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[滅びを待つだけの斜陽に、忘れ去られるだけの原風景に、
私は、何か、私以外のものを集めて知ろうとするだけで、
私自身には、何も無いことを教えられてしまった。
―― 何か一つ。
忘れ去られるだけの斜陽の景色が、彼の言葉が、
力強く、その存在を私の胸に刺したように。
これまでを束ねて、人間《イノチ》らしいことを。
してみたいと思った。]
ああ。うん。
そうやね。
どうせやったら、できひんかった理由を考えて、試してなかったことを試して、結果が欲しいもんやし。
過去に戻ってのやり直しより、過去にできひんかったことを為す――それが挽回ってもんなんかもしれん。
[ツバに触れる男をじっと見て、息を長く吐いた。]
ありがとう。
また、何かあったらお話しに来るわー。
……神父さん、お名前は?
私はスフレ言います。
安部御門、と申します。
私の言葉が、貴女にとって何かの切欠になれたならば幸いです。
[にこやかに、名を名乗る]
また、いつでもお越しください。
―西区 路地―
[奇跡を口にするより前、
>>198素直に謝られると、
―年下の少女に怒る大人気ない少年とも見えたが―
「誤解がとけたのならよい」
とばかり、頷く場面もあった。
さて。
ポンヤウンペが聞いた
ウィルフの「本当の」目的は
聖杯の確保、もしくは隠匿である。
手がかりを見つけた今、彼は、少年の主はどうするのか。剣の英霊たちにとって、「理由」が、より確固たるものとなったとも謂えよう。ポンヤウンペは、ウィルフのほうを、一度見た。]
安部御門さんなー。
覚えとくわー。
[彼のにこやかな笑顔に見送られて、教会を後にする。
扉が閉じる少しの間。もう一度だけ、光に包まれる偶像を見た。]
[偉丈夫の疑問は尤もだ。
まったく、戦いには関わりようもないと見えた少女が発した言葉は、それだけ衝撃的なものであった。マスターの少女の言葉に続くように、少年は口を開く。]
……分からない。
だが聖杯に近しい存在なんだろう。
生けるものはいつか死ぬ。
自然の摂理だ。
もしそれが捻じ曲げられて在るならば
きっとそれは彼女の望んだことではないだろうと、
ぼくは―――そう思う。
[語り聞かせるものではなく、
静かに、独白するように呟いた。
わすれられ、消え行く神話の英雄は、
ひとつの望みを託して此処に在る。
それは、果たして、―――]
[戦うならば心積もりはある。
太刀の在るように腰の辺りに手を添えたまま、
ポンヤウンペは澄んだ湖水のような眼に思案を沈めて、ウィルフの答えを*待った*]
― 北/教会前 ―
[教会を出れば、張良が待つ車へと戻る。]
お待たせ! そしたら行こうか。
[運転席に乗り込み、ベルトを締める。]
[死に掛けている陽を見上げた。
死んでなお、月の輝きとなって注ぎ続ける輝きを見た。
空の色は、橙から紫紺に染まる。]
―― なあ。リョーさん。
私、やっぱ願望器、欲しいかも。
欲しいっていうか、もっと知りたいっていうか――。
つまるところ、この戦いに勝ちたいっていうか。
[運転の最中。ぽつりと、そんな言葉をこぼした。**]
−制杯軒−
[夕方の繁忙期を少し過ぎた時間帯となり]
杯大将殿。
大変恐縮でありますが、小生夕刻より中央公園にて決闘を申し込まれております故、しばしお暇を頂きたい所存であります。
そして、もし許されるのであれば、この舩坂の勇姿!杯大将にお見せしたく!!
[真剣な眼差しで、杯に自身の意思を伝えた]
聖杯に近いとしたら、残りがどれだけいるかも、わかるわ。
でも、それなら最後に残した言葉が、引っかかるわね。
……始まる前に、終わらせて。
終わってしまう前に、終わらせて、かな。途切れてたけど。
聖杯戦争はもう始まってる。
じゃあ、何が今から始まるの?
[続いて浮かぶ疑問。
セイバーの言葉に同意を示しながら]
――それには、同感。死があるから、生きていられる。
生きているものは、いつか死ぬ。
……まだああやって彷徨う事を、楽しんでるようには見えなかったわね。
[ランサーは恐らく、戦えと言えば戦うだろう。戦えと強制することもしないけど。
もう日暮れだ。人通りは少ない。
彼の槍を振り回すには、少々道幅が気になるけど。
少なくとも、戦いを仕掛けない理由は、薄い。
ただ、セイバーの戦い方を知らない以上は、無闇に突っ込ませるのはこちらの負けを誘うことにもなりかねないけど]
―車内―
そうですね。私の家は、昔は春には桃園に花が咲いて蝶が舞い、
夏には柳の下に蛍が飛び交う。そんな中で、弟と2人、よく遊んだものです。
成人してからはもっと粗末な暮らしでしたし、あの頃は人も息を潜めて暮らしている時代でしたから。
街は雑多で、砂埃が舞う中で、よく遅くまで木簡を読みふけっていたものです。
それから……そうだ、年が過ぎてからは軍の端の方で馬に乗り、毎日街々の間の荒野山林を巡りました。
[トラックの助手席で、スフレと会話を交わす。他愛もない、昔の思い出。
戦の話などはしなかった。それは引退した後に主と交わした思い出話と同じように。]
ええ、そうですね。そろそろいい時間ですし…… うわっ!?
[思わずがくんと揺れて、シートベルトを締めながら前につんのめる。
何か、官憲の手が後ろに伸びた気がしたが、振り切れたのは僥倖だった。
いくら掴まって死刑にならぬ時代とはいえ、拘置されるのは気分のいいものではない。
教会に着いて、今度は自分が車内で待つ番だった。
神父とは話も交わしていたし、尋ねる事などなかったから。
―――――教会の裏手の、あの壁の事以外は。それとて、単なる自分の興味ではない]
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