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― 通路 ―
[>>3:270>>3:371
リコリスと一条の話を聞いて。
サプライズの香りを感じ取る。]
(プレゼントを選ぶ話?)
[目はキラキラ、口元にはいたずらめいたほほ笑みを。]
>>3:233
面白そうね、その話乗ったわ!
[驚かせるのは大好き、それでみんなが楽しくなるのはもっと大好き。
楽しい食事は(生気的な意味で)美味しくいただけるので格別だし。
という、理由もあったり。]
>>3:233
えっと〜、あたしは次の星は用ないし大丈夫よ♪
反省はするけど、後悔はしないもの。
今楽しくいられるのも、その時の選択のおかげでしょ?
後悔したら、その時の自分に超失礼よ。
それに、後悔なんてしてるのがもったいないわ。
もししても、跳ね返せる方法を考える方が好き。
だって、その方が……後でもっと楽しくなるもの。
その時に出来るだけのことしたってね♪
[うふふと、笑った。]
― 教授のサスケハナ号・船長室 ―
[私たちは船長室に通される。
教授と呼ばれる赤い服の少女が話し始めた。]
『改めて多次元航行宇宙船サスケハナ号にようこそ歓迎するわ。
私たちはこの船でさまざまな宇宙を旅行・・・いや、彷徨っているというのが正確な言い方ね。
時間もないから早速本題にはいるわ。
どうやら私と私の助手・・・あのセーラー服を着た子ね、この私たちとあなたたちとは別次元の同一の存在らしいのよ。
あなたたちはどういう状況かはちんぷんかんぷんかもしれないけれど、私たちも自分自身の別次元の存在にこうやって会えるのは初めてなのよ。』
[どうやら博士と教授と呼ばれる人物と私とセーラー服の助手が別次元の同一の存在といいたいらしい。
私には何がなんだかよくわからなくなっている。
もし仮にそうだとしても彼女たちが一体何をしようとしているだろうか、なぜ私たちの目の前に現れたかなぞである。**]
[一族の起源は、地球移民と言われている。
大開拓時代に宇宙に伝播したヒューマン種は瞬く間に、異系人達が繁栄する地へ降り立ち、平和裏にも争乱の内にも新たな種族として認められるに至った。
一族の祖となる初代が、烏黒ダイヤの鉱山の採掘で隆盛して以後は、その財力を元に新たなダイヤの鉱脈を探り当て財貨を蓄え様々な事業に投資も行っている。
それが何の力であれ、何不自由ない生活が保証されているのは、庶人の羨む所ではあろう。]
・・・。
[憂鬱な溜息をついた。
所詮同じなのか?
それとも、まだ選んでいない未来があるのか。]
― ??? ―
[ふわり、ふわり。
体が自然と浮き上がっていく感覚。]
『大丈夫? メル』
ええ。母様がいるから怖くないわ。
[ずっと、ずっと会いたかった。
"家族"はいたけれど、私にとって母は誰よりも大切な存在だったから。
隣にいる微笑みを湛えた姿を見る。
それだけで、心が満たされていくようだった。]
母様、これからどこに行くの?
『私たちがずっと一緒にいられるところ』
[楽しそうに母はからりと笑って。
風が吹くまま、より高く舞い上がっていく。]
[行き当たりの扉を認証後に開いた。
そこにあるのは、烏黒ダイヤの塊と群れ。
こんな”小さな原石”とは比較にならない程の大きさ。
宇宙カジノで見たダイヤも大きかったが、
飾られたこの場の烏黒ダイヤも心を擽る。甘い声で囁く。]
>>3:361
じゃあ、後でね♪
>>3:357>>3:211
穴場の件もありがと♪
[去りゆく一条に手を振ってしばらくして。
列車が停まるくらいの頃には、リコリスとも解散して。]
うふふ、楽しみ楽しみ。
[そのまま、通路を歩いてサロンの方へ行った。
今は列車の探検の方が楽しい。**]
……?
[どこかで綺麗な音が聞こえた気がした。
あれは、何の音だっただろう。]
あ、鈴……。
[遙か下になってしまった、地面を見る。
そこにあるポシェットが、小さな点として見えた。
中にしまっておいた鈴。
出発の直前に受け取った――]
……そうね。
本当は全部分かっていたの。
[瞼を伏せながら苦笑して、小さく息を吐く。]
・・・。
ぷはぁ・・・・・・。
[葉巻から蛙型の煙が跳ねた。]
・・・。
・・・・・・。
・・・。
[烏黒ダイヤの妖艶な囁き声。
シグネットリングの冷たい光が視界にあった。]
ねえ、母様。
『なあに、メル』
[優しい声。お日様の香り。太陽みたいな笑顔。
全部ぜんぶ、心から望んだものだったけれど、]
私が今欲しいのは、この手じゃないわ。
[泣きそうになりながらも、それでも笑顔で選択する。]
『よく、言えたわね』
[母はそれまでと変わらぬ笑顔のまま、優しく頭を撫でてくれた。]
『あなたはひとりじゃない』
[少しずつ大切な人の姿が消えていく。]
『私はメルのおかげで幸せだったから』
[涙で歪む姿をよく見ようと、いつもより多くまばたきをした。]
『今度は自分のために笑いなさい』
[そう言って、世界でいちばん大好きだった人は思い出になった。]
・・・。
こいつが・・・
こんなものがっ、あるから・・・!
俺も、俺の家族も、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!
[椅子を振り上げ烏黒ダイヤの群れへ叩きつける。
その瞬間、全ては黒い無数の羽となって散って消えた。
辺りは黒く、羽の舞い降りる音ばかりが聞こえている。]
― 荒野 ―
[土埃の舞う中、座り込んでいる姿は、周りから見ればおかしく見えたかもしれない。]
母様、ありがとう。
[最近泣いてばかりだというのに、雫はとめどなく溢れてくる。
最後の温もりを逃さないように、ぎゅう、と自分自身を抱きしめた。]
選択に、間違いなんてなかったのよね。
[それに応えるかのように、温もりが消える瞬間、一陣の風が優しく吹いた。]
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