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[いつかは元に戻るもの、それは運命と呼ばれるかも知れない。いくら避けようとも、避けられない時がいつかくる。そして、それを受け入れるのが結果的には幸せなのだ。それが自然の理だのだから」
みんな、いれば、スッチー、寂しく、ない。
[今見送る親友のため、少しでも”光”を作ろう。そう決心した]
[光は、優しく流れてゆく。壺の中にも、外にも平等に]
何も見えない。何も聞こえない。だけど、無じゃない。虚構に見えたとしても、確かに何かがここにある。
[長い夢を見ているみたいだった。いつ醒めるかも分からない夢]
キューちゃん待ってよ〜
[壺は持っていないが、楽しく暮らしている夢だった。これが、幸せなのだと]
[森をすすんでいくと、一軒の家にたどりつく]
ここは師匠の…にしては…
[自分の記憶がある師匠の家よりも新しい感じがする。
と、その家から人が出てきた。
確かに師匠だが、あきらかに若い。]
[しばらくすると10歳くらいの男の子がやってくる]
『おぉ、マルセ坊、いつもお使いすまんの』
[声は懐かしい。そして、その男の子をマルセ坊と呼ぶということは…]
『これが、代金じゃ、ご両親によろしくな』
[男の子に袋を渡している。あれが…自分なのか。
この頃の記憶はほとんどない]
「おじいさん、魔法使えるんでしょう?今度おしえてくださいよ。」
『おぉ、わかったわかった。』
[優しい顔で笑うのは見覚えのある師匠の顔]
[男の子のあとをついて行く。]
ここ…えぇ?ここ?
[男の子がただいまと入って行ったのは自分もよく知る薬屋]
「おかえり、マルセー」
[出迎えた両親は…しかし、記憶にない顔。
自分が記憶している薬屋は高値をつけてもったいぶった、
印象の悪い夫婦と言う感じだったが、この両親からはそんな雰囲気はない。]
(どういうことだ?)
[ふと、店のテレビを見る。そこには街で起こった大規模な災害が映しだされていた。]
『ここに、行こうとしてたんだな。』
『そうね、あの子がどうしてもここを離れたくないと言って残ることにしてよかったわ。』
[そんな会話が聞こえてきた。
…そのテレビの中の光景を見て…思い出した。]
[夢には何度か出てきた、街中が燃え盛るなか、訳も分からず歩き続けているところ。]
(そうか、あれは…)
[両親は自分の将来を考えて、街に移り住むことにした。
街に出てほどなくして、その土地を大規模な地震が襲い、続く火災で街は壊滅。
身寄りのない自分はしばらく孤児院にいたが、
さきほどの師匠が風の噂でその孤児院までやってきて、引き取ってくれたのだ。
自分は大規模な災害と、両親を失ったショックで記憶をなくしていたのだった。]
(実体験だったのか)
[かつての自分は街に行く事を嫌がらなかったのだろう。
それが、今の結果である。]
[幸せそうな光景は、田舎に残っていたらどうなっていたのかを見せるものだった]
(このまま平凡に暮らしたのだろうか)
[しかし、このあとの歴史は、男が知る限り、災害によって政情不安になり、内戦状態になって、男もその余波でレジスタンスの一員になって戦い、仲間の裏切りで洞窟に幽閉されて、そうこうしているうちに内戦も収まっていた。というものだったのだが…]
[景色が歪んで時が流れる]
(あれ?)
[田舎で、薬屋を営む自分がそこにいた]
(あぁ、魔法を会得してないから…)
[両親の元で育ち、災害で被害に遭わなかった遠い街の学校で薬学を身に着けて、田舎に戻って家業を継いだということのようだ。政情不安はその学校に行っていた時の事のようである。
そもそもレジスタンスに入ったのが魔法が使えたからであり、その力がなければ、相手にされなかったというのもあるだろう。]
(それにしては…)
[かなりやつれている。今の薬学やらの知識がない自分が見ても明らかになにか病気であることが分かる。]
[村の人がやってきた]
「やぁマルセーさん、大丈夫かい?
薬屋だって、不養生だと病気にだってなるんだ、医者に見てもらいなよ。
両親が急に亡くなって力を落とすのもわかるが…」
[そんな村の人の勧めに]
「そうですね、近々、街の病院へ行ってきます。」
[弱々しく答えている。]
[病気の自分は店をたたんで村を出た。
しかし、街へ向かうことはなく、山の奥へ奥へと進んでゆく。]
「知ってるんだ…これは…医者に見せても治らない…」
[そんなことを呟いて、ついに洞穴のようなところへたどり着き、倒れこんだ。…そのまま、動かなくなるところまで、黙って見ているしかなかった。
過労とストレスで免疫力が弱り、体中が癌に蝕まれていた。]
…何とかならなかったのですかね?
[男は歩き出す。来た道を真っ直ぐ、“駅”に向かって]
いろいろあっても、今のほうがよっぽどよかった。
[駅に向かいつつ、ひとりごちる]
…今のほうがよかったと…思わせてくれただけなのか?
[それはわからない]
実際は、もっと平凡で、もっと普通に幸せだったかもしれない。
でも、それは見たくないから…?
[自分の意思が歪めたのだろうか?それはわからない]
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私の解釈では、結局自分の幻想しか見えないよってことにしたいかな〜とか
ごめんね、そういう趣旨じゃなかったら。
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