107 璃音学園〜ネズミーランドへの道〜
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【独】 猫又 ミヤ
あー。表いたら、絶対言ってた。蓮偽決めうち。
【この段階で、解析が誰になるかも分からないのに、誰に調査を合わせているのか明言しない諜報員なんて信用できない。】
ラフィーネもじゃけどな。諜報員なら、自分の調査先が解析される事とか気にならん訳ないじゃろ、これだけ灰も狭まって。
つか誰も気付かんのか！
高等部学生会会長 ユエ
う、映。
む、無理させてすまないな。
あー、これが惚れた弱みってやつか・・・。
[映が落ち着くように、ゆっくりと髪を撫でた。]
【独】 猫又 ミヤ
解析は、わかなかズィマーかの。ズィマーじゃな。アイビー真なら、呪われとる可能性もあるでな。
エフが解析をきちんと合わせられるかわからんで、わらわなら宣言してズィマーに入れていくの。
転校生 映
じゃあ、手、貸してください。
[左手でユエの手を取り、その手のひらに右手で文字を書いていく]
ぜろよんぜろ…いち……えーと、いちぜろ…ぜろ、よんぜろ……いち、ぜろ、に、……ぜろ、さん、ぜろさんぜろ…に、ぜろ、に。……っと。
[書き終えた後も、ユエの手を握ったまま少し思案している]
……えい。
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