてみたらセイバーこそ「兄のため」に動いていたのでした。忘れてた(てへっ
[舩坂の手の中で、そのゴミ箱は唯の鉄箱ではなく由緒正しき鉄箱になる。
その10歳男子程度の大きさもある由緒正しき鉄箱を。ただ力任せに張良にぶん投げた]
吾の前の契約者は、少年だった。
…家族を取り戻したがっているようだったが
その思いが強すぎて、結果的には、死んだ。
───吾が、殺した。
[雑踏の中で、その音だけが妙にはっきりと響いた。
本人が望んだことで、自分に非がないといえばそれまで。
それでも、男は一日に近い時間をかけてなお
答えを見出せずにいて]
───後悔しているんだろうな、吾は。
自分が話を聞くことで、どうにかしてやれなかったのかと。
もっと他にはたらきかける方法があったのではないか。
…同じ轍は、踏みたくない。
もう、二度と。
そのまま沈むかと思っていたが、さすがに英霊となる軍人だけの事はある!
[雲に浮かんだまま、水面に板を立てて浮かぶ舩坂を見る。この英霊の経歴はある程度調べている。最初から、負傷させて倒しきれる相手とは思っていない。]
ーーーー以水行 生禍渦 (水行ヲ以テ 禍渦ヲ生ズ)
ーーー巻! (巻カレヨ)
[水が渦を巻き、水上の板を巻き込まんととぐろを巻いていく]
えっ?
[手も足も出ない、というほどではないが十分な距離はとっていると思っていた。
飛んでくるものは何の変哲もない屑籠であると思っていたが、その重量に、目の色が変わる]
――――噴!! (噴ケ)
[水柱が湧きあがり、鉄箱から身を守ろうとするが、一瞬出遅れた。高速での思考は、決して戦死の直観ではないのだ。鳩尾をしこたま打ちつけられる]
が、ふっ・・・!!
[バランスを崩し、呼吸を乱しかけたが、必死で深呼吸を一つ、立てなおす。]
ええい、まだまだ!
[とぐろを巻かれ、乗った板も不安定になるが、ここで引けば取り戻せない。
舩坂は、先ほど投げた鉄箱の隣にあった”もえないゴミ”と書いてある鉄箱に手を伸ばした。
残弾は、これ以外に”カン・ビン・ペットボトル”の鉄箱のみである]
[掴まれた伝説の”もえないゴミ”専用鉄箱が異様な光を放つ。
当然、舩坂はそんな事は気にせず全力で上段から投げ振り切る。
先ほどよりもその軌跡は直線的、まさにレーザービームのように伝説のもえないゴミ専用鉄箱は体制を崩した張良へ放たれる]
けふっ…… はっ……
[喉元を押さえる。仙術の源は、すべからく天地の精気を取りこむ導引の呼吸法だ。これがなければ、いくら奇門遁甲の力を借りているとはいえ、このような魔術を御しきれるものではない。]
……あまり悠長にやっている時間はなさそうか…
[それと同時に、残弾となる”カン・ビン・ペットボトル”の箱にも手をかけたが。
投げない。
その箱を、全力で蹴り飛ばし、反動で先ほど投げた”燃えないゴミ”専用鉄箱の後を追った]
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