1080 私立霧晴高等学校3rd-HeavensWorld-
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縁遠 イズミ
[人気のない廊下に飾ってあるのは、誰がかいたものかわからないけれど、不思議と惹かれる謎の抽象画だった。それに触れながら]
…その、えと。…つまり――
[言おうとして照れて、それから観念したように]
うう。
自分でもどうしてかよくわからないんだけど
き、…気になってる感じの人がいて…
……えー…と
アーニャ先輩から聞いてるかわかんないけど、あたしって結構ひどい性格してるのよ。
だからこう…どうしたら好かれるかとか解らないんだよね…
アーニャの弟 ヴィノール
ふーん……
[話を聞いて>>243、わかったのかわかってないのか微妙な返事をひとつ]
そのままでいんじゃない？
[そして出された結論がこれである]
少なくとも、おれは君がひどい性格だとは思わなかったし。
ヘンに変えたら……あとで、ゆがむよ。
【独】 オカ研会長 アーニャ
/*
現在のアーニャのテスト平均は26点である
【独】 縁遠 イズミ
/*咬み合わない会話をえんじょいんぐ*/
アーニャの弟 ヴィノール
消えるの？ぷよぷよみたいに？なんで？
[相変わらずの空気読みスキル０の受け答えである]
うーん……君はもっと、自分に自信を持っていいと思うけどなぁ。
[微笑ましそうだけれど、少しばかり意味深な笑みを浮かべながら言う]
ん？ねーちゃんがどうかした？
【独】 縁遠 イズミ
/*なんでこんなにもイズミは会長を目の敵にしているのか*/
してませんよ。
あたしがヒューゴ先輩とか言い出したら変じゃないですか。
/*
まあそうなんだけど。余り理由がないよね*/
あの人はいくら言っても大丈夫な感じがあるので
/*ひどい！*/
それに、あの人達に別れられたたらあたしがこまるんです。
/*…えー、取られるって話？*/
いえ、幸せじゃなくなるじゃないですか。
あのひとが。
縁遠 イズミ
ぷよぷよはくっつくときえるやつでしょ。
ん？…横に並ぶと消える奴だっけ？
[眉根をよせる。テトリスではない]
だってえ。まともに話しかけても来ない人に想われたって怖いだけじゃない？
………自信ったって、…。
[ヴィノールを見上げた。意味深な笑みには、怪訝そうにした]
べつに。なんでもないわ。
[ぷすー、とそっぽを向いた後、立ち上がる]
アーニャの弟 ヴィノール
横に並べるのはテトリスだねー。おれあれ強いんだよー。
[非常にどうでもいい情報である]
そうかな？人に好かれるって、すごくうれしい事だよ。
なんでもないならいいけど。
[相変わらずにこにこ。
ヴィノールの袖から一匹の白蛇が姿を覗かせたのは、そっぽを向いたイズミには見えなかっただろう。
しかもすぐにヴィノールが袖の中に押し込んでしまった]
【独】 アーニャの弟 ヴィノール
勝手に出てきちゃだめだって言ったよね？
「‥‥だってよぉ」
だっても何もないよ。今の契約者はおれなんだからさ。
ね、ナイト―――いや、レヴィアタン？
[何を隠そう、このヴィノールはあのレヴィアタンと契約をしていたのだ。
理由は姉を虐めた仕返しである。このシスコンめ]
縁遠 イズミ
ふーん……
サリィ先輩のカレシと勝負してみたら？
[どうでもいい提案しつつ]
えー。
いや、自分がそうじゃなかったからそう思うのよ。
…ん？
[何かを押し込んだ動作は見えたけれど、何を押し込んだのかまでは見えなかった。ふと、腕時計を見て]
やば。そろそろ授業いかないと…
――えーと、……気は晴れなかったけどまあすっきりしたわ。
ありがと。
[ひどい言い草ではある]
アーニャの弟 ヴィノール
サリィ先輩って、ねーちゃんの友達？そのカレシさん、テトリス強いの？勝負してみたいなー、あは。
人にすきになってもらうのって、すごく難しいことだから。
だから、好かれるのは嬉しいこと。
[にこにこしつつ、袖口を抑えている]
うん、それはよかった。またね。
[お前も授業だろうって？サボりです]
縁遠 イズミ
なんかゲーマーらしいわ。
[強いのかどうかは不明だが]
…………そうなのかなあ…。
あ、うんまた―――って富和くんはいかないの？
[同じクラスじゃん、と。サボる旨を聞いただろうから、呆れた声をあげただろう。軽く手を振って]
……ま、いいけど。
そんじゃね。
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