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――少し前の話――
[それから。
あてどもなく散策した末、一つの個室を発見した。
そこの扉を開けてみれば、内に人の気配はない。未使用の模様。
そこでふと見回せば、周囲の幾つかの扉に張り紙等があった。]
ヘンな張り紙張ってある部屋もあるぅ、変なのぉ。
[さて、勝手にその一室に身を落ちつけ、
(その後にシャワーサービスシーンは存在したか、
御想像にお任せします)
休息を取ったまではよかったが――]
―個室―
[俺はベッドの上で上体を起こした。
そう、これはベッドだな、それは分かる。
見下ろしてみればずいぶんシンプルなタイプのやつだ、と感じた。]
椅子と机も……
なんつーの、味気ない、っつーの?
[それらを指差し確認してみた。
感じる違和感。]
……俺は、この部屋の住人なのか……?
[いや、それは無い。
なぜなら―と理由を心の中に浮かべてみて検証。]
俺はここに、そんなに長いこといる訳ではない。
と、仮定すると
…………。
分からない……。
[部屋を歩き回り、シャワールームに気付いたからそっちを見てみる。
換気扇がまわっていた。が、まだ水滴は乾ききっちゃいない。ということは、このシャワーを使用してからそんなに経過しちゃいない。
ふむ、と顎に手を当てると、少しざらつく感覚がある。
ひげ?
鏡をのぞいてみたら]
ぶっ…………
っは、あははははははは!
[髪が!俺の髪がすげえことになってる!!特に後頭部がヤバい、寝癖大爆発、だ!
鏡の中の俺を指差し、思わず大声で大笑い。
ひー。
……ひとしきり笑ってから鏡の俺を見つめ直した。
なあ、]
俺は、誰なんだ?
[…………。
当然だが、答えは返ってこない。]
はー……。
とりあえず、部屋から出てみるとすっか……。
[後ろ頭をかきながら、この個室の扉であろうそのドアノブに*手を伸ばした*]
――個室――
んぅ〜ん〜〜〜、ん………。
[気だるそうに起きあがる。
続いては寝ぼけ眼で、身支度を整えた。
洗面台に移動し、顔を洗う。
それを終えれば備えつけのタオルを使いつつ、鏡の中の自身の姿と向き合った。
起きぬけの影響だろうか、少々、瞼がはれぼったい、肌の色艶もよろしくない。]
……ぁー、
アタシってば、ひっどぉい顔。
やっばーー、
はやく、化粧しなきゃ。
………アタシ?
[自ら口にした一人称に、そこはかとなく違和感がある。]
……アタシって…アタシ、だっけ?
てゆうか。
アタシって、誰???
それと――、
ここ、どこ??
ビジネスホテル……じゃ、ないわよね。多分。
[部屋の内を見回す。
客をもてなす宿泊施設としてはいささか簡素な風情だ。
頭のなかは真っ白、それ以上は何も思い浮かばない。]
[呆然とした表情でベッドの方へ無意識に足が進む。
すると、ベッドの脇のハンドバッグが目に止まった。]
これ。
アタシの持ち物……かし、ら?
[あやふやな口振りで呟き、そのバッグの中を改める。
化粧ポーチも入っていたものの、今はそちらよりも――
『脱出ゲームへご招待』と印字されたチケットを引きだし注視した。]
…脱出、ゲーム…
そういえば。
さっき、どっかから放送で
…脱出がどうとか、忘れることが何とかっ て……?
[状況を把握できず呆然とした、しばし後。
こうしていても仕方がないと、バッグとチケットを片手に部屋の扉を出る。]
今は少しでも、情報が欲しい――**
[目を覚ますとまず見えたのは何も飾られていない壁だった。]
…………んん?
[目をごしごし擦りながら上体を起こす。]
んー……。
…………ん?
[首をこてり、と傾げる。]
……どこだろ。
―個室―
―――――…ん。
[目を覚ます。まず視界に入ったのは簡素な机と椅子。]
………。
……。
[何かを考えようとするが、出来ない。
それが何処にあったものであるだとか、誰のものだとか
普通なら考え付きそうな疑問が、浮かんで来ない。]
[寝る前の出来事を懸命に思い出そうとする。しかし何も思い当たらない。見慣れない室内、ということは自宅ではないのだろうか。]
んに……?それとも私の家ってこんなだったかな……?
えっと……。
あれ?
[未だ身体を横たえたまま、反対方向へと寝返ると
枕元に栞の挟まった小説が見えた。]
……あれ?
[見覚えの無いものばかりが目に付く。
慌てて身を起こすと、それは更に多くなって行く。]
えっ…えっ?
此処、どこなの……私の部屋は……
[覚えの無い寝床、覚えの無い手荷物、
覚えの無い―――――]
私の、部屋……って、言っても…
どんなの、だった…?
[自分の事]
[これはとある、どうしようもない少女の記録である]
[サイコキラーNoXXXX 四葉小恋実の記録その1]
・・・・・???
『忘れることは不幸だけど、忘れられないことも不幸だ。
通信機を持つ君は、うまく忘れることができたかい?』
[そんな聞き覚えのない声が通信機から聞こえてきた。何度も何度も。頭を絡みつくす、その不快で魅惑的な声]
忘れるですって・・・巫山戯るな巫山戯るなふざけるな。
ここがどこだか、何故私がここにいるかなんてどうでも良い!
けど、私が何に苦しんでいるかなぞ忘れるわけがないんだ。
[ああ、頭痛が酷い。いや、頭痛なんて別に我慢できる。そんなことよりも、喉が渇いてしょうがないんだ]
水、水、水、水が欲しい!!!!
違う、この乾きを癒せるのは水などではない。
私が私に求めているのは、欲しているのは私の心なんだ!
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