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−海岸線−
[蔓で編んだ歪な籠抱えて、潮の染み込んだ砂にひとりの足跡。
満ちていれば押し寄せる波も、この時間は随分遠い]
…今日も、収穫は上々。
[砂上へ置き去りにされた椰子の実、拾い上げて籠の中。
茶色い外皮の下にのぞく、硝子の破片に大きな巻貝。
見上げれば太陽は揚々と眩しく、白鴎はまるで空に捺した印影]
[魚と、目が合った。
真ん丸の目で見つめると魚も見つめ返してくる]
――そう。
ずっとむかし、ここにいたにんぎょさんは。
もう、いないのね。
[少しだけ寂しそうに微笑んで。
少女はくるりと踵を返した]
――……。
[大きく少女は羽ばたいた。
草木のクッション、柔らかなベッドを求めて]
ふぁ
[丘の上は心地よいそよ風が吹いており眠気を誘った。
小さなあくびをすれば声が漏れる。
甘くて、まるで綿菓子のような声。
この声が好きじゃなくて多くを喋ることがない。
ふわふわとした髪の毛に甘い声。]
……… 忘れ もの。
[リヴリアの言葉を、ひとつ訂正する。
物 か 者か。それさえも曖昧に。
答えを出せない。答えを出さない。
背中に 響く笑い声。
仮面の中で一度、目を閉じた。そして、あける。
ここからは、道化師 姉が言うには
結論を出したらしき少女の下へ。
結論をいくつ見れば、
結論というものがわかるだろうか?
世界の果てで佇む。後姿。]
─ 在りし日の 夢 ─
さあ、もうすぐめざめの時間よ。
またあっちで逢いましょう?
暖かい朝食と、ミルクと一緒に
始まる一日を貴方と共に
[そう告げて、彼の背を抱きしめる。
そして手を振って彼を送り出す。
私の夢から、彼の現実へ。
繰り返される日常
夢と現で回る輪舞曲
過ぎ去りし永遠の日々
なくしてしまった少女の幻]
[魚と、目が合った。
真ん丸の目で見つめると魚も見つめ返してくる]
――そう。
ずっとむかし、ここにいたにんぎょさんは。
もう、いないのね。
[少しだけ寂しそうに微笑んで。
少女はくるりと踵を返した]
――……。
[草木のクッションが恋しい。
この世界に生れ落ちた時、卵の殻を覆っていた巣を。
少女はずっと探し続けていた。
岸に戻ると羽ばたくのをやめ。
翼を引き摺って、歩き出す]
[鼻高々の様子のミズキに、大真面目にうんうんと頷く。
遊んでばかりの少女とは大違いなのだから]
えへへ! いいの!
だってミズキちゃん、みんなにばんごはんをお裾分けするんでしょう?
ハルはこんなのしかできないから。
その花冠、ミズキちゃんにお裾分けする!
[少し照れた様子のミズキににっこり笑って、少女はまた大きく頷く。
"花冠のお裾分け"は実際そんなに珍しいことではない。
星売りの少女に払える代価だって、それくらいしかないのだし]
[結論が出せない。
結論は出さない。
今はまだ、そのままで………――]
ヴェル………何を見ているんだい?
笑わないのかい?
泣きたいなら、僕 が、泣いてあげるよ?
[泣いた仮面のまま、ヴェルの後姿に話しかける。]
趣味丸出しすぎるだろ。
これ、医局長の趣味?
[――――]
はいはい、お仕事しますって。
でもこんなロリ・・・なんでもないッス。
[草地がやがて砂地になる。
少女はぱたりと立ち止まった]
――……。
[柔らかい羽毛を砂の上で引き摺るのは嫌なのか。
草のある方へ、どんどん反れていく。
ふと、点々と砂地に刻まれた足跡。
その先を目で追うと、籠を抱えた少女の姿]
/*
はい、というわけで始まりました、
おにゃのこいっぱい私得むーらー
私得村に加え私得役職です 共鳴者!!
瓜科だと2年ぶりだった ひゃっほう
[籠の大半を占領する椰子の実、それでも拾う手は続く。
足跡が伸びていく度に、籠の中で乾いた音。
砂の上で見慣れない子蟹を見つけ、力いっぱい沖へ投げる。
小豆のような色の小さな甲羅が遠くなって ぽちゃん]
…いい天気だぁ…。
[青々とした空を仰ぎ、ぽつりと呟く。
流されてきてしまった小さな蟹は、帰れただろうか]
[『こんなのしかできない』とハルは言う。>>48
でも―― 必要も無いのに好きでやっていることだ、
そんな風に言う必要もないのに。
ミズキは一度ふるりと首を振るけれど、
それを言葉にすることは無いまま]
…… ん。
それでは貰っておくことにしよう。ありがとう。
[にっとはにかんだ表情で笑いかける。
そして思案するように指先を唇に当てた]
しかしお裾分けを貰ったんだ、お礼を渡さなくてはな。
またハルの好きな「おやつ」を持って来よう。
果物や木の実―― ハルは何が好きだったかな?
[住人たちの好みも千差万別だ。
記憶をたどりながら問いかける。]
さーて、
[砂地に伸びた足跡が止まり、乾いた砂のある先を見る。
古びた建物のその傍ら、海辺の植物の中
見つける、紛れてこちらを眺めている渡り鳥の姿]
いらっしゃーい。
[籠を抱えたまま、大きく手を振った。
渡り鳥は、決して砂のあるほうには近寄ってこない。
だからこちらから近づいていくしかない。
尤もなところ、岬守もまた海辺から大きくは離れないけれど]
そう……そう、帰りたい、んだ。
大丈夫、まだ、大丈夫、だよ。
君の帰り、待っている人がいる。
君がこの世界から帰ってくるのを。
[世界の果てを見る少女にうなづき、言葉を返す。
世界を行き来する。だから知っている。
けれど、彼女に彼女の結論をもたらすことはできない。
結論を持たない自分には。
彼女に結論をもたらす姿、伝えなければ、と思う。
仮面の姿は周囲を見渡して]
[ぽちゃん。
水に落ちた子蟹に目を瞬く。
片手を口許に当て、小ちゃく首を傾げながら]
おてんき。
あめ、ふったりするの?
[夢の世界は住人次第で天気や時間すらも変わる。
少女は渡り鳥だからどんな場所にでも行くけれど]
[まぁるい瞳で微笑むと。
口許に当てていた手を小ちゃく振る]
あのね。
きょうは、おやまがちゃいろなの。
だいすきなベリーが、みつからないの。
くだもの、どこにいけばあるかしら。
[お腹がくぅと鳴った]
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