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料理くらい、私だって作れるわ。
[――否。
学生時代、家庭科は3だった]
……世界が終わる?
全体的なものなの?
……リヴリアや、ヴェルだけのことかと思っていたわ。
シンも、ね。
…おおきなことになりそう、なの?
道化師 リヴリアは、岬守 シン を投票先に選びました。
道化師 リヴリアは、道化師 ダハール を能力(占う)の対象に選びました。
−海岸線の家−
…理系?
[首を傾げる。
自分の実験の結果を既に平らげた仮面を眺め、
そして漸く少女の食事も終わろうとしている。
海に、聞いて少女に浮かぶのはやはり一つの苦笑い]
[泣き顔の道化師を見送って
食事の片づけを済ませると、少女は夜光貝を削り始める。
緑の層の下、白い薄い層を削り、漸く表れ始める眩い遊彩。
口元を緩めたのも束の間、緑や白とのコントラストをはかるように
慎重に手元では水につけた紙鑢が動く。
空を見上げれば、眩しいのか淡い色の瞳が細まった]
…海じゃないところ、
[見上げた視線を磨き上げた貝に落としながら呟く]
[磨く手は続く。
呟きは海のほうへと流れてしまった。
アクセントに緑と白、真珠の遊彩を中心に。
頃合まで磨きあがった大きな貝、
少しばかり油を表面に馴染ませて更に光沢を出す。
指先を使ってよくすりこんで完成したものはテーブルの上。
角の取れたガラス片と流木を積み上げて支えて
人がよくやってくるほうに置いた。
空になった籠を抱えてまた波打ち際へ。
今日はどんなものが流れ着いているのか、
日が巡らなくてはそれは少女にもわからない]
[流れ着いていたものを籠の中に拾い上げる。
硝子の浮き玉、帆立の貝殻。美しい桜貝。
また蟹が打ち上げられていて、沖へと放り投げて海へお返し。
海草は今日も幾らか上がっていて]
天草があるといいけど…、
[海草を拾い上げながら歩く最中、
明らかにいつもは流れてこないものが一つ。
白い布の様な塊]
…なんだろ、
[籠を置いて、その白い布を波で洗って広げてみる。
一瞬の沈黙、波の上に洗ったばかりの白い布が落ちて
波に攫われてやがて少しずつ遠くなっていくそれを
慌てて拾うために追いかけて、腰まで使った海の中。
流れてきたものを恐る恐るもう一度確かめる。
いつ振りか、白藍の着物。
見覚えがある。ここに来るまで、自分が使っていた]
…、…
[皺がきつくよるほどに襟を握り締めて息を吐き出す。
身体に当たる波はちゃぷちゃぷと細かい
まるで鈴波と呼ばれるもののようであった。
大きくよくないことが起こる前触れの波]
…嫌。
[小さく呟いて、海から逃げるように浜へと戻る。
やがて近くなる、海岸線へと走ってくる少女たちの存在
見つけて少女は漸く着物を握り締める拳の力を抜く。
着物を籠の奥に押し込んで浮き玉で隠して、
この海にいる自分の存在を示すように大きく手を振った**]
お花畑の ハルは、星売り カスミ を投票先に選びました。
[ぱちん! と耳元で火花が散ったような気がした。
はっと少女は顔を上げる。
しばらく呆然とダハールの顔を見つめていたけれど、やがてはっと我に返り、誤魔化すような照れ笑いを浮かべた]
ダハールちゃん、ごめんねえ?
なんか……なんか、ちょっと、懐かしかったんだあ。
[そっと腕を解いて、少女は口元に貼り付けたような笑みを浮かべたまま、目を伏せる。
懐かしい?
何が?
少女には、懐かしむような思い出なんか、なんにもないはずなのに。
考えない。考えるな。
むずかしいことは、考えない。
楽しくないことは、なかったことに]
………。
[淡い微笑が浮かぶ。
親が寝しなに聞かせてくれる御伽噺に、目を輝かせて聞き入る子供のような。
けれど気持ちまでももうすっかり子供――というわけではなく、
心の中の冷めた部分が、これは夢物語に過ぎないと告げていた。
ただ流れるだけに過ぎない星に、自分の都合で勝手に物語を生み出して。
けれど、物語の方がずっと綺麗だから。
微笑んだまま渡り鳥の少女に、こくり、と頷いてみせた。
ほら、ビンの中の「星」だって。
わたしの、だれかの、みんなの願いごとが詰まってると思えば、
こんなにも綺麗]
白い、お空……。
[また、期待と不安がごちゃ混ぜになって襲いかかる。
夜明けが来る前にいっつも眠ってしまう少女は狭間の空の色を知らない、
そういうことになっている]
あったかそうですけど、横になれないんじゃないですかあ?
ああ、それでいつも眠そうにしてるんですねえ……。
[合点が行った、という風にゆるりと瞬きを繰り返した後、
続く問いかけに、目を、見開いた]
素敵ですねえ。お星様の近くまで行けそうですねえ。
連れてってくれるんですかあ?
[期待先行。
片方の手を翼みたいにぱたぱた、と羽ばたかせながら、
自分がお空にいるところを想像して、笑みを浮かべていたが、]
かえったらみんなにもお話して――――……おはなし、して、
[ふいに空虚になる。
ぽろり、と片方の目から涙がこぼれ]
―――…帰りたくない。
[夜を裂く囁きは少女自身の耳にも届かないほど小さく、小さく。
表情を驚きで満たして、ワンピースの袖で涙を拭う]
ごめん――かえれなくなるんじゃないか、って思ったら、
こわくって……。
だって、わたし、まだ、みんなとお友達になってないんですよう……。
ミズキちゃんときのう、お話できたんですけど、
うまく、ばいばいできなくて。
[星売りの少女を「この世界」へとひきつける強烈な存在があるとすれば。
それは頭上で広がる明けない夜のぬるい闇ではなく、
地上で野山を、森を、色んなところを駆け巡る『太陽』だった。
涙は止まらず、こんな顔を見せたくないとばかりに、
くるり、と渡り鳥の少女に背を向ける。
「星」を抱えているから両手は使えない。
とっさに手離すという発想が出てこない。
月明かりが――眩しい。
今すぐ隠れてしまえばいいのに**]
……… っ。
[『嫌だ』。
まだお友達になれてないのに。
ようやくあの子の気持ちとわたしの気持ち。
触れ合えた気がするのに。
このまま、どこか気まずいまま、帰れないところまで飛んでいきたくない]
……昨日、言ってましたよねえ。
わたしが泣いてくれたら笑うの、考える、って。
[そう思うのに、嗚咽を絞りきるような声、の後に出てきた言葉は、
どこか素直ではないもの、だった**]
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