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人『むしゃくしゃしてやった
何でも良かった
今は反省している』
牛『むしゃむしゃしてやった
草なら何でも良かった
今は反芻している』
―― 危険な星(回想) ――
[珍しく駅に降りれたと思った瞬間。
目の前の景色がゆがんで・・・、気がつけば目の前に二人の少女が立っている。
一人は赤い服を着た少女。一人はセーラー服を着た少女。]
『ようやく、目を覚ましたわね。
あれほどすぐに列車に戻れと言ったのに・・・。
面倒見切れないわ・・・。』
(何の事だか、さっぱりわからない。)
『夢実様、この人さっきの桂川とかいう人じゃないみたいだぜ。
顔がそっくりだけど、全くの別人みたいだぜ。
しかも、私の別次元の同一の存在らしいぜ。』
[セーラー服の少女がコンソールらしきものを見ながらそう言った。]
(桂川・・・最近どこかで聞いた名前だなあ。
・・・はっ!メモリアルノートの彼か(>>2:C6)その人、字だけじゃなくて姿もそっくりなのか?)
[しかもやっぱり?別次元?同一の存在?なんだ、さっぱりわからない。]
〔唐突に列車内の照明が暗くなりました。
一体何事でしょうか?〕
「ご乗車の皆さん、失礼します。
車掌ププモア・ブルーベよりお知らせです。
当スタートレインは【虚の海】へ差し掛かりました。」
〔照明は次第に一つずつ落ちてゆきます。〕
「これより、【虚の海】を抜けきるまで、
列車内の照明は落ちますのでご注意下さい。」
〔銀河間特急便スターライナーに、静かな振動の様な、
何かの中を突き進む様な雰囲気が感じられます。
これまでの快適な運行にはなかった事でした。〕
〔重い重い【虚の海】。
超重力子で出来た一帯は、まるで「宇宙に出来た海」のよう。
【虚の海】は、星の光をその表面に留めてしまいます。
乗客達が、銀河列車の後方を振り返ると、
「スターライナー」が【虚の海】へ入る前の光が留まっていました。
その光も、そのうちにゆっくりと消えてしまいます。〕
〔銀河列車の周囲は暗い暗い闇の中。
遠くにあろうと近くにあろうと、
この中では星一つの灯りだって見えません。
スターライナーの星屑の光だって、
【虚の海】の中では生まれた後から直ぐ消えてしまうのです。
ここは深い深海よりも暗くて重い場所。
けれども「スターライナー」はその中を駆けてゆきます。
そんな重い【虚の海】も駆けられる造りとなっているのですから。〕
……そう。
[微かな間>>=6に心がきゅう、と痛くなって。
踏み込むことに躊躇してしまう。]
ええ、答えを見つけたの。
だから今の私は、前よりずっと強いはず!
……何かあったら、遠慮なく頼ってね?
[少しだけ大仰に答えて。
おずおずと控えめに、心配している気持ちを伝えた。]
〔真っ暗い闇の中、
ふっと灯りが付きました。〕
〔心細さを慰めるように。
或いは楽しさを掻き立てるように。
更に或いは、
絶望の中にもきっと希望はあるのだと教えるように。〕
〔蝋燭が、一つ付けられました。〕
〔それを皮切りに、暖かな光がそこかしこで少しずつ付けられます。
部屋一つ分さえ満足に照らせない灯り達の群れですが、
それでもお互いの顔は見えるでしょう。〕
〔シャワシャワシャワ・・・
シャンワワ、ワワ・・・
シャ、シャ、シャシャン・・・
シー、シャッシャ・・・
シャカシャカシャン・・・
シューワ、シューワ・・・〕
夢実『私のした事が・・・、謝るわ。
しかしホントそっくりねえ。
そういえば、さっきの博士がいないわね。
てっきりその博士においていかれたものと思ってた。
この星は別次元との境界があいまいなのかしら?
もっと良く調べたいところだけれど、時間がないわね。下手するとこっちも脱出できなくなるわ。
さゆり、光線銃のスタンバイを。』
さゆり『だめですぜ。さっきののでエネルギーがすっからかんになったぜ。チャージには時間がかかるぜ。』
夢実『仕方がないわね。
まあ、気絶させればいいわ。
何でもいいから持ってきて。』
(気絶・・・?物騒な響きだなあ。
もしかして生命の危機?)
〔外の音すら聞こえない【虚の海】だと言うのに、
まるでそんな音が聞こえそうな星屑の光が見えました。
その星屑も「スターライナー」と同じように、
生まれた先から光が消えてしまいます。
平行して走るのは五つ・・・いえ、六つの列車でしょうか。
今の時間、同じ地帯を銀河列車が走る予定はありません。
距離が計れないように、色は何処か透き通って見えます。
灰色に、緑色、赤色、青色、桃色に、それに亡霊の様な色。
手を振れば、向こうの列車からも手を振り返されたようです。〕
[そっと窓の外を見ると、桃色の列車が走っていた]
なんだか乗ってる人もこっちに似てる子がいるね。
あっ、あの人シリルにそっくり!
その横の猫ちゃんはクロスケに似てるね。
……色々、ね…。
[殴られたことを思い出したのか、
頬に手を当て物思うかのような様子に、微かに眉を下げる]
[(If your heart is in your dream.)(Now Here.)
貴方が夢見るように心から望むなら、今ここにあるのに…。
そう思って、泣きそうになった。
祈りや願いでは、届かないようだったから…。
最初の呪いで死ぬはずだった、御伽話のお姫様。
2つめの呪いで、茨に囲まれ100 年眠ったお姫様。
だから、解けない呪いなら、せめて、2つ目の呪いで…と。
呪いの内容は、問われぬうちは心に留め]
私ちょっとトイレに・・・
[早く逃げないと後ずさりしようとするが、つかまれた。]
夢実『大丈夫よ。あなたをとって食おうとは思っていないわ。
簡単に説明するとあなたはこの星に迷い込んでしまったのよ。
このままだとあなたは永久にここから出られなくなるの。
元の世界に戻すためにはあなたを気絶させるしかないのよ。
ちょっといたいかもしれないけれどそこは我慢してね。』
さゆり『持ってきたぜ!これなら大丈夫だ!』
[さゆりはハリセンを持ってきた。]
……何をもって、“生きている”と言うの?
自分の選んだ過去を後悔せずに、
未来を信じて笑っていられることを、
生きている、というのなら、答えはYesよ。
一度も死んだことのない人を、
生まれ持った体のままでいるだけのことを、
生きている、というのなら、答えはNoよ。
[そう答えて、少しだけ寂しそうに、けれど、
いつもの笑みに近い笑顔で、笑った]
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