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[ニキータの手を引いて、歩き始める。]
アスティンさんどこに居るんでしょうねー。
多分、水車小屋の近くだとは思うんですけど。
[小首かしげ、ゆっくりゆっくり歩く。
再び足が硬直したように。]
[ぶっきらぼうに差し出されたマグカップと、
甘い香り漂うココア。>>79
ユーリーの心の闇(主に絶望)は計り知れない所まで
深くなって居ただろうが、それもまた気が付かず]
……良い香りだね。
[傍でカエル?が愛らしい声で鳴いているのを
指先でつついてはゆっくりと、そのココアを味わうのだった。]
―――うん。
僕もね、行くべき所があるんだ―――
[どれだけの時間を過ごしただろうか。
カエル?にこそりと呟いた言葉は、ココアの湯気に溶けた。**]
楽しかったー
[しかし迷宮譚のほぼ99%はポケットに入ってハンカチを被っていたので何も見ていない]
こんなに楽しかったのはね――
[ちょっと考える。
はしゃいだり、冒険したり、そういえば生まれて始めてだったのかも知れない]
[スタッフロール中、特に思いつく決め台詞もなくて、
ドスの効いた低い声は間延び、喜怒哀楽に乏しいいつもの表情]
どうやっておりようか。
[ニキータ(仮)に首を傾げれば、キキッと頼もしげに鳴いてするする壁を伝って降りて行く]
…ええっ?
ニキータ待ってー
えーと
[左の手を上げる。指を開く。
何も掴むことがないままだった左掌に思い浮かべる感触。
ぼふん。
無数のカラフルな風船があらわれた!]
これでどうかなー?
[一度はやってみたかったシリーズ:風船おじさん空を飛ぶ**]
……悔いはないの、後悔もないの、
だから、次も同じ―――…
[ひらひらと白い花が舞う中。また、ぽつりと呟く。
人狼として生きてきた事。
そのことに、悔いはなかった。何一つ。
ただ悲しいことがあった。
どうしようもないと思っていたことがあった。]
今なら、できる気がする……
[先ほどと同じ言葉を呟いた。]
[赤い光が揺らめいた。
向こう側から聞こえる声にくすりと微笑みながら]
きっと―――…
[願いは叶う。夢は叶う。
―――…叶える、]
雪が降りしきる中。
弱った狼を、通りかかった女の子が……
助けてくれるのよ。
一緒に生きたいと言ってくれるのよ。
[そう、いつだったか。
あの子が、愛しい大切な女の子が、言ってくれたように]
次はね、きっと……
一緒に帰るわ―――…ねぇ、イライダ?
[また、舞い落ちる白い花の中。
優しく穏やかに、幸せそうに微笑んだ**]
……イヴァン君、
[名を呼ぶ声に、優しく応える。]
ごめんなさい、そして
―――…ありがとう、
[大切な"仲間"の為に、彼がしてくれたことに
ようやく、こうして……感謝を告げることができて、幸せだ。
色々な事を、思い出そうとするとやはり、頭が痛む。
確信的な部分は思い出せない。
けれど、過る感情にその言葉が出てきていた。]
アスティンさんも、ありがとう
とても楽しい日々だった。
[獣の本能か、おいでと優しく呼ぶ妖精のおかげか。
もうすぐ終わりが近づいているのを感じていた。
だから、この楽しい日々を、楽しい"仲間"の語らいを、
思い出させてくれた人に、感謝を**]
ふふっ、本当に
―――…ありがとう、
/*
変態騒動では素でジラントさん待ちの20分の間に入眠し、
田舎に帰ろうと思って寝ずに仕事とか絵とか描いて
そのまま駅で切符買って三時間待ってたら吹雪で運休して
田舎に電話すれば「来るな、死ぬぞ」といわれ
そして初詣に行って12時間寝ていた。
うん、なんかいろいろすまんかった。
[凍った水車を傍らに抱く小屋の中。
毛糸の絡まった狼が足元に。
じ、と見下ろす。狼は何かを美味そうに食んでいた。]
…
[暫しの思案。]
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