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ぐわっ!!
[本気のパンチを顔面にくらい]
…すまない。取り乱した。
[正気に戻る。原因を聞けるかもというのを聞けば]
…僕が試してみよう。
[会話を試みる +裏+ 成功/無理にきまってるだろ]
強いて言えば、絵を見たいってぐらいかな……。
[外を見てみる。街並みがだいぶ違う]
わぁ、すごい……
なんで寝てる間に……?
―ケーキ屋―
Delicious!(おいしそう!)
[オーストリアには来た事がない為、初めての本場のザハトルテである。
出てきたザハトルテを見て、ぱっと顔を輝かせた]
いや、ボクもつい本気を出してしまったようだ。
[自分の手を撫でている]
………無理だよ。
ボクらどっちともそういうんじゃないし…
[首をひねり、しばらくすると幽霊は
+表+ 消える/どこかへ向かい出した]
……、…あ、そっか…
[いっときの間のあと、納得したように相手の顔を見た]
それは…その……
誰もが聞きたい疑問だと思うのよ…
…。
[外を見ながら眉間にしわを寄せたが、
ふと、思い出したようにこてっと寄りかかってみる]
[二人で本場のザッハトルテに目を輝かせる。早速一口]
…私、なんだか申し訳ない気持ちになってきよった。
[美味しすぎて、なんか…ごめん。そんな気持ちになるくらい。]
……そっか、って?
[小首をかしげている]
ううん、やっぱり謎のままか……
[どうしよう、と思っている。
とりあえず寄ってきても抵抗はしてない]
―ハルシュタット―
[ハルシュタットの景観は素晴らしく、文化的景観が世界遺産に登録されている。また岩塩坑は古代ローマを遡るほどの歴史を持ち、「ハル」は塩、「シュタット」は場所を意味するという]
……音楽に興味があったはずなのに、なぜか景観を見に来てしまったでありますが、
素敵なのでまぁいいであります。
「ヴィノールー!」
‥‥あ、ピクシー。
[ドレスを翻しながら現れた妖精に声をかけ、ヴィノールはさらに他の人から距離をとった]
「今日は誰を連れていけばいいかしら?手伝ってくれる?」
‥‥そうだね。
あー‥‥あいつとかいいんじゃないかな。キリクっての。糸目のやつ。
ニコルって眼鏡君は、コナン君になって貰えそうだし‥‥あぁ、こっちの話だよ。気にしないで。
[コナンと言う単語に首を傾げたピクシーにはあははと笑ってごまかし]
もう一人は‥‥
[と、そこまで言った所で考える仕草をする]
‥‥ティナちゃんがいいんじゃないかな。
荷担してくれてるみたいだけど、あんまり乗り気じゃないみたいだし?
変にばらされても面倒でしょ。おれが手伝いしにくくなるからね。
だから、この辺りで連れてっちゃえばいいよ。口封じにさ。
[そして、にこりと笑ってそうピクシーへ告げた]
「そうねっ、それがいいかも。でも、ティナって子を連れてくってなると、あの子がごねるかも知れないわね……まぁ、そっちは私がなんとかするわ。
それじゃあ、そういう事で!また呼び出してね!」
うん。
[ピクシーはくるりと旋回し、宙へ消えた―――]*
「……お前、それでいいのか?」
‥‥いいんだよ。
認めたくないけど、たぶん、おれも変わったんだろうね。お前の言った通りさ。
‥‥たまには、青鬼が悪者になったっていいだろ。
[袖からひょこりと顔を出した白蛇を無理矢理おしこめた]*
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