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だが資質はあるだろう?
どちらの側としてもね。
それはとても貴重だよ。先生と言っていたがローザも……
ああ、今はいい。
自由に動かせなんて言わないさ。
力を貸せ。出来るだろう?
夢は動かせぬが夢に交わることはできるのだから。
[仮面を外しニィっと嗤ってみせる。彼には馴染みがないだろう。私の深緋が彼を【捉える】]
常春を想え 花を想え 風を想え
ハルを想え
よからぬことは想うなよ この少女趣味
キミがあの手の子が好みだったとは知らなかったよ。
まあ今はいい。
願え。夢を……
[下ろしていた髪がはためき広がる。
風を纏い息吹が大地を駆ける。
その息吹を春の夢が受け入れるかは
その主に委ねられる]
じゃ、 …――――いこうか。
[右手と右手、重ね合わせた太陽と星。
そのままでは歩けないから手を離し、
肩を並べないでその一歩前を歩き出す。
渡り鳥の姿を探し、夜を越える。
目指すは一つ。 ――――*暁の明星*]
[安穏を願い私は花を奏でる
それはとても遠い記憶を掘り起こす作業で
今の私にはとても似つかわしくなくて
私の願い築いた夢のセカイとは遠すぎるほど遠すぎた。
崩れゆくセカイ。崩れゆく私
自らの夢ではない夢を築くのならば
その代償は高く 激しい
ボトリ──
私の片腕が滴り落ちる
熟れて落ち逝く果実のように]**
[一度も鳴ることのないまま
仮面をは ずしたことを思えば、
俺の結論は、その素質を消したのだろう。
選べば、選ばなかったほうは、消える。
もう、この杖も要らないか、と
花の隙間、地面に突き刺して]
[外れた仮面、見たことのない
赤い、赤い瞳。
まるで、俺が知らない真実の象徴のように。
けれど、知らない事など沢山あるのだ。
いまさら、知らない姿、戸惑うほど
4年という時間は短くはない。
にぃ、と哂う顔に、
俺も変わらない青で捉えかえすように見つめ頷いた。]
……心外な、俺はロリコンではない。
君も、よそ事は考えるな。
ただ、あの忘却を続ける魂を、
ただ、あの夢がいつまでも続くよう、
現実を知ることのないよう 。
ほかの誰のことも考えるな。
[風はまた強くなった気がした。
俺は、肩の上で切りそろえた髪が煽られるに任せて。
………欠けていくリヴリアを見た。
なるほど……理屈上の納得を得ながらも。
……介入が姉づてな今
その腕を拾おうとして……同じ部位
霞消え始めるのを見る]
…………
[それでも、静かに 穏やかな春を願う。
結論は出したのだ。
加害者で、被害者で、共犯者で。
祈りも救いも夢もいらない、その分は
全部春にあげよう。]
……も、もういいですよう、認めて楽になりますよう、
ばかだって!
[疑問に誤魔化しの言葉が返ってきても、
胸にわだかまる不安が消えなくても、
握りしめた手をひたすら離さない少女は、
馬鹿か。馬鹿なのか。――馬鹿なのだろう。
だが、それを言うなら、]
でも、やっぱり、馬鹿って言う方も馬鹿ですよう。
[こんな自分を突き放さない花水木の少女だって、
馬鹿か。馬鹿じゃないのか。――誰がなんと言おうと自分だけは馬鹿と言おう]
―――……あ。
[夜明けの空、その言葉に虚をつかれたような声を漏らす。
悪い想像の中、落ちていく彼女は夜色の空をバックにしていたから、
――月も出ていた気がするから、つい、引きずられたのか]
そうでしたねえ。
きっとお空のおひさまも見守ってくれますよねえ。
[太陽の幻像は簡単には消えず。
手を離し、一歩先を行く花水木の少女は、もう、
いつも通りの彼女]
……うん!
[ビンの中からいくつか「星」をつまみあげ、
はぐれないように後ろをついていきながら、
渡り鳥の少女に会いに、夜を渡る。
目指す星に手が届く時は、*すぐそこ*]
[夢の中、ずっと一緒にいたかった。]
[それは昔から変わらない。
けれど、現実はそうはいかない。
現実はその感情だけではない。
落ちた腕は、消えた腕は
昔つないだ手だったろうか?
丘のふもと 夜は明けただろうか…………*]
[多くの物語の中、登場人物は
見えざる手の影響を受けていた。
人が殺されても、殺したのが主人公側なら
暫しの葛藤の後、あっさりと許されて。
割り切り方もすごかった。一度許されれば
明朗快活な主人公はもう悩まなかった。
一度許されれば、
それだけを支えに最後まで生きていった。
” かわいそうな事情 ”があると、
大概許される、癒されるフラグだとか
そんなことまで思う程度にはなった。]
[4年間。長いのか、短いのか。
その間、何度も揺れ動いた。
世間に事故とは流れても、
ストラガン爺のはなしもあれば
学校という狭い世界でも、
色々な憶測は飛び交った。
聞くに堪えないうわさもあった。
それを、色んなことを考えながら聞いた。
独りきりで。]
[『女は笑ってたというじゃないか、
きっと彼女がやったに違いない』
『いやいや、目を傷つけていたという。
その傷つけた相手
……母親の仕業かもしれないぞ?』
『こんな悲劇に父親が無関係なものか。
大方近親相姦でも絡んでいたのだろう。』
『にしても、家族の問題なら
一人、離れた弟とやらは冷たいな。
彼は何をしてたんだい。』
『使用人が誰も死んでないなんて変じゃないか
きっと、犯人は使用人の誰かで。』
『単に、悲しい事故だったんじゃないの?』]
[この病院は、少女の夢のこともあり、
噂の中心から遠くにあり、人も少ない。
昏々と眠り続ける姉の傍らに腰をかけて
静かにすごすことができた。肉体的には。
精神的には……葛藤。
目の前に愛しい姉が寝ていれば、
目覚めてほしいと思いつつ。
もし、原因がさした事ではないなら
起きた姉を俺は恨むだろう。
逆に原因が納得が行くものなら……
父か、母か、両方かを恨むだろう。
そして、同時に、あの屋敷から
逃げ出していた自分を責めるだろう。]
[結論を出さないことで心が偏るのを防ぐ。
仮面をかぶり物語に相応しい人物。
”姉が生きて笑う事を望む弟”へと。]
[幾つもの生と死は折り重なり、続いて。
姉の苦しみを思いながら、心はさ迷う。]
[けれど、もう、終わりなのだ、俺も姉も。
お互い笑っていても、苦しみはそこにあるけれど、
片腕は消えたけれど、優しい夢の中で
ハルと一緒においしい、おいしいご飯を食べよう。]
リヴリア、まだ、保つなら
ハルのところに行こう。ご飯を食べなくちゃ
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