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お酒でも飲み過ぎたのかな……。
[『お酒を飲みすぎると前後の記憶を失うことがある』ということは”知っている”。しかし、何処で誰が教えてくれたのか、そもそも教えてもらったのかとなると判らない。
そしてそれは自分の部屋の様子すら忘れるようなものなのだろうか。]
誰か……?
[誰かこの状況を説明してくれる人はいないのだろうか。ベッドから這い出し、扉を見つけるとそちらに向かって歩き出し、]
誰かー!誰かいませほがっ!
[横からそれなりの質量を持った何かがすっ飛んできた。柔らかなそれは側頭部にぶつかるとポフリ、と床に落ちる。]
…………。
[まくらだった。]
/*
とりあえず、まず身元判断の確認法の常道手段は財布をみることかな。
トミコとウエスギは、バイクや車を好みそうだから免許証を高確率で持っているだろうし、ムラサキは学生証。
それで、顔写真付きの身分証明書が残っていたのならとりあえず身分は思い出せる。
まあ、この組織さんが書庫隠滅をしている可能性はあるけど。
/*
ブービートラップwwwwww
上杉さんは記憶を失う事で、色々隠していたものに関する
警戒心も無くなってたりするんだに。
普通なら楽しく弄る場面なのにな…!
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その3]
そんなあるとき、本当に偶然ですがこのお面を手にする機会があり、私はお面を被り、そんな自分の姿を鏡でみました。
そのとき、思ったのです。
――ああ、私は今別の生き物になっているんだと打ち震えました。
するとどうでしょう・・・新鮮な気分になり、私の体の構成が根元から変わる感覚を覚えました。
以来、私は仮面を被ることに執着しました。
そして、もっと体を変化させたいと感じた私は、とあるアニメのお面をかぶりました。
けど、元ネタを知らなかったので、そのアニメを執着してみました。そのキャラクターを知れば知るほど、仮面をつけたとき、私はそのキャラクターになり、何もない私から遠ざかっている気がして快感だったのです。
その過程の先にあった道が『演劇』なのです。
登場人物の心情を知れば知るほど新しい仮面を作ることができるし、より深く『人間』になれたと思うのです。
架空の人物だけではなく、実在する周りの人間も私なりに観察して、仮面を作ることに成功しました。
特に同年代の女の子の仮面を作ることで私の日常生活は劇的に改善されました。
[女性からの気の抜けた返事に、少し嫌な予感が過ぎる。
どこか上の空のようなそれはつまり]
…そう、ですか……。
私も、自分が何であるのか分からなくて…その、
とにかくどうしてこの場所に居たのか、という事と
この場所はどんな所なのかという事をまずハッキリとさせて
おきたいなと思ったんです。
でも、同じ…なんですね。
[彼女もまた同じだった。
同じような現象が他人にも起こっているその事に、
未だ疑問は湧いて来ない。]
[眼鏡の女性の返答に]
自分が何であるのか、どうしてこの場所に居たのか、不明…?
じゃ、アタシとおんなじなんだぁ。
[ふうんと唸り]
あ、そういえば、
ヒント…になるかは確かじゃないけど、
気付いたらこれ持ってたの、…この、ゲームへの「ご招待」のチケット。
招待されて、アタシ、ここに来た可能性もある…かな?
[チケットを持ち上げて彼女にみせた。]
ゲーム…?
何か、此処で始まっているんですか?
すみません、その「ご招待」チケットを少し見せて頂いても
宜しいですか?
もしかしたら、詳しい何かがあるかも知れませんし。
[持ち上げられたチケットを目線で追う。
彼女が此処に居てそれがあるという事は、もしかすると
自分にもそれがあるかも知れない。
とはいえ、一度部屋を出た以上すぐに戻るのも気が引けて
目の前の彼女のチケットを見せてもらおうと思った訳だ。]
ありがとうございます。
[もしやすると断られてしまう事も考えたが、
彼女はすんなりとチケットをこちらへと渡してくれた。]
[さて、注意深くチケットの隅から隅までを確認して行くと]
……とみ、こ。
これは、お姉さんのお名前…ですか?
[これ、とチケットに記された名前を指した。
もしも今出て来たばかりの部屋にも同じものがあったりしたら、
自分の名も分かるのかも知れない。
…そんな期待が頭の中を駆け抜けた。]
[振り返るが誰もいない。足元を見ると細いワイヤーのようなものが。足を引っ掛けると枕が飛んでくるしかけ、だろうか。]
うう……なんなんだよもう……。
[ぺたりと腰を下ろし、当たった部位を手でさする。
此処はどこなのか。室内を歩くだけで不意に枕が飛んでくるようなシチュエーションに心当たりはない。]
[そのまま扉まで這って行き、開ける。同じような扉が十数並んでいる。]
雰囲気としてはホテル……かな?
[手をついて立ち上がると一番近くの扉を見る。扉には手書きと思しき文字が記されている。]
『四葉小恋実』
よつば……こ……こ、い?み?
[扉にかいてあるということは、この部屋の主の名前なのだろうか。頭をひねるも心当たりの人物が思い浮かばない。知らない人……なのだろうか。
それよりも名前の横に描かれたイラストが気になって仕方がない。奇怪な面の蟹が鋏を振り上げている。なんだろう。新手の怪異か何かだろうか。自分にはわからない何か深遠な意味が隠されているのだろうか。それとも、]
私が覚えてないだけ……?
あ、ほんとだ。
名前がある。
…日田、富子。これがアタシの、名前…?
ご招待のチケットに記名されてるんだから、アタシは富子 かも。
[首を傾ぎ、どこか実感なさげながらも、]
ゲームって複数人でやりそうだもの、アナタもゲームの招待をうけて来たのかもねぇ?
アナタはチケット、持ってないの?
[はっ、と思い立ち、自分の出てきた扉を閉めて表を見る。果たしてそこには、この部屋の主と思われる人物の名前が書かれていた。]
うえすぎ。
[もう一度自分の出てきた部屋に駆け込む。
部屋のベッドは、一つだけだった。]
私が……うえすぎ?
[声に出してみても、何も響かなかった。]
/*
ああ、なるほど。
そういえば、チケットがあったか。
やべ、小恋実はチケットを持っている描写が一切ない。
これ、謎の組織側と内通疑われたりする・・・。
まあ、適当なタイミングでチケットの方は登場させればいいか。
とにかく……誰かにきこう。
この辺の荷物は……多分私のだよね。
[ベッドの近くに散らばっていた荷物を片づける。部屋の使用者が自分一人だと判断しての行動だった。一つにまとめて背中に背負い、そこでベッドの上に転がるものに気付く。]
……木刀?
[片腕の長さと同じくらいの、黒塗りされた一本の木刀を見つける。持ち上げてしげしげと眺める。光沢の良いそれは、顔を近づけると自分の顔が映って見えるほどだった。]
私、何してたんだろ……?
[さっきからいろいろ思い出せないのはもしかして、これで頭を一発やられたでもしたのだろうか。そんなものが何でここに転がっているのかはわからないが、放置しておくのも危険だろう。]
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その3]
けれど、仮面を集めても集めても私は満たされませんでした。
人の心に触れるたびに思うのです。
確かに、人の心を探るのには興味があります。
また、役を演じて演劇で拍手をもらうのも満更ではないように感じます。
しかし、結局のところ、それは私にとってそれは生きる術でしかなく、アイデンティティを示すためにしがみついているだけなのです。
――私の心を仮面にしたらどういう形になるんだろう?
私の心って何? 私は本当は何が好きで何が嫌いなのか? それが分からないのが悔しくてしょうがない。本当に悔しいと思っているのかさえ、分からない
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