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[遠慮はしないというレネとユーリ。
何も知らず、両方からからかわれて楽しそうなマリーベル。
…面白くないな、と]
……ねぇナイト。
こっちの世界に連れくるって言っていたわよね。
せっかくならあの、マリーさんにしたらどう?
きっとあんたの格好見てすごく面白がってくれそうだしね。
[そう、――偶然、ユーリが巻き込まれてしまうかも**]
すーごく、
「ヒューゴだけイズミが変だって察しかけてる」てーのって
中の人補正すぎてまずいんじゃ…って思ったけど、
よく考えたら前占い師だったから変ではないな
まあ変ではないだけで推奨されるべきものではないから、なんかもやもやする、だけにとどめているのであった。
[起きた。もはや時間の概念など忘れている。
学校が無いってそれだけでジャスティスだと思いつつ
むくりと起き上がる。]
…あれ、……
[しゅーしゅー。聞き慣れない音がする。
音を辿って部屋の端へ行くと、蛇がとぐろを巻いていた。]
すげえ。ウナギみたいな…、
[そういえば、腹が減っていた]
[そこで漸く、スマホの受信ランプに気づいてメールを確認。
ヒューゴからの言葉に、驚いて目を瞠った]
食うと思ってたのか。……危ない、危ない…、
[見透かされていた。さすがはヒューゴだ。]
件名:ヘビ
内容:
これ何だ、催し物か何かで使うのか?
蒲焼にしたら旨そうだな。
[書いてしまった]
re:ヘビ
to:ランス
食べるな、お腹を壊すぞ。
女子部屋に急に乱入したらしい。
相談したいが、時間はあるか。
ランスはいつの間に腹ペコキャラにw
宛先:ヒューゴ
件名:re:ヘビ
内容:
了解、自重する。
あー、森とかあるから入り込むのかね。
んー、1530くらいまでなら、大丈夫。
深刻そうだな。
[ランスからのメールを確認すると、ぽてぽて歩いて部屋に戻った。扉を開けて左右確認。ランスしか居ないようだ]
…ん。
悪いな。
[片手上げつつ、蛇を見る。]
……食べるものではないから。
[念のため釘を差した]
[やがて、部屋に戻って来たヒューゴの姿に気づいて軽く手を挙げ]
…大丈夫か?
…なんか、…顔色悪い。
[気の所為かもしれないけれど。
なんとなくヘビとヒューゴを代わる代わる眺め、テーブルの方へ向かい]
[顔色が悪いと言われれば、自分の頬に触れ]
そうか…その…なんだ――「前の時」と同じような、
…それよりも強い不安感がある。
[学校祭の折、嫌な感じが合ったことをよく彼には伝えていた。そのことを指して]
…まずそのヘビは、森にいる種類ではないんだ。
…そのヘビのこともなのだが、…アーニャが何か、オカルトの意味で良くないものに気づいている。
でも報告してはくれないんだ、よな…――。
強めに危ないことをしないように言ったんだが、
……多分効かない…気がする…
[最後の方は、不甲斐ないといったようにしりすぼまり]
怪奇的なことは解らないから、力になりようがない…
思春期お悩み相談室 byランス
[ぽつぽつと語り始める彼を真っ直ぐに見つめ。
『森にはいない蛇』『良くないもの』
『アーニャが危険』
断片的内容をインプットし、何となくの現状を把握した]
…ヒューゴはなんつか、霊感?みたいなのあると思うよ。
…前ん時もそうだったじゃん。
[アレはもしかすると、カードの力だったのかも知れないけれど。
ヒューゴの肩を、そっと掴んで励まそうと]
アーニャが前衛で困るなら、ヒューゴが後衛で構えてりゃいい。
…俺も、出来る限りサポートに回るし。
[ゲーム脳である]
[霊感?と首を傾げつつ]
……役に立った試しはないんだが…――
[肩を掴まれると、顔をあげた。
切れ長の瞳が自分を見つめている。]
後衛…
[少し考えた後、]
ありがとう。
――あまり邪魔はしたくないのだが、頼りにしている。
[ゲーム的にサポートなんて言われ、苦笑が溢れる
ランスは飛び道具派だったか、それとも魔法派だったか]
ランスがエアーを読みまくりで素直に凄い
昼間の電話の件を消したいレベル。
…自分でそう思ってるだけじゃねェの?
[役に立たない、とか。
彼はこういう部分で損していると思ってる。
肩を掴んだ指先で、ポン、ポンと肩を叩いた。]
あー、ヒューゴは後衛っていうより中衛だよな。
前衛のサポートしつつ、自分も戦う赤魔導師系。
[俺は黒魔導師な、とか。FF派だった。
単に普段使っているジョブを上げて笑ってみる。]
…邪魔、って何の?
…寧ろ俺は、ヒューゴが相談してきてくれて、嬉しいよ。
……そうなのか?
[ぽんぽんされると、不思議そうな顔をした]
………器用貧乏だろ、赤魔道士―
魔法の数が少ないし…
[ぼそ、と赤魔道士に失礼なことを言った。いえカッコイイです赤魔道士。
嬉しい、と言われて、僅かに照れながら視線を逸らした]
……ん。
――人を頼れというようなことを、学んだところだ。
[ネッドにも言われたし、――彼女の様子を見ていても思う]
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