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はぁ、はぁ……
[くすぐる手を止められても、暫く全身の力が抜けたようにぐったりして、肩で息をしていた]
う、うぅ……露出狂じゃ、ないもん……誰にでも見られていい訳じゃないし……
[少し目を潤ませて反論して]
あ、あ……
[止める暇も挨拶する暇もなく、どこかへ消えてしまっていた]
……またな、イズミ。
[小さな声で呟いた]
[豪勢すぎる土産だとの言葉には、尤もだと頷いた。
飲んでみたいという好奇心はあるのだが、問題を起こして皆に迷惑を掛ける訳にも行かないなとぼんやり馳せる。
うん俺、旅行中に梅酒飲んで倒れた事も、覚えてないから]
―――…あ、…そう、だったっけ…、
ピアス…、そう、宝探しするから、好きなものを、って……。
[ノイズが走るみたいに、視界に残像が走った。
緑の髪に、人懐こい瞳。きっとこれが、『ネッド』だろう。
軽く瞼を伏せて、繋いだその手をきゅ、っと握り]
……同好会メンバーで、居なくなった奴ら、いるんだろ?
…俺、…そいつらの事、……全然記憶に無いんだ。
[行方不明のメンバーがいることを確認する言葉が、
どこか他人事のように聞こえて。
こくりと頷いたものの、胸騒ぎが消えず]
………、え………。
それ、って……、え、と………。
[そして、告げられた事実に、言葉が出てこない。
冗談ですよね?と、笑って言えるものなら言いたかったが、
そうではないと、直感的に悟り。
手を握り返すこともできず、呆然とランスを見つめていた]
[今はもう、自分の記憶に欠落がある事実を受け入れられていたから。
だから、酷く事務的に、彼女へ説明してしまったかもしれない。
その証拠に、普段冷静なサリィが酷く、動揺している]
―――…、…まあ、そういう反応…、だよな。
[サリィの動揺が、繋いだ指先からも伝わるみたいだった。
曖昧に返答を返しつつ そのまま、彼女の手を引いてボート乗り場へ向かう。ライトアップしているということは、夜だけどまだ、ボートに乗れる筈だ。
係員に二人分のボート代を支払うと、『どっちに乗る?』と聞かれた。
普通の手漕ぎボート(対面式)と、白鳥の足漕ぎボート(隣席式)だ。
ビジュアル的に手漕ぎが良かったけれど、今はなんとなく、…サリィの傍に居たかったので、思案を始めた]
[ランスの言葉にはっと我に返った。
話を聞いただけの自分が狼狽えてどうする。
多分、一番きついのは彼自身の筈なのに]
………あ、ご、ごめんなさい…。
私………。
[それでも言葉は続けられなくて。
せめて…と、ぎゅっと、ランスの手を握り返した]
…………え、と。
[係員の問いかけに思案するランスを見て、
こっちの方にしませんか?と+表+表:手漕ぎ/裏:白鳥を指さした]
………だからラ神………。
(そんなこというなら最初から白鳥選べよ、とか言っちゃダメ)
[『ごめんなさい』と、謝罪の言葉が聞こえて目を瞠る。
サリィの混乱は尤もだし、彼女が謝る必要はどこにもなかった。
自分の器の小ささが歯痒くて唇を噛み締めたのは一瞬の事、]
……、……。
[細い指先が、自分の手を握り返してくれる、それだけで今は嬉しくて。
その手を引き寄せ、甲へとくちづけた。そして当初の問題に、戻る。
やっぱりビジュアル重視だよな。ちら、とサリィの顔を見つめ]
……う、…解った。
じゃあ、こっちで。
[係員はどうぞーと、普通の手漕ぎボートの縄を外し、案内してくれた。
先にボートに乗り込み、サリィを誘導しようと、手を支えて。
座ってくれたなら、オールをゆっくりと動かしてボートを動かしていこうと]
[手の甲にくちづけられて、ぱっと頬が朱に染まる。
手を繋ぐことには慣れてきたけれど、これには全然慣れない]
………っ………。
[係員さんもいるのに、とか頭の中ではぐるぐる言葉が回る。
こちらは別の意味で慣れているのか何も言わない係員さんに、
余計に恥ずかしくなったり、文句はラ神に言ってくださいとか、
そんなこんなでランスの視線には気付けなかった]
あ、ありがとう、ございまっ………!
[ボートに乗ろうとしてバランスを崩しかける。
ランスが支えてくれているので、大崩れはしなかっただろうが、
それでも一瞬ランスに抱きつく形にはなっただろうか]
………日本語崩壊してる気がする。
[係員は結構なおじいちゃんだったから、サリィの手の甲にキスしたんじゃなくて、鼻でも啜ってるように見てたのかもな…
変なところは気にするけれど、人目は余り気にしないのが俺のジャスティス]
―――…っ、あぶ……ッ、
[サリィが降って来たので、慌てて受け止める。
ボートが左右へぐらりと揺れた。
むに。
ToLOVEるくらいのラッキースケベが、ついに俺の処にも、やって来た。
ありがとう、神様。]
…よし、わかった。
…このまま、漕ぐ。
[何が解ったのかは、謎だ。
真顔で、サリィの躯をくるりと反転させて、自分の足の間に座らせようと]
[どんなジャスティスですか!人目も少しは気にしてください!!
と、もし心の声が聞こえていたら叫んでいただろう。
基本的に人前では手を繋ぐのが精一杯です。それはさておき]
………っ、びっくり…した………。
すいません、ありがとうございます。
[落下の衝撃の方が大きくて、ラッキースケベを提供したなんてまったく気付いていなかった。
だから、受け止めてもらったことにたいして笑顔で礼を言って]
………え、えぇ!?
[くるりと身体を反転させられると、不思議そうにランスを見上げて。
わけのわからない間に身体はランスの足の間におさまっていた。
そこから抜けようにも、ボートが動きだしてしまえばきっと動けない]
[心の声が聞こえていたならば、サリィは本当に可愛いなあ…なんて、更にちゅっちゅしたに違い無いが。
ゆらゆらと不安定に揺れるボートは、じいちゃん係員にサヨナラを告げてゆっくりと夜の湖へ滑り出す]
動くと危ないから、…じっとしてて。
[誰も乗っていない後方が少し持ち上がっている気もするが、何とか安定したまま漕ぐ事は出来た]
[パシャン、
水音が静寂に滲んでいく]
…サリィがもし、……居なくなったら…、
……俺、サリィのこと、忘れるかもしれない。
[本題に、戻った]
[無言で水音に耳を傾けていたが。
ランスの言葉が聞こえると、小さく息を呑んだ。
そう、今までが幸運だっただけで、今後も一緒にいられるなんて限らない。
イズミ、ユーリ、マリーベル、ランスの話からするとネッドもか。
彼らが消えたように、自分や彼が消えることだってありうる。
そして、自分が居なくなったら、ランスの記憶から消える。
でも、そんなことは………]
………ゃ、だ………。
[じわっと目に涙が浮かんだ。
忘れないでほしい、なんて無理だってわかっていても、それでも]
………忘れないで、って…お願いしちゃ、ダメですか…。
ランスさん、言いましたよね…旅行中、お願い、きいてくれるって…。
だったら………!
書こうとして省略した部分。
展開によっては後々使うかもなので、メモ。
世界中の誰に忘れられたっていいんです。
ランスさんさえ覚えていてくれれば、それで………。
うん、絶対どっか病んでるね。
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