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[気づけば、今度は小さなカフェの椅子に座っていた。
あたたかな灯りに天井から降る星の模型、壁にある沢山のドア。
銀製のグラスが鈍く光る。
ここにも誰もいなかった。
厨房にはコーヒーを淹れようと用意されたカップがあるのに]
出かけているのかも、しれない。
そうだろう、――。
[無意識に呟いていた。
唇が動く。
誰かの名前を呼ぶ。誰の?]
……。
[窓の外の夜空に星が流れても心の冷たさが増すだけだった。
ひとりなのだと、余計に感じるばかりだ。
きりきりと胸が痛むのを誤魔化したくて適当なドアのノブを回す。
最後に一度店内を振り返って、閉めた]
……俺、どこから来たんだっけ。いや、夢なんだったか。
[ベンチに座り、行儀が悪いと知りつつ膝を抱える。
どうせ見ている人などいない。
動物園だというのに柵の中さえ空っぽなのだからどうしようもない。
視線を動かせば、すぐそばに箒が転がっているのが見えた]
夢の中じゃなければ。
ここは賑わいのある動物園だったりするのかな……。
っ、
[片手で頭を押さえる。訴えかけてくるのは鈍い痛み。
ともに襲ってくるのはもどかしさ。
このままではいけない、そんな気がする。
早く気付けと誰かが囁いているような。
思い出すなと誰かが足止めしているような。
考えれば考えるほどいつの間にか思考に靄がかかっての繰り返し]
/*リコリスさんの動物園と、身を隠す為〜、
2dに拾いに行けなくてすみませんでした><。
中の人の色々とHPが足りなさ過ぎて…
せっかく話してくださったのに…。
どうなるんでしょう、わくわく…。
………!
[一陣の旋風が吹いて、咄嗟にきゅっと目を瞑った。
風に舞い乱れた髪が、頬に強く当たる感触と
ふわっと足元の地面から掬われるような浮遊感。
突然、どこからか、明るい音楽と賑やかな人々の声が
微かに聞こえてくる……]
「いらっしゃいませ!」
「メリー・クリスマス!」
[全く同じ、明るく可愛らしい声が二つ、
完璧に同じタイミングで、同時に響いた]
……え?
[慌てて瞳を開くと、眼前にはお揃いの赤いワンピース・ドレスに身を包み、輝くような笑顔を浮かべた、小さな女の子が二人。
腰まである長い金色の髪と、楽し気に輝く大きな金色の瞳。
同じ顔、同じ声、同じ服装…。ああ、これは幼い頃の自分達……]
「まあ。お出迎え、ありがとう。
いつもお揃いで、可愛いわねぇ」
[着飾った初老の女性客は、双子のお揃いのドレス姿に目を細めるが、姉妹の見分けはついていないのだろう。どちらからでも同じだと思ったらしく、まずシリル、次いでレリアの頭を撫でて。
傍に立ち尽くす自分には全く気づかぬ様子で、飾り付けられた賑やかな室内へ]
「…あ、エディおじさん!」
「お願いしたプレゼント、持ってきてくれたかな…」
[次に姿の見えた客は、両親の親しい友人。長身の体躯に、厳し気な表情。けれど優しい、大好きな人だった。]
(…エディおじさん……! お元気そう……)
[最後に記憶に残る姿よりも、やや若い元気そうな様子に、微かに瞳が潤んだ。小さなレリアが気づき、シリルが嬉しそうな笑顔で、大きく手を振る]
「…ね、いつものやって?」
「え―……やるの?」
[いたずらっぽく笑うシリルの提案に、レリアはやや気乗りのしない様子で、小さな眉をひそめる。けれど、その男性が近づけば、
にこ、とシリルの真似をした笑顔になって、一歩前に踏み出し。]
「…どーっちだ?」
「…ほうほう。今日は特別に難しいなぁ…。
シリルかな…レリアかな…シリルかな……いや、レリアだ!」
[両親以外で、双子を間違えたことのないのは、この人だけだった。一目見た時から分かっていたのかもしれないけれど、
いつも、双子の遊びに付き合ってくれた]
「あたり! どうして、いつも分かるの!?」
「…それは企業秘密さ」
[間違われなかったレリアが、どこかほっとしたような、嬉しそうな歓声をあげて、頬にキスを贈る。エディおじさんは、普段は厳しげな瞳を柔らかに細めてそれを受けると、両手で同時に双子の頭を撫でてくれた]
「…どーっちだ?」
「…ほうほう。今日は特別に難しいなぁ…。
シリルかな…レリアかな…シリルかな……いや、レリアだ!」
[両親以外で、双子を間違えたことのないのは、この人だけだった。一目見た時から分かっていたのかもしれないけれど、
いつも、双子の遊びに付き合ってくれた]
「あたり! どうして、いつも分かるの!?」
「…それは企業秘密さ」
[間違われなかったレリアが、どこかほっとしたような、嬉しそうな歓声をあげて、頬にキスを贈る。エディおじさんは、普段は厳しげな瞳を柔らかに細めてそれを受けると、両手で同時に双子の頭を撫でてくれた]
(……ああ、おじさんの手、覚えてる……)
[父と連絡がつかなくなってからは、双子の父親代わりのようだった人の大きな手の感覚が、身に蘇る。
今はもう…失われてしまった、あたたかさ。
それは、星に降りる前に優しく撫でてくれた人の手のぬくもりと、
少しだけ重なるような気がして、
泣きたいような切ない気持ちに、胸の奥が微かに痛んだ]
「…おじさん、お願いしていたプレゼント、持ってきてくれた?」
「ああ、もちろんさ」
[気が気でならない様子のシリルに、おじさんはほんの少しだけ、
得意そうに笑う。ロワン・ディシーはコーラでさえ貴重品>>1:67>>1:423なくらい、輸出入関係の事情の良くない辺境の星だったけれど、政府関係の仕事をしていたエディおじさんに頼めば、大抵のものは何とかなった]
「ほら……可愛いだろう?」
『………みゅ…?』
[小さな双子にもよく見えるように、そっと片膝をついて、コートの前を寛げてくれる。
眠っていたのだろう、ふわふわの白い毛の子猫が、目をしぱしぱさせてから、みゅう…?と愛らしい瞳で、姉妹を見上げた。*]
/*エピソード的には、家庭内クリスマスご飯食べた後の夢で出そうかなーと思ってた子猫エピソードですが、星用に流用。
……どっか具合悪いの?
[返事がないまま、サロンを出て通路へ。
足どりはどこかふわふわしており。]
ねえ、リコリス……どうしたの?
[その足が向かう先は、さっき自分が来た方向。
列車の出口――駅、正確には星。
何だか、嫌な予感がする。
リコリスを追いかけようとした時のこと。
突然視界をふさがれた。]
― 通路・サロン付近 ―
[>>3:445一条、リコリスと別れた後。
列車内をぶらりと散策してみたが、芳しい発見もなく。
収穫といえば、何となく施設などの位置把握くらい。]
>>3:502
あら、あそこにいるのは……ダーリン?
[ワンコのもこもこ着ぐるみではなくとも。
可愛いダーリン(キリト)の姿を見間違えるはずはない。]
ここで会ったが、ひ・ゃ・く・ね・ん・め♪ キャッ☆
[それは、敵に使う言葉というツッコミはもちろんない。
車内に行く手を阻む者もいないのだから。
ウキウキは隠せず。はやる気持ちを抑えきれずにスッと姿を消して、キリトの背後に現れ。
――後ろからそっと目隠しをする。]
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