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――でも。だから。
だからこそ。
ウィルフ。
君は、ぼくを信頼して
今の話をしてくれたのだろう。
ぼくは、――“私”は、それをうれしく思う。
[そこで、ポンヤウンペは厳しい表情を緩め、笑みを浮かべた。]
そんな君にだから、
ぼくも、ぼくの願いを君に伝えよう。
――――ぼくの願いは、 いつか、ひとと共に在った神(kamuy)の絶望をぬぐい去ること。
ぼくには兄がいる。
オキクルミ――といえば、分かるかな。
遠い昔々、
人間に絶望し、
この地を去ってしまったkamuy(神)だ。
ぼくも兄も、
忘れ去られて消え行くものとなりつつある。
消えるものは
消え行くままに。
ありのままに。
それが正しい。
けれど、ぼくは―――― “私”は、
奇跡のちからをかりられるなら、忘れ去られゆくものに再び名を。そして、人間の世界をまた兄にあいしてほしいと、願っているんだ。
[静かに、アイヌに伝わる叙情詩(Yukar)を語るように紡ぎ、足音は止まる。屋敷の前。]
――忘れられ、消え行く名前。
だからこそ、
君がぼくを望み 喚んでくれたのは、嬉しいことなんだ。
戦うための
剣としてでも。
[ウィルフを追い越して背を向けていたポンヤウンペは、振り向くと、素朴な笑みを浮かべた]
[タクシーの中で横に座るランサーを見上げた。
あれだけ食べておいて餓鬼のままごとなんてなんて素直じゃないんだろう。
一言言ってやろうかとも思ったけど、一々言っていても仕方ない。大人なところを見せないといつまでもガキ扱いだもの。
タクシーが役所のあたりに付けば人だかりができていた]
みんなニュースみたのかもね。
センセーショナルなニュースはやじうまを集めやすいもの。
でも邪魔。
[人祓いしようにもあまり魔術は使いたくない。
とりあえずは野次馬の振りをして情報を集めることにした]
さあ
今日はもう休むんだ。
戦いは、まだ始まったばかりなのだから。
[碧の木々が揺れる屋敷。
――ウィルフの眠る間も、庭にある大きな木に上り、ポンヤウンペはもの思うような表情で、白む空と“固い街”を見下ろしていた**]
『…………………………おかあ、さん?』
[少年のものとも。少女のものとも取れない、拙くも、確かな声。
白い髪。紅い瞳。陽を知らない透明な肌。
声は、黒い羽織を着た女以外の誰にも届かない。
―― 生まれてはじめて、出した声なのだから。]
[身を起こそうとする少年/少女を、黒い羽織の女は手助けする。
机に座ろうとすれば、背中を支えて、肩を抱く。
だが、自らの腰一つで支えることは叶わず、スフレに身を預ける形になる。濡れたままの体、湿った髪――頭ごと掻き抱いて、目を瞑った。
少年/少女は、笑みとも取れる表情を顔に表す。
それを"創った"女は、返すように笑った。]
[創られた命。
生命倫理を掲げる者が見れば何と語るだろう。
隠岐の家に生まれた魔術師は、意の端にも現さず、愛おしげに呟く。]
また、生んであげられなかったね。
[この世に生まれた新しい命。
通常創られるホムンクルスのように、人間の精を用いない人造生命は、自らの中に生命力を蓄えることができず、そのまま呼吸を失った。
―― ああ、今回はいつもより永く生きてくれた。
少年/少女の体を机に寝かせながら、女はそう想った。]
[少年/少女を水槽へ戻せば、一瞬の炎が点る。
何の魔術効果もない、葬るためだけのもの。
後には、手に取れる程度の塊が残る。
小さな水泡が浮かんで消えていった。]
― 東/隠岐工房 ―
[スフレの姿が隠岐工房へと舞い戻る。
そう広い家屋でもない。
店舗側へ向かおうと歩いていると、帰ってきた張良と顔を合わせた。]
おはようございまーす。
昨夜は得難い一夜でしたね。良い経験になりました。
今日も、どちらかへ参られるおつもりですか?
[何やら賢者めいた口調で話しかける。]
教会 ―― ?
ああ。あの場所ですか。
あそこには、父より『立ち入らないように』と厳命されておりました。委細は話してくださりませんでしたので……分かりません。
もしや、向かわれるおつもりですか?
[表情はとても笑顔だった。所謂グッドスマイルである。**]
[当然というか何と言うか。
今までもあったことだけれど、この姿ではなかなか情報は手に入らない。
特にこういう事件性のあるものは、『子ども』には聞かせられないらしい。
かと言って、ランサーに聞きに行ってもらってもちゃんと欲しい情報が手に入るかどうか]
いくら子どもに見えるっていってもせめて高校生くらいに見てくれればいいのに。
[残念なことにだいたい中学生に見られるのがデフォだ。
さすがに小学生に見られたのはそんなにない。昨日の店主さんには小学生に見られていた気がするけど、そんなにない]
でも、小さくても便利なことってあるのよね。
[せめて服装をもっと大人っぽくとも思うのだけど、そういった服は大体サイズが合わないんだ。
人波をくぐり抜けて、一番前までたどり着いた。
黄色のテープで塞がれていてその先にはいけない。
少し後ろの方から聞こえたのは、死んだのは男らしいこと、目玉がくり抜かれていたとか、男のあれが切り取られていたとか、そんな話]
[それがどこまで本当の話かは、警察にでも聞かなきゃほ本当のところはわからないだろう。
中で調べているのはわかったけれど、もう遺体も片付けられた後らしい。
こういう時諜報系の魔術を覚えておけばよかったと思うけれど。
そのままランサーのところまで戻った]
どこまで本当かわからない感じね。
わたし達に関係あるかどうかもわかんないし、野次馬はおもしろがってる感じでどこまでが本当の情報なんだか。
[そうして別の方面に行こう、とその場を*離れる*]
投票を委任します。
杯 一杯は、安部 御門 に投票を委任しました。
−西/制杯軒−
[早朝、舩坂に店内の掃除をさせて、自身は麺とスープの仕込みをしている。]
魔製麺(ませいめん)!
[自分の魔力を練りこんだ麺を作る。粘り強いコシと、のど越しの爽やかさが自慢。]
出汁命(だしいのち)!
[素材の出汁を余すところなく魔術的かつ芸術的に抽出する。]
今日もお客さんが来てくれるといいなぁ。
なぁ、ニイさん。
[カウンター越しに、掃除をする舩坂に声を掛けた**]
―朝:中央区古い屋敷―
……――むう?
[日はすでにのぼり、
爽やかな風と鳥の鳴き声が調べを奏でる頃。]
これは、
どう
すれば
[ポンヤウンペは、聖杯に与えられた知識を便りに“情報源”となるはずの機械――――テレビと、格闘していた。]
ー東・隠岐工房ー
お早うございますスフレ殿。
今日もよい日和で、お陰様でこんな街中の霞でも空腹を満たせて誠に結構なことです。
[手にしていた三國志演義の本を置いた]
ひとまず、案は3種ほど。
噂では西で変死体が見つかったと。人間の仕業とは思えないとの事ゆえ、これを調べるか。
昨日の舩坂殿のところに赴くか。…もっとも、私は五穀を絶って久しいのですが…
最後にこの街の歴史…特に大戦期の歴史が少し気になります。そんなところでしょうか。
−南ブロック:玉繭邸−
[紬は古い箪笥の引き出しを開け、白いフード付コートのような上着を取り出した。]
これを着ると妙に目立つから避けたかったのだけど、そんな事、言っている場合でも無いしね。
[取り出した上着に袖を通して、フードをかぶってみる。
たちまち、ファンタジー映画に出てくる白魔導士のような格好になった。
仮に曲がった杖を持ったとしたら、そうにしか見えないだろう。]
久しぶりに着てみたけれど、繭に入ってるみたいで好かないわね。
[だが、この衣装は紬が日頃から魔力を込めて練成した糸によって作られている。
防御に力を発揮するはずだ。]
[続けて、コートの前を開き、腰に糸巻入りのウエストポーチをつけておく。
それから玄関に行き、置いてあるキャリーカートに鞄を載せた。]
ladyがどうしてるか解らないけれど、いつでも出られる準備はしておきましょう。
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