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>>227
「そっかぁ、今は今晩はなんだねぇ。」
ふふ、今は夜だ、と言っているのではありません。
何故でしょうね、貴方がたは昼に属するものではない。そう思えたからです。
[ランプの魔神シヴァは勿論、それに臆することなく語る煙管の青年も、区分するならば夜の存在だろう。……人狼と同じように。
池に石を投げるが如く、波紋を見て取るために言葉を投げたのだ。]
「僕はシヴァ。ランプの魔神だよ!君は?」
ほう、ランプの魔神。
そんなものが存在するとは思いませんでした。
[両の手を広げて口を空け、心底驚いたようなそぶりを見せる。だが、目だけは笑ったままだ。
ゆっくり姿勢を戻すと質問に答える。]
わたくしですか? 先程申し上げた通り、心の研究者です。
貴方とは比べるべくもない、唯の人間ですよ。
全く、何処よ此処…。どうなってるの?歩いても歩いても、なァにもないじゃない。
[はァ、と態とらしく溜息をひとつ]
ツバキさんは迷子だし、ヤになるわ。人と狐じゃ死んだ後行く処が違うだなんて言い出さないでしょうね。聞いてないわ、絶対に許さないから…。
[自分が迷子だなどとは思っても口にしない。心細いのを誤魔化す様に一寸した悪態を吐きつつ歩き回った]
それにしたって、死んで以来どんなに歩いても、走っても疲れた事なんてなかったのに…アァもう、足が棒になるじゃない。後でツバキさんに湿布貰わないといけない…あラ?
[ぷうぷうと頬を膨らませながらあれやこれやと思いつくまま言葉を零していると、唐突に視界が拓けた。
まだやや距離のあるそこには、死んだ者に生き延びた筈の者、更には見知らぬ余所者の顔が並んでいたり向かい合っていたりひとり佇んでいたりと様々だ]
どうなっているのかしら、エェと…みィんな死んでしまったとか、そういう事かしら…。閻魔様の順番待ちじゃあないでしょうね。やめてよ、冗談じゃないわ。
[自分で考えた現状の解釈に、軽く頭痛を覚え頭を抱えたくなる。兎に角事情が分からぬでは、とヒトの集まるそこへ足早に歩いた]
[ミレイユと視線が合った。
反射的に逸らした。
……必死で表情と言葉を繕おうとするが、適切なものが見つからない。
でも、少しでも、少しでも、やさしくあろうと。
人狼としての顔を見せないように、やさしい笑顔を作り、視線は合わせないまま、再会の言葉を投げた。]
……ミレイユ。その、……。
[心の芯から、ぎこちなく。]
ごめんね……。
[シュカと視線が合った。
姉とほぼ同時にミレイユも視線を逸らした。
思い浮かぶのは、“あの瞬間”の姉の恐ろしい表情。
そして……最初で最後の、自分自身の激情。
――『あの夜に起こったこと』。
目を閉じ、額を拭い、覚悟を決めると、後ろめたい気持ちを抑え込んで、言葉を紡いだ。]
……おねえちゃん、わたし……その、
[心の芯から、ぎこちなく。]
……ごめんなさい。
>>223 テオドア
…ふぅん。"心の"研究者。
―人の心。ね。そして人狼騒ぎときたもんだ。
[すごく面白そうだ。と呟き、口角を更に上げて笑った]
>>226 シヴァ
世界を燃やし尽くす?んー…それは困るな。
[ランプの魔神の物騒な言葉にさほど驚く様子もなく、呑気な返事を返す]
そしたらその時だけは絶望が満ちていい感じになるかもだけどさ?人間が全滅しちゃったらさびしさもかなしみもみんな無くなっちゃうじゃないね。
そうなったら極彩色も黒い夢もないよ。
そうなったらたぶん俺生きていけなくなると思うな。
[そう自分の語彙で話をし、うんうんと一人頷く。
内容に何か質問があれば答えるだろう]
ランプの中?うーん…遠慮しておこうかな。
俺の住処の方が気に入ってるし。
/*
入れた〜!
皆様こんばんは、夕方から暫くログイン出来ない状態でした。原因は分かりませんが、無事戻って来られましたので、マッタリ参加させて頂ければと思います。
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このシヴァちゃんは偽シヴァちゃんなんじゃないか、そんな気がするけど負けない( -公- )
本屋 クレイグは、ここまでよんだことにしておこうかな。 ( B16 )
/*
ログインでけなかったおふたりおかえりなさーい!
/*
自分は無事だったのに、自分の設定と誰か縁故繋がせてもらおうとする人を悩みまくって発言出来なかったなんて言えない…。
>>241
……!!
おぼえて、ないの?
[切り出した言葉に返ってきた返事は、偽りのない、いっそ残酷だと言えるものだった。
むしろこの反応は、いつもの頭の弱い姉らしい自然なものだと感じさせるが、今のミレイユには受け止められる余裕がない。
目を合わせないまま口をパクパクさせて、そしてようやく、無駄だと悟る。]
……なら、いい。
しょうがない、おねえちゃんだもんね。
……わたしのことは忘れて、トキワさんと一緒にいればいいんじゃない。
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