情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[肩と地が平衡になるように持ち上げた左拳を見た鳥は
拳を覆う弽へと、すうっと滑らかに舞い降りた。
肘を曲げることでその影を引き寄せて
不要な傷や汚れのないことを確かめながら首を傾げる]
どうだ龍城(りゅうじょう)、調子は。
[足首に鹿革の帯を結んだ鳥へと問う。
落ち着きもあり、不要な遊びもしてこなかったと見えれば
それほど悪い街ではないように判断する]
というわけで杯准将、小生まさに第三次世界大戦たるこの聖杯戦争に、生きた英霊むしろ英霊むしろ隷属的階級にて馳せ参じた所存にございまする。
[小腹が満たされ心も優しくなった模様]
― 隠岐工房/母屋 ―
[目の前の女性があくまでも自分を呼び出すつもりがなかったということを確認して、一瞬だけ目を閉じ考え込む様子を見せる。やがて、その目を見開いた]
…ええ、確かにそのとおり。史書では私は男ということになっているはず。女が軍策を説いたところで、それを本気で用いようとする者などおりませんでしたから。
…私の一族を皆殺しにした贏政…始皇帝の頭蓋を鉄槌で砕かんと決めたときから……
そうするしかなかったのです。
そうですね、貴女だけの魔力で私を呼び出せたわけではないでしょう。
ご存知ありませんか?望めばあらゆる願いを叶えられる、天意に基づく万能の願望機の話を……
それを得るための儀式をあなたが行われたのではないかと思ったのですが。
[雲は空を流れ、男の上に薄く影を作り
また風と共にどこかへと]
ここが、吾達の次の戦場らしい。
…まったく、これだけ世の中が変わったというのに
人の業とはまこと罪深いものだと思わんか。
[やや古風な口ぶりは男の見た目にはつりあわぬ。
二十代も前半、下手をすれば十代。
加えて、鳥を据えるその有様もまた異質であった。
龍城、と呼んだ鳥と共に改めて街を見下ろし、嘆息を隠さない。
英霊を喚んだ魔術師は、この建物に用があるらしかったが
自分を呼んだり、現れたりする気配は未だないので
まだ少し時間が掛かるのだろうとあたりをつけるのは簡単だった]
感性って言われても、だって武蔵さんじゃだめだし長可さんでもだめだし森さんもだめだし、かみさんって言ったら奥さんの事だし、ならどこか一部を取るしかないでしょ?
気にしない気にしない。その内慣れるってば。
[階段を上がりながら言うと、背中に掛かる言葉にぴくりと眉が動いたけど。
上に昇れば丁度玄関で、折り返すように廊下がキッチンに向かって延びている。
工房にもなるようにと用意された家で、割合広い。
廊下の壁には扉が一つ、リビングに続く扉だ。
そこを無視して奥の扉まで行くと、リビングと繋がったキッチンに出る]
そっちの、椅子に座っててくれる?
お茶を用意するわ。
[ついでに、テレビのスイッチも入れておいた]
ひゃひゃひゃ、ラーメン一杯で少佐から准将に昇格かい!
ニイさん、あんた面白いお人だねぇ。
[手を打ちながら、ラーメンをすする男を愉快そうに見た。]
せいはいせんそう?えいれい?
……はっ、そうか!
つまりあんた、行くあてがないからうちで働かせて欲しいってんだね?
いやぁ、近頃は肉体労働がつらくなってきて、ちょうど若くて活きのいいのが欲しかったところなんだよ。
ニイさん、よろしくな!
― キイッ… カシャ…ン
[拠点の門扉が小さな金属音を立て開いて閉じる。
家主は召還による多大な魔力の消失と、疲労によって微睡んでいるらしい。
この時代には豪奢と呼べるほどの敷地と建坪の館である。
用心深い性格らしく十分すぎるほどの結界も張ってあった。
だが、見上げる女は… ]
馬小屋であろうかのぅ…?
まるで幼子のするような結界ではあるが、、
[指を小さく弾く。と 結界の上から目に見えぬ茨が、更に屋敷を覆い隠すように包み込んだ。]
ほほほっ 今宵は十分に休むが良い。
[優雅なヒールの靴音は
南ブロック〜西ブロックへと消えていった]
/*
Q:なぜ張良が男設定なのですか?
A:1.司馬遷が「なんかごつい男かと思ってたら美女みたいだった、あと病弱だった」って公式で言ってる
2.司馬遼太郎の小説で
・劉邦に「俺の先生になってくれ」と言われて頬を染めた
・助走したら類稀な美少女になってしまうと書かれた
・劉邦の命を助けるために項伯に向けて恋する少女みたいな目で訴えた
・劉邦を諌めるために足を踏んづけて止めた
・なんだかんだでダメ人間の劉邦についつい尽くしちゃう
どうみてもヒロインです本当にありがとうございました
― 隠岐工房/母屋 ―
…………。
[声は穏やかながら、言葉には不穏ないろが見え隠れする。
それに頷くでもなく、首を振るでもなく、瞬いた。
張良に結論が出ない以上、彼女の言葉に応える権利は無い。]
万能て言葉はあんま私好きやないんやけど、
つまり、私が何らかの経緯で万能の願望器を利用したと。
[張良の向こう側で、水槽の泡がまた一つ、浮かんでは消える。]
うん。"それ"やったら多少聞き覚えはなくはないないね。
儀式は……あー、どうなんやろ。
[彼女が現れる前に浮かび上がった召喚陣のようなもの。
床を指で摩れど、その痕跡は見当たらない。
記憶にだけこびりついた証拠物件は、断片と断片を崩して繋ぐ。]
かみさんなどという呼び名が候補に挙がる時点で面妖に過ぎるわ。
……ふん。
[椅子にどっかとばかりに腰を下ろすと、遙水の動きをちらりちらりと見る]
気の強いおなごであることよ。室よりは武者に向いておるかもしれん。……いや、もののふになど、なるものではない、か。
[自嘲気味につぶやくと、テレビなるからくり箱に視線を向けた。なにやら不思議な格好の女子が珍妙な唄と舞を披露している]
これではむーさん呼びもやむを得ぬ、か。
[「きゃりー」だか「ぱみゅー」だかというらしいおなごを見つつ、ため息一つ]
筋は、通ってはるかもしれへんね。
[筋は通っている。
しかし、今しがた解消されかけた疑問が疑問を呼び込んだ。]
でも、知ってる言うてもほんまに聞いたことあるだけやし。
そもそも万能の願望器って何でも願い叶えるん?
叶えるとして、どうやって願い叶えるん?
[家系の巻物に記された、奇跡を象徴するシロモノ。
あまりにも謎が多すぎる眉唾もの。
取っ掛かりもないそれは、こうして疑問として提示される。]
[目の前に疑問があるならば、否定し、解し、壊さなければならない。
目の前に疑問があるならば、肯定し、接続し、再生しなければならない。
目の前に疑問を差し挟む余地があるならば――最小単位にまで分解し、最大単位を得る為に再構成しなくてはならない。]
そもそもどんな形しとるんかな。
中身はどんな構造なん………おっと。
ごめん。
[矢継ぎ早に質問しかけたことに、愛想笑いを落とした。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新