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先生、もしかして……ここ。
[学園中に存在しているとされる、未知の空間。
どこから繋がりどこへ行くのかは解っていないが、
これから向かう所は地上、使用したいのは天使の梯子。]
[それでも資料室を訪れているという事は]
――――縁。
[しらすの語った内容には、ただそれだけを呟く。
思っていた事よりも、そのスケールが壮大だったからだ。]
なるほどね…
資料が同じ縁を持つ資料を呼び、集まってここが出来た。
確かに最初はどうしてそうなったのかはわからないけど…
[資料散らばる足元へと視線を落として
ふと、思う事ひとつ]
(この空中学園都市の始まりも、地上からだったのかな)
(だよねえ、最初からぷかぷか浮いてましたってわけない。)
[僅かに傾いた興味、今回の件が済んだら
空中都市歴史学も専攻してみようかな、と高等部3年生の
身ながら思ってみるのだった。]
─ 電車内 ─
[雲の下に入ったとたん、かんかんと電車をたたく音が始まり、やがてそれはざあっという雨音に変わった]
雨……。
[ネコビト化ウイルスの働きは、雨の降る間は抑制されるという。恵みの雨だ]
『次は地上・日本。日本です。
お降りのお客様は傘などお忘れ物なきよう──』
[アナウンスに立ち上がる。
屋根の下にもぐったのだろう。周りが一瞬暗くなって……]
→資料室入ってしばらくあと。
まぁ、ここまでくりゃ人目もねーし。もう演技なんかしなくていいぞー、シエラ。…んん?
[そう告げたのだが。どうも本気で被害者だと思われてるっぽい>>49。
歩く手間こそあれど、シエラにとって悪い話じゃないだろうとは思ったのだが]
んー…。
[ほんの一瞬考え]
まぁ。いーか。
[そう思ってるならそう思ってた方が都合もよさそうだ。
下手に演技するよりはバレる心配がない。というか誤解(?)解くのがめんどくさい]
まー、どーせここまで来たらすぐにゃ引き返せねーし。
あきらめて開き直っとけ。な。
[今度は改めて、同情したみたいにぽんぽんと肩を叩いておいた]
─ 地上:駅 ─
……!
[駅に降り立つと、雨がやんでいた。
そして雲の隙間から光が差し込む]
[光の階段。
天使の梯子]
[そして、空を祝福するように。
大きな大きな虹がかかった]
きれい……。
[地上に住んでいても、めったにみられないような、大きな虹だ。
しかも、よく見れば二重にかかっている。色のない影の虹。白虹だ]
『虹だ!虹だ!』
[小桜でさえぽかんと口を開けて立ちつくしてしまったのだから、天空生まれらしい電車の運転手たちなどもう大変だ。
帽子を投げ、飛び回って喜んでいる。
……この様子だと、しばらくは天空に戻れなさそうだ]
……そうだ!
先に降りた皆さんを探さないと……。
[さすがに彼らより先に立ち直って、周りをきょろきょろ見回す]
[とにかく普通のビニール傘を2本分を買ってエミリーをつれて外にでた。
外は雨が上がり、雲間から光が差し込む、それはまるで天空と地上を渡す橋が出来ているようだ。
さらに2重の虹がかかっているのが見える。]
・・・き、綺麗だ、エミリー、綺麗な虹がかかっているよ・・・。
[こういう景色は今まで見た事がない。
天上からは決して見られない景色だ、しばらく見蕩れている。]
・・・。
(はて、この景色昔どこかで見たような・・・。)
[とても懐かしい気がした。]
[しばらくすると駅から誰かが出てきた。
あの紅白の服装は見覚えがある・・・]
あっ!
小桜・・・!
こっちに来てくれたんだ。
[意外な人物である。
故あって戻ってきたのだろうか、きょろきょろしているのでこちらから手を振って呼びかけた。]
おーい!こっちだよー!
そりゃまあ下に興味は在りましたけど…
だ、だって10時間……
裏技にも程って物が……
[確かにもう開き直るしかないのだが。
せめてカローヴァのような重装備で無いのが救いだと思う事にしよう。
そう思うしかない。]
興味があるなら、行くしかない。
こんな機会は滅多にないよ?
地上の人々にだって、きっと幻想的な光景に
見えるに違いない。
天使の梯子から人が降りて来た―――なんて。
[はいこれ、と差し入れの菓子の詰め合わせも
シエラに差し出して]
いやー、ぶっちゃけ楽なもんだろー。
シエラんとこの選考とか。カローヴァんとこの選考とか。野球部とか航空相撲部とか天文学部とか。
その辺複数回ってスタンプ集めるのに比べりゃぁなぁ。
[まぁ、その辺複数回った上で10時間歩くことになった牛頭も、一人居るのだが]
休んだらまずいってこともねーし。
何なら途中で寝たっていーぞ。
しかも誰にバレて叱られることもなく!
まぁ、ロープ離したときの保障はねーけど。
→何時間か後
ただ歩いてんのも飽きてきたな。
しりとりでもするか?
さもなきゃカローヴァの一発芸で場を和ませてくれてもいーぞ。
[そんな戯言を言っている間に、いつの間にか足元の感触が硬質な床から現実味を取り払ったようなふわふわとしたものに変わっている]
んー…にしても、結構きたなー。
[すでに辺りを取り囲んでいた資料の山はすっかりとまばらになり、本棚のようなスペースはがらんと空いてファイルがぱたりと横倒しになっていたりする]
そろそろかー?地上に着いたら何する?とか、そんな話でもしちゃうかー?
[まるっきり気のない声で言う。要は延々歩く間の暇つぶしが欲しかったのだ]
―歩き歩いて数時間―
その辺の一発芸は、僕よりしらす先生の方が
よっぽど威力持ってると思うよ。
少し真面目に講義をする姿を見せるとか。
―――――…やっぱ今の無し、想像出来ない。
[初めてみる、資料の少ない道程。
それよりもここまで続いているだなんて。牛頭は
周りに気を取られていて飽きる気配は見せない。]
ま、まぁ、雨とか多少は対策してきたし。
感染しても、耳が生える位じゃないかしら……。
[こちらも小声で返しつつ、とても乾いた笑い。>>+20
そうして汽笛の音が聞こえてくれば。]
うん。そうかもしれないわね。
地上に凄く興味を持っていたもの。
[けれどまさか、カローヴァが選考の側に居たとは知らなかった。]
別にやってやってもいーが。
黒板ねーしな。
あー、黒板さえあればなー。
残念だなー。最高にまじめな講義を見せてやれたのになー。
[棒読みである]
ククトはどーよ?
シエラは?
[なんか一発芸でも持ってないかと。聞こうとしたが]
…一回休むか?
[どうも声に疲労を感じた気がするので、聞いておく]
[コンビニの外へ出たら、もう雨は上がっていて。
代わりに、雲の隙間からは天使の梯子が伸び、空には虹の橋がかかっていた。]
わぁー……。
やだ……。嬉しいなー……。
[それは、ずっとずっと希っていたもので。
しかも、きっと地上でも滅多に見られない程に、幻想的で美しい景色。
思わず涙が零れてしまって、慌てて拭いた。]
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