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−通路−
[ピッ]
[通信機を受け取り通信映像を開いた。]
何の用だ。
・・・。
ルクスフェロへの投資?
そんな話でわざわざ。
任せると言ったが。
[シグネットリングの刻印を眺める。
ルクスフェロは軍産複合体の名前。]
カナン紛争は長引く。
・・・。
はぁ。
分かった。
帰ったらやる。
もう帰るまで連絡するな。
[ピッ]
[強制遮断。
乗務員に通信機を返した。]
カナン紛争は長引く。
・・・。
はぁ・・・・・・。
[うんざりと憂鬱が混ざった溜息をついた。]
帰ったらやる。
もう帰るまで連絡するな。
[ピッ]
[強制遮断。
乗務員に通信機を返した。]
壺……ついさっき、それに似た存在とお会いしたばかりだわ。
……これも偶然なのかしら。本当に不思議。
[少し驚いたように目を見開く。
偶然と呼ぶには出来過ぎたような繋がりに、どこか面白がっているような笑みが零れた。]
少し、子どもっぽいかしら。
けれどそんな感じがしない?
私だけ、じゃないわね。今は私とヨシオさん、ふたりだけの秘密の場所。
そう考えると、わくわくしてくるの。ふふ。
[子どもっぽい呼び名に照れたように頬を赤らめる。
けれど、悪戯を思い付いた子どものように、ころころと小さく声を上げて笑った。]
私がここについて知っているのは、ただただ暖かな空間であることと、元の場所よりずっとゆっくり時間が流れていること、くらいかしら。
[視線を上に向けながら、そう付け加えて。]
二人だけの秘密の場所、なんか―
[運命的な…の前にネコの話を聞いて]
ってつぼ?
そう、なら彼?も居るのかな。
[温泉の地で会ったことを思い出す。問われれば答えだろう。]
僕も…わからない。これが何なのかも。
[腕を彼女の目の高さにあわせてあげる。
もしかしてペアで?なんて思う。]
この場所に二人だけってことはわかった…かな。
[上目遣いはかあいいな…顔が赤くなってないか気にした。]
時間がゆっくりか…そう言えばさっき来たときもあまり時間が進んでなかったかも。
父から聞いた、地球地域に伝わる、
聖なる本の中の神話に、
少しだけ、似たような話があるの。
[そうして、誰にともなく、耳を傾けていなければ、
聴こえるか聴こえないか程、小鳥の囁くような微かな声と、
謡うような口調で語り始める]
昔々、楽園に。
住んでいたのは、幸せな恋人達。
二人の名前は、アダムとイヴ。
二人は最初のヒューマンで、
唆したのは悪魔の化身、悪い蛇。
誘惑の林檎の代償は、楽園からの永久追放・・・。
[そこで言葉を切って。言い伝えでは、
これがヒューマンの最初の“原罪”なのですって、と呟く]
失楽園、苦しみ多き彼の土地で、
二人に生まれた兄弟は、
兄のカインと弟アベル。
神は、優しい弟アベルを愛し。
カインは嫉妬に身を焦がす。
カインは、弟アベルを殺した。
神にアベルの行方を問われ、
カインは答える。
“私は弟の番人でしょうか?”
神は怒り哀しみ、
憐れで恐ろしい兄を、楽園の東、
流離の地“ノド”に追放した。
カインは、罪の印を額に受けて、
永遠に地を彷徨う、
さすらい人となった・・・。
[神話では、これがヒューマンの、
最初の殺人で、最初の嘘、らしいわ。
神話も、なかなか怖いわよね、と、
眉をきゅっと寄せて、一つ肩を震わせる]
・・・なーんてね!
あたしの、『怖いお話』はこれでおしまいっ。
兄と弟は逆だけど、あなたの夢に少し似ていたから、
つい長話して、ごめんね。
[くるり瞳を回す、おどけたような仕草をしてから、
ティンカー・ナッツに笑い掛け]
神話ならともかく、夢でリアルにそんなの見たら、
それは怖いわよね・・・。
話して少しすっきりして、
次は良い夢が見られるように祈っているわ。
”Have a sweet dream!”
いい夢を見てねっていう、地球星域のおまじない、
唱えておくわ。
あら。スッチーにお会いしたことがあったのね。
最初は驚いたけれど、とても可愛かったわ。
[ふわふわの姿を思い浮かべたのか、柔らかく顔を綻ばせた。]
あ……同じ、なのね。お揃いの。
[左腕のブレスレットと同じものが見えて、ふわりと微笑む。
芳雄の腕に合わせるように、自分の左腕を近づけた。]
……?
うん。だからついついゆっくりしてしまうのだけれど。
気を付けないと、戻ることを忘れてしまいそう。なんてね?
[彼の頬が赤くなっているような気がして小さく首を傾げた。
冗談めかして言った言葉には、少しだけ本心が混じっていただろう。]
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