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あはは
[考えを散らすようにカラカラと笑えば、飛び上がるようにして花畑に身を躍らせる。
軽やかにステップを刻む青白い素足。
跳ねて、駆けて、花びらも舞う。
合わせて舞うは纏うボロ。ひらりひらりと宵が揺れる。]
あはは あはは
[高く低く響く嗤いと高鳴る鈴の音]
[ハルの声を聞けば、踊るような足取りで
跳ねて、駆けてたどり着く。
暁を覚えぬ小春日和の微笑みの元へ。
そして嫌がらなければ、手をとって抱え上げて
くるりと廻す。
世界を巡らすように一回り。
花の輪廻を虚空に描いてから柔らかな花園に転がり込んだ。
…とれなかったら、きっと一人でひとまわり。
くるりくるりと道化の如く]
やあハルの子。こんにちは。
[ここへ来ればいつだってこんにちは。
おはようもこんばんはも紡がない。
真昼の花園 彼女の世界]
ここは気持ちがいいねぇ。
ぽかぽかするねぇ。
甘い甘い花の香りがするねぇ。
そういえば、近くの丘に可愛い子がいたよ。
柔らかな綿毛のような髪の毛に
綿菓子のような甘い甘い声の子が。
あの子はキミの友達かい?
わああっ。
[差し出された手を素直に取って立ち上がると、くるりと回され歓声をあげる。
ジャンパースカートがふわりと膨らんで、お花畑に2人で転がると鈴を転がすように笑った]
うん、ぽかぽかなの。今日もいいお天気でよかったねえ。
[にこにことそうお返事するけれど、いいお天気でない日など、来ることはないのだ。
ここはいつもぽかぽかとあたたかな昼下がり]
可愛い子? 誰かなあ。
ヴェルちゃんかな? それともローザちゃん?
[誰にでも愛想のいい少女は、お花畑にやってくる人はみんなお友達だと思っている。
星を売りに来る少女や、目の前のリヴリアのことも]
ちょっと前まで、ミズキちゃんがいたんだよう。
ハルが、お昼寝する前!
[仮面の知る限りほぼ一つの例外を除いて、この世界に住まう者達は皆成熟から離れた少女達だ。
うら若き少女たちがこの幻想郷を体現したような花園を忌み嫌う理由もないだろう。
きっと、大勢のの少女たちがここを訪れ、語らい、癒され
そして…やがては…
この子は仮面より長いこの世界の住人だ。
仮面の知らぬこの世界も知ってもいるのだろうか?
自身より先にここに居たのは、この子と…グレイヘンぐらいか?]
ふうぅん。おひさまの子もいたんだね。
一緒にひなたぼっこをしたのかな?
楽しいお話でも聞かせてもらえたのかな?
とびきりの元気をわけてももらったのかな?
[無論丘から眺めていたので知ってはいたけれど、わざわざ告げるようなそんな野暮ったい真似はしない。]
[仮面の知る限りほぼ一つの例外を除いて、この世界に住まう者達は皆成熟から離れた少女達だ。
うら若き少女たちがこの幻想郷を体現したような花園を忌み嫌う理由もないだろう。
きっと、大勢のの少女たちがここを訪れ、語らい、癒され
そして…やがては…
この子は仮面より長いこの世界の住人だ。
もとい自身より先にここに居たのは、この子と…グレイヘンぐらいか?
花守は知ってもいるのだろうか?
仮面が知らぬ世界の話を。
渡り鳥も知っているのだろうか?
仮面が知らぬセカイの話を。]
ふうぅん。おひさまの子もいたんだね。
一緒にひなたぼっこをしてたのかな?
楽しいお話でも聞かせてもらえたのかな?
とびきりの元気をわけてももらったのかな?
[無論丘から眺めていたので知ってはいたけれど、わざわざ告げるようなそんな野暮ったい真似はしない。]
― そら ―
[冷たい風が吹く。
たんぽぽの綿毛が翼と同化した。
小鳥が春へと逃げていく]
――にげても いいの。
[渡り鳥は一羽、その群れを見送る]
やぎさんは、おおかみさんから にげていいの。
あかずきんちゃんも、にげていいの。
とりさんも、さむさから にげていいの。
[逃げなければ死んでしまうなら]
[襟を少し引っ張りあげる。
ふるり震えながら辺りを見渡した。
陽射しが辛うじて暖かい]
ヴェル。
[静かに、羽毛を散らしながら渡り鳥は木陰に降りたつ。
夢を彷徨う少女がそこにいた]
――でてきちゃったの?
[自分の領域から。
少女達はそれぞれが自分の世界を持っている。
渡り鳥もかつてはただの鳥だった。
帰る巣が、あった。
今はもう場所も分からなくなってしまったけれど。
帰りたい。
そう呟く少女を眠たげなベリーが見つめる]
――だいじょうぶだよ。
なかなくても、だいじょうぶ。
ないても、だいじょうぶ。
だれもヴェルをせめないから。
[渡り鳥は両手を伸ばす。
二人を包むように翼が広がった。
消え入りそうな少女はひどく疲れているように見えた。
渡り鳥が木陰へと手を引いて連れて行く]
――つかれた、のね。
すこし、おやすみしよう、ね。
― こかげ ―
[泣いているのか、いないのか。
疲れた少女は誘われるままに渡り鳥の膝に頭を預ける。
毛布の代わりに翼を少女の上に広げた。
足まで覆ってやる事はできないけれど。
少しは温もりを感じられるだろう。
膝の上の少女の髪を撫でながら。
眠たげな瞳で渡り鳥は空を見た。
もう少し。
少女の心が落ち着くまで。
暖かい夢の中で――]
[慎重に気を払うような作業ではないけれど、
どことなく口数は少なくなる。
黒いつやつやとした果実は夜闇に似ている。
深く、考えないように。考えないように。
そう思う事自体が、既に考え込んでいるということだろうか]
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