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むかしむかしあるところに[英国紳士 キリク]と[生徒会長 ヒューゴ]が住んでおりました。
キリクは川へ紳士的に向かい、
ヒューゴは山へ合理的に向かいました。
キリクは川で大きな桃を拾い、その場で紳士的に中身を確認すると小さな[美術部 クラット]が出て来ました。
ヒューゴは山に合理的手段で登頂を試み、定時の休憩で竹林を狩ろうとしたところ[生徒会長 ヒューゴ]が竹の中におりました。
キリク「おお、なんということだ。桃から子供が」
キリクは極めて紳士的にミニクラットを家に持ち帰り、
ヒューゴ「……え……」
ヒューゴは自分と瓜二つの子供を発見してしまったため絶句しながらも山をおります。
そうして二人が家へ帰るとなんと[2年生 ティナ]と[2年生 イズミ]がいました。
ティナとイズミはガールズトークの真っ最中でしたがガールズトークというにはお酒が入りすぎていました。
ヒューゴ「ここは僕らの家なのだが。どこから侵入してきたのか…?」
キリク「ああ、子供も増えるしな、女性を入れる隙間はない」
キリクは極めて紳士的に述べましたが、ヒューゴはキリクの物言いにぎょっとしてそちらを見ました。
よっぱイズミ「こどもがふえたなら女子がいた方がいいに決まってます!!」
よっぱティナ「あははーイズミあかいー」
よっぱイズミ「それは髪の毛!」
ティナもイズミもみにくらとみにひゅーを気に入ったため、育てることを了承します。
なんとなくイズミについては逆光源氏計画的なものをヒューゴは感じましたがスルーしました。
キリクは極めて紳士的に二人に撤退を命じましたが、彼女たちが言うには彼女たちの故郷である*11火星*が危機にひんしているため、帰る場所がない、とのことでした。
キリク「ならばしかたがないか。部屋は狭いが、家事をしてくれるのならば問題ない」
ヒューゴ「…………ああ」
ヒューゴは溜めましたが同意しました。
次の日から、
ティナは川へ洗濯に、イズミは山へまき拾いに、キリクは極めて紳士的に海で釣り、ヒューゴは合理的に畑を耕すことにしました。
ミニクラとミニヒューはあっというまに大きくなり、59日後には*12殿様蛙*ほどの大きさにまで成長していました。
キリク「これは不思議だ…小さくなってしまっている…」
ヒューゴ「なにか良くないものを食べさせたのではないだろうか」
キリクは極めて紳士的に、ヒューゴは合理的に検討します。ティナとイズミは困ってしまい、助けを呼びました。
やってきたのは[英国紳士 キリク]です。
キリクは二人目のキリクを呼びました。
ティナ「何人か集めるとキングキリクに…」
世迷言を言いかけたティナですが、ミニヒューとミニクラが消えてなくなってしまってはこまるので、キリクに助けを求めます。
ネオキリク「これは魔法なので、鬼ヶ島にいる[純日本人 アーリック]を倒すのだ」
鬼ヶ島ではアーリックが猛威を振るっていました。[2年生 ティナ]や*10雪兎*や[軽音楽部(兼写真部) ミナオ]や*09西表山猫*を侍らせて、人間を襲わせたりしていました。
トノサマガエルほどの大きさであったミニヒュークラは*05縞馬*ほどの大きさになっていました。
二人にきびだんごをわたし、鬼ヶ島に出発させます。
イズミ「おわんの船に乗って行きなさい」
ティナ「あれ?」
アーリックは可愛い物好きの鬼でした。
しまうまサイズなのでおわんの船には乗れないので徒歩で行きました。
クラットは鬼ヶ島は怖かったので欠席したかったのですが、ネオヒューゴが無理やり連れて行きました。
道中、[純日本人 アーリック]と[純日本人 アーリック]と[米国人 メリル]がn現れ、仲間になります。
2アーリックと1メリル、1ヒューゴ1クラットの戦闘力は85でした。
そんなわけでみごとアーリックを倒し、魔法を解いてネオヒューゴとクラットは普通の人間の大きさへ。
ティナ「しまうまは大きめだったよねー」
キリクは極めて紳士的に全員を出迎え、ごちそうを振るまい大団円。
めでたしめでたし。
ありがとう、ちゃんと眠れたわ。
起こしてしまってごめんなさいね。
*06胡麻斑海豹*を27匹連れた、((よーま))な[美術部 クラット]に追いかけ回される夢を見ちゃったの。
ひどいと思わない?
[話す夢の内容は今朝見たもの。
深夜に見た夢の内容は思い出したくもないので封印済だ]
そうなの?
見てるだけなら違和感も何もないわよ。
[揺れる毛先を楽しげに見つめて。
散歩を提案されれば、一も二もなく頷いた]
えぇ、行きましょ!
ヒューゴだけに調査を任せる訳にもいかないしね。
まて、ラ神w
そこで何故クラットを出すwww
─ホテル 自室─
[ベッドの上で二色のプリシジョン・ダイスを触っている]
運試し、やってから遊びに行こかな。
[サイコロを転がした 3(6)6(6)]
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