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随分、仲良くなったみたいね。
[鈴の音の出所がいつもと違ったから。
そんな感想を抱いた]
……カスミは。
もう少し時間が必要みたい。
今連れて行っては、きっと心残りができる。
体の方さえ、問題ないなら。
[それと、付け足す]
――夢の世界が、やっぱり変調しているわ。
眠っている子達の体に何か変化は。
出て、いない?
―回想:ローザちゃんと出会った時のこと―
[その時、少女はマーガレットを摘んでいた。
誰かのお庭から種が飛んできたのかな……なんて、少女は考えない。
お花畑は、春の象徴。"春に咲くお花"という少女の曖昧なイメージで成り立っているそこには、野草もそうでない花も、本来なら時期のずれている花も、でたらめに共存していた。
結構な数を摘んで、少女は満足気に頷く]
これだけあったら、素敵な花束になるねえ。
……だけど。
[そこでハタと困った。花束にしようにも、まとめるものがない。
丈夫な草を使って束ねようかとも思ったけれど、それもなんだか可愛くない]
どこかにリボンとか、ないかなあ。
うう〜ん……。
……えっ!?
[その時、風に乗って、まさに花束にうってつけの素敵なリボンがやってきたのだった]
わあっ! なんで? なんで?
すごい! すごおい!
[びっくりしつつも、少女は物事を深く考えない。
歓声をあげながら、早速リボンを使ってマーガレットの花束を作る。
きゅっと蝶々結びにして、満足気に頷いた時、リボンを追いかけてローザがやってきたのだった*]
[けれど、少女の知らぬところで、けれど着実に"世界の終末"は近づいていて。
目覚めた時、少女は気づくのだ。
リヴリアのための、まだ作っている途中のレンゲの花冠。
決してしおれるはずのないそれが、しおれてだめになっていることに]
リヴリアに、ローザ。
――ミズキもいるの?
[岬守の姿があるのは当然なのだが。
いつになく人が集まっているのを見て足を止めた。
濡れた足にはあちこち細かな砂と、
流れ着いた水草が引っ付いている。
いつもならずっと飛んでいたかもしれないけれど。
森の中で花水木に手当てをしてもらった翼を休める]
なにか、あったの?
パンのみならずハムまで食べてしまったのかい?
まったく贅沢な子だ。トール神が知ったら雷ではすまないね。
では私はパンとハムと、この川魚、ああ塩焼きで構わないよ。
あれがこの子たちの魅力がが最も生きる食べ方だろう?
それとデザートにフルーツなどあれば頂こうか?
お代はいつものように、星屑のように数多の讃辞と
三日月の笑顔を贈ろうじゃないか。
蕩けるような甘いものが良いかね?
ローザは甘いものは好きかい?
それともお嫌いかい?
[しれっと告げながら、シンの視線に気付いて、後ろに隠れようとするローザに手を回す。
柔らかな髪を撫で上げて『彼女がシンだよ』『この子はローザ。可愛いだろう?』と簡単に紹介してあげる]
そうなのかい?
……いや、そうなのだろうね。
昨日と違うことなど何一つないのだからね。
[現ならばある意味の真意でもある。
けれど、このセカイではなにか酷く空虚にも感じてしまう。
自分で言った台詞であるにもかからわらず。
ちらりと、彼女の持っていた籠に視線を落とす]
[昼寝の言葉に頷く様子を見る。
このことも、きっと忘れてしまうのだろうか?
また起きたら、
花を摘んで、花冠を編んで。]
そう、その素敵な布団でゆっくりお休み。
怖い夢は見ないように
寝付くまではここにいるから。
[相槌を打ちながら、髪から、枝から
舞い降りる花びらを見る。
彼女が目覚めたとき
枯れた花冠を見ることは知らない。
記憶を閉じ込めた様子を見るのは切なくて。
”かぁくん”のことも、
きっと忘れてしまうのだろう。
かわりに、自分が覚えておこう。
今度、思い出したら”かぁくん”に
似合う花冠をお願いしてみようかな。
そんなことも、少し思いつつ。
ハルが眠ると道化師の姿は不変のはずの
花畑から姿を消した]
おや、ソラの子。
キミもローザを御存知なのだね。
[一瞬、明らかに知っていた風のダハールの顔が脳裏を掠めるが、すぐに頭を振る。
ハルも彼女を知っていた。他にも知っている者はいるだろう。
ましてや、グレイヘンはソラを超える者。私より永くこのセカイに居る者。
私より多くを知る者だ。知っていてもなにもおかしいことはないだろう]
なにかあったといえば何かはあるよ。
花びらより重いものを持ったことがないボクが
こんなバケツを持たされて居るんだ。
これは一大事だね。
[カラカラと嗤いながらも、彼女の姿にすの嗤いを止める]
なにかあったのかと言うのならば
ソラの子キミもどうしたんだい?
砂塵と水草をアクセサリーにする趣味は
ボクの記憶にはないのだけれど?
なにか、あったのかい?
[蝕は未だ微かな異常ではあったけれど、よりソラに近い彼女なら何かを……少しずつ変わるセカイを知るのではないか?
そう問いたげに、グレイヘンを見つめた]
リヴリアは。
ひさしぶりなの。
[ちょこんと手を上げる仕草と一緒に翼も揺れる]
きょうのかぜは。
なんだかいつもと、ちがうね。
[7年間、眠り続けている少女。
夢の世界で眠る時、彼女が見るのは夢のまた夢?
それとも現実?
そんなことは知らない。
そんなことはわからない。
現実世界からこの世界に逃げてきた少女は、夢の世界でも眠りに逃避する。
ダハールの気配に安心して、少女はことんと眠りに落ちる。
自分ではない誰かの気配。
それは、現実世界の少女が、もう持っていないもの。
だから、きっと、それは多分、本当は求めてはいけないもの**]
ローザのすわってるおかは。
おそらから、よくみえるの。
いないときも、あるけど。
[少女の髪についているリボンと。
いつもと違う様子の道化師に首を傾げた]
リヴリアとローザはなかよしさんなの?
その、りぼん。
[バケツはいったい何に使うのだろう。
お料理だろうか、と見当違いな事を考える。
嗤うのをやめた道化師の仮面を大きなベリーが捉える]
そういえばひさしぶりだねぇ。
ボクもあちこちふらふらする子だけれど、
キミをこれだけ見かけなかったのは
ずいぶん前以来になるのかな?
[揺れる柔らかそうな翼に目を細める。
だが、次の言葉には微かに細めた目は揺らぐ]
……風が?
[少し駆け、浜辺の真ん中で立ち止まる。
仮面を外し、空を見上げ
風をこの身に感じる。
……わからない。私にはまだ
微かに下弦の月が歪む]
ちがうのかい?
なにか。
[先程抜け出してきた荒野と。
その前に見た流れ星の光景を思い出して。
最後に花水木と別れた時まで記憶が巻き戻ると]
ヴェルのいたばしょが。
かわっちゃったの。
ヴェルがいなくなっちゃったから?
でも、これまでも。
ぐれいへんは、いなくなったこ、もっとしってる。
こんなのは、はじめて。
[一度足を見下ろして]
それから。
カスミが、ないてたの。
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