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研究者 テオドアは、内気な娘 メイ を投票先に選びました。
/*
さて、墓下。
あんま顔出したくないなあ(
ぶっちゃけ地上で綺麗に完結させちゃったつもりでいるし、
シュカの青チップ好きじゃない(
ぽかーんと半開きの口、カムバーック
……ログ読んでこよ。
*/
―回想・少女との出会い―
[その日、クレイグは公園に来ていた。
普段、あまり来ない場所。大抵は父の『書斎』――現在のクレイグの本屋である―にいたから。
取り立ててインドア派、と言う訳ではなかったが、そこにいれば父と一緒の時間を過ごせた。
その日。父は学校に招かれていた。なにやら、一日だけ、ゲストの先生として、子供達に研究の成果などを教えるらしい。それが、クレイグには面白くなかった。いつも、自分に色々な事を教えてくれる父。その父が、みんなに取られてしまったような気がしたのだ。
だから、こっそりと、学校を抜け出して、公園に来ていた。普段遊びに来るのとは別の場所。何となく、父と顔を合わせたくなかった。普段の活動範囲と違う場所にいれば、父は自分を見つけるのに手間取るだろう……そんなことを考えていた。
しかし、何をするでもなく。ぼーっと、空や木々の動きを眺めていた。父から教えてもらった事を思い出しながら。]
[やがて、公園には子供達の姿が少しずつ増えて。ああ、学校が終わったのだな、と思う。
そのとき、ベンチに座っている少女の姿が目に入った。
いつからそこにいたのだろう?それまでぼんやりとしていたクレイグには、少女が突然、そこに現れたように思えた。
どこか、他の子供とは違う空気をまとった彼女に、クレイグは目を奪われていた。
少女は本を読んでいた。その事も、クレイグの興味を惹いた。
同じ年頃の子に、読書家と言える存在はあまりにも少なかったから。]
(どんな本、読んでんだろ?)
[そう、思ったクレイグが、少女のもとに歩き出すまで、時間はさほど要しなかった。
少女はこちらの姿に気付く様子はない。そうして、彼女のもとに辿り着いて、本を覗き込んでみる。
すると、その本には、何も書かれていなかった。
否、よく見ると小さい凸凹があるのが解っただろうが。それほどの注意深さは、その頃のクレイグにはなかった。]
……変な本。読んでンだなあ。
[それが、少女にかけた、第一声だった。]
ー回想・昨晩ー
[シュカが集会所でマリーベルと別れてから、ずっとそばにいた。シュカが最初に向かったのは生まれ育った実家の果樹園。
ただ様子を見守るしか出来ない自分がひどく悔しい。
撫でて抱きしめてやりたいのに、それも叶わない。
歯がゆい想いを抱きながらシュカのあとを追う。
シュカは凄まじい速さで駆けていく。幽霊になったこの身ですら追いつくのが難しいくらいだ。だが絶対に見失ったりするもんか。
シュカは、どこかの家の前で止まり屋根に向かって進む。その家に見覚えがある気がしたが思い出せなかった。
シュカを見上げると…そろそろ屋根に着きそうだ。あそこまで浮けるか不安だが意識を浮くことだけ考え、不安とは別に体はたやすく浮けた。
シュカの元に座り、様子を伺う。覚悟を決めた顔をしている彼女は美しいなと思った。そして、夜明けを待つ]
ー回想ー
>>+2「……変な本。読んでンだなあ。」
!?
[突然かけられた声に驚き、本を読む手を止めた。今までこの公園で、自分に声をかける者などいなかった。顔を上げ、声の主を探す。]
だれ…?
ー屋根の上ー
[朝日が登り辺りが明るくなってきた。トキワはこの時間が好きだった。活力に満ちた朝の時間が]
…きれいだ。幽霊になっても朝日をきれいだなと思うんだなぁ。
[とぼんやり考えていると、シュカが立ち上がっていた。そして躊躇なく飛び降りるので驚きながら急いで地上に戻った]
シュカ…こんなに損傷して、血も出てたら即死…ですかね…。あなたのきれいな体が無惨な姿になってしまって……なぜこの死に方にしたんですか……。トラウマになりそうです。
ええ、でもそんなのはもういいですね…今までおつかれさまでした。早くこちらにいらっしゃい?言いたいことが山ほどあるんですから。そしてあなたを抱きしめたい。
今までシュカだった体を慈しむ手付きで撫でる。おそらく、シュカがこちらに来るまでシュカの元を離れないだろう]**
/*
それにしても……
シュカの飛び降りって、「処刑」でもなんでもないよなあ。
ただの自殺なわけで。
やりたかったことではあるけど、ちょっと勝手すぎた。
すみません。
*/
>>+6
「え?いや、此処にいるんだけど…お嬢さん、目、開けなきゃ見えないだろ。」
[その声で意外と近くにいることに気づいた。「クレイグ」と名乗った少年に対し、戸惑いながらも、軽く自己紹介をする。]
クレイグ?
はじめまして。
わたしはテレーズ。
…目…開けても見えないわ…
[少し寂しそうに言う。
ほとんど生まれつきなので不便に感じたことはなかったが、見えたなら他の子と同じように遊べたかもしれないと思うことはあった。
このときのテレーズは、すべてを受け入れるには、まだ幼すぎた。]
「…目…開けても見えないわ…」
[寂しげに呟かれた言葉>>+7に、クレイグは動揺する。目が見えない者がいること、は、知識では知っていたが、彼女がそうなのだとは、思いもしなかった。]
そ……っか。わり。きづかなくて…
……ん。テレーズ…か。テレーズ嬢……?よろしく、な。
[少したどたどしく。少しどぎまぎしながら。そんな風に挨拶する。彼女からは、どことなく、気品のようなものが感じられて。普通に名前を呼び捨てるのが、何だか悪いような気がして。]
……んじゃあ…あれか。この本………
[話には聞いた事がある。凹凸の点で書かれた本があると。]
そうっか…
……あのさ。隣、座っても良い?
>>+8「そ……っか。わり。きづかなくて…」
[動揺するクレイグに、にっこと微笑みかけ、]
いいの。気にしないで。
この本は「点字」で書かれているの。
[本について軽く説明し、座っていいかと聞かれたので、]
ええ!もちろん!
[と、嬉しそうに答えた。同じくらいの年頃の子と話せるのが、心から嬉しかった。]
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