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選べますよ、ふたりなら。
だって、それを教えてくれたのはハンスさんだもの。
[真似られた言葉>>282にころころと笑った。
手をぎゅう、と握り返して、窓の外を見つめる。]
綺麗。本当に、綺麗。
[噴射剤の色は何色だっただろうか。
もしかしたら、見る人によって色が違ったのかもしれない。
だってこれまで見たどの星屑よりも、きらきら輝いていたから。
まるでこれからの未来を象徴するかのように、群青の宙に優しく瞬いて。*]
(もしも願いが叶うなら、
一つだけ叶えたかった。)
(心をうしないたくなかった。)
ありがとう。
[小さく呟いて]
あぁ、綺麗だな。
[眩い星屑の光は光の河のようだった。
メルヴィに囁くと静かに寄り添い、いまだきこえる星歌に耳を澄ませ時を委ねた。群青の宙に融けてしまう星屑の光は、未来へ進むため過去へ吹きかけられる光の粉。]
― 星のうまれる星の駅 ―
[星の歌を聴きながら、車掌に挨拶する。]
ププモアさん、色々ありがとう。
今度はもっと大人になってから乗るから、待っててね。
[この駅で乗り換えて、帰路の旅を残すばかり。]
あ、一条さぁん!! これからどうすんの?
俺はこれから帰るんだ。
もっといっぱい勉強して大人になったら……
一条さんみたいに、宇宙を股に掛けるようなタフガイになる!
[ハンスに腹パンされたのをチラッと思い出したが。
それは忘れたことにしておいた。]
じゃあ、またね。
[と、手を振ってから。]
/*
>>-411
そんなことないです。
素敵なラスト、ありがとうございました。
[ぎゅう]
ふふ。
[嬉しい。愛しい。優しく微笑んだ。]
虚の海をぬけ次の銀河をひた走ると列車はついに【星がうまれる星の駅】に到着する。
我々はここで下車する事にした。
駅の近くには宇宙港があり、個人所有の船が発着できるスペースもある。
そこに停泊する黒い帆船・・・懐かしき我が船『サスケハナ号』が見える。
やはりユディト達はここまで先回りしていたようである。
そう我々はここからまたこの船に乗って、宇宙の荒海に帆を上げるのだ。]
それでも……いい?
[小さな声で、そう問いかけてから]
…ううん、こういう聞き方はずるいわね…。
それでも、一緒に来てもらえたら、嬉しい、です。
[不安からか恥ずかしさからか、一瞬だけ目を伏せたけれど、
自分の気持ちも素直に伝えて]
/*
>>-413
むう。マルセーさんにぎゅうしちゃ駄目です。
[気持ちは伝わったけどぎゅうぎゅう]
最期までずっと一緒です!
お付き合いありがとうございました。
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