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……だ・れ・だ♪
[目隠しのまま耳元でそっと囁く。
67秒ほど待ってみても、反応がない。]
あらん? ……どうしたの?
[手を離して顔を覗き、彼の視線の先を見ると。
>>3:476
ふらりと歩くリコリスの姿が。]
>>3:506
『呼んでも返事がないんだ。』
[心配そうな表情に思わず、キュンと来つつも。
欲望をぐっと堪えてふわりとほほ笑む。]
……じゃあ、一緒に尾行しましょ?
[キリトの手をやさしく両手で包んでそういった。**]
そうどうせなら、曾爺さんが会いたかった相手…
俺がそのケヴィンさんに会える'方法'とか……?
[呟いた時だった。
ふっと辺りが暗くなる。
巨大な影が辺りに落ちている事に遅れて気付いた。]
[上を見上げれば、其処には巨大な影の姿。]
これは?
船…いや、艇……。
[それは、一艇の黒い船だった。
奇怪な光、黒とも赤とも琥珀ともつかぬ、宇宙のいろを辺りに漂わせ、視認可能なスペクトルと不可能なスペクトルが混じり入る艇があった。]
…。は、なるほどねえ。
何が目的かは分からないが、
行かせて貰いましょうか?
[恐らくは幻覚・幻影の類であろうものであっても、圧迫感を感じた。それは、何処かを潜り抜けて来たような異相次元めいた'いろ'を周囲に漂わせていたからかもしれない。]
[予想が正しければ、恐らく此れは宇宙海賊船の可能性が高いだろう。然し、てっきり艇内に入るのだと思っていた一条は、艇の下で佇む人影を見つけて立ち止まる。]
…。
[遠目からも丈夫且つ上質の造りと思わせる黒のコート。
一条へ背中を向けているが、肩辺りには艇の徴であろうか徽章の様なものが見える。立ちのぼる煙は、匂いまでは漂って来ない。]
俺の妄想の姿でないなら、
貴方が、もしかしてケヴィンさん…?
[人影まで十数歩といった所で一条は立ち止まる。
少し癖のある髪の毛、微かな風が吹いて黒コートが揺れている。]
「……うん。わかりやすく言うと、この星が、駄目なんだそう だ。
空気や光や水、土…とにかく全部が、
地球原産の“猫”という生物の代謝機構…体にはよくないらしい。
元気に大きくなれるかは、分からない…と言われたよ…」
「……だからね、とても残念だけれど、
パパとママは、この子は、もっと地球に近い組成の星に
連れて行ってあげた方が、幸せだと思うの…」
[おじさんがプレゼントしてくれた子猫>>500は、しばらくの間は元気いっぱいの愛らしい仕草で、家族を…特に双子を幸せにしてくれたけれど、やがて段々と元気がなくなった。
原因は、ロワン・ディシーの環境そのものらしかった]
「…いやっ。死んじゃうのも、いなくなっちゃうのも、だめ」
[ふわふわの…けれどあまり動かなくなった子猫を、
離したくないとでもいう様子で抱きしめて、
ぽろぽろ涙を流しながら、両親に訴えるのは、シリル]
「……他の星に行ったら、助かるの? 元気になる?」
[妹と同じく泣いてはいたけれど、小さな両手をぎゅっと握りしめて、
何かを覚悟した顔で、ぽつり、そう確認したのは、レリア」
「あの時……たしか5歳だっただろうか。初めて理解した。
自分とレリアは、違う考え方をする、違う存在なのだと。
生まれる前から一緒だった双子。同じ卵の片割れ、魂の半身。
そっくりの外見と同じように、自分達はずっと一緒で、
同じのままでいられるのだと、思い込んでいたから……]
(……え?)
[ふいに、目の前の風景が、
スライドが切り替わるするように、ぱっと変化する。
見覚えのある、幼い頃の姉妹共用の寝室。
可愛いピンクや空色で統一されたベッドファブリック。
窓から差し込む朝日……いつの朝だろう?]
………ごめん、ごめんね……。
わたしが、少しだけ待って、なんて言わなかったら…
助かったかもしれないのに……。
[朝起きたら、冷たくなっていたらしい子猫を抱いて、
パジャマ姿のまま、ベッドの上で泣きじゃくっているのは、シリル。シリルを、ぎゅっと抱きしめて、一緒に泣いているのは、レリア]
(……え? 知らない。こんな記憶は、ないはず……)
[レリアの手は妹を抱きしめていたけれど、涙に濡れた金色の瞳には、微かな…憎しみや怒りに近い感情の色が見えるような気がするのは、錯覚か…自分の罪悪感の投影か。
いずれにしても、それ以上見ていられずに、咄嗟に瞳を逸らせて…俯いた。]
(…これが…過去に選ばなかった未来…?)
[駅でププモアから訊いた言葉>>#7>>#8を思い出す。
少しの間しか一緒に居られなかった、ふわふわの可愛い子猫>>0:203。元気になってほしかった。幸せでいてほしかった。
でも…傍にいてほしかった。失いたくなかった]
(…わたしは、昔から、自分勝手な子どもだったのね…。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…。
この頃から、何一つ変わっていなかったのかもしれない……)
[実際には、レリアの説得で、シリルも手放すことに同意したので、あの子は、すぐに、ロワン・ディシーよりも地球に近い環境の星に送られた。おじさんの知り合いの、優しい家庭で愛されて、元気になったと聞いた]
過去に選ばなかった未来…。
わたしが本当に、選びなおさないといけない過去は、あの夜。
もしも選びなおせるのなら……。
レリアに……。
[…こわい。小さく呟いて、瞳を瞑ると、すうっと涙があふれ。
それが頬を伝う感触に、一つ、震える。
そのまましばらく、顔を両手で覆って、涙が止まるのを待ってから、再び歩きだした*]
過去に選ばなかった未来…。
わたしが本当に、選びなおさないといけない過去は、あの夜。
もしも選びなおせるのなら……。
レリアに……。
[瞳を瞑ると、すうっと涙があふれ。
それが頬を伝う感触に、華奢な肩を一つ、震わせる。
そのまましばらく、顔を両手で覆って、涙が止まるのを待ってから、何かを覚悟した表情で、再び歩きだした*]
― 多次元航行船サスケハナ号・船長室 ―
[セーラー服を着た少女が教授の話に付け加えて]
『私も教授の話がたまにちんぷんかんぷんになって、知恵熱で3日間寝込んだ事もあったな。
あまり深く考えないほうがいいかもしれないぜ。
そういや自己紹介がまだだったな。
このお方は大山崎夢実教授、タゲンとか何とか論を研究している教授。自称天才科学者でこの船を設計開発したのもこの方だぜ。』
大山崎『多元宇宙論よ。あと自称はいらないわ。』
『そうだったけ?ま、いいや。
そして私はその忠実なシモベにしてこの船の操縦士、北白川さゆりだ。よろしくな!』
[少女達が話している内容は突拍子のないものだったが、
この船の名前、この二人からは我々に似た雰囲気を感じる。この二人が言っている事もあながち嘘ではなさそうだ。]
大山崎『まあこうやって、多元世界の同一個体に会えたという事は多元世界を研究するのに重要な資料になるわ。
もっとあなた達をよーく調べたいのだけれど、この星に長くいると永久に出られなくなってしまうらしいわ。
そうなる前にあなた達を元の駅に帰さないといけないわ。準備はできたかしら、さゆり?』
北白川『あいあいさー!準備おっけーですぜ!』
[光線銃を二人に突きつける。}
[無言で吹く風は焼け爛れた虚無の香りがした。]
俺は………一条薫…。
曾爺さんから、貰った名だ。
曾爺さんは、ずっとアンタに…… …!
『...prahmasyp』
[近寄ろうとして、たたらを踏んだ。
気に呑まれたとも言う。微かな歌い声のようなメロディが聞こえた。其れは子守唄のような優しい歌ではない。これは…。]
『...palama sweep daste plai teptaniya noikit arka rodieyah...』
[頭がゆっくりと左側から此方へ振り返ろうとしている。
不気味に妖しいマゼンタの光を眸に宿して。]
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