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無理に声を出さなくていいのよ。
ずいぶん長く声帯も使っていなかったのだし。
[手早く点滴の準備をし終える。
何年夢の中にいたのか、白く細い手に点滴をいれるのも慣れたもので
苦戦することはなかった]
ここがどこだか、わかる?
[ゆるり、首をかしげながらといかけた]
…、
[長く、という言葉に触発されるように
今の日付が分かりそうなものをおぼろげな視界で探す。
けれど、はっきりいくつから眠っていたのか
少女の記憶にはないこと。
自分が、十年近く眠っていたことも知りはしない。
場所を聞かれると、少し頷いた。家ではない。
点滴がやがて視界の端にぶら下がった。
だから辛うじて、ここが病院だとわかった]
………ん、
そりゃあ、道化師さん、驚きますよねえ。
[少女が探していた相手が、こうもあっさり目の前に現れたのだから。
いや、それだけではない、か。
こうしてつかまえられてるのもあるだろうし、
そもそも自分と、花水木の少女、
ふたりの間の「やりとり」を知らないがゆえの疑問もあるかもしれないし。
だが、今の少女にあれこれ説明する余裕はなく。
泣き顔の道化師のほうを振り返ると、
ちょうど指が仮面の、頬にあたる箇所を引っかいているところだった。>>27]
…………。
[交わらない視線は、眉を寄せた様子も泣きはらした目もとらえない。>>23
口を開くまでの時間を稼ぐように、ぱちぱちと瞬きを繰り返して、結局、無言のまま]
……努力はしますけどねえ、
わたしにも分からないことがあるんですよう。わたしのことで。
[何を「諦めない」のか、言葉にせずとも伝わってきたから、
少しだけ少しだけ、歩み寄る。
手の冷たさを振り払って言葉の温かさに寄りかかろうとする]
ひどい、ですよう。
だいじょうぶなのか訊かないでいきなりそんなこと言って……。
[心の底から酷いと思っていないことを示すように、
片方の頬が膨らんで、しぼむ。
視線を合わせてきた花水木の少女に応えてちらり、と持ち上げた顔には安堵が滲んでいた。
端から見れば心配する方とされる方が逆だと思われても不思議でないふたり。
少女は顔を洗ったばかりだから、なおさら]
……わたし、ミズキちゃんをさがしてたんですよう。
お星様のところまで飛んでいく前に、色々、言わないといけない気がして……。
/*
ナカノヒト発言部にコミット済と書く統率の取れた集団!
みんなナカノヒト発言じゃないところには嘘を書きたくないって思ってるんですかねえ
わたしは思ってます、が
[岬守の手を取った時、彼女は消えそうな声で呟いた。
少しだけ、手にこめる力を強くする]
――ごめんね、でも。
ユメにもはじまりが……ある、かぎり。
おわりも、あるの……。
[子供もいつかは大人になる。
それは自分だって同じだった。
それに、彼女は。
自分がもう大人になってしまった事をきっと、知らない]
[道化師の腕の中、小鳥の鼓動はとくとくと早い。
それが少しずつ落ち着いてくると
ベリー色が微睡から目覚めるように顔を出す。
預けていた体重を引いて。
少し気恥ずかしげに目をこすった。
何処へ行くのか、そう問いを投げられれば]
ぐれいへんは。
[未だ気がかりな花守を脳裏に浮かべる。
収穫を届けに行くというのに]
ハルのようす、みにいく。
それから、カスミとミズキも。
[次に会う時はきっと、2人は心を決めているだろうと。
そう思うと何故だか少し会いにいく気持ちが鈍った]
遥、彼方………
[現在のハルを思えば
本来の名前と双子の弟という名前に
眉が下がった。
かぁくん、多分、この10歳の夏で亡くなった
遥の双子の弟のことだろう。
懐かしい、羨ましい。彼女が口にした言葉。
きっと、今の彼女が忘れてしまった言葉を
思い出しながら……]
いまはね………
[長く、にわずか反応したのをみて、年号と日付を伝える。
ついでのように、カルテ上の彼女の年も伝えて]
ここはね、あなたが眠っている間、ご両親が預けられた所よ。
それから、あなたが夢をみたいほどやりたいことを、やれるようにするところ、なの。
…………
[読み終えた資料……かなり昔の事故故に
事故その物の記載は詳しくはないを
閉じて、しまおうと立ち上がり
……また、椅子に座り込んだ。]
―――…………
[肘あてをしっかりと握り、支えにして立ち上がる。
傍目には、単にゆっくり立っているかのように。
少女達の眠る病室、介入者が眠る病室
人が動き回っている。
そこでやっと、シンとツヴィンクル先生が
夢から出たことを知る。
少年は介入者用の寝台に戻らず
姉の寝台へと向かった]
[花畑へ向かうのは多分、道化師と一緒。
とてとてと歩調を合わせて。
途中、翳る空を見やれば欠けていく太陽]
――ねえ、リヴリアは。
もしこのせかいがこのまま、いろをなくして。
みんなも、かえってしまったら。
それでも。
ここにのこりたい……?
[花畑の外れまで来てふとしゃがみ込む。
拾い上げた花は一輪だけ、枯れていた]
[……負傷当時は焼け焦げた為刈られた頭髪も
今は、夢の中同様長く伸びて。
生命維持活動が確かに行われているとはっきり示す以外は
全身を包帯に巻かれ、動かない姿はミイラのようで。
床擦れが起きぬよう、時折動かされているだけの姿。
深い青瞳さえ包帯に塞がれ見ることはかなわない。
その寝台の傍らに腰掛ける。]
[慎とは顔を合わせ難くて、ベッドの上に引き篭もっていた。
彼女の事はシャルロッテがきっと上手くやってくれるだろうと。
ヴェルを送り届けた時よりも意識の浮上に時間がかかった。
世界が体に与える影響が増しているのか。
感覚で、もう数えるほどしか誰かを連れて
夢と現実を渡る事はできないであろうと悟る。
自力で帰れるものは、いるか。
はたまた吐き出されてしまう者がいるか。
次は誰を。
少女達の寝顔が何故だか見たくなって。
壁に手をついてベッドの間を歩いていると]
……ダハール。
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