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[また泣き始めるテレーズを見て、心が締め付けられる。泣かせたいわけじゃないのだ。ただ守りたいだけなのに]
ふふ、それ、ベニヲちゃんにも言われたなあ。
無害だって言われて、殺すなって、マリーちゃん困らせて…さあ…っ。
[自分まで涙に呑まれてしまっては駄目だ。堪えて、言わなければ]
…俺は昔にヒトを殺めたんだ。抑えきれない力で。
これはクレイグにも言ってなかった…よな。
だからこの俺が好きな奴らが集まったこの村では、そんな事したくねぇんだわ…ごめん、ごめんな…テレーズ…。
[これが最後の説得だろうと思い、彼女の頭を撫でてやった。幼い頃のように、昔を懐かしむように]
本屋 クレイグは遅延メモを貼りました。
[二人の会話を、ただ、黙って聞いていた。
そして、なされたツバキの告白>>496。]
(やっぱり、か…)
[そう、クレイグは思う。妖魔が、村から駆逐されなければならない理由。その、抑えきれない力。悪意があろうとなかろうと。ことが始まってしまった村で、妖魔が生き残れば。その村は…妖魔のものとなる。]
……俺たちが、いなけりゃ……
[そう、ぽつりと呟く。人狼がここにいなければ、彼は死ななくとも良かったのかも知れない。そのまま、村を護り続けていられたのかも知れない、と。]
(罪悪感なんざ。らしくねえな。俺。)
[やはり、もう、壊れているのだ。人狼として。もう。そう、思った。]
[>>496頭を撫でるツバキ。
子供のころから、しょっちゅう撫でてくれた。
いつもの優しい感覚。
しかし、その言葉には、覚悟が感じられた。
拒否することはできないと感じた。]
…わかったわ…
[長い沈黙の後、やっとそれだけ言った。
苦しい決断だった。]
盲目の少女 テレーズは、薬師 ツバキ を能力(占う)の対象に選びました。
[絞り出すようにテレーズの口から出た言葉>>498を聞いて、ツバキは胸を撫で下ろした]
…ありがとな、テレーズ。
(…こんな役目を押しつけてごめんな…)
[胸中の言葉は優しい彼女をまた泣かせてしまうだろう。礼だけ言ってくしゃり乱暴に髪を撫でてテレーズから離れると、クレイグに向いた]
…お前さんも、ありがとう。
あと居なけりゃなんて言うなよ、馬鹿野郎。
[彼にも子供にするように頭を乱暴に撫でてやれば、最後に一言、二言ほど言う。]
…じゃあ、宜しくな。テレーズ。
クレイグは、縁がありゃあまた来世、だな。
[おやすみ、二人とも。いつもの様に挨拶を交わしてツバキは本屋から出て行った]
[>>499いつもどおりの様子で出ていくツバキ。
しかし、もう二度と出会うことはないのだ。
今日はどれだけ泣いたかわからない。
しかし、涙は止まらなかった。]
ありがとう…
[>>501クレイグが握ってくれた手を握り返す。
もうすぐこの人も消えてしまう。
せめて、時間が許される限り、
少しでも長く一緒にいたかった。]
…ん。
嬢……
[そっと、手を繋いだまま。唇に、触れるだけの接吻を落とす。それだけで、今は、充分に思えた。
ゆるやかに、しかし容赦なく、時は過ぎて行く。
ただ、今のこの時を、大切にしたいと。そう思った。
その手を柔らかく握ったまま。髪を。頬を。優しく撫でる。体温を残すように。
『その時』が来るまで、ずっと。彼女の傍で、そうしていた。]**
―薬屋までの帰路―
(…千年も生きりゃあ満足して逝けると思ったのによ。なんで泣いちまうかね、俺は)
[本屋を出てから薬屋までの帰路。ツバキは物思いに耽りながら歩いていた。これで自分が村やヒトに害を成す事はなくなるというのに、どうしてこんなにも悲しいのか。薬屋に着いてまた寝床につけば、その理由は簡単に分かった]
(…多分。守りたい気持ちよりも、ベニヲちゃんの隣に居たい気持ちのがでかかったんだろうな…)
[それに気づくのには遅すぎた。後悔はできない、自分は死ぬべき存在なのだと。隣ですやすやと寝息をたてて眠るベニヲの髪を一束掬って口づけを落とせば、一言だけ呟いてツバキも眠りについた]
おやすみ、ベニヲちゃん。
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