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まさか泣くとは思わなかった……
そしてミズキちゃんには「わたしがいなくなったらどうする」的なことを訊く予定がごらんのありさま
わたしは説得に応じられる応じられる……
ウサギちゃんりんごに5年?
君、それはいくらなんでも不器用すぎだろう。
りんご剥きなら私のほうが上手いぞ。……多分。
[獲物を捌くことなら出来る少女は、
やれやれ、といった様子で小さく肩をすくめる。]
それにしても懐かしいな。
私も、昔はよく……
[味など二の次の、ただ栄養を摂取するための食事。
そんな中で唯一好きだったのがうさぎりんごだった。
けれどその内に、りんごを噛む力も、
それを嚥下する力すら無くなって、
自分の舌で物を食べることが、出来なくなって―――]
[考えれば考えるほど暗がりに落ちていく。
ならば―――考えてはいけないのだ。]
……よーい、ドン!
[自分で自分のために号令をかけて走りだした。
先手を切って。風を切って。
後ろでリヴリアが上げる文句の声も、
唖然としたローザの表情も、届かない。
砂浜の上、ときどき足を取られそうになりながらも
太陽宿す脚は駈ける―――『翔ける』]
[泣き出すのを堪えたような声だった。
一度だって聞いたことのないような、
それでいてもうずっと前から
笑顔の裏にちらちらと、見え隠れしていたような]
泣いてる、の、 か………?
[困惑と、心配とを織り交ぜた声で問いかける]
[夏の山はまだ太陽天高い昼の時間。
けれど遠い野の方角を見やれば、
黄昏――そして夜の訪れる、暗い空。]
……星売り、 ―――……。
[どこかから、星が泣いている声が聞こえた気がした。
けれど走り出すことも、振り払うことも出来ないまま
太陽の子はその場に佇む。]
[空を見上げる青葉の瞳は、
世界の異変に未だ気づかない。
夏の野山に存在しないはずの月が上る。
陰る太陽――隠されゆく光。
これからはじまろうとしている、*日蝕に*]
[巡る刻の輪廻 駆け抜ける風
私は彼女と44回目の駆け逢いを紡ぐ。
視線の先に揺れる日輪と大地の髪
躍動する肢体 眩しく煌めく汗
それを追いかけ 走る 走る
踊るように 跳ねるように
少しの間、逢えなかった刻を一片に集めるように見つめながら。
彼女は私をもう超えた
43回目のあの日から、私は彼女をもう振り返る責務も権利も失った。
彼女は翔け征く 大地の翼を命に宿し 生命を燃やし。
私は駆けるだけだ。私に翼はないのだから。
生は凍っているのだから。
だからもう追いつけない。
“異変”が訪れさえしなければ]
[44回目の駆け逢いは、その異変によって終わりを告げる。
おひさまの振り返す手が止まる。足が止まる。
翼が止まる──]
……
[見上げた空 太陽に蝕れる月の掌
雲を払い、その雄大にして艶やかな身体を侵す理
現の世界ならば、物珍しいことながらも起こりうる朔日の戯
けれど、ここに世界の理は存在しない。
ミズキの元に月が昇らぬことは、おそらく知らない。
私が彼女に会いに行くのはいつも昼と定めていたから。
同時に私が星の彼女に会いに行く時は、
黄昏を待って宵を纏うのだけれども……
それでも、“それ”がおかしいことは
彼女の様子を見ればわかることだ]
おひさまの子、ゴールは自ら向けに来てくれることはないよ。
翔け征くのだろう? 翔け抜けるのだろう?
なら、今はまだ佇む刻じゃない。
……それに潮騒の子が待っているよ。
真昼の子は焦がすだけでいいのだよ。
焦らすのは真夜中の所行だから
[追いついたのなら、バケツを持たない方の手で肩を抱いて、仮初めのゴールへ誘ったことだろう。]
むりにつれてったり、しないから。
[怖れの理由を語る様子に耳を傾ける]
カスミが、へいきっておもえるようになったら。
それから、おほしさまにあいにいけばいいの。
ぐれいへんは。
ひとりでは、いっちゃったりしないから。
[夢が少女を拒絶する可能性もまだ。
今は知らないから]
ミズキと。 おはなしできたら、いいね。
[背を向ける星売りの素振り、敢えて見ないふりをする]
それじゃあ。
ぐれいへんは、いくね。
[月明かりを見上げて、わざと羽音を立てて飛び立つ。
涙を見せたくないというのなら。
せめて泣くのを我慢しなくて良いように]
[そして、手を振っていたシンへと緩やかに手を振り返し歩み寄る。]
やあ潮騒の子。今日も海は煌めいているね。
今日もキミは輝いているね。
ああ、今日も大漁だね。ステキなものを拾えたかい?
[その籠に彼女にとって“ステキ”ではないものが入っていることなど露知らず、膨れあがった籠を眺めて常と変わらぬ様子で語りかける]
浜風が聞かせてくれたのでね。
ここに来れば美味しいご馳走を頂けると。
波風が教えてくれたのでね。
早く来ないと育ち盛りの欲張り泣き虫君が
全部を平らげてしまうよと。
陽風が誘ってくれたのでね。
今日は川魚は美味しいよとね。
だから、ボクはお腹の声で答えたのさ。
たいへんたいへん。
背中がくっつくまえに急がなきゃ
ってね。
浜風が聞かせてくれたのでね。
ここに来れば美味しいご馳走を頂けると。
波風が教えてくれたのでね。
早く来ないと育ち盛りの欲張り泣き虫君が
全部を平らげてしまうよと。
陽風が誘ってくれたのでね。
今日は川魚は美味しいよとね。
だから、ボクはお腹の声で答えたのさ。
たいへんたいへん。
背中がくっつくまえに急がなきゃ
ってね。
だから走ってやってきたのさ。
おかげで汗だくだ。はらぺこだ。
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