1066 【R-18：閲覧注意】蒼絆の村【RP村】
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元気娘 シュカ
>>689
……あたしも、連れて行ってほしい……
いつまでも、トキワさんと一緒に……っ。
[トキワとの行為中。今までのことを思い出していた。
偶然の出会い。不安に苦しむシュカに優しくしてくれたこと。よろず屋での出来事。そして、今日の投票。
ぜんぶ、ぜんぶ、忘れるものか。火照った体に刻まれた、彼の記憶をどこまでも持っていく。
トキワさんのために、私は――]
……ん。
トキワさん、だいすき。
……ありがと…… ……。
[徐々に意識が遠くなる。瞼を閉じる直前、最後に見たのはトキワの優しい表情だった。
さよなら、あたしが初めて好きになった人。
――会えて、良かった。]**
【赤】 元気娘 シュカ
― 深夜 ―
[それはトキワが旅立った後。シュカは目覚めた。
……はっきり覚えている。トキワと体を重ねたこと。
それ以上に、今の自分が“何”なのか。]
……ケーリーさんを食べる。忘れてないよ。
行こう。
[もしかしたらこれまでに囁き声で呼びかけられていたかもしれないが、トキワとの行為に夢中で、邪魔をされたくなくて、聞かないことにしていた。
だけど、シュカは紛うことなき人狼。そこから逃げることはできないのだ。]
作曲家 ケーリー
>>683
[良かったのか…と疑問を呈すマリーベルに]
それで、よかったんだ。他の奴らが何て言おうと、よかったと思う。
[と断言する]
お前は一人で頑張りすぎ、もっと上手く生きろ。それがお前の魅力なのかもしれないけどな…
[後半は小さく呟くだけに留める]
………
[しばらく無言が続き、いつしかマリーベルは泣きつかれて眠ってしまっていた。一歩先を歩いていたクレイグとテレーズが立ち止まる。どうやら着いたようだ。中へ通される前に天を仰ぐ]
マリーベルがこの苦しみから解放され、幸せな人生を送れるよう、どうか…
[ひと際輝く星に小さく願いをかけ、テレーズの家にお邪魔する。ベッドへ降ろしても服を掴んで離さないマリーベルに苦笑しつつ傍について夜を過ごしただろうか]**
【赤】 元気娘 シュカ
[よろず屋を出て、夜風に当たる。人狼の力が全身に漲るのを感じた。
しかし、まだ体に残ってるトキワのぬくもりが逃げてしまうのが嫌で、両腕で自分の体を抱きしめた。]
……“共存”は、無理だったんだよ。
あたしとトキワさんは、一緒に生きることができなかった。
それはきっと、あたしが人狼で――トキワさんが人間だったから。
どうしてあたしが、“なった”んだろな。
……どうして、こんなに悲しくて。こんなに、胸が苦しいんだろな。
さよなら、トキワさん。あなたのこと、絶対に忘れない。
……あたしはもう、逃げない。
【赤】 元気娘 シュカ
[シュカの、トキワに対する恋心は本物だった。
トキワが処刑される時の感情の揺れも、その後の悲しみも、全部全部本物。
そこには一片の偽りもない。
だけど、シュカは。
トキワがこの世を去る瞬間まで、自分が狼であることを隠し通した。
トキワに対しシュカがついた、唯一の、嘘。
だからきっとシュカは、心の底で狼であることを望んだのだ。
狼として、生きてその力を行使することを。]
【赤】 元気娘 シュカ
[その理由を、シュカは心に秘めていた。
――村への復讐。
あんなに優しかったトキワを疑い、殺した、村人たちへの復讐心。]
――待っててね、トキワさん。
優しいあなたを見捨てたこの村を、あたしは滅ぼす。
そうしたら、あたしもそっちに行くから。
[村を壊滅させてから、自ら命を絶ってトキワの元へ。
それが、シュカが狼であることを望んだ理由。]
【赤】 元気娘 シュカ
[シュカの頬を、一筋の涙が伝う。それは夜風に撫でられてすぐに消えた。]
……ケーリーさん。
あなたはトキワさんに票を入れたよね。
あたしがあの人に依存してたから。……そんな理由で。
殺してやる。
守護者の能力なんて関係ない。――殺してやる。
[“食べる”ではなく“殺す”。
シュカの殺意はもはや別の意味を持ち始めた。]
【赤】 元気娘 シュカ
[トキワの処刑が決まった時、シュカの心は死にかけていた。
勢いで、自分が人狼だとぶちまけてしまいたい、そんな思いもあった。
だが、トキワと最後の会話を交わし、愛してもらったことで、シュカの後悔や無念は消え去った。
皮肉にも、トキワとの恋が。
トキワという人間の優しさが、シュカを立ち直らせたと言えるのかもしれない。
恋を経験した女の子は強い――とは、どこの国の言葉だったか。]
クレイグさん、メイちゃん。
弱気になっちゃってごめん。……あたしはもう大丈夫だから。
お別れは、済ませてきた。
[シュカが人狼として。再び、立ち上がった。]**
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