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……ええと。
僕はどうして此処に居るんだったかな。
[立ち上がって、服に付いた白を叩き落とす。
辺りを見渡して、ゆっくりと歩き出した。**]
童話作家 フィグネリア がやってきたよ。
童話作家 フィグネリアは、じんろー になれるよういのったよ。
―教会裏―
[ひらり、ひらり。淡雪が優しく降り積もる中。
教会裏に一人の女が立っていた。
どこか寂しげな表情をしながら、包み込むような白を見上げる。
嬉しい事、悲しい事、色々あった気がするけれど。
それは薄く淡い優しい色の向こうにあって、
思い出すことができない。
大切な"秘密"]
……、暖かい場所だわ。
[思い出せない事を振り払う様に頭を振って、小さく漏らす。
淡雪の中、寒さを感じない。
それだけではなく、受け入れてもらえるような。
そんな安堵を感じる。不思議な場所だと]
今なら、夢物語の続きを綴れそうかしら?
[ぽつりと零せば、壁に背を預けて、また空を見上げていた。**]
やれやれ。こんな感じかなあ?
[ヨールカの傍には、およそ膝の上辺りまでの小さな
雪だるまがいくつか並んでいる。
しかし、そのどれもがただ雪玉を乗せただけの
表情のないものばかり。]
さて、どんな顔にしてあげようかな?
例えば誰かの………
[そこまで呟いて、一度上を見る。]
…………?
[今度は視線を下へ。]
誰か、って…何処の何だっけ。
[何かが丸々抜け落ちているような気がする。]
うーん……?
まあいいか、適当に何か飾ってあげよう。
ヨールカの飾りがまだ余っていないかな?
[それでも深く考えないで、雪だるまを飾る為のものを
探しに、一度教会の中へと入って行った。**]
やじうまがやってきたよ!(アナスタシア)
アナスタシアは、やじうま になれるよういのったよ。
[黒髪の女が、墓石の前に跪く。
ひとつの墓前に、赤い紅い花を一輪。]
― 墓地 ―
[喪服の胸元、金緑石の首飾りが揺れる。
女は灰色の瞳を細め、墓石に刻まれた名を指先でなぞった。]
――ねえ、どうする?
あたし達もすこし、休んでいこうか?
やじうまがやってきたよ!(ミハイル)
ミハイルは、やじうま になれるよういのったよ。
[喪服とはいえ、女の出で立ちはきらびやか。]
[対する男は、襤褸同然のコートを羽織り。]
[ちらと、ひとつ。]
[女と同じ灰色の瞳を、教会の小窓へ向ける。]
ここは。
俺らの居る場所じゃねェ。
[至極、面倒くさそうに。]
[女へと、手を差し出す。]
そう。 いいのね。
[差し出された手を取る。
いつの間にやら、ささくれだった、武骨な指。]
あたしは、会ってみたかったんだけど。
……ふふ。
あんたと手を繋ぐのなんて、いつぶりだったかしらね?
…………気色悪ィ。
[女が立ち上がるなり、手を払う。]
[自分から差し出しておきながら。]
[そのまま姉の顔も見ずに、男は森へと歩き出した。**]
ミハイル はきゅうようをおもいだしたみたい。(またきてね!)
あら。 照れてるの?
[くすりと笑い、教会を振り返る。
男がそうしたように、女もまた、一度。同じ小窓に視線をやって。]
――ねえ!
待ってよ、ミーシャ。
[年甲斐もなく、弟の背を追い駆けていった。**]
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