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[まふ。]
[妖精に咬みついて、
まふまふまふまふまふまふまふまふ×73]
[甘咬みの刑。]
『るるるるるるる〜〜〜〜!!!!』
[妖精は +裏+{表:じたばたしている!/裏:うれしそうだ!}]
[まふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふまふ]
―森のどこか―
お〜れ〜はマクシ〜〜ム♪ 下っ端役〜人〜♪
[ゴキゲンで歌いながら、イスに腰掛けテーブルの上のごはんですよをツマミに酒を呷り続ける男が一匹。]
……おおっ!?
お前、トドガエルじゃねーか! ヤッダー、ヒサブリ〜!
[前回>>1:183と同じく、忽然と皿の上に現れた妖精にぱちくり。
クロワッサンのような手をギャルのように振った。*06小吉*]
仕立て屋 ジラントは、童話作家 フィグネリア にうしろゆびをさすことにしたよ。
なんだなんだ、お前も飲むのか?
[だばあと妖精に酒を浴びせる。
顔面真っ梅鼠◆になって、心なしか、きゃぴきゃぴ喜んでいるように見える。(当社比)]
そ〜〜おか、お前もイケるクチかあ!
ひゃーーっはっはっはっは!
[よけいにゴキゲンになって、また酒を呷るのだった。**]
[じらんとDはホールのテーブルの上。
シュテファンがリディアを連れて行ったので、ここには]
[猫と変態と私]
『…』
[とりあえず変態をなんとかしようと、ポケットから
ぐー:トゥシューズとチュチュ
ちょき:浮き輪とシュノーケル
ぱー:マフラーと変身ベルト
+グー+を取り出してユーリーに勧めている]
みゃう?
[おいでと優しい声が聞こえた。
優しい優しい……いつしかの母のような声。
その声に目覚めると、リディアの姿がなくなっていて
小首を傾げながら、伸びをする。]
んにゃ〜……にゃ?
[そして気づいたのだ、頭の上に珍妙な生き物が乗っていることに
どうやら妖精らしい。ぷぎゃぷぎゃと可愛らしく鳴いている。
妖精に出会ってしまった*07吉*な運勢だろう。]
[あれはなんだろう。猫の頭に珍妙な生き物が。
じっと見てたら――じらんとDのすぐ傍にもいた。
というかいっぱいいる。ホールの床でマイムマイムを踊っている]
『・・・?』
[~30 か、かわいい!
31~60 まんざらでもない
61~90 不細工…
91~100 ぎゃーおばけ! 34
そんなじらんとDの運勢は…*12小凶*]
[まんざらでもない顔、でも変な動き。
じっと見ていたら、背後に迫っていた妖精に担ぎ上げられてぽーい!された!]
『わーわー』
[何か言いながら見事な放物線を描いてマイムマイム妖精ズの中央へぽとん]
『・・・! ・・わー! わー・・・』
[ぷきゅぷきゅ言う妖精の群れに捕まって凄い勢いで胴上げされている。
わっしょーい!わっしょーい!]
[頭の上の妖精を両手ですぱんっと捕まえると
目の前に降ろして、ちょこちょこと弄る。
楽しそうに(こちらかはそう見える)ぷぎゃぷぎゃ鳴いて、
転げまわっているのが面白い。]
にゃっにゃ〜まふっ
[転げまわる妖精を咥えると、尻尾をご機嫌そうに一振りして
立ち上がると変態姿のユーリーの足元へ。
足に擦り寄ってから、その恰好をどうなのよという目つきで]
んにゃ〜……
[やはり、呆れたような鳴き声を零す。
それから咥えた妖精を頭の上に戻すと、]
みゃ〜!
[大きな爪楊枝を握って、ユーリーに迫るシュテファンに
すりすりと擦り寄ってから、応援するように鳴いた。
あの恰好、どうにかしてあげたいと思いつつ、**]
[赤い光の向こう側、一人また一人と声は聞こえど
姿は見えなくなっていく。
あぁ、それはいつかの出来事思い起こす。]
……最初に、消えたのは―――私、だったけど、
[妖精に触れていると、少しだけ過る記憶。
だが、それは泡沫の如く、淡く消えていく。]
ふふっ、イヴァン君?
アスティンさんは見つかったかしら?
[過るものに感じる哀愁を隠すように、無理やり明るい声で
光の向こうに問いかける。**]
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