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………うん。
[笑顔のままこくりと頷いた。
結局拭われきれなかった涙を、
服の裾で強引にぐいっと拭う]
私の分のごはんも残しておいてくれな。
全部食べちゃったら、許さないから。
……――― 行ってくる!
[背中を押す言葉と同時に、
少女は海に背を向けて、駈け出した。*]
― 丘のふもと 水辺 ―
[丘のふもとは、少女たち固有の領域を
つなぐ役割を持った場所。
自然にない現象はなく、ただ、そのままの自然。
故に終末が近づいても破綻は少なく、
今現在は道化師には何も感じない程度で。
カスミが顔を洗うようならば、
ゆっくりとそれを見ていた。
時折、春の名残、淡い色が水面に落ちて]
[『ありがとう ありがとう』と
ぽろぽろ零れる太陽の涙と共に
私は彼女を抱きしめて……放つ。
それから駈け出す彼女を見つめ続け【彼女を送りだした】。
涙は流さなかった。
だって道化は笑うのだから
友達を見送るのに涙は似合わないのだから。
だから、笑って見送った。
心では……ううん、なんでもない]
……
[その背が遠ざかり、見えなくなれば
グレイヘンを見て戻っているのならシンを見て
最後にローザを見つめる。
ここに居て、ここにはいない彼女の姿を]
誰が届けてくれるのかな?
夢を…幻から遠い光の先へ
[私が知る今唯一の“異常”
けれども、いや…だからこその“可能性”
どういう顛末を迎えるのか
どういう終焉を迎えるのか
他に彼女のような存在がいるのか?
弟は……どうなのか?
それは私にはまだわからない。
私を見たいとそう語った“異常”
見せると言ってくれた“可能性”
私の全てを見せてあげられるのは
いや、見せてしまうのは
彼か…彼女なのだろう──]**
……ばか。
[脱力したような呆れたような元の「馬鹿」だった。
なんでそう空気を読まないんだろうこの子は。
妙に恥ずかしくなって、繰り返す]
ばか。 ばーーーぁぁぁぁっか。
[気恥ずかしさと、嬉しさを織り交ぜて]
[駈け出せば、きっと道に迷うことはないだろう。
響き合う太陽と星は互いを導き合う。
それはかつて、強く強く願ったその結果。
この想いよ、この光よ、
どこかで空を見上げる人に 「とどけ」 ―――と**]
― →丘のふもと ―
[駈け出せば道に迷うことはない。
たとえばハルとシンのように
心から願えば出会わないことも可能な世界で
出会いたくもないのに幾度も出会ってしまったのは
きっとどこかで願ってしまったせいだ。
「会いたい」 ………と。]
[真っ直ぐに駈けて行く。
丘のふもと。水辺に佇むふたつの影のもとで、
星が揺れて太陽を呼んでいた]
あれ……、ダハール?
[泣き顔の方の道化師の姿を認め、
足は一旦少し躊躇いを見せる。
けれど意を決して、ふたたび速度を上げて]
おぉーーーーい!
つか、 まえ、 たっ!!
[星売りの右腕を、太陽揺らす右手が捕まえた。]
無口 ローザは、岬守 シン を投票先に選びました。
無口 ローザは、岬守 シン を能力(襲う)の対象に選びました。
[ここには、まだ訪れぬ終末の兆し。
水面を滑った風は心地よい。
それは静かな嵐の前触れなのか]
……ミズキに会いに行くって……
この前言ってた、みんな、
と、お友達になりたい……から?
[カスミにそうたずねたり、
ハルと話していて思ったことを
その考えをまとめたり……]
[ハル、はなくしたものを忘れた。
またなくしてしまう事を恐れてもいた。
そうして、楽しい事だけを抱えて
花畑で、笑って過ごすことを選んでいる。]
[では、姉は?]
[会えば帰れといってくる。
全く忘れていない、こちらのことを。
高い可能性……意図的なもの故の?
低い可能性……偶発的なものでも?
どちらにしても、多分、とても痛い。
けれど、それでも忘れていない。
ハルを見れば、
忘れられる環境だとわかるのに。]
[いくつもの仮定を考えながら、
結論は出さない。結論は出せない。
未だ、微かに香る
熟れた果実のにおいは……知らない*]
[と、言うか……]
ミ、ミズキーーー!?
[驚くわ]
[話題の人というか、時の人というか。
駆ける速度が少し、下がった気がした。
が、前日ここ、でカスミを見た。
そのときとは、纏う空気が全く違う。
考え事はあっという間に霧散して
カスミの腕をつかむさま 泣いた仮面の奥で
青を瞬かせて驚いて。
結論は*出ない?出さない?*]
─ 現の幻燈・幻のはじまり ─
『ええ、寒い冬の夜でした。
珍しく雪も降り積もっていましてね』
[そう語り出すのは、屋敷の使用人であったノーマン・ストラガン(63)。
あの屋敷でリヴリア・ブロアを最後に見た一人である。]
『年を取ると寒さが堪えますでしょう?
ですので、先にお暇をいただいて……
ええ、足があまり良くありませんでしたから
私は一階で、旦那様方の住居は上の階でした。
ですから…私は助かったのでしょう。
見てしまったのでしょう。
あんなお嬢さまのあのお姿を』
[膝をさすりながら、老人は寂しそうに笑う]
『ええ、笑っていたんですよ。
焔の中を 見えづらかったのですが
血を流していたと思います。
こう、頭から目を伝って頬まで…
手には燃えた薪…でしょうか?
持っていたので、ええ…おそらくは
気が触れた?? いやいや滅相もない。
聡明な方でした。
怒りっぽいところは、まあありましたけど、
私たち使用人や……
ああ、お坊ちゃんには特にお優しかったですね。
ええ、仲の良いご姉弟でした。』
[老人は目を細め、まるで昨日のことを思い出すかのように窓の外を眺める
『流石に成長されてきてからは
……ええ、お年頃ってやつですかね。
少し余所余所しくもありはしましたが……
それにお坊ちゃんは、家を離れておりましたから。
目に付くと言うほどでは。
ご家族とですか?
そうですねぇ…奥様とはあまり
会話をされている様子は見受けられませんでした。
似たところがありましてねぇ。性格とかお姿とか
他に…ですか?』
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